それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルンのレビュー・感想・評価
全28件中、1~20件目を表示
努力家ばいきんまん
大人も泣いているというので見に行ってみたのだが、確かに感動した。今作の主役はばいきんまんで、彼の諦めない姿と努力家の一面がクローズアップされていた。
絵本の世界に吸い込まれたばいきんまんは、妖精のルルンに請われて、絵本の世界を壊そうとする「すいとるゾウ」をやっつけるために立ち上がる。しかし、生身では全然敵わないとみるや、巨大ロボを作り上げて再び立ち向かう。それでもダメならアンパンマンを呼んで戦ってもらうのだが、この自らの力の限界に自覚的でありながら、それでも諦めない姿勢が素晴らしい。
悪役としてアンパンマンの引き立て役という宿命を背負い、いつも悪さをしてはぶっ飛ばされるばいきんまんだが、思えば彼は何度アンパンマンにやられても諦めずにまた悪さをしようとする。いつもユニークなメカを持ってくるが、あれらも全て自分で発明・開発しているのだ。不屈の精神を持ったばいきんまんはむしろロールモデルに成り得る存在じゃないかと思った。
バイキンマンが主人公 勇気づけられた
バイキンマンが楽しそうに(だだんだん)ものづくりをしているシーンから高専で実習、機械嫌いだった自分ですが頑張ろうと勇気付けられました。 バイキンマンがものづくりしているシーンのルルンと今までの自分が重なるところがありました。
最初の方ですいとるゾウという敵がでてきたときには希望のハンカチと同じゾウが敵なんだ。ネタ切れかと思いましたが、 なんとすいとるゾウの中身が希望のハンカチのときの暴走する前のバイキンマンがつくったゾウのメカが敵キャラでした!!! 前回暴走してよごすぞうになったときのが強く感じましたがなぜか暴走する前のメカめちゃくちゃつよかった!
クルンの映画らへんから過去作のメカが登場する映画も増えてきて嬉しいです!!
ばいきんまんの俺様が1番失敗しているという言葉に勇気をもらいました。 失敗しても諦めない
ほんとにかっこいいです 愛と勇気の戦士です。
バイキンマンの不屈の精神
未就学児と小学校2年生と鑑賞。上映中暗くならないので安心。後ろで1〜2歳位の子が泣いていたので子供の性格によっては怖がる可能性あり。
良かった点:
・バイキンマンが怒りを原動力に再戦を決意するところ
・ウッドダダンダン開発後の一戦目の戦闘シーン。結構バイオレンスで巨大ロボの戦いはハラハラした
・バイキンマンの「俺様は諦めないのだ〜!」の精神。
・金属溶かしてメカ作ると思いきや、ノコギリや鉋などの工作道具を作成。鉋を叩いて調整するなどの職人的クラフトシーン
・負けそうになったら最後の手段で宿敵のアンパンマンを呼びに行かせるところ。おそらくあのシチュエーションで単に自分の為に戦っていたならプライドのために呼びに行かせることはなかっただろうが、ルルンの為に戦っていたからそうしたのだろう。結局は思い遣りのあるところ。
・アンパンマンがバイキンマンに望みを託すところ。なんとなくアンパンマンって感情なさそうで怖くはあったけど
・味方がミニ象にされまくってるところ。弱すぎ
・アンパンマンが自分の顔を千切って渡した時にルルンがドン引きしてたところ。わかる
・冒頭のオールスター戦闘シーン
気になった点:
・冒頭の先生が弾いてるオルガンからバリバリシンセの音が出てるところ
・冒頭のダンスがCGなのか無表情で怖い
・ミニ象アンパンマンがまあまあ気持ち悪い
総じて良かった
不屈のバイキンマンと無敵のアンパンマン
勝てないと思っても何度倒れても立ち上がる
バイキンマンに心打たれました。
アンパンマンが完全にサポートに回っている
のでいつもと違った作風にはなっていますが
たまにはこういうのもいいですね。
アンパンマンは確かに強くて無敵のヒーロー。
でもルルンはそれだけでは強くなれない。
アンパンマンとは違う形だけどバイキンマン
の優しさに触れる事で大きく成長する。
次世代を担う若者を育てる感じに思える。
短い上映時間の中でアンパンマンの作品の魅力
をぎゅぎゅっと詰め込まれた宝箱のように非常
に完成度の高い映画でした。
隣にいた子供の反応が全て
「あぁバイキンマンが…。」とピンチになったバイキンマンを、子供が応援していた。その反応がこの作品の全てなのかと…。
私個人は生粋の善玉派。アンパンマンの作品の中でバイキンマンを気にした事はほとんどない。でもこの映画そんな私に色々な気づきを与えてくれた。悪玉たるもの苦労なんてしない。楽して勝とうとするもんなんだと思っていた。でも今回バイキンマンが汗水垂らしてメカを作るところを見て、「いつもこんな苦労をして色々なメカを…。」と芽生えてはいけない愛着のような感情が湧いてきてしまった。そう思ったら今まで憎たらしくて仕方なかった様々な悪玉たちの顔が浮かんできた。あいつもこいつも見えないとこで苦労してんだなーって感じてしまい、なんだかそいつらにも愛着が湧いてきてしまいそうだった。
何が言いたいかというと悪玉に愛着湧く話ってのは物語の禁じ手なんだと思った。だけど記憶に残るのはいつも禁じ手。この作品はアンパンマンとバイキンマンの関係が続く限り話題に上がるんだろうと映画を見終えて思った。
天才 vs 努力家
3歳息子の映画館デビューに。本編が始まるまでの予告編の長さだけで、「まだ〜?」と駄々をこね始めて、ヒヤヒヤ。「アンパンマン、お顔の準備をしてるんだよ〜」と宥めることで、なんとかじっとしておくことに成功。無事に本編までたどり着く。オープニングでは、アンパンマン体操やアンパンマンマーチが流れて一気に息子の心を掴む。他の方のレビューで子どもたちが歌い出すとあったが、今回の回では誰も歌い出すさなかった。
今回の主人公はバイキンマンらしく、バイキンマンがいつも以上に活躍していた。
「おれは、何度やられても…諦めないんだー!」ってセリフに、今回の特別キャラのルルンが心を動かされる。
そのセリフに、そういえばバイキンマンってアンパンマンに何度でも挑んでいくよなぁと思った。アンパンマンはその純真とパワーだけで何度でもバイキンマンを払いのける。バイキンマンはあれやこれやと策やロボを作っては、アンパンマンに挑む。もはや天才 vs 努力家の構図じゃん! と妙に感心する。
劇中では、バイキンマンが何もないところから一からロボを作っていく過程が描かれるのだけど、バイキンマンの0→1精神がすごい。己がもっている力にかまけているのは、もしかしてアンパンマンの方かもしれない。息子と60分しっかりと映画を見て、劇場をあとにする。映画館を出たなり「つぎのアンパンマンみるー!」と別の劇場に入って行こうとする息子。慌てて止めると「アンパンマン、お顔のじゅんびしてるの?」と言う。ひとまず次も映画館で見られそうだ。
こだわりは感じるが…
バイキンマンの安定した不屈さが再確認できたのがよかったです。ものづくり等の点でこだわりも感じます。
ただ、最初わくわくしてタンバリンを叩いて観ていた我が子は途中から帰りたがり、もうすぐアンパンマン出てくるからね、と励ましましたが、最後の方はずっと自分にしがみ付いて半泣き状態。メルヘンな世界に戻っても怖さが抜けないようで、鑑賞後も泣いているので抱っこでなだめながらスクリーンを出ました。
バトルの迫力や敵の怖さが今作は強めで、怖がりな我が子には向かなかったようでした。
自分個人としては、前半はバイキンマン以外なじみあるキャラが出てこない、ルルンが足を引っ張ったりうじうじする、画面が地味、などの理由で正直観るのが苦痛、後半は話が進んだりで少し楽しめた、という感じです。ウッドだだんだんがもぐりんになったところ、ジャムおじさんがビニール袋をはめた足でパンをこねていたところは好きです。
すいとるゾウは、元はバイキンマンが生み出した機械。バイキンマンには、我が子であるすいとるゾウに対し、倒すだけでなく最後何か思ってほしかったです。
バイキンマンさま〜〜〜💕
かねてからバイキンマンは『理想の男ランキング』上位に食い込む素敵メンズだと思っていたけど、この映画を観て堂々一位に躍り出た〜❤ ❤ ❤
もーね、とにかく凄いの、バイキンマンの活躍と諸々の対応が!
SDGsを意識したDIY男子で頼りになるし、“今時の若者”(と称したら怒られるかもだけど)のルルンを傷付けることなく時に愛の鞭で突き放すことはしても結果的にはヤル気を覚醒させちゃう素敵な中間管理職っぷりを発揮✨✨
あたしもバイキンマン様の下で働きたい〜〜〜(´∀`艸)♡♡
ジャムバタチーズの活躍にも注目!
仔象姿に変えられても自分たちの本分を忘れることなく、仔象姿でもアンパンマンの新しい顔を全力で作るその姿に励まされた!(そのほかのパンヒーロー達は何の役にも立ってなかったよ、ホント😂)
いや〜〜〜いいもの観た💜清々しかった🌀
これまでにアニメ映画作品ってそれなりに観てきたけど、シアター内が真っ暗にならないのはアンパンマンが初めて。薄暗さを残しておかないと泣き出してしまう子どもが対象年齢ってことか………。
異世界転生したバイキンマン
ふしぎ遊戯的に本の世界に異世界転生したバイキンマンが化け物を倒して世界を救う話。
あきらめないバイキンマンが意気地なしのルルンを叱咤激励しながら戦い続けるところは悪くなかった。
またウッドダダンを作って戦う所は、異世界転生やマイクラのようで良かった。
ただやっぱり子供向けで途中で主人公のアンパンマンフェイズに移行するとちょっとなんだかなと…。
あとはやはりルルンの意気地なし加減が見ててイラついた。他人に助け頼んでおきながら、自分は怖いといい、足を引っ張りまくるのはどうかと思った。
最後のルルン覚醒後にはルルンの力とバイキンマンの知恵で巨大バイキンマン作って欲しかった。
不屈のバイキンマン
絵本の世界に異世界転生でメカ開発スキル使って無双しちゃった俺様のような
バイキンマンが英雄とされる絵本の世界に行くんですが研究所がなくてもメカを作れるバイキンマンの凄さに感心しました
ウッドダダンダンはカッコよかった
オープニングの歌パート以外はほとんどバイキンマンと妖精ルルンの奮闘でアンパンマンや他の仲間たちを観たかった子ども達には少し物足りないかもしれないが
私なんてと落ち込むルルンを鼓舞するバイキンマンは失敗や負け続けだけど諦めない精神の塊でもあるから言葉の重みが違う圧倒的な説得力を持って闘いに挑む姿はカッコよく頼もしかったです
それでも強い吸い取るゾウを前にバイキンマンはアンパンマンを呼んでこいとルルンを元の世界へ飛ばすところ
メチャクチャ痺れましたドラゴンボール観てるのかと錯覚してしまった
ラストはやっぱりアンパンマンさすがの主人公でした
途中ゴゾウに変えられた時はハラハラしましたがジャムおじさんが新しい顔をって言ったときにエッ!?顔の問題なの!?と笑ってしまいましたが
やっぱりアンパンチ強かったです
バイキンマンとアンパンマンの共闘は映画やTVの話でも何度かありましたが
こういう時のバイキンマンカッコよくて良いですね
観に行って良かったです
さて、子供は楽しめたのかと気になった
話題になってたので勇気を出して観に行ったのですが、個人的は面白かったですけど、前半はずっとバイキンマンとルルンしか出てこない映画でしたから子供たちは楽しめたのかなと少し不安になりました。
しかし長い歴史の中でこういう番外編的なものがあってもいいかなと思います。
私はバイキンマンみたいなメンタルが欲しいです。
非常によく考えられている映画。
タイトルの通りです。子供向け映画だしアンパンマンについてはよく知らないで、子供に付き添って視聴しましたが、そのあまりのストーリーの緻密さに驚かされました。
ストーリーについては割愛しますが、要所要所で子供たちにお手本にしてほしいマインドが散見されましたよ。
失敗続きで落ち込むるるんに対して、自分だって何度も失敗してきたぞ、というセリフのあとに「まいったか!」と堂々胸を張るバイキンマン。「成果が実らなくても努力をしてきたことはそれだけで立派である」そんな普遍的な価値観が何気なく伝わる粋なシーンでした。
あと、実は仲間を見殺しにして逃げてきた...そう自分の落ち度を吐露するるるんの背中を物言わず押して、今やるべきことをやることが最優先と思い知らせるバイキンマンはまごうことなき師匠です。だって下手な擁護をする必要はないんです。自分の弱さを思い知ることは成長に不可欠なんですから。なんでも綺麗事で取り繕って穏和な世界をやっているのがアンパンマンの長年のイメージだったので(失礼)、こんなに含蓄のある映画かと驚かされました。また、るるんが「負けたらどうしよう。仲間もバイキンマンもアンパンマンも倒れてしまって、最後には自分一人だけになってしまったらどうしよう」と怯えるシーンでは、アンパンマンが「それでも君の心の中に仲間がいるよ」と言葉少なく諭すので思わず涙腺が緩みました。いつもいつでも上手くいくなんてことはなく、最悪の場合、そうなるでしょう。どんなに現実で希望が持てなくても、心の中に希望を持つことはできる。夜と霧というナチスの収容所について書かれた本では、死を目前にしても想像力を持つものは精神的自由を持ち得て凄惨な生活の中でも心豊かに暮らしていた事実が記録されていました。人は実質的な存在だけを頼りに暮らしているのではなく、想像力を持つ心と共にあります。それさえ忘れなければ、どんな辛い状況でも、私たちは心の中でアンパンマンやバイキンマンと向かい合い語らうことができるのです。
終盤、自分一人だけまだ戦える状況に置かれた絶体絶命のるるん。臆病な気持ちが優って一歩が踏み出せないでいると、小象に変身させられた瀕死の仲間たちがなおも自分を庇って立ち上がるではありませんか。今までは守られるだけの小さい愛らしい存在だった自分。今度は立場が逆転して、アンパンマンたちが自分よりか弱い存在となります。この時初めてるるんは一人で立ち向かうという闘志を燃やします。どんな人間も、生まれた時は小さく守られるべき存在であり、大人たちはいつでも自分を守ってくれる頼れる存在でした。しかし、人間というのは必ず老いるもの。子供たちは、いつしか必ず成長し今まで守ってくれていた家族や仲間を守る側となるのです。それが支え合い共に暮らすということです。思いやりは循環し続けるのです。昨今、政治については年寄りと若者の間で分断が起きています。今のままでは日本の未来は危ういでしょう。どうかアンパンマンの世界のように皆が思いやりあって正しく支え合って暮らしてはくれないか。そう願って止みません。
挑戦とか戦いとかそれだけでない、強かな精神論の視点を持つ良い映画でした。
ムネアツ「アンパンマンとばいきんまんはお互いのことどう思ってるのか」
思ったよりも熱い展開になっていない。
ゲストキャラのルルンの設定がちゃんと提示されていない。
演出的な派手さが乏しい。
と、正直残念な点は多い。
しかし、逆に楽しい部分も十分にある。
目立つのは「ばいきんまんがどうしてあんなにホイホイとロボットを作ってアンパンマンと戦えるのか」という日常的な疑問に対しての明確なアンサー。
乏しい資材を最大限に有効活用し、細部に拘り、地味な作業をこなす彼の姿はまさしく匠だった。
個人的に一番はアンパンマンとばいきんまんのお互いへのスタンスが明確に描かれていること。
アンパンマンはばいきんまんにも偏見を持たず、常にニュートラルに接していて、ばいきんまんが困っていれば助けることに躊躇しないし、他の人同様に信頼もしている。
ばいきんまんはアンパンマンを宿敵としているが、アンパンマンのことを誰よりも理解してて自分でさえも助けてくれるとある種の信頼を持っている。
「アンパンマンを呼んでこい」
「ばいきんまん、ルルンを守って」
の2つのセリフはお互いの関係性を非常に巧みに表現している。
この展開だけで個人的には観に来た価値があったと感じた。
盛り上がり、という点では他のアンパンマン映画でのオススメはあるが、本作も見応えは十分にある映画だった。
バイキンマンが主役という事で期待したが
自分の次男は1歳と約半年。
アンパンマンが大好きで、家ではサブスクでよく映画を見せている。
そんな次男を映画館デビューさせようと、長男の息子と妻を連れ、アンパンマンの映画を見にいくこととなった。
今回の話の主役はバイキンマン。
公開前からある程度チェックしていたが、本来敵役のバイキンマンが主役の映画は少ないし、バイキンマンがアンパンマンと協力して、どんな熱い展開を見せてくれるのか、大人の自分でも心から期待していた。
映画が始まる。
ここ最近のアンパンマン映画と変わらないオープニングの導入は良かった。実際、息子達もアンパンマンのマーチが流れながらのアンパンマンや、仲間達の活躍に興奮しながら見ていた。(他の映画でもここが一番盛り上がる)
だけど、話が始まるとバイキンマンがメイン。
バイキンマンが今回の重要キャラクターのルルンと共に材料集めから必死にメカを作ろうとする姿が描かれる。
そしてそのメカで今回の敵のすいとるゾウに挑むのだが、簡単にやられてしまう。
そこで、アンパンマンに頼ろうとするバイキンマン
え!?あのバイキンマンが一度やられただけでもう諦めるの?
敵のアンパンマンに頼ろうとするの早すぎじゃない?
なんというか自分が想像していたのは、バイキンマンがアンパンマンに挑むように、すいとるゾウに何度も挑むもボコボコにやられる。
バイキンマンの脳裏にアンパンマンの姿がよぎるも頼りたくないバイキンマン。
それからもボロボロになりながらすいとるゾウに必死に立ち向かうも、ルルンがピンチに。
ルルンを庇う満身創痍のバイキンマン。そこで初めてアンパンマンを連れてきてくれと。あいつじゃなきゃ、本当のヒーローでないとダメなんだと。そういう泣ける熱い展開だと勝手に思い込んでいた。
そう、勝手な妄想と前評判に期待しすぎたのだ。
これは子供映画だ。子供映画でも感動できるしんちゃんの映画とは違う。
前に長男を連れていった機関車トーマスの映画も、言ってはなんだが眠くなるくらいとても退屈な話だった。
上映時間もそんなに長くない。
そんな中で小さな子供に話が分かりやすく上手くまとまっていれば制作側にとってはそれできっと良いのだろう。
そして、うちの息子達はアンパンマンが活躍する姿が好きなのだ。
その為、バイキンマンが活動する最初の方ですでにダレてしまい、アンパンマンとルルンが遭遇した辺りですでに飽きてしまって席を立ち上がり走り騒いでしまっていた為、途中で妻は息子達を連れて退場。
取り残された自分は、チケット代が勿体なかった為、一人で最後まで見たがモヤモヤとした気持ちで映画館を後にした。
その為、後半部分の話はほとんど入ってこなかったが、大まか想像どうりアンパンマンとバイキンマン、駆けつけたカレーパンマンや食パンマン達と一緒に力を併せてすいとるゾウを倒しおしまいという感じだった。
ともあれ、こうして次男の初めての映画デビューは散々に終わった。
今回、高評価で興行収入も歴代作品一位と好調なアンパンマン映画。
自分が期待したバイキンマンの活躍とはかけ離れていたが、アンパンマンと協力して敵と戦うというコンセプトはちゃんと描かれていた。
この先、今作品がサブスクになった時にもう一度息子達と見て見よう。
きっと映画館とは違って落ち着いた気持ちで、穏やかな気持ちで楽しめるだろう。
一流のエンジニア A Top-Notch Engineer
X(旧Twitter)の書き込みか何かで、
「エンジニアリング的に見逃せない」
みたいなのを見て、思い立って行ってみた。
映画館の中は果てしなく場違いで、
会場が暗くなることなく本編上映。
真っ暗になったら、そりゃ子供が怖がるよな。
知っている曲が始まると、
子供達は、一緒に歌う。
見えたものをそのまま言う。
まるで人の家のリビングにお邪魔している感半端ない。
今回はバイキンマンがメイン。
テクノロジーの乏しい世界で、
鉄を集め、道具作りから始まったのはシビれた。
かっこいいぞバイキンマン!
独り鉄腕DASH、独りプロジェクトX。
その仕事ぶりは実に、プロフェッショナル。
見事に木造ロボットメカを組み上げる。
その始動のメカ描写も、
細かいところは聞きそびれたし、
パンフレットは絵本なので、
詳細は書けないけれど、
まずネジを巻き、
勢いをつけるためのカウンターウェイトみたいなものを動かし、
歩き出す。
巨大なカラクリ装置。
パシフィック・リムの1作目を見たかのような
メカに感動するあの感じ。
独り「すげー」とつぶやく隣で、
子供たちに配られた小さいタンバリンがシャンシャン鳴り、
「アンパンマンわぁ?」と親に子供が尋ねる。
そんな喧騒の中でも、エンジニアリング愛に溢れるメカ描写に感動していた。
最後は、アンパンマンをはじめとするオールキャストで
ピンチを迎えながらも、ハッピーエンド。
エンジニアの端くれとしては、
アンパンマンよりバイキンマンと話が合いそうだ。
終映後、
人の家のリビングからは早々に退場した。
I saw something on X (formerly Twitter) that said something like “It’s an engineering marvel you can’t miss,” so I decided to go.
Inside the theater, I felt completely out of place, and the main feature started without the room going dark.
Well, if it went completely dark, kids would get scared, right?
When familiar songs started, the kids sang along. They said whatever they saw out loud.
It felt like I had been invited into someone’s living room.
This time, Baikinman took center stage.
In a world lacking in technology, he began by gathering iron and making tools, which was thrilling. Baikinman is so cool!
A lone Tetsuwan DASH, a solo Project X. His work ethic was truly professional.
He expertly built a wooden robot mecha. I missed the finer details of its mechanism, and since the pamphlet was more of a picture book, I can’t describe it in detail. But first, he wound a screw, moved something like a counterweight to gain momentum, and it started walking. A giant mechanical contraption.
It felt like the awe of seeing the first Pacific Rim movie’s mechs.
While I whispered “amazing” to myself, kids were shaking their little tambourines, asking their parents “Where’s Anpanman?” amidst the noise, and I was moved by the mechanical depiction overflowing with engineering love.
In the end, it was a happy ending with all the cast, including Anpanman, facing a crisis but overcoming it.
As a fellow engineer, I felt I’d get along better with Baikinman than with Anpanman.
After the show ended, I quickly left the “living room” I had been invited to.
ばいきんまん、良いやつ
ばいきんまんは、絵本の中から助けを求める声により、絵本の中に吸い込まれ、森の妖精ルルンと出会った。ルルンは、森で大暴れするすいとるゾウをやっつけてほしいと頼み、すいとるゾウに立ち向かったばいきんまんだが、すいとるゾウの強さに苦戦を強いられ、ルルンにアンパンマンを呼ぶように伝え・・・てな話。
子連れしかいない中でのアウェイ感の中での鑑賞。
ストーリーも悪くなかった。
ばいきんまんが良いことをするのも良いな、って思った。
技術者としてのばいきんまんがじっくり見れる
たまごひとつでいのちの星を追いかけてここまできたばいきんまん。ひとりでUFOをロボットを作り続けてきた彼の総決算のような映画でした。
テレビ番組DASHでTOKIOのメンバーが木を切り金槌を打つ姿は見ていて面白いですが、それをばいきんまんでじっくり見せてくれます。最初に一通り道具を揃えるところが良かったです。
また前半パートほとんどアンパンマンが出ず、ばいきんまんとルルンのみなのも今回はばいきんまんをメインに据えた映画という覚悟を感じました。
米村さんはテレビシリーズでも人気の黒騎士を担当した方ですがばいきんまんのかっこよさを発揮するのが本当にお上手で安心して見ることができました。
幼少から見ている作品に対して、今でもこんなに感情を動かされるのは嬉しいことです。
製作スタッフには感謝しかありません。
諦めない心と協力心
胸熱で涙が…。
弱気なルルンに寄り添い何度敵にやられても立ち上がるばいきんまんの姿はまさに愛と勇気の戦士でした!
すいとるゾウが完全に消えるのではなくコゾウに姿を変えた描写が素晴らしかったです。
まっすぐ伝えてくれる作品に大感動。
大人の心にも強く響くものがありました🌈
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