劇場公開日 2024年5月3日

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殺人鬼の存在証明のレビュー・感想・評価

全25件中、21~25件目を表示

ロシア映画の深遠な魅力に迫る ロシア映画は、その独特な美学とストー...

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ロシア映画の深遠な魅力に迫る

ロシア映画は、その独特な美学とストーリーテリングで、世界中の映画愛好家を魅了しています。特にサイコスリラーのジャンルでは、その予測不可能な展開と複雑なキャラクターが、観る者を物語の世界へと引き込みます。今回は、ロシア映画の魅力と、その複雑性について探ります。

ソビエト時代からの影響を受けたロシア映画は、しばしば社会的リアリズムと深い感情的な層を組み合わせています。これは、観る者にとって非常に心地の良い体験を提供すると同時に、ロシア社会の厳しい現実を反映しています。CG技術に頼ることなく、強力な表現力と演技力で物語を語ることが多いのも、ロシア映画の特徴の一つです。

物語の展開においては、時間を行ったり来たりするストーリーテリングが特徴的で、観る者を惹きつけ、真相に迫る過程を楽しませます。このような展開は、観る者にとって挑戦的かもしれませんが、物語の終わりにはすべての点が繋がり、満足感を与えるのです。

ロシア映画は、その芸術性と複雑さで、世界中の映画ファンにとって重要な位置を占めています。その独特なスタイルと深い感情表現は、映画を通じてロシアの文化と歴史を理解する手助けとなります。ロシア映画を観ることは、ただの娯楽を超えた経験であり、多くの人々にとって価値あるものです。

特に注目すべきは、サイコスリラー映画『殺人鬼の存在証明』です。この映画は、旧ソビエト連邦史上最悪の連続殺人鬼を追う刑事の物語を描き、実在の犯罪者をモデルにしています。そのリアリズムは観る者の心に強く訴えかけ、深い道徳的問題を提起します。

映画は、1991年の冷たい森で襲われた女性が保護されるところから始まり、彼女の証言が過去の事件との類似点を浮き彫りにします。捜査責任者イッサは、新たな容疑者アンドレイ・ワリタさんを追い詰め、尋問を通じて彼が真犯人であると確信に至りますが、ワリタさんから明かされる真実は予想を超えるものでした。

『殺人鬼の存在証明』は、サイコスリラーとしての要素を超え、観る者に道徳的な問いを投げかけます。真実とは何か、そして正義とはどのようにして実現されるのか。これらの問いは、映画を観た後も長く心に残るでしょう。

実在のシリアルキラーたちをモデルにしており、特にアンドレイ・チカチーロさんという人物が主なモデルとなっています。彼は1970~1980年代に54人を殺害したとされる「ソ連の赤い切り裂き魔」として知られており、映画は関係者への緻密な取材や様々な連続殺人事件のリサーチを基に、犯人像を構築しています。

『殺人鬼の存在証明』は、サスペンスとスリラーの要素を巧みに組み合わせ、観る者を最後の最後まで翻弄します。実際の連続殺人事件からインスパイアされたこの作品は、リアルと先読みできない脚本の妙を持ち、観る者に強い印象を残すことでしょう。

ロシア映画の世界に足を踏み入れることは、映画というメディアを通じて異文化を体験する旅です。もしまだ観たことがないなら、ぜひ一度ロシア映画の深遠な世界を探索してみてください。あなたにとって新たな発見と感動が待っているかもしれません。

マッドサイエンタム

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マッドサイエンタム

2.0ストーリー

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

も映像も解りづらく、途中で飽きますね。単調な展開ですが、最後の結末だけはわかりました

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ごっとん

2.0ダ〜ッ!ダ〜ッ!ダ〜ッ!

2024年5月3日
Androidアプリから投稿

1991年に10年以上に渡る連続殺人犯として逮捕された男を巡る捜査官の話。

1988年の事件の様から始まりそのまま1991年、女性を気絶させた後に刺して目を覚まさせて殺人を犯す犯人から逃げ延びた女性の証言から、どんな捜査をしたかわからないけれどあっという間に真犯人逮捕。
既に犯人とされて捕まり有罪となって投獄中の人物がいるとか…。

そんな序盤から時系列を遡り、過去と今を行ったり来たりしながらみせていくけれど、あらすじ紹介や冒頭で犯人がわかっている中で、ポンコツ捜査官達のヤサグレと迷走&暴走三昧で何をみせられているのか…しかも初めての生きた被害者の証言と犯人の姿違わね?

終盤になってやっとこ話しにひねりが見えてそれっぽくなったけれど、写真見て呟いた時点で既に答えはみえみえだし、時系列弄らないで順を追ってみせた方が面白かったんじゃないっすかね。

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Bacchus

5.0スパシーバ ハラショウ‼️

2024年5月3日
iPhoneアプリから投稿

期待していた以上! この緊張感は刺激的な物です🎯
良い休日になりました。ファーナスを思い出した。

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トニー

4.0なかなか珍品

2024年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前半は時制の往き来と、馴染みのない捜査手法 (自白させてから面通しするってどうよ?) のためにいまひとつ飲み込み辛いが、後半俄然面白くなってくる。
「本物の○○」という言葉で??となり、妹の果たす役割が分かってくると…
旧ソ連時代を描いた地味な事件捜査ものかと思ってたら、なんのなんの、なかなかの珍品でした!
タイトルも納得。いないと困るもんね。
これ、韓国映画が得意なやつ!韓国で現代風の味付けでリメイクして欲しいわ!

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ぱんちょ
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