劇場公開日 2024年3月22日

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「マイナー作品かもしれないが今週おすすめ。」ブリックレイヤー yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0マイナー作品かもしれないが今週おすすめ。

2024年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年116本目(合計1,208本目/今月(2024年3月度)34本目)。
(前の作品 「コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話」、次の作品「ゴーストワールド」)

 さて、35分差でこちらの作品です。

 アメリカとギリシャ、他の国がかかわってくるスパイものです。そういった事情があり、誰が犯人だの何だの書き始めるとアウト…な気がしますが、最初にだいたいわかるかな…と思ったら実は裏がありましたという、ラストまで目が離せない作品です。

 なお、ギリシャ以外に固有名詞としてロシア等が出ますが、アメリカ映画であり完全に英語です。聞き取りも易しいので字幕でやや不足している点も補えます。

 どうしてもアメリカ映画というと、非常に有名な作品に観客が集まり、そうではない作品はガラガラといったことが多いのですが、本作品はややマイナーなのかなという気はするものの、映画としての作品はとても良かったかなといったところです。2時間を切る(110分だったかな)で終わるのも良いところで、だらだら進むのか進まないのか…という作品や、3時間超え(インド映画以外で3時間超えはきつい…)の映画が増えている中で「時間にやさしい」映画でもあります。

 やや光の点滅が厳しい(いわゆる「撃ち合い」のシーンで生じる)ところがあるので、苦手な方は後方の席を取ることをお勧めします。

 なお、PG12扱いということですが、アクションシーンなどでやや残酷なシーンがあるかなというところですが、PG12なので配慮はあり、どなたが見に行っても一定の満足度があるのではないかと思います(日本映画では「四月になれば~」が本命枠になりそうなので、裏枠が本作品か「コールジェーン」かといったところ)。

 採点に関しては特に気になる点まで見出せなかったのでフルスコアにしています。
ただし、上記にも書いた通り、点滅が気になる点がいくつかあるので、気になる方は後ろ側がおすすめです。

yukispica