「ものすごいつまらなさ」箱男 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
ものすごいつまらなさ
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永瀬は段ボールに入り、くり抜いた穴から外を観察してた。
すると謎の男から襲撃を受け、腕を銃で撃たれる。
病院に行った際、そこの医者が襲撃犯だと分かった。
箱男は一人しか存在できんので、権利を譲れと医者が言う。
拒否すると戦いになり、よく分からんが負けて権利を失う。
でラスト、「一方的に観察してる箱男はあなただ」で終了。
いや、ちゃうし。
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永瀬が何者かも分からんし、全てが観念的かつ抽象的過ぎ。
映画館で見たら大体楽しいのに、こんなにつまらんなんて。
はよ終わらんかなってずっと思ってたわ。
ラストだけは少しなるほどと思ったけどな。
スクリーンの中がいくら危険だろうが一方的にそれを眺め、
何のリスクもなく勝手に同情したり感動したりしてる観客。
登場人物から見れば、実に利己的で無責任な存在やろな。
でもそれで全て伏線回収されるなんてことも全くなく、
やっぱりただ退屈な映画やったことに変わりはないけどな。
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