クイック&デッドのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
こんな戦いのどこが楽しいのか。緊張感の欠片もない。
そして、最後まで何もかも見る前ら分かる予定調和そのもの。
タダ、元々が矛盾だらけたから、理解は困難。
日本の制作会社が資本を出しているようだから、アメリカ産小麦粉で作った「そうめん西部劇」だよ。時計のオルゴールが止まった時、リー・バン・クリーフが果たした復讐をこの演出家に復習してもらいたいものだ。
女一匹ひとり旅‼️
女一匹ひとり旅、女ガンマンに扮したシャロン・ストーンが、西部の小さな町の早射ちトーナメントに参加する。実は主催者である町長はシャロンにとって親の仇だった・・・‼️シャロンの他にもジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ、そしてランス・ヘンリクセンまで、凄まじい豪華キャストでサム・ライミ監督が描く西部劇‼️音楽もまるでモリコーネみたいだったり、決闘シーンでズーンと寄ってくるカメラワークなど、ライミ監督がマカロニ・ウエスタンを意識してるとしか思えない演出がたくさん‼️一人殺すたびに腕に傷をつける囚人や、撃たれてもなかなか死なないインディアンをはじめとするキャラたちもオモロイのですが、大口ばかり叩いてカッコつけてるけど、実はメチャクチャ弱いランス・ヘンリクセンがサイコーですね!!
シャロンストーンに狙われたラッセルクロウ
結果的にですが、オスカー俳優三人をシャロンストーンが従えた1995年のなんちゃってマカロニウエスタン。
大変貴重な作品。
シャロンストーン(35)
ジーンハックマン(63)
ラッセルクロウ(29)
レオナルドディカプリオ(19)
括弧内は1993年制作時の年齢です。
1995年公開のサムライミ監督作品ですが、
共同制作にはシャロンストーンの名前が堂々と。
トータル・リコール、氷の微笑でトップスターに成り上がったシャロンストーン様がサムライミを監督に指名し、ラッセル・クロウ、ディカプリオの出演も要求したとのこと。先見の明がありますね。ラッセル・クロウとのラブシーンも女郎屋に手錠されて軟禁されていたラッセルクロウを強引に助けだし、別の部屋に。もう大慌てで自分からブラウスのボタンを外します。ラッセル・クロウはアメリカ映画初出演にして準主演。つまり、2000年のグラディエーターでオスカーに輝いた名優ラッセル・クロウを発掘し、ついでにゴーカンしちゃったわけです。ベッドシーンはありませんが、未成年のディカプリオのベッドで朝目が覚める場面も。もうヤりたい放題です。氷の微笑を地でゆくようなシャロン様。ステキです。
無法者ハロッド(ジーンハックマン)が支配する町で年一回開催される早撃ちトーナメント大会に保安官だった父親マーシャルの仇討ちのために戻って来た美しすぎる金髪の女ガンマン、エレン役のシャロン様。相当二日酔いなのに朝からバーのカウンターでウイスキーをストレートでたしなみます。
普通、支配者は決闘トーナメントに参加したりしないもんですが、息子のキッド(ディカプリオ)とともに参加し、親子対決の末にキッドを殺してしまいます。賞金も自分が強奪した金ですし。
かなりめちゃくちゃな話し。
もう呆れちゃいます。
完全にB級。
顔のドアップやローアングルカットなど、パロディー感満載のなんちゃって。楽しくて仕方ありません。
シャロン様のコーデはエレガントで、むちゃくちゃカッコいい。もちろん、メイクもなかなか凝っていて、最後はニコールキッドマンのような苦みばしったアイメイク。
サムライミの味付けはちょっとだけ(体に開く大きい風穴など)があります。
その他の脇役のキャラもいろいろ楽しめます。最初にエレンと対戦する男はちょっと宇野祥平に見えました。ドグ(医者?)と雑貨屋のサングラスの盲目の少年(ちょっと嘉門達夫風)が重要な役割を担っております。
理由はよくわかりませんが、ハロッドの元手下でメキシコに行って牧師になったコート(ラッセルクロウ)が決闘の時以外は手を鎖に繋がれていて、ラグラディエーターのシーンとダブるのも奇跡的な気がします。
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