「なんで濡れてるんだ?結露でしょ」アメリカン・フィクション ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
なんで濡れてるんだ?結露でしょ
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アジア人に対する差別をしれっと最後に挟み込んでた。
黒人差別は映画や小説になってもアジア人差別はならないらしい。
ジェフリーが「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンに見えて仕方がなかったのは私だけか。
字幕はさておき、会話が笑える。
妹と。
「俺の本で人生が変わったか?」
「もちろんよ。ぐらついてたテーブルの脚の下に挟んだら安定した」
お手伝いさんと。
「モンクさん!」(ハグ)
「モンクでいいよ」
「この年じゃ新しい名前を覚えられません」
妹と。
「父さんが私に向けた感情といえば、退屈と怒りだけ」
「退屈は感情か?」
「揚げ足取りが好きね」(It’s Detecive Dictionary.)
弟と。
「母さんの様子を見てきてくれ」」
「母さん!!!」
「叫ぶなよ。原始人か?」(Don’t yell. Be civilized.)
コメディとしては◎。
文学の世界にも需要と供給があるらしい。
なかなか書けないモンクが、「空港で売れる本」を書き上げたところ、絶賛の嵐。
赤や黒のジョニー・ウォーカーの横に青を並べたシーン。
わかりやすくて笑える。
どうなっていくのかと興味津々。
タイトルを変えれば出版を取り止めるだろうと、提案した辺りから急降下?急展開?
本が売れ、映画化されることでお金が入ってお母さんを良い(高級)施設に入れることが出来てよかったね。
…という話なのかなぁ。
しかし、お母さんのこと、お父さんのこと、いろいろ深掘りしたくなる内容はたくさん。
やや物足りない。
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