劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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作画が好みじゃなくて乗り気じゃなかったけど
アニメ未視聴、ゲームはやってる勢ですが凄く良かったです。
ゲームでスキルが発動した時みたいな演出かっこいいし、ジャングルポケットがタキオンに追いつけなくて絶望するシーンとか胸に刺さりました。
映画視聴後にジャングルポケットについて調べたら日本ダービー後の雄叫びはそういうことだったのか…タキオンが因子キャラなのってそう言う事なのかな?とかウマ娘って2度美味しい作品じゃねーかよ!てなったのでアニメも一気見しました。
2期が面白すぎます!
良かったけど...
良かったけど...
めちゃくちゃ面白いかって言うと微妙。
キャラの魅力が引き出せてない。カフェの扱いとか適当すぎだし、オペラオーもラスボス感をあまり出せてない。
新規を獲得するための映画にするんだとしてもレースの説明とか詳しい説明が少ないと思う。
作画の暴力で勢いは凄かった。
ダービーまでは良かったけどそこからグダグダした話。
個人的に崩す作画はあまり好みではありませんでした。
作画◎ ストーリー▲
映画じゃなくアニメ4期としてもっとキャラとか深堀りしてストーリーを丁寧にすれば良かったと思う。
演出かっこよかったけど
ウマ娘はアニメ1・2期を視聴、ゲームは少しやった程度で、競馬の知識がないまま見ましたが、ちょっとついていけない箇所が度たびありました。
ポッケが主人公だから当然ではあるのですが、他のメインキャラクターたちの掘り下げがもっとあったら、それぞれの子達をもっと応援したい!と言う気持ちになることができ、ポッケとの勝負がより熱く感じられたのではないかと思います。
カフェの「あの子」の存在とか。
映画という尺の都合上「全部載せ」が難しいのは承知ですが、やっぱり競争シーンの作画のかっこよさとか、スクリーンで繰り広げられる迫力のあるシーンとか、演出がよかったからこそ、
ポッケだけでなく、ライバルたちそれぞれの「勝ちたい」気持ちの根源まで見てみたかったと思います。
私は史実のポッケのことを知らないまま見に行ったので、ストーリーの進み方に「こう言うもんなのかな…」という感じで見てしまいましたが、しっかり勉強してまた出直そうかと思います。
賛否様々意見がありますが、観たほうが良いと勧めます。
馬券仲間に観に行く事を誘われ、前作?のYouTubeのナリタトップロードを観てからこの映画を見ました。
TVアニメは見てませんしゲームもやってません。
視聴した結果ですが、分かりやすく言うと感動のヤンキースポ根アニメでした。
レースの迫力は素晴らしく、キャラの掘り下げは考えさせられ、有意義に視聴することができました。
惜しいのは少し駆け足気味なのかなと感じました。前編を日本ダービーまでにして、後編で不調期からJCまでの2部構成にしたほうがもっとキャラの魅力を伝える事が出来たのでは?と感じました。
手法として、シーン構成や映像を見せるだけで様々な説明を省略する部分や、出てくる色々な小物(サンキャッチャー以外)でキャラの心情を説明するなど、演出はテンポ良かったです。
まぁ、キャラ説明となるとフジキセキで1時間オペラオーなんか2時間は最低でも必要ですし、短い映画の枠で多少端折ってしまうのは仕方ないことだと思います。
視聴後、ゲームも勧められたのですが、なんか課金が凄いと聞いているので宝塚の結果次第でダウンロードするかどうか決めます。
名画かよ
素晴らしいの一言につきる。
私はアプリも入れたことがないし、テレビシリーズも未視聴、競馬もやらないし見ることもない。
しかし、最高だった。
しかも最初のカットからだ。
だってこの映画のオープニングカットは「これはウマ娘コンテンツではなく映画そのものである」という観客への宣戦布告にほかならない。
この映画では、ウマ娘である登場人物たちはキャラではなく一つの人格として成長し、物語を引っ張るのは、説明セリフではなく画面の説得力である。
アプリ特典ほしさに劇場に足を運ぶのも悪い事とは思わない。しかし、気をつけたまえ。この映画は観るたびに観客にガチンコの殴り合いをしかけてくる劇薬だ。
クオリティはトップクラス、2回目は是非小説版を一読の上で
まずはじめに私はウマ娘と競馬の知識はほぼゼロです
EDの曲をテレビか何かで聞いたかな程度の知識しかない状態で観賞しました
正直友人に誘われなければ観るつもりは全くありませんでした
そんな人間が初見でこの映画を観た感想ですが、結論から言うと面白かったです
特に『演出と作画』のクオリティはここ最近のアニメ映画の中でもトップクラスであると思います
●演出と作画
BGMとキャラクターの表情、カメラワーク、配色等のバランスが秀逸で、作品への没入感を非常に高めています
作画もレースシーンでは3Dと手書きの使い分けがしっかりとされていてとても観やすく、ここぞという場面では迫力抜群の作画で鳥肌が立つほどです
作画に関しては何より色彩がとても素晴らしい
その場面やキャラクターの心情に合わせた色合い、特に光の表現には感動する程でした
●ストーリー
冒頭の通り私はウマ娘も競馬も知識はほぼゼロです
そのためこの映画を観るに当たっての不安として世界観やストーリーの難解さや萌え要素がありました
結果、これらの不安は杞憂に終わりました
まず、萌え要素ですが、タイトル詐欺です
というのは大げさですが、この映画は萌えよりもスポ根がメインです
プリティーとタイトルにありますが、プリティー要素は序盤と最後のライブくらいが主だったかと思います
個人的には萌え要素苦手でもそこまで気になる程ではなかったです
最後のライブが意味不明というレビューが散見されましたが、意味不明です
特にストーリー的意味もないようなので深く考える必要性はありません
私はあのライブ含めてエンディングと解釈しています(実際そのままEDですので)
次に難解さですが、この映画のストーリーはむしろとてもシンプルなものでした
【ライバルに勝つ、誰よりも速く先にゴールすることを目指す】大雑把に言えばこれだけです
専門用語の解説もありますし、重要度は低いです
大雑把なイメージしか出来なくてもストーリーの理解には大して支障はありませんでした
特に初見だと「ウマ娘」とは?となると思います。競走馬の擬人化ということは分かるが…と
言ってしまうと作中でウマ娘自身が謎多き生命体とか言っています
深く考える必要性ゼロでした
ウマ娘とは何なのか良く分からなくてもストーリーを理解し楽しむ分には何の支障もありませんでした
ただし、シンプル故に単調なストーリーという訳でもなく、ライバルとの関係、怪我や敗北からの心情の変化等ストーリーに深みを与える要素もしっかりとあります
人によってはこれらの深み、特に心情の変化は難解と感じるかもしれません
というのも、この映画は心情の変化をセリフで分かりやすく表現のではなく表情やカメラワーク、BGM、色彩等様々な演出で表現します
しかし、これらは複雑化した心情の表現としてむしろセリフよりも分かりやすく表現されたもので、この映画の演出を私が大きく評価する理由の一つでもあります
しかし感性は人それぞれ、ましてや初見での鑑賞際この映画は情報量が多いのも事実です
そこで私が強く勧めたいのが小説版です
小説版で複雑化した心情を理解した上でもう一度鑑賞すると演出の素晴らしさがより一層際立ちますし、ストーリーの理解度向上もあってこの映画をより楽しめることは断言します
初回と2回とで印象が大きく変わるキャラクターも何人かいました
ウマ娘というタイトルからマイナスなイメージしか持っていなかった人間ですが、圧倒的なクオリティの高さやストーリーの面白さで観て良かったと思える映画でした
ウマ娘は競馬の知識があるとより楽しめるとのことなので機会があれば競馬についても軽く調べた上でもう一度鑑賞してみようかとも思います
起承転承転結な作品
アニメやゲームを少し触れている状態で鑑賞しました。
前半・後半で動きがあり、個人的には二つの山場を超えていくため起承転承転結で楽しく鑑賞出来ました。
頑張っていく姿が早いテンポで演出されているため飽きも少なくリピートも出来ています。
ただ、前提として、ウマ娘の世界観を知っており妥協が出来るか否かはあると思っております。
全体を通して説明は足りていないと思いますし、ウマ娘 RTTT等も知っていないと厳しいと感じました。
実際、世界観を殆ど知らない人とも行きましたが説明不足で厳しい所が多く、鑑賞後に聞かれて説明をしていました。
レースシーンでの演出や最後のシーンが躊躇に不明になってしまうかと思います。
シーンの繋がりの部分における演出も個性があるため、好みが分かれる部分との印象を受けました。
演出や表現も個人的に好きな内容であったためリピートして楽しむ事が出来ていますが、人により話が飛んでいる・くどい表現と捉えてしまう様にも思えてしまいました。
個人的なメモとなりますが、ポップコーンの購入はSサイズであればオススメします。
Mサイズは見入ってしまう事が多いため余してしまいました。
初めて2回見に行った映画
オタク向けの萌え系かと思いきや、バチバチに熱いスポ根映画でした。
プリティどころか熱血です。
見終わった後は走りたくなりましたもん。
脚本、映像、音楽、演出どれをとってもほぼ満点です。
主人公が最強を目指しているように、クリエイターの人達も最強の映画を目指して細部までこだわって作られたのがよくわかります。
必要な知識は映画の中で説明してくれますし、他のシリーズの続編というわけでも無いのでウマ娘や競馬の知識がゼロでも普通に楽しめると思います。
公式の旧Twitterにも用語説明が有るのでそれを見てから行くとより細かい所まで見る事ができると思います。
私も1回目より2回目の方が細かく見る事が出来て何度か涙しました。
RTTTの続編と言うのを見かけてそちらも見てみましたが、作品としては素晴らしかったのですがどこが続編なのかはわかりませんでした。
知ってるキャラは出て来ましたが、物語的な繋がりはほとんど感じることはなく、そのキャラも本当に同一人物かというほど性格が違っていましたので。
マンハッタンカフェの出番に疑問を持っている方は感情曲線を意識してみると良いと思います。
例え尺があったとしても感情曲線を壊してまで主人公そっちのけのカフェとモブが競い合う活躍を描かれる事は無い気がします。
スポ根が好きな人は食わず嫌いや偏見を持たずに是非とも劇場に足を運んでみて欲しいですね。
知名度さえ有れば間違いなくニュースになっているレベルの作品でした。
最後のライブがあまりにも唐突だったので星を少し減らしていましたが、レースを見に来たりして応援してくれた人達の為に感謝のライブをする世界みたいなので、映画を見に行った私達に感謝してくれてるんやなと星を戻しました。
ハマる人が多いのもわかる面白さ
ゲームもやったことないし、アニメも観たことなかったし、そもそも競馬についての知識もほぼない。でも、この映画観ようと思ったのは友人が面白いと勧めたから。競馬のこと知らなくても、スポーツマンガ好きなお前なら楽しめると言われたから。
実際の競走馬の名前を使ったキャラクターを使って、実際のレースの結果を踏襲すると聞いていたが、そもそも知らないから自分にはあまり関係ない。キャラクターの名前は聞いたことがあるという程度。でも、あまり関係なかった。圧倒的な力を持つライバル、諦めない心、ともに走る仲間、周りで支える人たち…、どれもが熱く、立派なスポ根だ。そういう意味で友人の言った通り私好みの映画だった。
でも、レースの描写が意外とあっさりめだったり、あの世界観にすぐさま放り込まれる戸惑いとかもあって、感動は薄めだったかも。推しのキャラを見つけて楽しむ人が多いのも納得だ。実際の競走馬は足を怪我すると命を落とすことになるが、本作では復活を遂げるというファンタジー要素が入っているのも競馬ファンだったらたまらない気がする。ゲームに手を出す気にはなれないが、アニメは観てみたいと思える内容だった。
低評価レビューに騙されてはいけません。
私がレビューを投稿した時点では平均点数が「3.7」になっています。(2024年6月13日時点)
他の作品と比べて低評価レビューが多い(★1と★2を合わせて約17%)気がしますが、騙されてはいけません。
大体の低評価レビューに目を通しましたが、ほとんどが間違ってます。
あえて言いますが、文章を見る限り、ちょっとその人たちは主に首から上が色々と足りてないです。
具体的に言うと、映画をちゃんと「見れる」能力の平均点を偏差値50とすると、偏差値40以上(全体で言うと70%ぐらいの方)の方は、きちんと集中して見ればこの映画を「見れる」と思います。
(映像表現の基礎知識として、物事が前に進むときは上手(右)から下手(左)にキャラクターやモノが動く、等は知っておいた方が良いでしょう。)
以下、参考にして頂けますと幸いです。
①競馬とウマ娘の知識がないからわからなかった!
そこそこ見かけるレビューですが、このコメントの時点で映画を見ていないのがバレバレです。
何故なら、映画を見る上で必要な知識は全て劇中で説明されるからです。
・OPでの「ウマ娘とは何か」の説明
・G1レースが特別扱いされていること
・テイエムオペラオーというヤバいラスボスがいること
全てセリフで説明してくれています。
ましてや、ウマ娘に関して知識がいらない点は劇中でわざわざ「ウマ娘は謎に包まれた未知の生命体」と言ってくれています。
これは、ウマ娘は謎の生き物なので、深く知っている必要はありません、という意味です。
その為、本映画を見る上で必要な知識は
・ウマ娘というよくわからない生き物がいる
・ウマ娘はめっちゃ速く走る
・どうやらレースで走って、それをみんなで応援するらしい
これだけです。
たったこれだけの知識で十分な作品に対して、「ファン向けだ!わからない!」と書いている人は、見ていないか、上映中ずっと寝ていたかのどちらかですので、そういったレビューは読むに値しません。
②推しキャラが全然活躍してない!出番が少ない!!ラスボスがポッと出!!
ウマ娘ファンの方のレビューで時々見かけます。
大半がマンハッタンカフェ、テイエムオペラオーのファンの方だと思います。
これはこの作品がどうか、ということではなくて、映画を見る上での最低限の知識なのですが、基本的に主人公の視点で物語が動く、ということです。
本作品の主人公はジャングルポケットとアグネスタキオン(裏主人公)なので、この二人の視点でしか物事は動きません。
その為、マンハッタンカフェの出番は弥生賞と菊花賞しかなく、史実のマンハッタンカフェ号は弥生賞で馬体重-16kgで4着、アザレア賞で馬体重がさらに-20kgで11着となり、休養に入ります。
休養明けに条件戦を連勝してセントライト記念4着、菊花賞は6番人気で出走して勝っていますが、このレースは2着に11番人気のマイネルデスポット号が来る等、大荒れのレースで、マンハッタンカフェ号も単勝17.1倍とほぼノーマークでした。
その為、むしろここでマンハッタンカフェの扱いを大きくするのは史実的にも、作劇的にも不自然です。気持ちはわからなくないですが、あなたの為に作られた映画ではありません。
テイエムオペラオーに関しては、オープニングでも止め絵で「覇王」の文字とともに登場して、2000年有馬のシーンで主人公が憧れる強い先輩のフジキセキから「ありえない、すごい」と言われるなど、普通に見ていたら強者だとわかる演出になっています。
また、主人公の口からも「間違いなく、今トゥインクルシリーズで最強」と言われており、何度も重ねてラスボスであることが説明されています。
その為、テイエムオペラオーが「ラスボスとして唐突に出てきた!」と言っている人は、アイマスクと耳栓着用で映画をご覧になったとしか考えられないので、論じるに値しません。
③展開がわけわかんなくて感情移入できない!
これもよく見かけます。
何故か、映画をたくさん見ていますアピールをしている方に多いです。
はっきり言って、まともな映画を見慣れている人なら絶対にありえない感想です。
この映画は幼稚園児でも理解できる様に作られた安っぽい日本の実写ドラマや、絵が動いているだけで満足してしまう低予算の深夜アニメとは決定的に違う点があります。
それは、「何でもかんでもいちいちセリフで説明しない」ことです。
この映画はかなり尺の部分でも切り詰めて作られているので、心理描写や状況説明をセリフではなく映像(演出)と音楽で説明している場面が多々あります。
これを全てセリフで説明してしまうと、映画の上映時間は3時間を超えるでしょう。
また、複雑な感情を表現する為の手法として、セリフと演出が真逆になっているシーンが複数あります。
これは、演出、映像の部分が「本心」で、セリフの部分は「嘘」(自分を騙す為、もしくは人に心配を掛けない為、等)になっています。
例を挙げると、
・無人の電車に乗っているアグネスタキオン
・雄たけびを上げるジャングルポケット
・夏合宿全般
これらはかなりわかりやすいシーンですが、他にも色々とありました。話しているときの背景がどうなっているか、等。
確かに、ちょっとわかりにくいかも知れません。
しかし、ジブリアニメ(特に宮崎、高畑作品)よりははるかに分かりやすくなっています。
これが理解できないということはジブリアニメも理解できないのか、とレビューを読みながら哀れな気持ちになってしまいました。頑張って生きて下さい。
④美少女もの、萌えアニメ気持ち悪い!!
何件か見ました。萌えアニメ要素はほぼ無いです。
それをわざわざここに書き込みに来ているあなたの方が気持ち悪いです。ネットしてないでハローワークに行ってください。ご家族が心配していますよ。
⑤レースシーンばっかり!つまんない!!
スラムダンクを見て「バスケのシーンばっかり!」とか、ハイキューを見て「バレーボールのシーンばっかり!」と言っている人と同類ですね。
DNAとIQを自分で選べなくて可哀そうです。
⑥あのクリスタル何?意味がわかんない!!
これ書いてる人はちょっと色々とあれです。
日常生活がきちんと送れているのか心配になります。
あれはどこからどう見ても持っているキャラクターの心を表していますよね?
なので、あのクリスタル一杯にフジキセキが映し出されたのはジャングルポケットがフジキセキに魅了された、心奪われた、という意味で、あんなにコテコテに分かりやすくやるのは逆に勇気が必要(ダサいと思われるかもしれないので)だと思います。
また、心境に変化が起こるとクリスタル(サンキャッチャー)に変化が起こります。
・傷がつく
・動き始める 等
また、あのサンキャッチャーを持っているのがジャングルポケットとアグネスタキオンだけ、というのが、この物語の主人公がこの2人だ、ということを表しています。
誰が見ても明白です。
⑦最後のライブ意味わかんない!!
私もわかりません。
多分、強引にでも4人で歌わせたかっただけだと思います。
以上、少し辛口のコメントになりましたが、お話の本筋のネタバレに触れずにコメントしてみました。
まだ上映は続いていますので、まだご覧になっていない方はぜひ劇場へ。
低評価レビューを書いたけど、これを読んで自分の間違いに気づいた方も、今すぐ劇場へGO!
ウマ娘ファンならもちろん、軽く知ってる程度でもアニメ好きなら見る価値アリ
全体的に良くも悪くもハイカロリーです。
もし、前日譚にあたる『ROAD TO THE TOP』を視聴済みならば、同じ系譜と言えばそれで十分伝わるかと思います。だれることが無い半面、やや駆け足で物語の進行速度が速く説明は少なめなため、本作でウマ娘に初めて触れる人は公式サイト等を事前に参照しておいた方がいいかも。
心理描写はセリフより暗喩や演出に重心を置いていて「説明しなくても、映像から心の内や象徴を読み取ってねと」言っている感じがあります。上記の『RTTT』よりもこの傾向は強め。意味があるんだろうけど上手く飲み込めない点があったのは事実。(※個人的事情で私の鑑賞スキルが低下している点は付け加えておく)
レースシーンの映像・演技はクオリティも迫力たっぷりで、ああいうケレンミあるアニメ演出が好きな人にはたまらないことでしょう。予備知識なんていらない、スポコンを映像の力で押し通すまさにハイカロリー。
ファン向けにそこかしこに小ネタをねじ込んでいるので拾うのが大変です。この辺りも良くも悪くもハイカロリーな印象を強めています。リピート向けという事なんでしょうか。
色々書きましたが、熱く迫力あるレースは「自分もちょっと走りたくなる」そんな作品です。
最高のアニメ映画!
ウマ娘、ゲームは未プレイ、アニメはs1s2のみ鑑賞済みのにわかファンです。
s3を見ていなくとも話は分かると聞いて見に行きました。
すごかった。
最初から最後まで、「素晴らしい映画を作る」という情熱に圧倒される作品でした。
筆者はタキオン推しです。
というか、タキオン推しに変わりました。
研究し尽くしたからこそ己の体の限界を知悉してしまったタキオンが、他の誰かに託そうとして、やはり己自身で到達したいと振り切る様に涙が溢れました。
そうだよね、戦いたいよね。勝ちたいよね。
他の誰でもない、自分の力で。
ポッケちゃんも良かった。
追いかけて、追いつけなかった記憶からくるトラウマを、強く熱い向上心で追い抜いたシーンで固く拳を握りしめちゃいました。
かつこいいよ、ポッケ。
ウマ娘は見れば見るほど推しが増えていく作品ですが、今回もまた沼らせられました。
タキオン愛してる。
ポッケに幸あれ。
結末を知り史実を知った上でもう一度観たくなる
ウマ娘はアニメ+ソシャゲ、競馬はウマ娘より少し前からしか知らないため、興味ある馬だけ史実を調べるという感じで、今作のキャラは史実を知らないまま鑑賞しました。
史実を知らない私主観ですが それぞれキャラ毎のレース展開にハラハラドキドキしながら、レース後の表情や行動、言動からどういう想いでいるのか考えながら観ることが出来て、終始ポケットに感情移入し過ぎてたので度々涙しながら鑑賞しました。
鑑賞後は、史実をしっかり調べてこの結末を知っている上でもう一度観たいと思わされました。
あとは、ウマ娘ならではの後ろ側でわちゃわちゃしてるウマ娘達を探すのもめちゃくちゃ楽しかったです。
マイナス点としてはカフェのシーンが極端に少なかったことです。
タキオンとの関係性やカフェ自身のレース展開、結果がカットされすぎて分かりづらく残念でした。
熱い青春スポ根アニメ
見る前の印象はよくある美少女がたくさん出てくる萌え系作品と思っていましたが、実際はウマ娘達の青春を掛けた熱いスポーツアニメでした。
ウマ娘は競馬をモチーフに作られているだけあって史実のレースでの展開や実況も再現されており、レース中のアニメーションの迫力は一見の価値ありです。
映像や音響の迫力は劇場で見てこそだと思うので見てない方は是非劇場で見てほしいと思います。
これを見に行かない選択肢はあり得なかった
私は、この映画に対する真に驚くべき感想を書き込みたいが、この余白はそれを書くには狭すぎる。
というのは流石に冗談で、自分の記憶力と文章力の問題である。ネタバレ無しで少し書いていきたい。
一つに、カメラワークの業がある。1度目はわからなくても2度目、3度目と繰り返してみると「頭がおかしいんじゃないか」と思いたくなる大胆で美麗なカメラの動きに驚くことと思う。
二つに、演出の妙がある。冒頭数秒で出てきたアレ(ここでの明言は避けたい)を含め、この映画には世界観に入り込む余地が大きい。「ウマ娘がどういう存在で、彼女たちとその周囲の人々は何をするか、何に魅せられるのか」が直ちに理解できる。これは、自分のようなほぼウマ娘を知らない人間にとっては有難いくらいの前置きで、しかも、その前置きが蛇足になってない点でも素晴らしい。
三つに、中の人の演技力がある。声優は失礼な話ぜーーーーんぜん知らないのだが、なんと、主人公ジャングルポケットと同期たるダンツフレームの中の人は、映画は初挑戦で、声優歴もあまり長くはないのらしい………が、それを感じさせない迫真の声であった。正直なところ中の人抜きで「本人(キャラそのもの)が喋ってる」ようにしか感じられなかった。
四つに、ファンサが激しい。前作RTTTとのつながりや、ゲームでお世話になったかの人もスクリーンに映る。他にもたくさんのウマ娘の姿が彼方此方に見ることが出来、推しのウマ娘や好みの子を探してみるのも一興かもしれない。
五つに、タキオン!
タキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオンタキオン!!!!!!
ンンンンン!!!!!モルモット!!!!!!プイーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwタキオンタキオンタキオン大怪獣総攻撃だろ!!!!主役食い!ベテラン声優(らしい)当てられた俺たちの情緒ぶっ壊すやつ!!!!やーーーーいお前また(ネタバレ)失敗してやんの──────!!!!!!!
全110件中、1~20件目を表示