「ステイサムが強い」ビーキーパー キリンさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ステイサムが強い
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ジェイソン・ステイサムが主演、映画ポスターでおおよその展開はわかるのだけれども、年に何度かはこの手の映画(ジョン・ウィックとかイコライザーとかその手)をたまらなく見たくなる。ということで、立川シネマシティに見に行った。客層は一人で来ているわりと静かそうな中年男性(自分も含めて)が多いのが色々と考えさせられる。自分は仕事嫌いだし、権力を傘に来た嫌なやつも嫌い。普段、静かで地味な生活を送っているのに実は強い人が好き。たぶん、みんなそうだと思う。
展開はおおむね予想通りだったが、思っていたよりもステイサムが強い。だいぶ強い。そして話がでかい。
ステイサム映画としては、及第点はいってると思うけど、満点かといえばそうでもなかったかも。ランウェイで煽っていたDJみたいなチンピラというか中ボスには罰は与えられたけどその周りでウェーイと言ってた取り巻きはそのまんまなの? あと、新ビーキーパー、もっと引っ張ってほしかった。最後の黄色いロン・パールマン似の義足の悪役とその取り巻きももうちょっとじっくり見たかった。それと大統領は見逃すんだと思った。
アダム・クレイのキャラクターはステイサムの存在感でだいぶ補っているけど、ジョン・ウィックやショーン・マッコールと比べると過去がよくわからないし、ちょっと浅く感じた。
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