「【”群れのバランスが崩れた時、養蜂家は女王蜂を取り換える。”今作は、無双ジェイソン・ステイサムの痛そうだが豪快な骨太アクションを愉しむ作品であり、且つ特殊詐欺撲滅キャンペーン映画でもある。】」ビーキーパー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”群れのバランスが崩れた時、養蜂家は女王蜂を取り換える。”今作は、無双ジェイソン・ステイサムの痛そうだが豪快な骨太アクションを愉しむ作品であり、且つ特殊詐欺撲滅キャンペーン映画でもある。】
ー いやあ、今作は面白かったなあ。しかも、前作「オペレーション・フォーチュン」に引き続きジェイソン・ステイサムが製作に加わっているため、自身の魅力の見せ方を分かっている作りになっているのである。-
■粗筋
・ある”存在しない組織”をリタイアしたアダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)は真面目な元教師で、弱者への支援活動をして来た老婦人エロイーズ(フィシリア・ラシャド)の納屋を借りて、養蜂家としてひっそりと生きて居る。
だが、ある日エロイーズはパソコン操作中に、ガーネット(デビッド・ウィッツ)というチャラい男が率いる反社会的組織のフィッシング詐欺に遭い、全財産の200万ドルを一瞬にして失い、自殺してしまう。彼女からスズメバチを駆除したお礼に夕食に招かれていたアダム・クレイは、電気が付いていない彼女の家を訪ねた時に彼女の遺体を見つけるが、直ぐにFBI捜査官の彼女の娘ヴェローナ(エミリー・レイバー=ランプマン)に身柄を拘束される。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・物語構成はシンプルである。
故に、観る側はジェイソン・ステイサムの骨太で痛そうな接近肉弾戦や、相手組織に鮮やかに侵入する手口などを余り難しく考える事無く、楽しく鑑賞出来るのである。
ジェイソン・ステイサム作品あるあるである。(勿論、褒めてます。)
・いつものようにジェイソン・ステイサム演じるアダム・クレイは、笑顔を見せないし、台詞も余り喋らない。
だが、それが良いのである。男は黙ってきっちり仕事をするのである。
対照的に、薄っぺらいガーネットや彼らを部下として使うデレク・ダンフォース(ジョシュ・ハッチャーソン)は、矢鱈とペラペラと喋るのである。
■アダム・クレイの数少ない台詞(ちょっと違ってても、怒っちゃ駄目よ。)
・彼女は、俺を受け入れて優しくしてくれた人だ。
・ガーネットの部下が統べるフィッシング詐欺組織にガソリンを持って現れた時に言った言葉。
”もう、弱い人からお金を巻き上げません!”と言え!
・俺はありきたりだが、強いて言えば”善”だ!
・額に汗して働け!
ー いやあ、良いなあ。正しいなあ。-
・対照的にバカ息子デレク・ダンフォースと国を統べる彼の母親の、愚かしき事と言ったら。よくいるよね、息子、娘に月の小遣いを何十万も与えてスポイルしてしまうおバカ親。
<今作は、無双ジェイソン・ステイサムの痛そうだが豪快な骨太アクションを愉しむ作品であり、且つ特殊詐欺撲滅キャンペーン映画でもある。
ヤッパリ、お金はキチンと額に汗して働いて稼がないと、駄目だよね。
あー、すっきりしたなあ。爽快だなあ。続編作って欲しいなあ。>
共感どうもです。今年もよろしくお願いします。
男は黙ってサッポロビール、はNOBUさん世代じゃないですね。
ステイサム製作なんだから続編つくって欲しいです。