「金沢PR映画」鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
金沢PR映画
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ショコラの街金沢実行委員会なる団体が企画制作した金沢PR映画。金沢は茶の湯や和菓子を好む加賀藩伝統文化の古いイメージが強いですが、近年チョコレートの消費においても全国トップクラス、特色のあるチョコレート作りに取り組む若手のショコラティエが活躍、昨年秋に金沢21世紀美術館でチョコとアートの展示会「チョコレート 至高の名を与えられしもの」が開催されています。
本作は金沢の出版社の若手記者がチョコとアートの展示会が開かれるまでを取材するセミドキュメンタリー風。軽薄な出版社の上司や自意識が強く部下に仕事を任せられない展示会の企画担当者など難しい取材が延々続きます。
肝心のチョコもおいしそうには見えないし、アートと言っても漫画のようなイラストばかりでレベルはいたって低いもの、コメディ要素も盛り込んではいるのですがテンポも悪く退屈な映画でした。
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