「素晴らしかった」ビーキーパー 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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映画館新年一発目にふさわしいスカッとする映画で、ステイサムが謎の凄腕元エージェントだ。あまりに無敵すぎて果たしていいのかという疑念がなくもないのだけど、なにしろ新年一発目なので景気がよくていい。
おばあちゃんがスパムメールの詐欺被害で全財産奪われる。自分も先日、イオンカードのメールにいろいろ入力していたら最後の最後でプラウザが警告を発して寸前で被害に合わずに済んだ。おばあちゃんもグーグルクロームを使っていたらよかったのに気の毒だ。
半グレ集団が敵だと思っていたら、元締めは大統領の息子で、とんでもないことになる。敵もなかなか賢くて、ビーキーパーがヤバいことを知っていてそれなりに警戒して覚悟もしているところがいい。敵が一点の曇りもない悪者で気持ちがいい。それに対してステイサムは容赦なく殺す。情報を得るためには躊躇なく拷問し、一直線で突き進む。
特殊詐欺グループのオペレーションフロアに単身乗り込んで半笑いしていた連中を地獄に落とすのが痛快極まりない。世直しそのものだ。おばあちゃんの娘のFBI捜査官がまどろっこしい。
ネットを見ていたら養蜂のやり方が出てきて、そんなに難しくなさそうだ。はちみつを自作するのは楽しそうだ。お金もそれほど掛からないし、やってみたい。
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