沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦 : 特集

2024年2月5日更新

「ゴジラ」「君生き」等に続く“世界を食う日本作品”
クオリティに度肝を抜かれたい時は、これがオススメ!
劇場版とその続きを内包した“完全版”…体感するなら
今がベスト・タイミング&ベスト・コンディション!

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ここ最近、世界各国で絶賛される日本の作品が後を絶たない。例えばアカデミー賞にもノミネートされた「ゴジラ-1.0」や「君たちはどう生きるか」がそうだ。

これらの作品の“衝撃的なクオリティ”が忘れられない“あなた”に、映画.comはひときわこの一作をオススメしたい。Amazon Original ドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」だ(2月9日(金)からPrime Videoで世界独占配信)。

日本のAmazonスタジオが高い技術と大きな予算を投じた渾身作であり、そのスケールとクオリティが世界のトップ・オブ・トップと互角であることに、ひたすら驚かされるはずだ。

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ちなみに「沈黙の艦隊」というと、2023年に実写映画が公開され興行収入13.7億円の大ヒットを記録した。しかしあえて言うと、今回のドラマは、映画版を観ていなくても問題なく楽しめる!

もっと言うと、この記事をクリックした“少しでも気になっている人”は今がまさに「『沈黙の艦隊』を観るベストタイミング」! きっとあなたは、作品の力に“食われる”――。

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【予告編】240以上の国や地域で世界独占配信 観られるのはPrime Videoだけ!

累計発行部数3200万部超(紙・電子)の大ヒットコミックを、主演・大沢たかおで実写化。絶対的なカリスマが駆る原子力潜水艦をはじめ、日本の海上自衛隊、アメリカ海軍が繰り広げるバトルシーンや、豪華キャストが織りなすスリリングな人間ドラマが大きな見どころとなる。


【作品概要】劇場版の物語+拡張するシーン+結末の
続きを描く…つまりこれが「沈黙の艦隊 シーズン1」“完全版”!

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本記事では作品の魅力をガシガシとお伝えしていくが、まずは概要とおすすめの楽しみ方をご紹介しよう。


●原作や劇場版が気になっていたけど、観ていない人へ…今こそ“観る時”がやってきた!
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本作は全8話構成。第1~4話中盤が劇場版の物語を踏襲した内容(劇場版と全く同じ映像ではない)で、4話中盤~8話が新たに映像化された物語なので、「沈黙の艦隊」を体感するには本作がベストタイミング&ベストコンディション!

かくいう筆者は「劇場公開時に気になってたけど、原作も映画も見逃してた勢」だったが、本作は夢中になってイッキ観した(記事最後にレビューを書きました)。映画で描かれた内容もしっかり堪能でき、さらなる物語にも心震えた。映画.comユーザーの皆さんにもぜひ同じ楽しみを堪能してほしい。


●原作ファンや、劇場版も観たという人へ…拡張シーン&劇場版ラストの“続き”を描く、まったく別の渾身作に昇華している!
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劇場版は多くの原作ファンを唸らせたものの、尺の都合もあり、映画としてメインふたりの対決プロットとして再構成されている。が、本ドラマでは劇場版ではやむなくカットされた多くの登場人物の“拡張シーン”を多数盛り込み、物語を見事に補完している。

さらにさらに、2話の途中で独立宣言(映画版における最もドラマティックなシーン)があり、それ以降は多くの未公開シーンと共に、劇場版の続きへと物語は進んでいく。あらゆる観点から劇場版とは別物の“完全版”と言えるほど、本作は進化しているのである。

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また、原作ファンの方は、作品のサブタイトルにご注目。原作でも特に人気の高いエピソードが、度肝を抜くスケールで映像化された様を、刮目して待っていてほしい!

※配信スケジュール:2月9日(金)から240以上の国や地域で世界独占配信。同9日に1~6話、同16日(金)に 7~8話が配信される。

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【さらなる魅力とは?】それは圧倒的クオリティ!
「ゴジラ-1.0」などに続く、世界レベルの映像体験

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さて、次は世界のトップ・オブ・トップと絶賛されてもおかしくない作品だということを熱弁していこう。


[圧巻スケール]Amazonスタジオと、「キングダム」シリーズ&「ゴールデンカムイ」制作のクレデウスが総力あげて映像化
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Amazonオリジナルドラマと冠されているだけに、Amazonスタジオが製作。日本の同スタジオが大型の予算を投じて生み出したのが、この「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」である。

そして制作は「キングダム」シリーズ、「ゴールデンカムイ」など大ヒット実写映画を生み続ける“クレデウス”! さらには海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦(日本のエンタテインメント作品では初めて)と、日本屈指のVFX技術を融合し、壮大な傑作漫画を実写化した……湧き上がる期待を損なわない、圧倒的なスケールの映像体験が味わえるので、乞うご期待!


[驚がくの見応え]心震える人間ドラマ、迫力のバトルアクション、興奮必至の頭脳戦、“核保有がもたらす力”という重厚テーマが大きな見どころ
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作品の“中身”もぎっしりと詰まっている。観れば実にさまざまな刺激に満ちており、あらゆる感情を揺さぶり大満足の時間を味わうことができるのだ。

主要キャラクターの1人である江口洋介は、視聴者に対してこんな言葉を寄せている。

江口「強い信念と情熱を持った人間たちが、国を守るため、命をかけて立ち向かっていく様が、よりドラマチックに描かれ圧倒的な映像になっています。潜水艦に乗っているようなスリルと臨場感をぜひ体感していただきたいです」

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加えて言うと、ドラマ、バトル、あらゆるシーンを通じて、物語は私たちに「1人の人間でも、核兵器を持っていれば、国家という巨大な力に対抗できる」という重大なテーマを伝える。その先にある結末とは……? この作品をオススメする最大の理由は、1話ごとのすさまじい見ごたえなのだ。


[豪華すぎるキャスト]大沢たかお VS 玉木宏! 日本を代表する面々が“世界を食う”熱演
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主演は大沢たかお。そして玉木宏、上戸彩、江口洋介、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、中村倫也のほか、日本におけるオールスターキャストが結集し、触れればたちまち火傷してしまいそうな熱量で演じきる。

そしてスタッフには劇場版「沈黙の艦隊」の監督・吉野耕平(「ハケンアニメ」など)らがメガホンをとり、プロデューサーには同じく引き続き大沢たかお、松橋真三(「キングダム」シリーズ、「ゴールデンカムイ」など)らが名を連ねる。キャスト・スタッフがその力量をフルに発揮し、世界を食う勢いの映像世界を創出したのだ。

さて、観る準備は整っただろうか?

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【原作&劇場版未見で観てみた】実際、楽しめるのか?
ハリウッド大作に見劣りしない迫力に、大満足の3日間

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それでもまだ迷っている人向けに、記事の最後にレビューをご紹介。映画.comの編集者が「観始めたら止まらなかった」3日間の体験談をお届けする。


●筆者紹介
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父親が原作の単行本を集めており、実家の本棚に並んでいたが未読。話題となった劇場版も、恥ずかしながら未見。

以下、レビュー。


●1日目:第1話を鑑賞 前評判以上のクオリティに感動「ついに日本の作品がここまで…!」
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事前情報として「クオリティがすごい」と聞いていたが、正直、半信半疑だった。しかし1話を実際に観ると……前評判以上のクオリティじゃないですか、これ!!

予告編にも収められているが、潜水艦に関する描写が良い! 第1話序盤でいきなり海中での戦闘があり、緊迫感が異常。CGも素晴らしく、ありがちな「ここチープだな」となり現実に引き戻されることがなかった。「ゴジラ-1.0」や実写版「幽☆遊☆白書」を目撃したときの「こんなすげえ映像、観たことない!」と驚いたあの感覚が、またぞろブワッと脳裏を駆け巡った。

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1話エンドロールの頃には、僕は良作に巡り合った喜びから、目をきつく閉じていた。あと、第1話から大沢たかおとユースケ・サンタマリアが印象的だった。彼らのキャラクターの余韻にも浸りつつ、1日目の鑑賞は終了。


●2日目:第2、3話を鑑賞 大沢たかおの“ベストアクト”にうっとり「王騎を超えたのでは?」
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18時。リモートワークを終え、いそいそと再生ボタンを押す。今度は第2話、3話のキャスト陣の演技から目が離せなかった。

物語の中心は海江田役の大沢たかおなので、彼の演技が作品の成否を分けるといっても過言ではない。その点、大沢はえげつなかった。神の視点を持っているかのような存在感は、近年の大沢のハマり役である「キングダム」シリーズの王騎を超えるのでは?と思うくらいの“ベストアクト”だった。

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そんな大沢に対峙する玉木宏も負けてない。噛みつかんばかりの眼光を常に大沢にぶつけ続け、これまたすさまじい存在感を画面全体に刻んでいく。

第3話には本格的に大沢と玉木が直接対決。面と向かって火花を散らせる様子は序盤のハイライトだ。人々の血の通ったドラマが胸をアツくさせ、強い満足感を与えてくれた。

そして3話クライマックス、大沢演じる海江田が大規模な戦闘を開始させ、エンドロール。「いや、面白いなこれ!!」と思わず額を叩きながら、この日は視聴終了。

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●3日目:第4~6話を鑑賞 バトルの興奮がえげつない! もう寝なきゃなのに、連続視聴が止まらない
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「早く続きが観たい」と、もう視聴の勢いが止まらない。4話冒頭からバトルアクションがとことんすごかった。

海江田たちの乗る潜水艦めがけ、戦闘機や空母から雨あられとミサイルが乱れ飛ぶ! そして魚雷も迫る! 軽快かつ勇猛な交響曲がBGMに挿入され、爆炎と衝撃波が絶えない戦闘が迫力たっぷりに繰り広げられるのである。壮絶な映像と上品な音楽のギャップがたまらない!!

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そして、バトルは海だけではなく陸でも起こる。海江田の蛮行により日本とアメリカの間で国際問題が勃発し、江口洋介扮する内閣官房長官らが、アメリカ大統領と対峙。腕力ではない、交渉による“頭脳戦”が、これまた筆者に別種の興奮を引き起こしとても面白かった。

さらに興味深いことに、原子力潜水艦など強力な“武器”による抑止力というモチーフが、ひとつのメッセージを浮かび上がらせる。それは“平和への希求”。私たちに「戦争のない世界は実現できるか?」と問いかけてくるようにも感じた。

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さらに、さらにさらに! 4話からは、海江田の行動の直接的・間接的な影響を受け、それぞれのキャラクターが成長/変化していく過程が、特に鮮明に描かれる点も良い。例えば、笹野高史演じる弱腰の内閣総理大臣が、あることをきっかけに、大国・アメリカと強硬に渡り合っていく。上戸彩扮するキャスターは、隠匿される真実を暴くため、信念の炎を燃やし行動し続ける……。

物語が佳境を迎え、海江田の真意が明らかになることと並行して、彼・彼女らは悩み、立ち止まり、そして本当に大切な何かを手にしようともがく。バトルとともに映し出されるヒューマンドラマを目の当たりにし、いつの間にか僕は「もしも自分だったらどうする? 何を思う?」と、自分のことのように感情移入していた。

体のあちこちからこみ上げるアツいものを感じ、深く考えさせられつつ、第5話が終わり時計を観ると午前2時。明日も仕事だからもう寝なきゃなのに、僕は睡眠時間を削って第6話も観た。


●そして4日目へ:今から第7、8話を観る…クライマックスへ向け、とんでもなくすごい展開になるらしい。
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各話、毎回「1話あたりどんだけ予算かけてるんだ?!」と喫驚(きっきょう)するくらいの仕上がりで、ハリウッドの大作映画・ドラマを観た時のような圧倒と満足をひしひしと感じた。

そして、どうやら第7、8話は「もっとすごいことになっている」とのこと……まだまだ楽しませてくれるのか!?

ということで、この原稿を書き終わったら、僕は「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」のクライマックスを見届けようと思う。あなたもぜひ、Prime Videoで“すごさ”を体感してみてください。以上、お疲れ様でした!

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©2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. かわぐちかいじ/講談社

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