「〜前評判と原作を凌駕した稀有な傑作〜」【推しの子】 The Final Act 田舎の破壊者QuarterBoiledさんの映画レビュー(感想・評価)
〜前評判と原作を凌駕した稀有な傑作〜
人生で1番、映画三昧に過ごした2025年の始まりを告げた作品(初めて元日に劇場鑑賞した映画)。
漫画、アニメ、そして実写。普通だったらこれだけのメディアミックスやったらめちゃくちゃになる。奇しくもそのメディアミックスを行うことによって起こる功罪なんかも描く、かなり独特の、かなり異質な物語である、「【推しの子】」。
でも俺はハマってしまったんだ。そしてこの作品は、そんな自作自演のパラドックスを見事に昇華させてみせた。
先にアマプラで放映された実写版推しの子からして、まさかの奇跡が起きていた。個人的に重要と考えてた(ドアホウなマスメディアは星野アイ役の齋藤飛鳥ばっか騒いでたが)、星野愛久愛海(AQUA)役の櫻井海音、星野瑠美衣役齊藤なぎさ、有馬かな役原菜乃華(←ここ最重要!)、MEMちょ役あの(←キャスト発表時、唯一スッと入ってきた)、黒川あかね役茅島みずき(←これが最も大変だったと思う、お疲れ様でしたっ!)の5名が、とにかくTVシリーズ版から演技が凄かった。有馬かな推しだった俺にとって、原菜乃華さんは見事に、いや期待以上に有馬かなを3次元化させてくれた。ついでに原菜乃華さん推し、原菜乃華さんだいしゅきになってしまった。
そんな前置きがあったのと、散々賛否両論噴出(いや否が圧倒的に多い)していた原作を、不自然にすることなくものの見事に改変してみせた(原作改変が期待される稀有な作品(笑))
だから、個人的には文句無し。これから話が進むアニメ版への期待感も込めて。アニメ第3期は、2026年1月放映開始だよーっ!!2026年も、【推しの子】FEVERは止まらないっ!!
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