「高山病患者は日本語字幕付きの夢を見るか」告白 コンフェッション MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
高山病患者は日本語字幕付きの夢を見るか
おっとタイトルでネタバレだね。久々にタグ付けるか。
これが30年前の作品なら傑作だったと思う。実際原作漫画は20年以上前の作品のようだ。
が、今となっては手垢がボロボロ剥がれるほど付いたオチで、観ながらまさかこういうオチじゃないよなと思っていると一直線にそこに着地する。
逆にびっくりだよ。
ラストに浅井がジヨンを殺す意味もねーしな。
ここに二人も居る脚本家の名前は記さないが、よくこれで行こうと思えたな。
プロデューサーもよくこの脚本で製作にGOサイン出したな。
客なめてんだろ。
けど山小屋内での二人の追っかけっこは良かった。シチュエーションスリラーとしてだけならまずまず楽しめる。
このあたりは山下敦弘監督の演出の上手さだと思うが、「リンダ リンダ リンダ」でも夢オチネタやったよね?
今年も後半に入るが、映画館で観る邦画の予告編はやっすいドラマとやっすいホラーとやっすいアニメばかりだ。観ればそれなりに楽しめるのかもしれないが、そもそも観たいと思えない作品が連なってる。
日本映画界大丈夫?
makoさん、共感&コメントありがとうございます!
> ネタバレ無しのコメント難しいですよねコレ。勿体ぶるモノでも無いというのがまた(+_+)
正に仰る通りです。全編ネタとオチのみの様なものなので何を書いてもネタバレになりまする、そしてそんなすごいネタとオチでも無いのに。。
いっその事、殺し合いの夢から覚めて結局また殺し合いをして、でも実はそれもまた今際のきわの夢で、救助隊が着いたら最初の岩場で二人とも既に凍死してた、、
そして小屋の窓辺に死んださゆりが立ってじっと見てるのが映るとか…16年目の因果応報、、それくらいして欲しかった気がしまする。