Bicoのレビュー・感想・評価
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あれれ、あっという間に終わっちまった。 知らなかった。 さて、一人...
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あれれ、あっという間に終わっちまった。
知らなかった。
さて、一人だけいる少女は誰の子供なのだろうか?
一人も映らない男性がどこかにいなければ、少女は誕生しない。
彼女は現在30歳位の女性でこの村に未だいるのだろうか?
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貴重な存在の監督なので、彼のどんな作品にも興味がある。人間のそれぞ...
貴重な存在の監督なので、彼のどんな作品にも興味がある。人間のそれぞれに、焦点を当てて、多様な人々を尊敬している様子が常に伺えるから。
ポルトガルのリスボンの北方の山岳地帯に住んでいるビコ(Bico)人に焦点を当てていて、ビコ人の足跡を賛美している。
ナレーターは監督だと思う。
五十万年前から北方の山に棲息している人々、ケルト人、リベリア人、ルシタニア人、ローマ人、スエヴィ人、アラニ人、西ゴート人、ムアー人。
12世紀の長く続いた戦争のあと、1970年にビコの村に電気がつき、
その10年後に道路ができ、若者だけが、村を離れて老人は牛と羊と共に取り残された。
カストロ・ラボレイロ犬は牛や羊の群れを寄せ集めたり、オオカミから守ったりする。
ビコの男たちは村を離れて,石工として働いている。ドロウ渓谷にテラスを作っている。そして、晩秋に家に戻る。独裁政権の時はフランスまで行って働いた。歩いて、パスポートなしだから、三ヶ月もかかる。村は女が仕切っていて、ロドリゲス姉妹はこの村にずうっと住んでいる。二人のうち一人は夫が石工であったが、亡くなった。
私たちにBICOの数少ない村人のありのままを見せてくれる。
それをどう判断しようか我々に任せるという手法をとっていると思う。
著名な監督ぶらないアプローチが好きだ。
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