ビーキーパーのレビュー・感想・評価
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養蜂家が養蜂家。
アメリカの片田舎で養蜂家として隠遁生活するアダム・クレイの話。
納屋を貸してくれ、唯一の恩人でもある老婦人エロイーズがフィッシング詐欺に引っ掛かり全財産をを騙し取られ自殺、…その復讐の為に動き出すアダム・クレイだったが…。
恩人の死で謎の組織に連絡、FBIでも調べきれない事をサラッと調べ、エロイーズを死に追いやったフィッシング詐欺会社へ辿り着いて見せて行くけれど。
恩人の死からここまで大事になっちゃう!?と思うものの観ていて爽快、気持ちがいい!
観進めれば「誰に目を付けられたか分かるか」と言う女性大統領のバカ息子の面倒を見るウォレス、そのウォレスが正体を知るからこそ恐れている姿に何ともワクワクさせられ。
私の中でジェイソン・ステイサムの作品にはハズレがない!と思っていたもののキャッシュトトラック以降正直刺さらない作品が多く…、本作のストーリーはシンプルだけど待ってました!なジェイソン・ステイサムらしい作品!で面白かった。
ジェイソンくん、強過ぎ!!
痛快さ満点だが、現実性には無理がある
🐝あらすじ
アメリカのバランスを均衛に保つ秘密組織「ビーキーパー」を引退したクレイは田舎で養蜂を始めた。身分を失っているクレイに唯一優しくしてくれたエロイズは家の納屋を貸してくれて、クレイとエロイズは友好な関係であった。しかし、エロイズは特殊詐欺にあい自ら命を絶った。クレイは復讐を開始する。
🐝よかったところ
・爽快なアクション映画
・デレクの母がどんな人物なのかを推測しやすい展開でした。
🐝いまいちなところ
・ジェイソン・ステイサムに優位性があり、現実的に無理がある最強でした。
・よりデレクが遊んでいるところのシーンがほしかった。
・序盤の逮捕シーンの尺は必要なのか。ヴェローナがどんな人物かを描いてるが...
・ウォレスの人物像が弱い
痛快ではあるが…
お勧めです。
ステイサムの独壇場で相変わらず弾に当たらない魔法がかかっています。
これはキレて良いです。
外道な若造は許すまじ。でも詐欺師仲間のはぐれ者や用心棒は成敗されて当然ですが、公務として任に就いたFBIやSWAT、CIAの隊員達はとんだ目に遭ってしまいました。
ステイサムのアクションは痛快でしたが相手が少し可哀想でした。
ラスボスの小物感が否めませんねぇ。確かに高齢者の資産を狙う詐欺グループが国家システムを利用しての犯罪で尚更大統領のバカ息子なのだからそれなりのステータスなのですがステイサムが相手にするには物足りないぞ。
吹替版で見たのですが、秘密組織の名称が「養蜂家」と言う和訳になっていました。でもそこは「ビーキーパー」と言って欲しかったです。職としての名称でも養蜂家と言ってますからねぇ。
現代的な大魔神という感じ
字幕版を鑑賞。Bee Keeper とは養蜂家のことであるが、本作では VIVANT における「別班」のように非合法活動も厭わずに体制の安定を守るための特殊な組織を意味している。その組織から引退した男が本当に養蜂家になっているというのはご愛嬌だが、どうしても必要な設定というわけではなかったように思う。敵として登場する者達にはロクなものがいないが、黄色いジャケットを着ていた奴は蜜蜂の天敵のスズメバチ(Yellow Jacket)というシャレであろうか。
彼に作業場として納屋を貸してくれている老婦人がコンピュータウィルス絡みの詐欺に引っかかってしまうところが発端である。映画の中で語られるように、子供がネット詐欺に引っ掛かっても親が何とか面倒見てくれるが、高齢者が引っ掛かってしまうと全て自分で解決しなくてはならなくなる。その悲劇を目の当たりにした養蜂家は、怒りに任せて行動を起こす。
こうした展開は「大魔神」と類似したものがあり、大魔神は話の最終盤にしか出て来ないが、冒頭でブチ切れた養蜂家はその後延々と大魔神状態を続ける。ネットを使った詐欺や闇バイトをしているクズどもは全員こういう目に遭わせてほしいと思わずにはいられなかったが、やってることは殺人を含む違法行為であり、彼を阻止しようとして立ち向かってくる者たちには、犯罪グループのメンバーの他に FBI や州兵など任務で来ている者達もいるので、一概に全員殺していい訳はなく、一般的な家族を養っている者達も多数いるはずである。詐欺の被害者に同情して行動した者が、任務で来ているに過ぎない罪もない者達を大勢殺傷するのは解せなかった。大魔神も一旦暴れ出すと相手の善悪には無頓着になってしまうので、その点も類似していたと言えなくもない。
ミツバチの世界は、女王蜂を頂点とする縦社会であるが、女王蜂が期待通りの働きをしないと、部下の働き蜂達からダメ出しされて巣から追い払われることもあるらしい。本作では、女性のアメリカ大統領の一人息子が詐欺集団のボスになっていて、母親の選挙資金にも関与しているという話になっていた。大統領の息子が救い難いクズというのはバイデンの息子ハンターを彷彿とさせる。あんなものに大赦を出すのだからバイデンもクズの極みである。
「トランスポーター」シリーズが終了後のジェイソン・ステイサムの出演作は、巨大鮫のヤツなど、必ずしも彼でなくても良いのでは?と思わせられるものが少なくなかったが、本作は待ってましたと言いたくなるようなハマり役である。シリーズ化もできそうなので、続編に期待したい。
(映像5+脚本4+役者5+音楽3+演出5)×4= 88 点。
圧倒的に強いオッサンが胸糞な敵を叩き潰す痛快アクション
いつもの
範馬勇次郎
もう一声って感じ
引退しない働きバチ!
FBIヴェローナはクレイとの関係性からして最後に彼を逃がしてやる役回りだと、誰もが気づくはずで、ジェイソンボーンのようなシリーズ化を匂わせる。(もうちょいカワイイ系希望だが)
当然、ステイサムの絶対不死身もお約束。傍若無人。喧嘩っ早い。お行儀も悪い。アクションスター数あれど、こんだけキレまくる役が似合うのステイサムだけ。(去年のサメのお話しはイマイチ)
恩人の死を契機に復讐を誓うという脈絡も、まあ、先は読めるのだが、けっこう脚本がシッカリしてて安っぽい運びにならずテンポのよい仕上がり。
久々のジェレミー・アイアンズ(情けない役多いなぁ)CIA長官、チョイ役でミニー・ドライバー(未だ、どこがいいのか分からない)助っ人ラスボスの殺られっぷりが見事。シッカリ死んでましたね。
現実の詐欺グループもこの位の仕置きしてほしいです。指切りとか、電気ショッカーとか……
ビーキーパー!名前の響きが実にいい!シリーズ化、大歓迎!
年明け最初に最高の映画を見た
ステイサム、引退して静かに暮らしていた特殊工作員を演じるの何回目だろう、という疑問はさておき、宣伝だかのうたい文句「ステイサム史上最強」に偽りなしの無双ぶり。
ステイサムと互角に戦えたのは最後の一人ぐらい。いや新年から良いものを見させていただきました。
展開がとにかく早い。恩人であるらしいおばあさんとのエピソードはいっさいなく、登場後数分で彼女はネット詐欺に引っかかり悲しいことに…
ふつうは二人のあいだがどれほど親密だったか描いたうえで復讐という流れだろうが、そこはステイサムのセリフと苦味走った表情で説明。
最新のイコライザーでマッコールさんがチンピラを始末するスピードに負けないスピード感、これは時代の趨勢か。
ネット詐欺集団が清々しいほどクズばかりで、ステイサムがめくるめく速さでやつらを片付けていくのに溜飲が下がる。
昨年は「犯罪都市」「市民捜査官ドッキ」と詐欺集団を相手にする映画を何本か見たが、そこも時代を感じます。
アクションの撮り方がなかなか面白く、ステイサムが人を殴る蹴るするたびの「ドチャ」という音が重く、ぜひこれは映画館で体験してほしい。
ネット詐欺という比較的小さい犯罪から、気づけばアメリカのトップまでつながる悪のわらしべ長者展開に「嘘だろ」とツッコミながら、ラストはスッキリ。
悪党たちの中でもジェレミー・アイアンズの安定ぶりはさすが。
タイトル「ビーキーパー」からてっきり、悪者にスズメバチをけしかけたりする展開かと思いきやそうではなく、ビーキーパーは極秘の工作員の符牒にすぎなかった。
だとしたらなんでステイサムは養蜂に携わっていたんだろう…まあ細かいことはともかく正月に見るには最高の一本でした。
絶対死なない安心感
頭空っぽにして何も考えずに楽しむアクション映画です
群れを守る
To BEE or not to BEE
この腐った世の中には養蜂家が必要だ。法律が役に立たないときは俺の出番だ!ちょっと引いちゃうくらい誰彼構わず殺っちゃうあたり生ぬるくなく容赦ない残酷指数高めの怒れるステイサムによる自警団モノ始動。つまりマッコールさん & ジャック・リーチャーであり、ジョン・ウィック & ジェイソン・ボーンですらあり、何ならコマンドーにもなっちゃう?そんな破壊力で文字通り向かうところ敵なし。毎度ながら決めるところは決めるシュッとした正装(ジャケット&パンツのセットアップ・スーツ姿)に着替えたステイサムに陥落できない城は無い 仮想"ホワイトハウス・ダウン"?だから本作を見たみんなも「二度と弱者(一生懸命働いてきた人々)からお金を盗みません」と約束しよう!!
善悪の話。果たして法律のために戦うのか、正義のために戦うのか?他人が汗水流して一生懸命稼いできたもの・積み上げてきたものを、"ラクして稼いで遊びたい"などといった私利私欲のために奪い去る連中は、皆厳しく罰せられるべきだ。そりゃ沢山の家族・友人知人に囲まれて金持ち悠々自適なセカンドライフを送れている高齢者もいるだろうけど、多くの高齢者は少ない年金でやり繰りしたり、それだけでは生活が成り立たず働くことを余儀なくされている世の中で、そんな一生懸命働いてきた老人から平気で全財産掠め取るなんて許せるわけないだろ(老後の貧富差もそれまでの積み重ねであり結果自己責任の"自助精神"ではあるが)。『イコライザー3』を観たときは本編最後に明らかになるマッコールさんの渡航理由に正直「やり過ぎだろ…」と思ったけど、世の中のリアルが見えるほど、全くもってやり過ぎなどではないことが痛いほどわかる。年金は少なくなっていき、自分たちの世代になる頃には貰えないかもしれない。全くもって他人事などではない、耳が痛くお先真っ暗になるような怖い話だ。
コールセンター部門が"あんなところで働きたいか?絶対疲れるだろ"と言いたくなるようなバカみたいな紫色ライトで、如何にもな感じが映画表現として嫌いじゃなかった。大喜利ネタ「こんなコールセンターはイヤだ。どんなコールセンター?」。あと、始終ブチ切れて己の使命に徹するステイサムに変わり、コメディリリーフみたいな役割を担うFBI捜査官がこれまた始終つまらないけど、息抜きという意味ではそれでいいのだ。ガッツリ笑わせてしまったら、上述したようなそうしたプロットの真面目さが損なわれてしまいかねないから。(トム・クルーズが出演作内で軍の地位向上に貢献して性をもらっていたのとは対照的に)敵側の参謀ジェレミー・アイアンズに「ヘタレ(pussy)」等と呼ばれる陸軍・海兵隊上がりの特殊部隊まで残酷に命を奪っちゃう辺りは本作のいただけないポイント。あと、母ちゃんがバカ息子の顔を褒めた後に「神は二物を与えない」っていうの、間接的に「バカ息子」って言ってるよね?
新年一発目映画館鑑賞はステイサムでキマり!…と言いたいところが真面目で、それほど景気のいい作品ではなかったかな。デヴィッド・エアーが、まだ観客を楽しませる鋭い針を失っていないことを証明している。そして、本作の場合、それは上記の通り観客の目だけでなく心にも突き刺してくる現代の問題。かといって、王道に楽しめはするものの『エンド・オブ・ウォッチ』のような名作感は無く、爆発シーンなど時折CGが芳ばしかったりして、午後ローっぽさもある。水泳の飛び込み選手であった彼らしく最後の退場の方法までステイサムをわかっているステイサム映画。
P.S. "真ん中座りたい族"な隣の人が上映中何度もする手についたポップコーンの塩を叩く音が"拍手してんのか?!"ってくらいやたらうるさかったし、上映後劇場内が明るくなったらコッチ側にまでポップコーン落としていて、劇中みたいに指詰めの刑にしてやろうかと思いました。
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