THE MOONのレビュー・感想・評価
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発揚なとこは目を瞑る。とにかく面白い!
気合の入った韓国映画は凄まじく面白い。見事としか言えないエンタテインメントだ。国家をあげて映画人を養成してきた成果が素晴らしい。翻って日本の文化への投資は、国立劇場さえ建てられない貧弱さだ。芸術やエンターテイメントを真に理解して、投資、育成していく思想が、日本の政治家には無いのだろう。票にならないしね。哀しい。
迫力があった
疾走感に圧巻です。3Dや4Dでの鑑賞でないにも関わらず振動が伝わるような迫力ある映像に飽きることなく鑑賞できました。 名優達の演技もさすがの一言です。 色々ありすぎたかな…という点が気になりますが、それを鑑みてももう一度観たいと思える作品です。
チームものとして楽しんだ
宇宙飛行士が遭遇するトラブルを描いた映画となると、「ゼロ・グラビティ」と「オデッセイ」を思い浮かべる。本作は前者よりもリアルさに少し欠けて、後者より短いスパンの物語だった。 正直、その行動や選択はどうなの?と思うところがそこら中に転がっている。そもそも世界中が反対する中(反対される理由はさておき)、月面探査に乗り出すというところから結構勝手な話だ。個人レベルの話にしても、指揮系統とかどうなってんの?とか、勝手なことすんなよってシーンもかなりある。でも、面白く観てしまったのだからあまり文句は言えない。 いろいろな文句を言いながらも楽しんでしまったのは、あまりリアリティにこだわらなかったからかもしれない。映像は迫力があったし、それなりにリアリティもあったからそれでいいやって割り切れたんだろう。あんなに激しくぶつかって転げ回っても大破しないとしても問題ない。そういう映画だからと割り切れることができた。 そしてそもそもこの手の話が好きだからってことが大きい。チームとして一人の宇宙飛行士を救出しようとする姿は熱いし、それだけで感動してしまう。それでいいのか?とも思うが、それでいいんだと思う。好みの問題だから。
デイジー、デイジー
メーデー、メーデー、 デイジー、デイジー、 見慣れた宇宙船トラブル→ 修復→解決→地球に帰還モノ@韓流作品と、 予想したが、かなり違った。 「アポロ13」のように、 宇宙船とコントロールセンターだけの話しではなく、 「ゼロ・グラビティ」のように、ひとりの飛行士を描いているが、本作は複雑にさまざまなひととドラマが交差する。 「オデッセイ」や、 「アド・アストラ」のようなサバイバルだけ(記憶はあいまい)に特化しない。 メーデー、メーデー、 デイジー、デイジー、 「2001年宇宙の旅」ほど、 抽象的ではないし、 エイリアンも出てこない。 ソル・ギョングのラストカットまで目を離さないデ、 デイジー、デイジー。
よかった
宇宙空間の特撮描写は素晴らしいのだけど、ドラマの展開と登場人物が安っぽい。特に長官か何か、宇宙開発のトップの人がアホみたいな悪役で単純すぎて紋切型でノイズだ。せっかくの素晴らしい特撮が台無しだ。ただ、月面の引力が地球とあまり変わらないように見える。月の引力は地球の四分の一ではなかっただろうか。着陸船がバウンドしている様子は本当に計算して正しい描写なのだろうか。
宇宙開発のトップ数か国に日本が加わっていたのだけど、国力がどんどん低下中で2030年にはそれこそ加えてもらえないのではないだろうか。
つまらないとは言わないが古臭いのは否めない
もうなんというか、韓国映画を悪いところがぜんぶ出てしまったと言う気がする😛 登場人物がステロタイプというかアナクロというか。でも、もしかしたらあれは韓国人のリアルなのかもしれないなぁ。 責任を取りたくないくせに日和見主義のヘコヘコ政治家 悪人ではないが比較的コトなかれ主義の現FD 自国民を救うため守秘義務違反を厭わないNASAの元妻 勝手に連れてこられて勝手に追い出されるお人好しの前FD いちばん謎なのが前FDの助手らしき女の子。 前FDを呼ぼうと手招きするシーンはひたすらウザいし。 勝手にYoutubeに宇宙飛行士との極秘の通信を流すし。 というか、アンタ何者なのよ?
韓国のエンタメとして振り切った内容になっているが、人類初と言い出さないだけリアルなのかもしれません
2024.7.9 字幕 T・JOY京都
2023年の韓国映画(129分、G)
宇宙に取り残された宇宙飛行士を助けるために奮闘する宇宙センターを描くヒューマンドラマ
監督&脚本はキム・ヨンファ
原題は『더문』、英題は『The Moon』でともに「月」という意味
物語の舞台は、2020年頃のナロ宇宙センター
そこではナレ号の打ち上げ計画が推進されていたが、最終的には失敗に終わり、3名の宇宙飛行士が犠牲になってしまった
プロジェクトの責任者ジェグク(ソル・ギョング)は一線を離れ、後輩のミンギョ(パク・ビョンウン)に託すことになった
さらに、プロジェクトに関わっていた同志ファン・ギテ(イ・ソンミン)は事故の責任を感じ、自殺してしまう
その後、ソベク山の天文台に転職したジェグクは、インターンのハンビョル(ホン・スンヒ)とともに何気ない日常を繰り返していた
それから数十年後の2029年、ナロ宇宙エンターでは、ミンギョ主導のもと、ウリ号による月面着陸計画が進行していた
各国から反対され、韓国単独によるチャレンジとなっていたが、なんとか月の軌道に乗せることに成功する
月に向かうために選出されたのは、サンウォン船長(キム・レウォン)、クルーのユンジョン(イ・イギョン)、そして軍隊経験者でファン・ギテの息子ソヌ(ド・ギョンス)だった
計画は予定通りに進められるものの、太陽フレアの影響を受けて母船が損傷し、その修復のために船外に出たユンジョンとサンウィンは更なるアクシデントによって帰らぬ人となってしまう
母船の修復もままならず、新人飛行士のソヌだけが取り残される格好になり、ナロ宇宙センターは頭を抱えることになった
そこで、ナレ号の責任者だったジェグクが呼ばれることになり、対策を講じることになったのである
元々、各国から反対されていたプロジェクトでもあり、NASAも協力に否定的で、宇宙ステーション「ルナ・ゲートウェイ」も単独で動くことはできない
だが、ジェグクの元妻でNASAの統括責任者のユン・ムニョン(キム・ヒエ)は何とかして彼を助けたいと思う
そこで、月の裏側の情報を秘密裏にジェグクに託すことになるのだが、これがNASAの規律違反となり、権限を剥奪されてしまう
その後も、ムニョンは管制室に籠城する形でジェグクの支援に入り、最終的には「ルナ・ゲートウェイ」のクルーに判断を委ねることになったのである
映画は、ほぼファンタジーの世界になっているが、意外とリアルな部分もあったりする
帰れないのなら降りるという特攻もさることながら、与えられたもので生還を目指そうとするシーンは胸熱展開になっている
過去の事件がジェグクとソヌを仲違いさせているのだが、その事件にはさらに奥深い真相があった
それらが暴露されることはジェグクの科学者としてのキャリアを終わらせることになるのだが、それでも同胞を救いたいという願いを叶えるために奮闘していく
ラストはムニョンの行動は讃えられて昇進するという無茶な展開になり、ジェグクの方は天文台に引き籠るのだが、その辺りも韓国っぽいなあと思ってしまった
いずれにせよ、結構リアルな作りになっていて、物語上のご都合感は凄いものの、臨場感あふれる映像体験になっていた
この映像でドキュメンタリーを作ると某映画になってしまいそうだが、それを差し置いても、宇宙映画としてはよくできていると思う
実際には起こり得ないことの連続だが、エンタメなので、これぐらい振り切ってくれた方が良いのではないだろうか
流星雨のシーンが特にイチオシ
事前情報はあらすじだけで、どんな俳優たちでどんな評価があったのかレビュ―も見ずに鑑賞しました。それがよかったのでしょう。新人宇宙飛行士がどうなってしまうの分からなくて、ずっとハラハラしながら観てました。面白かった。 地球の管制塔で主人公を助けようと奮闘していたソル・ギョングさんが日本でいうと内野聖陽さんのようで、演技派ですごくよかったです。 一番凄かったのは流星雨のシーン。映像も迫力もあって、イチオシですね。主演の方も実際孤独な戦いだったと思います。これからが楽しみの俳優さんです。 官房長官の人は最初は視聴者視点みたいで一喜一憂してるのが見ていて面白かったけど、後半もずっとチラチラしていてちょっとしつこかったかな。確かにNASAから見放されたからといって、見栄のためと単独で宇宙まで行った挙げ句に、結局他国に救助を要請しているのは、なんだかなぁとは思わないでもなかったが、それ以外の人間ドラマは感動的で、宇宙ものでも難しくはなかったし、ラストの二人のシーンは特によかったです。笑顔になって終われる作品はいいですね。
「挑戦を続ければ失敗も成功の1ページとなる」
今年149本目。 上のセリフ好き。 継続は力なりですね。 どこかでTHE MOONの言葉ここでグイッと心が動く。KASCとNASAどうなるの見所。全てが最後の1シーンに集約しているグッときました。
みんながみんな
勝手な行動をとって、もう組織として終わってると思いました。(NASAの飛行士も含めて) 月の裏側で通信が復活したり(月にも衛星を飛ばした?)、月と地球の距離(1.3光秒)を無視した月と地球間の会話などいろいろなことが妙に気になりました。 先日見た「温泉シャーク」では気にならなかった無茶苦茶な設定も、今回はこんなに気になるのはなぜでしょうか。 映画自体はなかなか受け入れ難い話でしたが、月の風景が見れたのでこの評価です。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
韓国映画のザ・ムーンが当初予想してたより面白かった。 宇宙開発の国力・技術力の設定からも、真面目に取り組んだ宇宙映画と言うよりは、宇宙を舞台にしたファンタジーとして観れば、ストーリー設定や各所のディテールの甘さも納得出来るし、韓国映画らしいテンポの良さで人間ドラマとしては中々良かったと思う。 迫力ある映像もまあまあで悪くは無い。 最後は、国と国との隔たりも無く、世界で纏まり問題を解決するヒューマニティの映画(あっちこっちで黒幕に唆されて、してはいけなかった争いを行っている現在の人間社会に対するアンチテーゼをベースにしたポエム)でもある。 宇宙に取り残された宇宙飛行士とそれを支えるワールドワイドな人達の大冒険を描いた痛快なエンターテインメント作品。
宇宙を題材にしたアクション映画だけど泣けるシーンが満載の韓国映画。 本年度ベスト!!!
宇宙を題材にした作品は数あるけれど、その中でも本作は自分には上位に来る作品だった! 絶体絶命のシーンが満載。 泣けるシーンも満載。 これは劇場で観るべき作品! 月面探査を目的に打ち上げられた韓国のロケット「ウリ号」 月に近づく中、太陽風により宇宙船が損傷。 3人のクルーのうち2名が帰らぬ人に。 残されたのは新人の宇宙飛行士のソヌ。 宇宙船が損傷する中、ある決意により月面探査を決断する展開。 無事に月面に着陸しミッションを達成させる中、新たな太陽風に見舞われる感じ。 太陽風って小さな隕石みたいな物が降り注いで来るんだけど、もはや砲弾が降り注ぐ戦場の様相で恐ろしい。 事ある毎に起こるトラブルが盛りだくさん過ぎる! 地上からの支援も胸熱だった! 宇宙センターの訳あり元責任者。 ソル・ギョングさん演じるジェグク。 NASA統括女性ディレクターのユン・ムニョン演じるキム・ヒエ。 ジェグクの部下で西野七瀬さん似の女の子(笑) この3人の行動に泣ける。 更にNASAの宇宙ステーションの多国籍の乗務員達の行動も胸熱。 女性統括ディレクターの行動(発言)が素晴らしく涙が止まらない。 月面で活躍するドローンの「マル」も良かった! ソヌを何度も助けるドローンのマル。 マルの電源が切れたシーンで泣くとは思わなかった(笑) 人間ドラマも満載! 暫定で本年度ベストに価する作品で大満足でした!! エンドロール直前のシーン。 まさかの大号泣に加え、敬礼してしまった自分が恥ずかしかったです( ´∀`)
Cry me to the loon
アメリカの独壇場と思われてた宇宙SFを韓国が、ということで興味を惹かれて鑑賞。
序盤、粗筋で知ってはいるものの、先輩ふたりによる死亡フラグの建設手腕に唸る。
そこからソヌが孤立するまではいいのだけど、月に降りるのが子供じみた反抗心ってのはどうなの。
いまいち主人公が好きになれない。
もう一人の主人公であるジェグクも、どれだけ優秀かがよく分からず。
5年もブランクあって、現センター長を差し置いて陣頭指揮って、組織として大丈夫?
ちょっと浜辺美波っぽいハンビョルの、現代っ子的な機転と愛嬌はアクセントとしては良し。
でも結局カッコいいのはムニョンと、彼女の言葉に応えたゲートウェイの隊員達なんだよなぁ。
中盤から多少マシになるものの、早口で専門用語をまくしたてられるのは辛い。
今どういう状況で、何をしようとしてて、それはどのくらいの難易度で、結果は好転したのか悪化したのか…
把握が面倒で眠くなってしまったよ。
CGもそれ自体は凄いんだけど、質感が微妙に馴染みきっておらず、アニメに見える箇所があった。
しかしあんだけ船内で揉まれたら、歯が折れたり、ケガもあんなもんじゃ済まないような。
何より、罪の告白合戦してるの聞いて周りが号泣してるのはおかしいだろ。
少なくともジェグクは糾弾されるべき。
結果オーライにしてもムニョンのNASA長官就任も無理矢理感が過ぎる。
人間ドラマを入れ込むには描写が浅く、それをやったことでパニック物としても半端になった印象でした。
娘の名前とか言われても、先輩のこと何も知らんのよ…
ぜひ映画館で
韓国の月面探査機ウリ号が、太陽風により打撃を受ける。乗組員でただ一人生き残ったソヌを、地球へ帰還させようと奮闘する物語。背景には、過去を抱えた人間のドラマがある。 おもしろかったです。細かい点はわかりませんが、迫力と緊迫感、クオリティが高い映像で見応えがありました。韓国映画もすごいんですね。 他の作品でもそうですが、人類が宇宙空間に浮かんでいる姿は考えるとすごいというか怖いというか、見入ってしまう。危険は常にあるとはいえ、想定外の事故など宇宙の驚異は計り知れないんだなってね。。。 故障した時、あんな風に二人も船外へ出るのか?と、素人の疑問。 俳優さんたちはとても良かった。 ***** エンディングで♪Fly me to the moon~ って歌が流れますが、同タイトルの映画が公開されるからおもしろいタイミング。
困難も流星もひっきりなしに
お隣の宇宙開発事情は如何に?月ネタに弱いし珍しく韓流SFかいなと思って見た 一番慣れてない宇宙飛行士がサバイバルするのはゼロ・グラビティ、残った資源を有効活用するのはアポロ13ぽい感じだった 月面着陸は米の時とは違って自動化、ドローンや月面車にはテクの進化に感心した しかしやはり韓国、トライアンドエラーしつこすぎる いや普通死んでるよ 実際はNASA捩ったようなKASAとか有るらしい しかし2番目に有人は国際協力無いと無理でしょう ディレクター役の人が佐々木蔵之介に激似で気になった 何よりも元妻とドローンのお陰だと思うのだけど
凄く感動した
K-POPアイドルが出てるから…とか言うレビューを見て余り期待せず観に聞きましたが凄く面白かった!『K-POPアイドルだから』とか言われてたけど、私は素晴らしい演技だと感動したので ソヌ役の方を調べてみたら、色々と賞を貰っている方みたいで映画評論家やその他いろんな方から、なかなかの高評価をされてるかたみたいで納得!共演した名優と言われている方からも「また共演したい」と言われているみたいだし、一概に『K-POPアイドルだから』と馬鹿にできないのではと思いましたね。映画を観て感じることは人それぞれなので他人の評価だけを見て観ない選択はできないとつくづく思いました。観て正解でした!私は、この映画をお勧めしますね。私も友達や家族を誘って あと1.2回は観に行きたいと思います!!
郎君様✖️クイーンメーカー
劇場におばちゃん多いなあ〜と思ったら100日の郎君様のデュオさん目当てなんですねー。クイーンメーカーのおばちゃんもキーパーソンとして出てきたり、ネトフリ見てる人なら、あーこの人!のオンパレードです。ストーリーは、韓国モノにありがちな、韓国最高!アメリカは下だな!みたいな世界観で辟易する。 NASAが非協力的で韓国だけの力でなんとかするというストーリーが好き嫌い別れる所。迫力があるほどのシーンもないが、郎君様以降、日本ではあまり活躍を見ることが出来ないディオマニアには垂涎の映画でしょう。 予告は、男子好きそうなアルマゲドンかと思い見に行ったが、下世話な韓国ドラマ好き向けでした〜。だからおばちゃん多いのね〜。エンドロールで死んだ先輩達の身内に挨拶に行き、妊婦からハグされるところでおばちゃん号泣してた。エンドロール前で帰る人多かったけど、最後まで見てね〜!
トラブルメイカー
韓国初の有人ロケット打ち上げ失敗から5年、月面の有人探査の為に打ち上げられたウリ号がトラブルに見舞われる話。 K国は確か2年ぐらい前に初めてロケット打ち上げ成功させたところですよね…ということで夢が広がって作られた感じでしょうかね。 なんか将軍様の国のインチキプロパガンダを彷彿とさせる報道描写をみるに、やはり同じ民族なんだなと…。 そしていよいよ宇宙でのトラブルになって、自信過剰で船長すら規律を守らないアホドラマな流れからの、パニック起こしてなんじゃこりゃ? 最早何が起きても「へ〜」「ふ〜ん」という感じ。 終盤引っ張り捲った挙げ句またもやアホな告白合戦みせてくれちゃったりするし、序盤に感じた安っぽい印象をずっと引きずってしまいハマらなかった。
全56件中、21~40件目を表示