【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価
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【推しの子】の実写版としては最高かと。
原作や漫画を実写化する場合に、キャラクター(登場人物)を減らす事は時に許されるが、増やす事は絶対にしてはならない。
AmazonPrimeから続いたこの劇場版についても、何人かのキャラクターがほとんど出番がなかったり、あるいは消されていたが、それは原作コミック16巻分をあの尺に収めるためには必要であり、この脚本家はものすごく丁寧な仕事をしたと思う。
内容の改変については、2.5次元舞台がテレビドラマに変更されたり、映画の完成披露者会で真犯人が騒ぎを起こしてルビーを拉致したり、いくつか行われてはいるが、この実写ドラマ化に当たっては必要であり、その試みは成功だったと思う。
漫画原作が最終回に向けてかなり炎上した事もあって心配したが、実写版ドラマとして上手くまとめ切った手腕には感心する。
思ったより良かった
アイドルと推理と家族が好きな人におすすめ
「行動と映画がリンクする日」
スタッフ&キャストさんたちは良く頑張った感が有る
アニメ版がなかなかに良く出来ていて面白かったので、アマプラで実写シリーズを観て「まあ、これはこれでマンガの実写化としてはアリかも」と思いつつ、ここまで付き合ったのだから実写版のラストは観ておくべきだろう…と、映画館へ足を運んだ。
正直に言えば映画の完成度としては、赤点だと思う。
そもそも原作自体が『推しのアイドルの子供として生まれ変わった主人公たち2人の兄妹が、アイドルだった母親を殺した真犯人を探し出し復讐するという美味しいネタを思いつき、漫画家の画力と構成の巧さで人気を集め、ドラマ的には風呂敷を広げ過ぎて収集が着かなくなったが、なんとか完結させた感じ』だったわけで。
「そんな原作を映像作品としてどう纏めるんだろう?」と怖いもの見たさでチケットを買ったので、その意味では期待以上に良く出来ていた。
実写シリーズを観てすでに判っていた事だが、アイ役の齋藤飛鳥さんの演技も良いし、脇を固めるベテラン役者陣の演技も安定していてよかった。
ただし、主役のアクアとルビーを演じた櫻井海音さんと齊藤なぎささんは主演を張るには、まだ力不足な感じは否めなかった。
…とは言え、原作ストーリーの破綻っぷりを理解した上で鑑賞すれば、スタッフをはじめ各キャストさんたちの頑張りには拍手を送りたくなる出来栄え。
個人的な意見としては、この映画を単体で見たら訳が解らないと思うので、せめて原作の前半部分を描いたの実写シリーズは見た上で見るべきだと思う。
…と言うか、原作を読んでそこに魅力を感じた人が怖いもの見たさで鑑賞する事をお勧めする。
次はアニメ版の第3期がこの原作をどう描くのか楽しみなくらいには推しているので、不思議な力のある作品だとは思っている。
…てか、本質的には漫画家やアニメ版、実写版のスタッフ&キャストさんたちの実力がこの作品を支えているのだろう感じる。
そう言う所が楽しめない方にはお勧めしない。
面白い!
斎藤飛鳥ってすげえな。
なんかエラい端折ってんなぁと思いながら見てたらシリーズものの続編ぽかった。道理でエンディングに見た事もないカットばかりだったはずだ。
原作は読んでないし、アニメも見てない。YOASOBIの「アイドル」でしかこの作品を知らない。シリーズくらいは見といた方がいいのかも。
なんか…物語上の出来事は語られるものの、重要な部分まで表現しきれてない感じ。シリーズを見てない俺が悪いのかもだけど、繋ぎが悪いというか、唐突というか…消化しきれてない感じがする。
ハッキリ言うと凡庸なのだ。仕掛けもなさそう。
あの作者が描く作品なのに…や、あくまで映画しか見てないのだが、普通すぎる。
ただ、そんな中の斎藤飛鳥さん。
彼女は最初オファーを断ったとか。なるほど登場時の台詞とかからすると、乃木坂っていう日本屈指のアイドルグループにいた身としては思う事もあるだろうと思う。なんだけど!
なんだけど!
斎藤さんが演じるアイを見てしまうと、斎藤さん以外が演じるアイがアイじゃないように思えてしまう。
斎藤さんのを見る前なら、選択肢はあったと思う。
でも、彼女のアイを見てしまったら、他のアイが偽物に思えてしまう。
なんだコレは?
アイはおそらく破天荒なアイドルなのだろう。妊娠してもアイドルを続けられちゃうメンタルとか。
アイは「嘘は愛なの」と主張する。確かに嘘も方便なんて諺もあるから間違えではない。
ないが…言い切る彼女が切ない。とてもとても切ない。段違いな真実味があるように聞こえる。
間延びした喋り方とか、おっとりした表層とは異なる内面が浮かび上がってくるようだ。
ぶっちゃけると、斎藤飛鳥は正真正銘のアイドルで、東京ドームを2DAYS満席に出来る程のアイドルだ。
霞むのだ。
B小町の面々が。アイドルと女優にここまでの差があるなんて思いもしなかった。輝きなのか煌めきなのか明確に違う。シリーズの時は良かったのかもしれない。比較対象が居なかっただろうから。
でも、本作にはいる。斎藤飛鳥がいる。
アイドルとしての到達点に何年も君臨してた怪物が。
死に際とかを見るに彼女がどれほどの覚悟を持ってこの役に挑んだのかが伝わってくる。
とても意地っ張りなのだと想像する。
「斎藤飛鳥が斎藤飛鳥でないアイドルを演じる」+にも働けば−にも働きそうなシチュエーション…相当しんどかったんじゃないかなぁと思う。
ズバ抜けてる。
原さんもアイドルしようとしてたけど、太刀打ちできない。本作には役作りをしなくてもアイドルとして立てる女優がいる。
他の追随を許さぬ程のトップランナーが。
同じグループの西野さんとか白石さんでもアレは無理だ。斎藤さんだから出来たんだと思う。
斎藤さんだけ見たら⭐︎5.0の昨品だった。
◾️追記
なんかYOASOBIの「アイドル」を聞き直してみたのだけれど…本作のアイにめちゃくちゃリンクしてんな。狙いなのか、発注からしてそうなのかわかんないけど、ほぼ今作のアイの事だった。
最後の歌詞が最後の台詞とか、よくできてんなあー
アニメ版に戻れなくなってしまった。というレアケース。
1本の映画としては3.5の採点ですが
思い入れなどもあり4.0としました。
アマプラ版はすべて鑑賞
アニメは2期まで鑑賞
原作マンガは未読です。
アニメでファンになり、実写も楽しみにしていました。
まず、キャストがすばらしい。
漫画原作だと、どの作品もコスプレになりがちですが
とてもうまく再現しています。
その中でも原作、アニメのキラキラキャラに負けていない
斎藤飛鳥さん、見事にはまっていました。
櫻井さん、斎藤なぎささん、原さん、あのちゃんも
本当に存在感あって、この作品に関わって良かったと思います。
みなさんの次回作への期待が高まります。
新生B小町のステージも普通ならダサくなりそうですが
逆に感動して鳥肌ものでした。
MV出身監督の真骨頂ですね。
原作の設定や業界の描き方がリアルなこともあり
アニメよりも実写のほうが向いていたのかもしれませんね。
その証拠に実写が良かったので
振り返りでアニメを見直したのですが
実写の印象が強すぎて、絵柄に少し抵抗が出てしまいました。
後半、作画レベルも下がってましたしね。
これはかなりのレアケースです。
1つ難点をあげるのなら
アマプラ配信版の編集パートがなくてもよかったかも。
それがなければ、新撮パートをもう少し丁寧に描けたかもしれませんね。
追記:
かなりB小町にはまってしまったようで
4曲の配信や公式Youtubeを繰り返し見ています。
原さんが尊い...
今年1年限定で活動続けてくれないですかね。
最高!
推しの子、原作知らないけど、アマプラの実写ドラマから見始めて見事にハマってしまった。映画は前半部分すごく良かったんだけど、できればドラマ枠でやって、後半部分を丸々映画にして欲しかった。そうしたらもっと深くじっくり描かれたのでは、と思う(…と,同じ意見の人が沢山いたのでホッとしたけど)。それにしても、実写版こそ成功といえるような作品だなぁと思った。転生ものとか、「またか」と最近の流行りのカテゴリにうんざりだったけど、いざ観てみたらまるでサスペンスみたいだし、劇場版のアクアとルビーが泣きながら抱き合う姿とかマジで私も泣いてしまった。アイドルのライブもこんなに可愛いものなのか、と同性ながら圧倒。アニメより実写の方が好きと思える作品でした。これから、原作を見ようかな。
推しの子の実写を観てから、アイドルとかオタクとかの、見る目や概念変わりました。原ちゃん,特に主人公?!くらいに可愛いし。私はもうおばちゃんだし、女ですが、それでも凄く楽しい!作品の内容は真逆に重くてアイドルのキラキラさだけではなく闇もあって。でも全部見てから、映画のラストのシャイニングソングが名曲過ぎる。
2024年公開映画の中でダントツに良かった
実写化 奇跡の仕上がり
アニメより実写の方が好きと思った作品は初めてです
漫画は読んでいません。
アニメは2期の最後まで観ました。
アマゾンプライムのドラマも全て観ました。
その上で
この実写、大好きです。
漫画読んでいないのでわかりませんがおそらく
実写はわりと駆け足で展開したんだと思いますが
話がわからなくなるほど端折ってるわけでもなく
むしろ非常にわかりやすく思います
駆け足が功を奏しているかな、と
アニメの方が中だるみがあって途中が退屈だった
キャストは完璧にハマっていると思うし
そのおかげでとても感情移入できて
ウルっと来る場面も多々あり
キャストのみなさん本当にすごいと思う
また
出来ればアマゾンプライムのドラマを全部観てからの方ががいいと思います
この映画はドラマの最終回みたいなものですので
途中ふと思ったのは
キャストのみなさん
演技をしている人の演技をしている人の演技をしているんだなぁ
と思ったら
役者さんってほんとにすごいな、と
みなさん全員
演技が上手な俳優さん揃いだからこそ
完成された作品なのかなと思いました
あと
B小町のライブ映像は映画館で観る価値アリです
アニメを追い越した形になるので
アニメの続きも楽しみにしたいと思います
おもしろかったです。
本日休みのためTOHO新宿にて鑑賞しました
ここからネタバレします
原作の漫画、ドラマは未読です。
斉藤飛鳥ちゃんが主演しているので鑑賞しました
いや正直おもしろいかったです。
「スマホを落としただけなのに」から成田凌のファンになりました
やはり好青年役はにやいますね
生まれ変わり推しの子として復讐に燃えますが、、!
あと画像ですが過去は画像度があらかったようにかんじましたが?🤔😓😃
飛鳥さんと二ノ宮の役は親からの愛情が受け取れず、アデンディが薄い子として絵ががれていてとても共感しました。
中学生の二ノ宮の演劇のところは
ジャニーズを想像しましたが、、
シャレにならない表現でした
脚本がしっかりしていたので見てい面白かったです。
飛鳥さんが亡くなるシーンですが
なんて素敵なシーンと胸が熱くなりました
目を開けたまま亡くなり
その姿勢が素敵で
カメラが引きで撮っていましたが、
私にはこれは名シーンになりました。
まだまだ書きたいことはいっぱいありましが
ただ二ノ宮の描き方が
パーソナル障害に近く何お考えているのか
私にはわからなく、、
難しい😓かったです。
この映画の関係者の皆様お疲れ様でした。
ありがとございました。
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪😃🤗
ライブと映画、両方楽しんだ感覚
「演じる」ことが題材の実写化
キャストが発表された時点から批判的意見を目にすることが多かったが、ドラマ含め今回の映画はどのキャストも演技力、ビジュアル共にハマり役が多くいた印象だった。
昨今の実写化に対する世間の目は厳しいもので、その上今作品は「演じる」という言葉がたくさん出てくるものであり、出演している人たちはプレッシャーや高いハードルがあったと思う。
最初は話題の作品、ニノの出演という点で観にいったが、とても演技力の高さに感動した作品だった。
炎上騒ぎで気になって見た
原作の結末あたりが酷いという炎上騒ぎで気になって実写版はどうなるか気になって、原作漫画読書して、アニメ未視聴、アマゾンプライムドラマ版全話見てから見ました。
・キャラクター配役はマッチしてると思う。ビジュアルも小物も背景美術も申し分ないクオリティ。
・ストーリー、、、アマゾンドラマ版と対になってる。
ドラマ版で見れない部分が映画で解明されてて、映画で分からない部分がアマゾンプライムドラマ版で見れるようになってて、全話理解するにはどっちも観ないと分からない仕組みになっていた。商売上手だけど、なんだかな〜、、、。
・原作漫画の結末があまりにも酷いと思ってる派なので、実写版でなんとか良い改良されてると期待してみたが、そうでもなかった。
⚫️体があるかないかの違いだけで、話には深みがなかった。それでもドラマ版は丁寧に作られてるのに対して、実写映画版は駆け足で作られてるので、どっこいだなーって。
原作と比べたらまだマシなレベル。
あの後半の膨大なボリュームを一時間足らずでまとめたのが良くなかったかな〜と思う。2部作くらいに分けてして欲しかった。
100点満点ではないけど良改変だった
推しの子は原作の漫画はかなり好きでしたが最終回付近4〜5話くらいにかなり不満を持っていました。そこで実写の評判が良かったのでドラマシリーズは視聴してませんが映画館で観て来ました。個人的にはかなり良い改変だったと思います。
・ラストの改変
まずラスト周りのアクアの行動原理が原作より理解しやすくなってました。カミキヒカルをその場で殺さないといけない理由が原作よりも説得力があった。ルビーの誘拐を無理矢理ドーム公演の朝ではなく映画の挨拶の時にしたことも説得力が増す要因だったの思う。
・有馬かなについて
原作の方でやりたい放題やって非常識キャラが定着してしまった有馬かなですが映画の尺の都合上非常識な部分がカットされていたので、有馬かなでありつつ、普通のヒロインになっていたところが良かったなと思った。それと卒業ライブにアクアが来ていたところが原作勢かな推しにとってはとても救いになったんじゃないかなと感じた。
・サブキャラのカットについて
原作で「このキャラってなんだったの?登場する必要あったか?」って感じのキャラが何人かいたが軒並みカットされてたので話としてややこしくなくて見やすくなっていたと感じた特にツクヨミをなかったことにしたはかなり英断だったと思う。ただそれでも殺された片寄ゆらは可哀想w
・尺について
製作陣の映画だけ見てもわかるようにしたいと言う気持ちが伝わった。ただ前半の幼少期パートがあまりにも長く、それで後半が駆け足になってしまっていた点が唯一残念な点だった。特に、ルビー闇堕ち→前世バレの展開は推しの子の原作でもトップクラスに盛り上がった展開で個人的にも期待していたシーンだったのでもう少し丁寧にやって欲しかったという気持ちはあった。
全体としては原作のラストがかなり賛否あったので、原作とは違った終わりとして実写版があって良かったと思った。
「推し」と「死」についての一本、か?
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