「ロシアの今と昔を映像で体感ししつつ、ミステリーとしての楽しみも」殺人鬼の存在証明 ひなたんくさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシアの今と昔を映像で体感ししつつ、ミステリーとしての楽しみも
ロシアとはどんな国なのか。
知っているようで知らない。なんとなくの印象しかない。
そんな背景を分からない状態で見る、この映画は私にとって
旧ソビエト連邦時代を今のロシアがどのように描くのか。
あの時代のロシアはどんな風景を持っていたのかに
とても興味があること、
そしてミステリーとしても現実にあった事件を基にしたという
謎解き部分と
サイコスリラーという”迫力を味わえる”映画であること。
そしてそれらの迫力を映画館で観ることの楽しみを味わえた
映画だった。
人の記憶は混濁しがち。
それが時系列で並べられることなく、あちらこちらへと
飛ぶ、この映画の細切れの繋がりにも現れているように感じた。
映画館で観てよかった。
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