RED SHOES レッド・シューズ

劇場公開日:2024年3月15日

RED SHOES レッド・シューズ

解説・あらすじ

バレエを踊り続けることで喪失を乗り越えようとする少女の姿を描いたオーストラリア発のヒューマンドラマ。

バレエの名門校に通う才能豊かなダンサーのサムは、自身がプリマを務める演目「赤い靴」の上演間際に、同じバレエダンサーで憧れの存在である姉の訃報を受け、ショックのあまり踊れなくなってしまう。心に深い傷を負った彼女はバレエから離れ、自堕落な暮らしを送るように。ある日、万引きをして社会奉仕活動を命じられたサムは、以前通っていたバレエ学校で清掃の仕事をすることになり、当時のライバルやひそかに恋心を抱いていたダンスパートナー、厳格な師との再会を通して、バレエへの情熱を取り戻していく。

世界有数のバレエコンクールで金賞を受賞した経験を持つ主演のジュリエット・ドハーティを始め、キャストには実績のあるダンサーたちを起用し、バレエシーンもすべて本人が演じた。オーストラリア・バレエ・カンパニーのプリンシパルであったダニエル・ガウディエッロが振付を担当。

2023年製作/111分/G/オーストラリア
原題または英題:The Red Shoes: Next Step
配給:彩プロ
劇場公開日:2024年3月15日

スタッフ・キャスト

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(C)2023 One Tree Productions

映画レビュー

3.5 【”ここが、私の生きる世界。”今作はバレエ・アカデミーのプリマドンナだった姉を事故で失った妹が、深い喪失を仲間の支えで乗り越え、ショックで踊れなくなった”赤い靴”を踊る青春映画である。】

2025年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■バレエ・アカデミーに通うサマンサは、自身がプリマの演目「赤い靴」の公演間際に、憧れの存在であった同じバレエダンサーの姉、アニーの事故死を耳にし、ショックのあまり踊れなくなってしまう。
 精神的に大きな傷を負ったサマンサは学校をやめ、自堕落な暮らしをしていたが、仲間達の励ましもあり、徐々にバレエの情熱が戻って来るのであった。

◆感想<Caution!内容に触れている、かな?>

・ダンス映画が好きである。
 ストリートダンス、今、流行りのブレイクダンス、インド映画の一糸乱れぬ高速群舞も堪りません。

 だが、クラシック・バレエ映画はその芸術性において、少し違うポジションにあると思う。今作もそうだが、踊りの難易度が高い為、実際のバレリーナを起用するケースが多い。今作で、サマンサを演じたジュリエット・ドハティも、実績の或るダンサーだそうである。

・バレエ映画は、ドキュメンタリーも好きで、特に身体に刺青を入れ、異端児と呼ばれたセルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー2作は、パンフレットも買ったモノである。今では役者もやっている方である。
 ヌレエフが亡命する過程を描いた「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」も好きだなあ。

・世間的には「ブラック・スワン」や「リトル・ダンサー」などが有名なのだろうが、今年で言えば、実在するバレエダンサーをモデルにしたサスペンスタッチの「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」が面白かったモノである。

<何故に好きかというと、クラシックバレエは絶対に踊れないというか、あの踊りの凄さは体操競技に繋がる気がするからである。人間が極限まで訓練を重ねた結果だと思うからである。
 という訳で、スポーツ映画全般が好きなのだが、芸術的な点がスノッブ男の心をくすぐるのであるよ。バレエ映画が一体何本あり、今までに何本観て来たのか分からないが、今作の様にラスト、多幸感に浸れるものも、ミステリアスなモノも皆好きである。
 次に出て来るダンス映画は何だろう。”ダンス映画に外れなし”が持論である。>

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NOBU

未評価 バレエと音楽

2024年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 心に傷を負って一度は離れたバレーの道へ戻るまでと言う王道物語で、現実のバレーダンサーが演じているので確かなリアリティだが、物語にもう少し凹凸が欲しいし、人物描写が少し雑かな。何より、途中で何度か入るボーカル音楽が全く合っていなくて物語を寸断していたのが残念。

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La Strada

4.0 いい作品なのにもったいないよね

2024年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

歩きスマホはダメだし、劇場ではスマホにでちゃだめ。電源は落としておきましょう。lineで既読にならないからとキレる友人とは距離を置きましょう。つまるところ大人としてちゃんとしておけば、何の問題も悲劇も起きなかったはず。せっかくバレエの才能と美貌に恵まれているのだから、しっかりしなきゃもったいないよ。でもバレエのシーンは最高に良かった。それだけに、この人たち馬鹿じゃないのと思ってしまうところも多くて、ちょと残念な作品。

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うさぎさん

2.5 可もなく不可もなく

2024年5月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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みき