劇場公開日 2024年5月31日

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「二転三転する展開、衝撃のラスト!目が離せない衝撃のホラーサスペンス」告白 コンフェッション 映画倫理機構さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0二転三転する展開、衝撃のラスト!目が離せない衝撃のホラーサスペンス

2024年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

山下監督や主演者二人の過去作(「カラオケ行こう」「あゝ、荒野」「沈黙の艦隊」など)は全く知らないけど、春に別の映画を観た際に映画館内に貼られたポスターをみて面白そうだと目に付けていて、いつの間にか最終上映になってたので、上映最終日に急いで鑑賞。割と怖いです。「サスペンス」と思って観に行ったら、思ったよりもホラー寄りで、「ホラーサスペンス」でした。びっくりするシーンもあります。

序盤は割と落ち着いていた二人が、中盤から急に激しく争い.....

終始、画面から目が離せません。休む暇もなく、ビクビクしてました。ハラハラドキドキした雰囲気が好きな方にはもってこいの作品です。喉が渇くので売店でドリンクを買う事をお勧めします。

確かに殺人の動機や殺された女性含めた3人組の関係性などの説明は少し足らないところはあるから若干感情移入しにくいというのはあるのかもしれないけど、そこがメインの作品ではないし、尺が短いので詳しく説明を入れる時間がなかったと思うのでそこは仕方ないと思う。とにかくあの激しさ、ハラハラ感、気まずさを目の当たりにすれば十分感情移入できるし引き込まれると思います。

ワンシュチュエーションですが、無駄な展開もなく割と短めなので、もたつきや引き延ばし感を感じることもありませんでした。(内容的にその心配は無用でしたが)
しかも同じ展開が続くのかと思ったら、終盤は意外にもどんでん返しがあり、二転三転する展開に息をするのも忘れてしまいました。先の読めない、予想出来ない展開に引き込まれました。あまりいうとネタバレになるのでこの辺で。

これは割と評価高いかと思ったら、意外に低い評価も多めでびっくり。個人的には、最高に楽しめたし充実した価値のある80分間でした。満足度は高かったです。
映画としてはかなり短い部類なので、鑑賞代を払うのにやや躊躇しましたが、グダグダと無駄に長い映画よりもよっぽどお金を払う価値があると思いました。

映画倫理機構