「なんにせよさ」【推しの子】 The Final Act momoさんの映画レビュー(感想・評価)
なんにせよさ
なんにせよさ、元気に育ってください。
母の願いとしてはそれだけだよ。
母親になれば子どもに対しての究極の願いは元気に育つこと。
例え自らの命を突然奪われても子どもたちに復讐して欲しいとか自分のようなアイドルになって欲しいとか、そんなことは思わないんだけど子どもの方からしたらそうもいかないのか、ましてや転生していたら…
アクアマリンとルビーはどちらもただ元気なだけでは済まない。
アイのされたネグレクトやカミキヒカルのされた性的虐待と状況は違えど、2人は最初は傷跡を舐め合うような関係だったのかな。
歯車が狂っていきアイは刺されて死の淵では、
こんなにも死にたくない日が来るなんて
…
母親は子どもを産むと強くなる、生きようとする。それでも命を失っていく無念さが切ない。
ルビーがアイの役を演じている時は胸が締め付けられるようだった。
有馬かなの卒業ライブは何度もも、見返したいほど
すばらしかった!
推せる誰かがいるのは幸せだ。なんにせよさ、好きなものは推していこう!
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