「「推しの子」の実写、としては100点ですが、、、」【推しの子】 The Final Act おでんさんの映画レビュー(感想・評価)
「推しの子」の実写、としては100点ですが、、、
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推しの子の実写版。注意しないといけないのが、劇場でやっているのは、冒頭の転生前のシーンと、隠し子発表後からラストまで、を切り取った部分だけです。
なので漫画、アニメ、アマプラのいずれも全くの未読だと、後半がさっぱり意味分からない構成になっています。
推しの子の実写版、としては100点では?と思います。やっぱ、アイドルものをガチのアイドルが演じている訳ですから、アイの齋藤飛鳥、ルビーの齊藤なぎさ、MEMちょのあのちゃんは、ガチですもんね〜。
そんななか、ロリ先輩こと有馬かなを演じた原菜乃華は、女優一本の人ですが、立派でした。彼女は天才だったかは知らないですが、6歳から子役で出ていましたし、風貌もリアル有馬かな、でした。
一方で、この作品のリアリティ度を考えると「実写にする意味ってある?」って思いました。内容ではなく、シーンのリアリティ度って、漫画やアニメの過剰な演出で成り立っているもので、実写にすると感動的なシーンほど、醒める気がします。
これだけの人気作品ですから、原作の再現度に拘っているのは分かるし、それは充分できていると思います。ただ、この作品自体が、実写には向いていないね、ってことかな〜。
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