「ワカンナイ?」ラ・コシーナ 厨房 うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ワカンナイ?
なにを描きたいのかよくわからない。
移民の悲喜こもごもを描きたいのか?
アメリカの移民の扱いへの抗議なのか?
それとも、移民への侮辱なのか?
途中で、話しの展開がよくわからなくなった。
映画を観ながら、ぼんやり考えたことは、なぜ、中南米は、スペイン語とポルトガル語の二言語だけなのかということ。ヨーロッパはあの狭い地域に、英語フランス語ドイツ語イタリア語ロシア語ノルウェー語フィンランド語オランダ語スウェーデン語等々とたくさんあるのに。キリスト教が世界人口の3割を占めるといっても、大地に水が染みこむようにキリスト教が広がったのではなく、大地を焼き払ったあとに、キリスト教を植えただけだろうと思ってしまう。とんでもないことである。
アメリカとメキシコの合作なのに、メキシコ人の軽薄さ単純さばかりが強調されているようで、実に不快な気持ちになった。メキシコがんばれ!
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