劇場公開日 2024年8月23日

ソウルの春のレビュー・感想・評価

全149件中、101~120件目を表示

4.5緊張感がすごい

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

手に汗握って観ました。
緊張感がすごかった。

モデルになった全斗煥と盧泰愚らによって引き起こされた軍事クーデターにより、このあと悪夢のような恐怖政治時代を迎えることを、のちの世に活きる自分は知っているので、結果がわからないはずはないのだが……
知っていてもなお怖かったし、画面から目が離せなかった。

また、出演者すべての演技力が高いと思いました。
特にファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァン(=全斗煥/チョン・ドゥファン)の権力に妄執を抱く醜悪さと、当時の政治家(特に国防長官と国防次官)の我が身可愛さだけな無能さが強調されていたのが、演出演技両面ですごいと感心することしきり。
詳細が記録に残っていない事件であり、多くは想像で補った創作部分もあるだろうが、リアリティはすさまじく。
そしてこれがヒットしたということは、韓国にとっては「こうだったのだ」と納得するくらいひどい時代で、忘れてはならない歴史と受け取られているのであろう。

今まで私の観た同時代映画の発端である、韓国の「粛軍クーデター」をエンタメとして極めて優秀な映画化に成功していたと思います。
朴大統領暗殺の『KCIA 南山の部長たち』、
光州事件の『光州5・18』『タクシー運転手 約束は海を越えて』、
軍事政権下の「華城連続殺人事件」を扱い、杜撰な捜査の挙句の冤罪裁判を公権力で正当化しようとした警察の無能を描いた『追憶の殺人』などなど。
本作を面白いと思って、まだこれらの映画を観ていない方には、本作の鑑賞後に観ることをお勧めいたします。
(私自身も、未見の『弁護人』『ペパーミント・キャンディ』などを観てみようと思います)

また、私が韓国に初めて行ったのは1990年代だったから平和なものでしたが、1970~80年代に企業進出のため韓国に渡った当時の日本人たちは、よく無事で生き残ったなぁと思うことしきりでした。

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コージィ日本犬

0.5142分はなげーよ。

2024年8月25日
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病人28号

5.0史実の重みに、二人の主役がいい。監督の思いを感じた。イテシンは社会...

2024年8月25日
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史実の重みに、二人の主役がいい。監督の思いを感じた。イテシンは社会復帰もしたけれど、ソウル大の息子が自殺したというのが気になる。チョン・ドファンの人間性に興味を持った。命令に絶対服従の軍組織と、軍と言えど官僚で利益と出世を望む人間性などよく描かれていた。北とアメリカも。こんなに戦争に対して危機感がなかったのかはどうなのか。

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えみり

3.0ソウルは冬に。

2024年8月25日
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SAKURAI

4.0圧倒的緊迫感が途切れない142分

2024年8月25日
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1979年12月に韓国で起きたクーデターを、圧倒的な緊迫感で再現。反乱軍と鎮圧軍の9時間にわたる攻防を、142分緊張が途切れることなく、スケールも大きく描いている。一般人はほとんど出てこず、軍人たちの、意地と地位をかけた戦いが、すごいの一語。
この後韓国は軍事政権に移行し、光州事件などが起こるわけだが、そのまえにこんな事件があったとは‥‥、驚いた。
反乱を起こすチョン・ドゥグァンを演じるファン・ジョンミンの演技力には、圧倒された。
中身が濃い、一見の価値がある映画だ。

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ファランドル

4.5観ごたえ満載の作品

2024年8月25日
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怖い

難しい

韓国近現代史をテーマにした作品は久々だが
観ごたえ満載だった。
1979年12月12日の韓国の軍事反乱は新聞や
本などしか知らないが、改めてどんな事件だったか知る事ができた。
ファン・ジョンミン、チョン・ウソンの演技はさすが。
ファン・ジョンミンは難しい役をよく演じた。
ただ、チョン・ウソンが演じたイ・テゴンの妻が出てきたシーンがあったがあれは必要だったのか疑問。
また、ラストはチョン・ドゥグアン派の制圧で
終わったがもう少し観客に考えさせても良かったかなと思った。

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ナベウーロンティー

2.5負けたら反逆罪、勝ったら革命って内戦じゃん。

2024年8月25日
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想像してたより楽しくなかった。1979年に起きた韓国大統領の暗殺事件。当時自分は高校生だったけど、このニュースは知らなかったな。その後に起きた元大統領が不幸になる話は聞いてたので韓国の政治家は大変だなぁって印象は持ってた。しかしこの映画、軍内の対立話しだった。てか、軍内で権力を得る為には対立者を殺せばいいの?もっと話し合いをして理想の答えを探すべきじゃね。まず苦手なキャラの多さ。誰が正義なのか分からず。勝ったグループが正義になるって理屈なんだろうな。何より嫌なのが、上司だろうが部下だろうが話し合い中や電話中に皆んな怒鳴り散らすところ。誰も相手の考えや理由を確認せず自分の考えを怒鳴り散らす。部下達は皆んな戦闘に参加するが、なぜ反対する奴が出てこないのだろう。モヤッ!最後にソウル近くで戦闘があったけど、こんな事件起きたら世界中でニュースになって、北から攻められるでしょ。結果、ソウルが春を迎えられたって?最初から最後までずっと嫌いな展開で、韓国の人達を嫌いになっちゃいそう。とても残念でした。

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涼介

現代史

2024年8月25日
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 お話は無駄な助走なく開幕したかと思うとエンディングまで全力疾走で走り切り、二転三転する展開に僕は客席で拳を握りっ放しでした。権力欲を燃やす全斗煥役のファン・ジョンミンが放つ熱量は凄まじく、やはりこの俳優さんは只者ではありません。また、その怪物振りが異彩を放つが故に、クーデターを鎮圧しようと軍人としての筋を通すイ・テシン役のチョン・ウソンの男気が光りました。また、作中の登場人物は非常に多いのに、日本人の僕が観ても混乱がないほどに非常に整理されている脚本と編集も見事です。

 現代史を次々と掘り起こし、記録し、優れたエンタメとして提示できる韓国映画界が本当に羨ましいな。日本では、政治映画といえば徳川家康を現代に甦らせる程度の生温い事しか出来ないのですもの。

 今年これまで観た韓国映画16作の中では一番面白かったです。

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La Strada

4.0義の通らない非情な現実

2024年8月25日
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泣ける

悲しい

史実を元に軍部の反乱を描いた作品は終始緊迫感に溢れ、時間を忘れさせる素晴らしい作品でした。
でも見終わった後の気持ちとしては、ただ虚しさだけが残りました。
軍部の反乱でどちらに道理があったのかは、映画を見た限りでは反乱鎮圧に動いた首都警備司令官イ・テシン側に正義はあったと思い、その後に続く民主化運藤を弾圧して多くの死者を出した事件などを見ても私的欲望のために国家権力を奪い、独裁者として君臨したチョン・ドゥグァンはやはり悪だと思うのです。
悪が正義を粉砕した。だから見ていて虚しくなってしまったのです。
それにしてもハナ会と言う秘密組織は何と強い結束力なのでしょう。戦う前から既に勝敗は決していて始めからイ・テシンに勝ち目はなかったと思われます。
この史実を映画として描いた本作は本当に素晴らしい。圧倒的迫力で描かれるソウルを戦場にした銃撃戦の数々。各部隊の出動シーン。迫りくる敵部隊を橋の上で一人で対峙する首都警備司令官イ・テシンなど、緊迫のシーンの連続でスクリーンから目が離せません。
ただ登場人物が多くて顔と名前が追いつきません。役職も多く出てきてその上下関係も良くわかりませんでした。
軍人として信念をつらぬいたイ・テシンを演じたチョン・ウソンさん、凛々しく軍人の高潔さがにじみ出るいい男でした。チョン・ドゥグァン役のファン・ジョンミンさんは悪人らしさを表現した演技が小憎らしいほど良かったです。
軍部反乱から後の民主化弾圧などこの様な史実を見て今の韓国の若者たちはどう感じるのでしょう。韓国の若者たちだけでなくこの史実を知らない多くの日本人にも見て感じて欲しいと思います。
イ・テシン始めとして関わった人たちのその後の処遇や、もしも鎮圧出来ていたらなど、様々なことを考えてしまいました。
いい映画を見ました

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たつのこ

4.0ファン・ジョンミン凄い

2024年8月25日
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怖い

興奮

知的

1979年10月26日、独裁者と言われ18年間権力のトップに君臨し続けた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は、自分が閑職にに左遷される情報を得たため、次の権力者の座を狙い、陸軍内の秘密組織・ハナ会の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行した。一方、私利私欲のない高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む状況に置かれ、電話の内容も傍受されている不利な状況でも、信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止しようとした。クーデターは成功するのか、という、事実を基にしたフィクション。

事実を踏まえたフィクション、となっているが、名前を多少変えたくらいでほぼ真実なんだと思う。
45年前に起きた全斗煥のクーデターを詳細に検証し制作されたんだろうし、2021年に全斗煥が亡くなったから公開出来た作品かもしれない。
チョン・ドゥグァン役のファン・ミンジョンの演技が凄い。
工作 黒金星と呼ばれた男と同一人物に見えないほどの悪役ぶりだった。
一方、イ・テシン役のチョン・ウソンはカッコよかったけど、正義は必ず勝つ、訳じゃない史実が韓国の闇を知れる。
いずれにせよ、全斗煥は亡くなったとはいえ、子孫も居るだろうに、よく公開できたものだと感心した。
こういうところは、韓国ってさすがだと思うし、同時に現在も戦時中なんだな、と思う。

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りあの

4.0恐ろしい韓国。

2024年8月25日
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難しい

「ソウルの春」は全斗煥(映画の中では名前が少し違う)が大統領になるきっかけを描いた映画なのだが、彼の側にいる人物(実在の)たちが全員腰抜けなのがすごい。また映画とはいえ、その腰抜け描写が許されているのもすごい。2000年に韓国映画「ペパーミントキャンディ」を観て、韓国の光州事件と政府組織における拷問と腐敗を知った身としては、その後に観た映画達、「弁護人」「タクシー運転手」「光州5•18」で描写される全斗煥政権時代の酷さと「ラブストーリー」や「サニー」でふれられる民主化への希望がせつない。また、それら国の恥をさらすような映画制作を許す韓国映画界のパワーが恐ろしい。事件的には全斗煥が悪役に描かれた「KCIA南山の部長たち」を観てから、この「ソウルの春」を観る事をおすすめします。

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ミッチー

4.0クーデターの裏側

2024年8月24日
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興奮

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JUN

4.0“韓国の 歴史の裏側 知らずんば 驚くばかりの 軍事エンタメ” 期待度○鑑賞後の満足度◎ リピート:韓国の歴史を勉強してから シェアしたい度:韓国の歴史に詳しい人と

2024年8月24日
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もーさん

5.0ボリューム凄すぎ予習した方がいい

2024年8月24日
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興奮

本当に私は韓国のことを全然知りませんでした。
これマジで事実なのですか。もの凄い内容でした。

これから見る人は軽くでも予習していった方がいいです。
最低限の登場人物は押さえた方がいいです。
アイツはどこだとか名前がバンバン出てくるのです。

1979年パクチョンヒ大統領暗殺事件後から始まります。
将来的にチョン・ドゥファンが大統領になります。
韓国人なら常識なのでネタバレでもないでしょう。
チョン・ドゥファンは映画で主役として登場します。

事実は映画より奇でした。
アメリカ映画の他国で人殺してガッツポーズとは訳が違います。
ソウルの軍隊がソウルで戦うのでとても緊迫した状況です。

印象に残ったのがジジイ官僚が「ワシが説得すればスグじゃ」です。
もちろん戦闘力ゼロのジジイ官僚です。危機感がない。
私の会社の社長かよと思いました。ジジイはみんなこうなんでしょうか。

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アメゾー

4.0圧倒的緊張感で描く一夜の攻防!

2024年8月24日
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怖い

興奮

難しい

予告を目にしなかったのでノーマークの作品だったのですが、初日のレビュー高評価につられて鑑賞してきました。みなさんの評価どおり、かなり見応えのある作品で、とても勉強になりました。主にたった一夜の出来事を描いているのですが、軍内部の動きをリアルタイムで詳細に追うような展開から目が離せませんでした。

ストーリーは、1979年に韓国で大統領が側近に暗殺され、暗殺事件の合同捜査本部長で保安司令官でもあるチョン・ドゥグァンは、この機に乗じて国の実権を握るべく、陸軍内で自分の息のかかった将校で組織された「ハナ会」を使ってクーデターを決行するが、正義感あふれる軍人として知られ、首都警備司令官に就任したイ・テシンは、いち早くドゥグァンの野心を感じ取り、命を賭してその前に立ちはだかるというもの。

本作は実在の事件をもとにしたフィクションであるとのことなので、おそらく大筋は史実どおりなのでしょう。しかし、恥ずかしながら韓国史に疎く、わずか45年前にこれほどの軍事クーデターが起こっていたとは全く知りませんでした。内乱や戦争は、遠く地球の裏側で起きているものばかりではないと感じ、ぞっとします。

大枠はクーデターにより独裁支配を狙うドゥグァンとそれを全力で阻止するテシンという構図にまとめ、それぞれに野心家と清廉軍人という対極となる性格づけを行なっているため、全体像は比較的とらえやすくなっています。そして、この二人の思惑、その妨げとなる大統領や上官の意向、そこで繰り出す形勢逆転のための一手など、目まぐるしく攻防が入れ替わる展開で最後まで予断を許しません。中でも、侵攻する軍をめぐる橋での攻防、ラストでバリケードを挟んで対峙する両軍の駆け引きには、手に汗握る緊張感が味わえます。

ただ、中心となる二人以外にもけっこうな数の軍人が登場するのですが、名前も顔も覚えられず、ほとんど区別がつかないのには参ります。加えて、その肩書きからおおよその職務内容は推察できても、軍部内での立場や上下関係がわかりにくかったのも残念です。とはいえ、地図上で進軍ルートを表示したり、盗聴員を挟んだ画面構成で見せたりといった工夫のおかげで、情勢の把握に困ることはなく、作品世界に浸ることができます。特に、韓国史を何も知らない自分は、結果が見えずに最後までずっとハラハラしていました。と同時に、結末を目の当たりにして、これが史実に基づいたものであることを改めて実感しました。そして、韓国国民はこれをどう受け止めているのか、関係者はその後どのような人生を送ったのか、ちょっと気になりました。

主演はファン・ジョンミンとチョン・ウソンで、作品全体を牽引する圧倒的な演技が光ります。脇を固めるのは、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、イ・ジュニョクら。

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おじゃる

3.5ファン・ジョンミン✕クーデター=我々は一つ(ハナ)だ!

2024年8月24日
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安定にノリノリなファン・ジョンミンのパワハラ劇場!互いにカードを切り合う緊迫の攻防戦。いつも現場がコキ使われては割を食う。『アシュラ』よろしくパワハラっぷりと、上に対する媚びへつらいというかヘラヘラした感じも見られる。
韓国映画の歴史モノとかってやっぱり2時間超え普通だったり -- 外国だからそりゃ分からなくて当然な部分もあるのだけど -- こういう風に様々な名前や役職などが飛び交い、各所テンション高く次々と怒涛に進むイメージがあって、ただでさえ鑑賞に体力使うのにその分からなさで更に疲弊しがち…。大前提として、見ているときは食い入るように面白いのだけど!!

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とぽとぽ

5.0【“悪貨は良貨を駆逐する。そして軍事独裁政権は継続された。”今作は全斗煥が起こした12/12軍事反乱を苛烈に描く、韓国映画陣の自国の負の歴史をエンタメ作品として製作する気概に感銘を受けた作品である。】

2024年8月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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NOBU

4.5韓国のいちばん長い日‼️

2024年8月24日
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泣ける

怖い

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活動写真愛好家

4.5明治維新も、薩長のチンピラが起こした武力クーデターだったのでは?

2024年8月24日
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東條ひでき

5.0ほぼ実話ベースの終始緊張感のあるストーリー

2024年8月24日
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興奮

知的

難しい

実話となったのは朴正煕暗殺後のソウルの春間に起きた「12.12事件」です。日本の「2.26事件」や終戦直前の「8.15事件」の軍抗争版という感じです。

事前知識が殆ど無い状態で視聴したので、どこまでが実話かは分かりませんでしたが、視聴後に調べてみると事件の大枠はしっかりと実話に沿っていました。
軍の内部抗争を描いた作品のため、登場する人物、部隊、役割等が多く、理解が難しい所もありましたが、関係を理解するのにそれほど時間はかかりませんでした。
終始緊張感のあるストーリーで実話を知らない人にはサスペンスになり、知ってる人にはより詳細なイメージができるなどどちらの人も楽しめる話になっているように感じられました。主人公の俳優が同じこともありますが、「黒金星を追え」が刺さった人は是非見るべきだと思います。

また、映画の評価とは関係ないですが、命令拒否や嫌々で従ってる所から、上層部の政治に利用される現場の将兵が可哀想に思えるところがありました…

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ミレニー