「仕事の不始末、様々な障がい者との関係、そして『バーニング』」ビニールハウス てつさんの映画レビュー(感想・評価)
仕事の不始末、様々な障がい者との関係、そして『バーニング』
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カスタマーハラスメントを受けても仕事を続ける主人公は健気に感じたが、事故死させて遺棄隠蔽してしまった不始末から引っ込みがつかなくなり、露見を心配しなければならなくなった。
利用者が認知症の女性と視覚障がいと認知症の心配のある男性で、そして主人公も自傷性があり、集団療法の場で軽度の知的障がいの女性と出会い、付き纏われるようになり、邪険な対応をしてしまう。そういう人たちとの出会いも有り触れたものになっていくということでもあるのだろう。
ビニールハウスが燃え盛る結末は、やはり『バーニング』を思い出す。
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