【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価
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今年最高の映画だった
漫画、アニメ、アマプラ未鑑賞で充分楽しめた。
漫画ファンには漫画ファンの、アニメファンにはアニメファンの意見はあると思うのだけど、一本の映画として、過不足なく今年見た映画の中で最高だった。
齋藤飛鳥ファンである事を割り引いても、ストーリーも俳優の演技も最高だった。
そして、この映画を齋藤飛鳥にオファーした人に、感謝したい。齋藤飛鳥のこれまでについて何を知っている訳ではないけど、自身の知りうる齋藤飛鳥のアイドル人生に勝手になぞらえ、泣けてきた。そしてオファーを、受けてくれて有難うを言いたい
実際、観るかなぁ…
YOASOBIの「アイドル」がこれのアニメの主題歌?だった…くらいの前知識。
「ブラックペアン2」をやっていた頃、やっぱり二宮和也の演技いいねなんて話をポロっとしたら、前売り券をもらってしまった。
「いや、そんなファンじゃないからいいよ」と断ったけど、「オシノフキョウモ楽しみの1つなんで!」と嬉しそうに言われてよくわからないけど、もらうことに。
あ、「推しの布教」ね…。
そして特典グッズ目当て?で何枚か前売り券を買ってたみたい。
ファン、ヲタク、推し。
明確な境界線はよくわからないけど…
ファンはライブのチケットなら高くても出すけど、同じCDを1枚以上は買わない気がする。
ヲタクは、全てを収集したくなるし、それが利益に繋がる事にも喜びを感じられる。
見返りをそれなりに求めて、自分の中で勝手に色んな設定を作り上げてる。
推しは…自分の好きな人が他の人にも認められることにも喜びを感じてるってこと?
こちらも収集癖はありそうだけど。
さて、映画。
ドラマのラストを映画でやるということはわかったので…ちょうどよく行くスーパー銭湯にこの漫画があったから、11巻までは読んでから観ることに。
成田凌、すごいな。
アイ役の子、カオ小さい!!
YOASOBIの曲しか知らない状態で観ても、それなりに話がわかるようにちゃんとできてた。
大ヒット?したアニメの実写化だからか、俳優さんは有名どころか脇を固めてくれてて、作品としては楽しめた。
さて、二宮氏。
孤高の人、みたいな設定がそれこそブラックペアン2の天城先生となんか被って、サイコパスな設定でもあることを忘れてしまう。髪色のせいもあるかもしれないけど。
んー、サイコパスの独りよがりな考えっていうのがわかりにくかった。
孤高の天才の先回りした考えな気がしてしまったのは、ブラックペアンの天城を思いだしながら見てしまったからか。
普通に見えて実はサイコパス、は風間俊介の方が合ってる気がした。
さて、さて問題。
もし「15年の嘘」のように公開直前で事件の真相を暴こうとした演者と事件の首謀者である2人が新たに事件にあったら…
そんな映画、観に行くかな。
なんか怖くて観には行かず、それこそこういうクチコミだけ見て、真相は知りたいけど映像では見ないかな…
いや、実際は公開されないのかな?
どうなんだろ。
見終わった後に改めてYOASOBIの「アイドル」を聞くと…星野源の「ドラえもん」みたいによくできてる曲なことがわかった!
実写化としては傑作、作品としては凡作
原作を読破済、ドラマ版を見た上で鑑賞。
原作の終盤のグダグダ感をうまく再構築【正確には独自解釈なのかも知れないが】出来ていたと思う。役者のキャラ造りにも好感が持てるし、実写化として見れば間違いなく傑作と言える。
ただ、純粋に一つの作品として見た場合、凡作の域を超えられないかな。うまくまとめていたけれど、所詮はあのグダグダな結末をうまく見られる様にまとめただけに過ぎない。
15年の嘘を制作した時点で、カミキヒカルが危険な人物だということは、関係者なら分かっていたはず。にも関わらず、結果的に大人達は誰もアクアをフォローしなかったのは理解に苦しむ。
作中のアクアの台詞ではないが、大人がガキを守らないでどうすんだよ?って話だよ。今後放送されるアニメでは、アクア生存ルートを前提で改変してほしいけど、まぁ無理だろうな…。
想像と全然違った内容でした。
“推し”の世界を垣間見る
原作を全く知らないのに、観る気になったのはポスターの齋藤飛鳥に目が留まったから。乃木坂46は年1回大晦日の紅白で観ていたくらいで、白石麻衣には全く興味は無い。 唯一齋藤飛鳥だけはちょっと興味を持っていた。歌っているところは「見たことがない」に等しいが、映画“あの頃、君を追いかけた”で初めて観たときに「お、ちょっと可愛いな」と思い、“映像研には手を出すな!”で見せたとぼけたキャラではちょっと非凡なものを感じた。 以後の映画出演作には気を留めていた。 今秋のTVドラマ“ライオンの隠れ家”でもいい癒しだと思いながら毎週観ていた。
劇場版の前段のドラマとしてPRIME VIDEOで配信されていることを知り、仕方ないので急遽プライム登録して、全部観賞、準備万端で臨んだ。
【物語】
医者のゴロー(成田凌)が勤める病院に入院中のる少女さりなはアイドルグループB小町のアイの熱烈なファンだった。ゴローにアイについて様々教え、ライブに行くことを強く願っていたが、その願いは果たされないまま彼女の命は果てる。
その後ゴローはアイの熱烈なファンになっていた。ある日田舎の病院で産婦人科医となっていたゴローの目の前にアイが現れる。しかも妊娠していることを告げられ、ゴローは驚愕する。しかし、極秘入院したアイが無事に出産を乗り切ることに気持ちを切り替える。 いよいよ出産が間近に迫ったとき、病院に不審な人物の侵入が有ったと連絡を受ける。アイを着け狙う輩あと察知したゴローは彼女を守るためにその人物を追う中、山中で転落してあっけなく命を落してしまう。
ところが、ゴローとさりなはその日産まれたアイの双子の子、アクアとルビーとして、前世の記憶を持ったまま生まれ変わる。 アイドルと母親二刀流をこなすアイに2人は育てられるのだが、わずか数年後にアイは謎の男に殺害されてしまう。アクアとルビーはアイを死に追いやった男への復讐を胸に成長し、俳優とアイドルとしてそれぞれ芸能界に進む。そして、いよいよアイ殺害の真相に近づいていた。
【感想】
上述のとおり、齋藤飛鳥観賞を目的としていたので、中味に期待していたわけでは無かったが、想像していたよりもずっと良かった。アイドルタレント主演の作品でときどき腹が立つのは、多くを期待せず観ても、それでもガッカリするような、制作陣に全くやる気を感じない“やっつけ仕事”作品。「やりたくないのに上に言われて作った」感もろ出しで、気持はわからんではないが、有料作品なんだから真面目に創れよ」と言いたくなる作品だ。観る前はそういうリスクも少し覚悟していたのだけど、本作は十分なやる気を感じられる作り込みだった。
まず感心したのは、普通だったら「Prime Videoの最終回から続き」という作品構成になるわけだが、本作はそうなっていなかった。もちろん、“つづき”の要素はふんだんにあるのだけれど、時系列的にドラマ最終回の次が映画と単純に並べていない。 このあたりにも映画単体としても成り立たせるべく、構成を練った跡を感じられた。
良かったことの2つ目はライブシーン映像。ああいうアイドルのライブに足を運んだことは無いが、臨場感あふれるライブシーンは「これ楽しいかも!」と思わせられた。「なるほど、ああいう風に会場で一体となって“推し”を応援するのは熱くなれそう」と推し活の気持ちが少しだけ理解できました(笑)
さて、そのライブシーンの中で一番感じたのは「齋藤飛鳥ってやっぱり、天性のアイドルなんだな」ってこと。 登場シーンの中でも、ライブシーンのステージ上で踊り歌う姿が一番輝いて見えた。彼女より“新生B小町”の3人の方がライブシーンは多いのだけど、彼女達と比べると「やっぱりホンモノのアイドルは違う」となった。
また、製作陣のやる気を感じられたことのもう1つに二宮和也を出演させたことがある。 (言っちゃ悪いが)この作品に、しかも主要キャストでもない役に彼を出演させるのは簡単ではなかったはず。彼がどういう経緯で出演を受けたのか知らないが、主要キャストではないけれど重要な役なので、彼の登場が作品の印象に少なくない影響を与えたことは間違いない。結構難しい役どころだが、二宮も期待に応えていたと思う。
ということで、原作にもアイドルにも興味がない人でも結構楽しめると思う。
実写化力という意味ではなかなか
マンガやアニメを実写化する上でイメージの崩れるようなところがないのは素晴らしい。
特にキャスティングは隙がなく、アイとmemちょなどは見た目もそっくりで20世紀少年の小泉響子なみのシンクロ率だと思った。また似ているわけではないが有馬カナ、黒川あかね、イチゴなどは原作より役割にあってるような気さえする。
その他も双子やミヤコ、監督はもちろん、吉祥寺先生やアビコ先生、恋リアのユキとノブ君まで全く違和感なく素晴らしいキャスティングだと思った。
作品は基本的にグランドストーリーより個別のエピソードが面白いという印象であるのだが、映画となればグランドストーリーに重きを置くのは仕方ないこと。
グランドストーリーの一番の山場はさりなと雨宮の再会になるものだと思っていたのだが、案外あっさり通り過ぎてしまったのが残念。
ドラマをみて一番不思議だった部分でもあるが、なぜ一話に雨宮とさりなのエピソードがでてこないのかも、劇場版にとっておきたかったということなんでしょう。そのせいでアニメか原作をみないと実写版は意味が通らない部分も多かった。(買い物にいってないのに外であうことを指摘されたり、風呂で考え事してないのに推理が吹っ飛んだり)
とにかく、配役でイメージが崩れることは一切なかったのは良かったんじゃないでしょうか。
東京ブレイドのところで言ってるようにストーリーや設定は都合でいじってもキャラは変えちゃダメというのは皆さん納得してらしたということなのでしょう。
初見でも大丈夫。たくさんの方々が楽しめる作品だと思います。
B小町可愛すぎる!!
ゴリゴリのアイドル映画と思いきやメッチャ面白いサスベンス系映画。 本年度ベスト!!
原作もドラマも知らず齋藤飛鳥さん目当てで鑑賞。
思ってもいなかったストーリーにのめり込んで行った感じ!
齋藤飛鳥さん演じるアイドル歌手のアイが何者かに殺され、アイの双子の子供、アクアとルビーが殺された母親の犯人に、かたきを討とうとするストーリー。
出だしから地方の病院に入院している女の子と成田凌さん演じる医者のストーリーが意味不明(笑)
これが後になって本作の重要なキャラクターとなって行く展開が良かった!
アクアが書いた脚本で犯人のかたきを討とうとする映画の撮影風景はなかなかリアル。
アイとルビーが重なった感じに泣ける。
映画の舞台挨拶もリアルなんだけど、何で「映画.com」なの?(笑)
泣けるシーンも想定外に多め!
1番泣けたのはルビーがアクアの前世が何者なのかを知ったシーン。
素敵な種明かしだった。
お気に入りの二宮和也さんの登場に驚く(笑)
相変わらずの怪演に脱帽(笑)
ラストのB小町のステージに齋藤飛鳥さんも登場して欲しかったです( ´∀`)
面白いとは思うものの
宿命から逃れられない人々の話と思って観たんだよね。
その手の話は昔はけっこうあった気がすんの。「この家に生まれてしまったから……」みたいなね。
いまは階層がそこまでしっかりしてないから、前世の恨みみたいにして転生させんのかな。
そして主人公のモチベーションが復讐となると「復讐果たしてやったぜ、やった」では終われないよね。だからラストがすっきりしないのは、もう、まさに宿命付けられてる。
この作品は、途中の部分はネットで観てねってことなのかな。
観てなくても、なんとなく分かったから問題ないからいいけど。
ていうか、特に途中経過わかんなくてもいい話だね。
オープニングは齋藤飛鳥のライブシーンで始まるんだよね。
やっぱりすごいね。《映像研には手を出すな!》のイメージしかなかったから、全然違った。「いいもん観たな」と思ったよ。
原菜乃華も良い役で出てるから期待してたんだけど、映画では出番がそんなになかったね。ネットで観ろってことだな。
齊藤なぎさは期待通り。
面白かったけど、なんかどうもね。こんなに人殺さなきゃ書けない話なのかなとは思ったな。そのせいで物語に流れる暗さは払拭できず、だからといってそれを上回るテーマがあるわけではない。
あと気になったんだけどさ。
幼いときに性被害にあったために人格が歪んだ登場人物を、あの事務所に所属していた方に演じさせてるよね。すごい気になった。
恐らくこの作品の面白さはストーリーの幹の部分ではなく、枝葉で描かれた色々なことにあるんだろうな。原作読んだりアニメ観たりしてみよ。
漂う完結編の雰囲気が好き
ごめんなさい
予備知識ゼロで鑑賞、十分泣いた、楽しめた!
終わりなき旅‼️❓sign‼️❓gift‼️❓
ドラマの最終話としてみれば☆5つですが、映画単体なら☆2つなので間...
アマプラで最後までやって欲しかった。
アマプラで全話鑑賞したらどうしても犯人や結末が早く知りたくてなってしまい映画館へ。
なるほど、そう言う結末なのね。
ただ何度思い返してみても動機が意味不明でよくわからなかった。
通り一遍の恨みや嫉妬、裏切りにすると安っぽくなっちゃうからああいった感じにしたのかな。
若手の役者さん達は皆ビジュアルも良くお芝居も頑張ってたと思うけど、悲しいかなやっぱあの中にいると原菜乃華さんの演技は圧倒的に際立って見えちゃう。
カミキヒカルの少年時代を演じた黒川想矢くんは「怪物」やTVの「からかい上手の高木さん」で注目してたが、心を失い達観しているような表情がすごく良かった。
片山萌美さん一瞬だったけどしょたコンぶりが超エロ過ぎ。
映画館のチケット確認のお姉さんや隣の席のキレイなお姉さんから奇異の目で見られ恥ずかしかったおじさんでした。
後半が残念。特に新生b小町が残念。
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