劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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クオリティは高いがキャラ格差を受け入れられるかどうか
前半(日本ダービーまで)はとても良かった。
導入も展開も素晴らしかった。
個人的にはダービーのポイントが高い。
・トレーナーとフジキセキから想いを託される
・レース演出はダンツフレームとの競り合いに迫力があり興奮できる
これだけでも長々と語り合えると思う。
※ ここからネガティブな意見が長くなります
後半部分が個人的に受け入れられなかった。
アグネスタキオンが出しゃばりすぎというか、ジャングルポケットがアグネスタキオンに囚われすぎてる。
最強を目指したい自分と絶対に追いつけないと思ってしまった自分との葛藤はよく描かれていたと思う。
ただ、そこに注力しすぎた感がある。
後半はジャングルポケット、アグネスタキオン、フジキセキで物語が進んでいき、ほかのウマ娘の出番は無いと言っていい。
中でもマンハッタンカフェの扱いが酷すぎる。
菊花賞のカットは受け入れられなかった。
ジャングルポケットが主人公だから仕方ないという意見もあるが自分はそうは思わない。
公式サイトのキャラクター紹介ページを見てもメインはジャングルポケット、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレームだと分かる。
主題歌もこの4人で歌っている。
にも関わらずマンハッタンカフェだけレースの見せ場がないのである。
ジャングルポケットは出走していないが、有馬記念でテイエムオペラオーvsマンハッタンカフェをやるのかと思いきやそれもなかった。
本当にマンハッタンカフェを登場させた意味が無いのである。
(他キャラとの絡みも少ないし1人だけ浮いている)
声優さんが人気だからただの客寄せなのか?
マンハッタンカフェを物語に絡ませないならダービーまでで良かったと思う。
登場させたからには菊花賞は描くべきだった。
(身体が弱い描写もしていて、秋から本格的に始動するとセリフとしてもあったのに)
菊花賞でアグネスタキオンとマンハッタンカフェとお友達(ジャングルポケットには見えないけど)が重なり、更に精神的に追い詰められる
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トレーナー、フジキセキとのやりとり
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JC前のフジキセキとの並走
とかでも良かったのかなと。
※ネガティブな長文失礼しました
全体的には丁寧な作りで、ジャングルポケットだけに視点を当てるのであれば満点をあげてもいいと思う。
ただ個人的に公式サイトやPVから受けたイメージとかけ離れていたという印象。
前半星5、後半星1で最終的な評価は星3とする。
映画としては⭐︎3、ウマ娘アニメとしては⭐︎4
アニメ全話視聴済み、ゲームプレイ500時間で通常上映にて鑑賞。
映像美、音響はしっかりと映画版にパワーアップしていました。
画も迫力も様々なアツい演出で魅せてくれていたので、ウマ娘ファンの方は楽しめたのではないかと思います。
ありがちな叫ぶシーンが多かったのは少し気になりました。
この映画のみ鑑賞する方は、ストーリーの面で置いてけぼりになるかと思います。
ただ2時間でストーリーを詰め込みすぎると逆にレースシーンが希薄になってしまい、迫力ある画が少なくなってしまうのを避けるのは仕方がないのかと。
映画としては、レースばかりで同じ味しかしない作品になってしまっている感は否めないです。
が、ウマ娘アニメとしては上手く2時間にまとまっていて、素晴らしい画のレースが複数観られたので満足でした。
気になるところはありつつも、おおよそ満足出来る内容
当方、現役トレーナーかつ1~3期、RTTTまで履修済みです。その上で、今回『新時代の扉』を観た感想を書かせていただきます。
〇良かった点
・レースの迫力
アプリでは間違いなく得られない、演出やアングルも相まった凄まじいレース描写。映画だけあって、本当に力が入っており見たかったものが見れた。
・思ったより登場キャラが多く、小さな発見も楽しめた
ここは賛否ありそうですが、少なくとも私は楽しめました。私はCB最推しですので今回彼女の出番は一切ありませんでしたが、それでも楽しかったです。
・ウマ娘が好きなら全編しっかり面白い出来
ちゃんと「ウマ娘の劇場版」として観れたし、そこは非常に満足。この手の作品でよくある「登場キャラ多すぎて訳わかんない」というのも、あくまでメインはJAM、ダンツ、フジキセキ、田辺Tあたりが分かれば''一応''大丈夫にはなっている。終始クライマックス。
・アニメ作品ならではの表情
特にタキオンの狂気に満ちた表情や、ポッケの感情丸出しの表情などは、アニメでの作画だからこそ表現できることであり、RTTTの時も思いましたが、あそこまでやってくれて大満足です。
・安定の実況
「テイエム来た!」をしっかりやってくれました。ウマ娘は実際の実況をかなり誇張する傾向にありますが、欲しかったものを出して貰えた満足感がありました。
・帰り道、無性に走りたくなる
良い点と言っていいか微妙ですが、走ることに文字通り「命をかける」彼女たちを見ていると、何故だか走りたくなってくるんですよね。不思議なもんです。
〇気になった点
・劇場版特有の謎のアイテム
ポッケが持っていたキラキラ光るアクセサリー、タキカフェの合同部屋にも窓際に吊るしてありましたね。アレ、結局なにを象徴していたのでしょうか。
主題歌の「PRISMATIC SPURT!!!!」にも「PRISM」がありますから、何か意味はあるはずです。フジキセキとポッケのレース時にも、フジキセキからポッケへと受け渡される役割を担っていたわけですしね。考察すればある程度予想できるのでしょうが、劇場版専用アイテムの考察まで普通は出来ないのではないでしょうか。映画を観た感動で頭いっぱいですわこちとら。
・登場キャラ多すぎ問題
良かった点と真逆じゃん、と思われるかもしれませんが、確かにいっぱい出てくれるのは嬉しいんですよ。観ていて楽しいですし、それは本当です。しかし、知っているキャラが至る所に出すぎて大変というか。巻き戻しが出来ない映画でこれは大変です。まあ、何回も観に行けばいい話なんですが…。
・「ウマ娘」未履修にはちょっと厳しい
例えばラスト唐突に行われるライブや、なぜ「皐月賞トレーナー」ではなく「ダービートレーナー」でなければいけないのか。ウマ娘履修済みには当たり前のことが分からない状態だと、頭に「?」が浮かんで純粋に楽しめないんではないかなと。あと実馬をモデルにしているので、「黒髪の子は誰だっけ…あぁ、マンハッタンちゃんか」「てい、オペラ…?成田…?綾部…?」みたいなことになりかねない。初見で複雑な馬名を覚え切るのは難しいと思いますね。
また、小ネタに共感出来ないのもそうです。合宿時のアヤベさんで「フフッ」となりませんでしたか?あれはアヤベさんが「ふわふわキャラ」であることを前提知識として入れていないと伝わらない場面です。事前にRTTTを観ていれば、その時とのギャップでより面白くなるでしょう。しかし、ウマ娘未履修の人にとって、急に宿の布団をレビューし始めた変な子になってしまうんですよね。周りはクスクスしているが、何がそんなに面白いのか分からない、と。ウマ娘や競馬を知らなくても絶対楽しめる!オススメ!という意見をよく観ますが、それはちょっと言い過ぎかなと。ハマる人もいるかもしれませんが、少数派かなぁと言うのが私の意見です。
また、これは別の角度からの感想ですが、「俺たたエンドが残念」という意見もちらほら見かけます。
「俺たたエンド」とは、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ」みたいな展開で最終回を迎える、打ち切り漫画の代名詞的な展開の事です。
本映画では、ラストにJAM+ダンツの4人がレースに向かうところで終了、ライブへ突入となるわけです。
確かに、「アニメ映画」として見れば、作品内で物語が完結していない、ポッケとタキオンの勝負を付けずに終わらせてしまったことに少なからず異を唱えたくなる気持ちは分かります。
しかし、こと「ウマ娘」に関しては、この「俺たたエンド」の意味が180°変わるんですよね。
まず原則として、ウマ娘は実際の勝利馬を改変することはありません。唯一あったのは1期のエルスペ同着ぐらいで、道中の順位が変わることはあれど、例えば皐月賞をダンツフレームが勝つことは有り得ない訳です。史実の結果を元にして作られているので。他に抜けがあったら申し訳ない。
それを踏まえると、ジャングルポケットはジャパンカップを最後に1着は取っていませんので、そもそもウマ娘では描けない。更に、アグネスタキオンは皐月賞を最後にレースには出てきていませんので、皐月賞以降のレース描写は描けません。
その上で!それを踏まえた上で!
「ウマ娘」の良さとは何でしょうか。これに関して、私は「続きが見られること」だと思うんですよね。秋天を乗り越えたサイレンススズカ然り、菊花賞に出走できたトウカイテイオー然り…。モデルとなった実馬が歩めなかった物語を見せてくれるのが、「ウマ娘」の真骨頂ではないかと。
そう考えると、ラストのあの場面にアグネスタキオンがいること自体が、可能性であり、希望であり、夢なのです。
彼女らはあの後もお互いが切磋琢磨し合い、レースで勝った負けたを繰り返していくのでしょう。それを想像させるような終わり方というのは、「ウマ娘」の良さを最大限に発揮した素晴らしいラストだったのではと思います。
フジキセキも、「ナベさん」から「トレーナー」へと呼び方を変え、恐らくレースに復帰するのであろう演出もありました。
そんな訳で、とっ散らかって長文となりましたが、これが『新時代の扉』を観た感想です。
全体としては満足できました。あと数回は観に行きたいですね。
史実知識ありきの説明・描写不足
驚くほど薄味・淡白 キャラクター同士の関係・動機づけが「そういうことがあったんです」という説明、もしくは説明も無いまま「そういうもの」として進んでいくため感情が全くついていけない。 おそらく史実を追うタイプの人たちは受け取れたのかと思うが、ゲームとアニメと漫画しか触れてない自分には荷が重かった、非常に退屈な時間だった。 冒頭のレースはワクワクしました
物足りない部分はありつつも熱いスポ根を感じられた。みんなに見てほしい
良い所悪い所を交互に書いていきます
● レース作画や音響のインパクトは抜群。通常の靴の音に混ざる蹄鉄の音。画面を駆け抜けていく際の風切り音。各演出シーンに合わせた壮大な音響演出。どれをとってもシリーズ最大のクオリティと感じた、映画に適したものばかり。
✖ ウイニングライブの説明が足りてない、SNSの映画感想を見ててもそれを強く感じる。今回の映画の場合は、映画最初のフジ先輩のレース後にフジ先輩のウイニングライブを1カットでもいいから挟んでほしかった。
● タキオンの描写が秀逸。序盤の狂気の科学者から中盤の一線を退いた引退ウマ娘、プランBに舵を切ってこのまま私の代わりに!!……私の代わりに?? と心に疑念が浮かび、少しずつ疑念と【●●●】は膨れ上がり、最後のポッケの「先行くぜ」の一言で【本当は自分で走りたい!】が爆発するのが神ってた
✖ カフェの描写が希薄。オトモダチや超常現象などのバックボーンの説明がほとんど無かった為、初見の人は「この子急にお友達とか何言ってるんだろう」とか思いそう。また菊花賞のシーンが少なめだったこともあってカフェ推しには不完全燃焼に感じる事もあった。全員のレース描いてたら尺足りないからポッケとタキオンにスポット絞るのはわかるのだが、なら予告で4人主人公と感じるような宣伝はやめてほしかった。
● ポッケに合わせてフジ先輩にスポットを当てたのは大正解。ポッケを突き動かすキーパーソンとして最適だった。最初にトゥインクルシリーズで走る理由、ダービーで一着を取る理由、もう一度壁に立ち向かう理由、いろんな形で、史実に大いに繋がりのあるフジ先輩を起用したのは秀逸
✖ フジ先輩の説明を作中でもう少しして欲しかった。自分は元ネタを知っているからわかるが、初見の人には「フジ先輩はタキオンと同じ『4戦4勝』『ケガで引退』」というのが伝わり切らなかったと思う。そこをもう少し細かく描くだけでも物語に深みが増すだろう
● 『最強を目指す』というどシンプルな理由がポッケに適していて分かりやすかったと思う。最強の為にタキオンやオペラオーを超えようとするのもわかりやすい
✖ ただやはりポッケももう少しバックボーンの描写が欲しかった。フリースタイルレースの時にとにかく一番になりまくっていたとか、フリースタイルレースの描写が1カットも無かったのは惜しい
● フジ先輩とトレーナーの関係が尊い。レースへの想い、後悔、感謝、葛藤、信頼、いろんな感情が会話でうまく表現できていた。フジ先輩が改めて「トレーナーさん」と呼んだ時はうるっと来た
✖ 各キャラの強さに対する理由の描写が足りていないと感じる。練習も凝った練習をしておらず、レース中も戦略や駆け引きといった描写があまり無かった為「なんか知らんけど強い」「なんか知らんけど最強」みたいに感じてしまった。またタキオンが最後復帰していたが、それまでに「アグネスタキオン、リハビリ順調!回復の兆し!」等の描写が無かった為、「なんだ故障とか言って結局走れるんじゃないか」と軽く見えてしまった人もいた模様。1カットでもいいからプランAに戻るために奮起した描写または演出は欲しかったかも
● 演出がシリーズ随一。特にポッケの心象描写が秀逸で、『タキオンを超える事が出来ない』という思いから過去の心象描写が全部タキオンに上書きされていくのは戦慄した。夏祭りでちょっとした音に反応してしまうのも、心象表現に合わせた良い演出だったと思う。またレース中の壁を超える演出も映画ならではの圧巻のクオリティで強く惹かれた
✖ プリズムの説明がない。演出には多用されたが、なんで持ってるのかとか一切触れなかった。史実ネタでもないはず。ポッケの性格を考えるとそういうアクセサリを意味もなく持つタイプとは思えない
思うことは多々あれど映画製作の方針としては何ら間違っていない。願うなら2作目が作られる事を祈る。
初見の人も是非見てほしい!ついてけない部分もあるだろうが、熱血!走る!の2点でも楽しめるぞ!
ウマ娘が好きなら後悔はしない
1番最初のレースの演出で今回は気合いが違うと感じました。映画館の音響で体験する地面の揺れ、迫るハロン棒は圧巻の一言。 ジャングルポケットは言うまでもなく、フジキセキ、アグネスタキオンが好きな方は必見の価値ありと言って差し支えないと思います。 逆を言えばそのあたりに焦点が当てられた構成なので、掘り下げの少ないメインキャラもいますが…。 取り敢えず、ウマ娘が好きならぜひ観に行っていただきたい映画です。
ウマ娘トレーナーもそうでないスポーツエンタメ好きにもぜひ!
まったりとウマ娘をプレイしている1プレーヤー(トレーナー)、競馬はウマ娘から勉強中という立場からのあくまで個人的な感想です。 ・主観 ・とても面白かったです! 鑑賞後にウマ娘プレーヤーとして以上にアスリート(馬場馬術)の端くれとして心を動かされました。 そしてウマ娘のプレーヤーであったがゆえによりこの作品を楽しめてよかったという満足感も最高でした 特典ももちろんですが映画単体としてももう何回かは観にいきます ・シナリオ ・主人公にフォーカスし、敢えて中途半端な掘り下げをしなさすぎず描いた選択はウマ娘を未プレイの方にもアスリートとしての主人公を描いたスポーツ作品として 情報過多になり過ぎずよかったと感じます。 掘り下げをし続けていたらむしろ未プレイの方は尺に耐えられなくなるでしょうしプレイヤーの方は退屈になり、作品としてもターゲット層としてもブレてしまいます ・一方でウマ娘プレーヤーならよりクスッとできるサービス要素や解像度が上がるシーンもそれなりにあり、ここはプレーヤーに許されたの特権かなと ただしこれは本作に限らず歴史に詳しい方が歴史モノを、原作小説がある作品の映画化を既読組がより楽しめるのと同じレベルですのでご安心して作品単体としてみて頂けると個人的には感じました その他の点 ・音質はこれから複数劇場を回りますがちょっと厚みが欲しかったです。聞こえやすさ重視にしたのでしょうが映像に対し効果音やワイガヤの中低域が 迫力不足でもったいなかった印象。TV作品とあまり音作りが変わっていないのが少し残念。 ・演出 作画、特に背景の描きこみへの限界と言う点もあり、それが演出の効果を狭めている感じはありますが上手く取捨選択してまとめていると思います もう少し奥行きをうまく使った構成に挑戦してもいいかもです。 終盤はもう少しシリアス強めでもよかったかなと思いつつ「当事者ではない中立なキャラはそんなものだよね」と言う温度感が上手くでておりそこは好みが分かれるかもしれません。 ・演技 各キャラの声優さんは好みが分かれるので言及は控えます。 山本昌さんが過去作からどんどん上手くなっていてこれからも期待です。 声優さんを起用しないと自然とも取れますがぼそぼそ感が出てしまい没入感が薄れるケースがありますが、 同氏はその中庸と言うところまでになってきており自然に楽しめました。これからも楽しみです。 ・ウマ娘、競馬を知らなくても楽しめるか? 短い尺の中で世界観、ウマ娘とは? と言う説明も含め説明臭い表現を最低限に抑えつつ上手く表現していると思います そもそもプレーヤーもウマ娘とは? については劇中冒頭の情報…ないしそれ以下くらいしか情報がない中でゲームに放り込まれています ファンタジー映画ですからその割り切りや良しと自分は感じました そして一から十まで説明して!と言うターゲットよりエンタメとして構成し、興味を持ってプレイしてみようかな? と言う層にフォーカスするのは戦略としては正しいと感じます ・競馬に関してですが、逆にレース結果などがわからない分楽しめる羨ましさの方があるかなと 以上を踏まえるとむしろ一番楽しめるのは競馬の知識なしから映画観劇→ウマ娘でマンハッタンカフェ、アグネスタキオンシナリオをプレイと言うのが一番楽しめるかもしれません ・今後への期待 他作品の話をするのは筋違いかもしれませんが第三期での様々なリリースされてくる馬たちにフォーカスし、史実を意識しすぎた結果、話が散漫になりドラマ性が薄れ、かつゲームの 宣伝要素として唐突に見せ場のシーンで未登場のウマ娘の名前を出して来たり、 短編(Road to the top)でシリアスなシーンを表現しようと表情を移さなかった結果胸部が 映り続け話が頭に入ってこないなどの点は上手く経験値から改善されていると思います。 最後に ・ポップコーンとラバーコースターセットの売り切れが早すぎるのが最大の欠点かと 事前チェックが甘かったと言えばそれまでなのですが再販をぜひ希望します!(切望) とりあえずフジキセキの勝負服タペストリーとバインダーを買いました。 フェイスタオルも飾るのには良さそうなのでやっぱり次回観劇時に買いに行こうかなと。
私の心には物語が伝わってこなかった。
私はウマ娘アプリユーザーでアニメやRTTTも見て、競馬も少々理解あります。
そんな私でも、感情移入ができませんでした。
RTTT劇場版も見てものすごい感動しました!これよりすごいのが来るんだと、楽しみにして見ました。たしかに作画はRTTTよりすごかったです。ただ、すごさのベクトルが自分が思っていたのと全く違う方向性でした。
【どこの客層にむけた作品だったのか?】
フジとポッケの実馬の関係性をしってる人ならいいんでしょうけど、知識がないと、ポッケに肩入れする動機が弱い、そのあたりの掘り下げが欲しかった。
フジトレーナーの人物像が謎、トレーナー小屋はなぜボロい?何故橋の下?引退してた?調教師のエピソードか何か由来なんでしょうか?
競馬やウマ娘の超マニアか全然知らない人とかのほうが楽しめたのかも、中途半端にしってる分へんな詮索ばかりしてしまった。
カフェのお友達についての説明がほぼないため、競馬知ってれば、サンデーサイレンスかな?とか思うけど、知らない人だったらわけわからん。
夏合宿に行く流れとか、アプリやってれば何も思わないけど、競馬知らない人はなんで夏にレースしないのかもわからないよね。
ウイニングライブは競馬のウイニングランのかわりで・・
ウマ娘知らない人と劇場版RTTTを見たのですが、なんで最後だけアイドルみたいに歌ってるの?と聞かれました。
アプリでは当たり前ですが、暑苦しいスポ根見たあと急にアイドル化する、というのは理解に苦しむと思います。
他にも元ネタあるんだろうなぁとか思うシーンもちらほら、わかれば楽しいと思う、でもわからなければ謎のまま進行していき、苦痛でしかない。
後ろでオグリが大食いしてるとか、ストーリー上関係ない小ネタならまだマシですが、物語の根幹の元ネタについては知識0でも理解できる形にして欲しい。
【フジキセキがほぼ主人公では?】
フジキセキが怪我で叶えられなかったダービーをポッケに託す。
というのは理解できるが、その描写に多くの時間が割かれていたため、ポッケの人物像や気持ちが掴みきれないまま物語が進行してしまった。
ここでコケてしまった人多いんじゃないかと思う、ここで感情移入できないと、どんな演出も台詞も心に響かずシラケてしまった。
フジキセキとポッケが河川敷で走るシーンって、見る人によっては、うぉーフジ先輩勝負服で走る!ポッケが復活するきっかけに!ってなるんだろうけど。
私は、え?フジ先輩走れるの?河川敷にそんなコースあるの?その勝負服ヤバない?って無粋なことを考えてしまった。こういうタイプの思考の人が今回ついていけなかったのかもしれないですね。
【アグネスタキオン、狂気の学者感出したいんだろうけど】
ウマ娘の研究をしているのはわかるが、具体的にどうしたいのかが謎、わかりやすく研究が活かされている描写が欲しかった。
練習しない勝利も興味ない、というのはキャラ設定上わかるが、血統や素質(ウマ魂)だけで勝てるってことなの?
真面目に練習してる娘たちは無駄なの?ってなってしまう。できれば、見えないところでは勝利に向けて努力してる描写があって欲しかった。
個人的にはタキオンの隣にいたトレ風の人可愛かった。
【怪我による引退】
フジキセキもタキオンも怪我で実馬は引退している。
フジはダービーをポッケに託し、タキオンは休止発表をする。
怪我で惜しまれつつ引退するからこその美学もあるとおもうんですよね・・・
しかし、ウマ娘という作品は怪我による引退を救済するストーリーが多い、そのため?か、今作においてフジやタキオンは怪我後も走るシーンが描かれる。
最終的には走れるようになるの?復帰見込みあるなら、そんな重苦しい展開にならないんじゃ?という疑念が発生してしまう。
これは今作の問題というより、ウマ娘という作品全体のジレンマかも。
【謎のアクセサリー】
ポッケが持ってるクリスタルあれなんですか?タキオンも部屋に同じのぶらさげてない?説明なくて謎のまま終わって出てくる度なんだろうって、最初から最後までストーリーの邪魔でしかなかった。
【登場人物多すぎ】
カフェって菊花賞勝ってたよね?というぐらい菊花賞の駆け足感。
走る理由お友達を追う?お友だちってなに?なんで追わなきゃけないのか?疑問だった。
ダンツは登場時間が少なすぎ、キャラの個性が感じられなかった、普通の作品ならモブ扱いだろうけど、アプリではキャラとして実装されるわけだから、出さないわけにもいかない。結果として中途半端な扱いになってしまった気がする。
クロフネの名前が出せないというのも、ウマ娘の都合上致し方なしですが、どうせ扱えないんだから、RTTTのラスカルスズカみたいなモブ衣装の扱いで片付けてもよかったかも。
ポッケの取り巻き3人組、ポッケのリーダー的存在をアピールするために登場したと思うのですが、劇中ではポッケのリーダー要素必要なかったですね。
3人組は途中でフェードアウトするか台詞なくてもよかったんじゃないかと思います。
オペラオーはRTTT見てるとか、テイエム来た!が好きな人なら、いいかもしれないですが、知らない人への凄さがわかりにくいですね。
ラスボス感はかっこよかったですが、JCでの一瞬の輝きが見えただけで、もっと深堀りを!と思いましたが、今回はオペラオーは主役級ではないので、あまり深い掘り下げもできず、これも史実を元に脚本を作らなければならない難しさですね。
ふわふわアヤベ、ネットでも話題にされてある意味成功なんでしょうけど、こういったキャラの台詞をカットして、メインのダンツやカフェの言葉にしたほうが心情が掘り下げられてよかったのでは?
トプロ&トレーナーも出番ありましたが、今回のトプロの活躍レベルなら、キングヘイローみたいに出走映像だけの出演でセリフはいらないのでは、もうこれ以上人増やさないでって見てました。
ウマ娘は大量にいて、いろんなファンに見てもらうため、大量に出したいというのは理解できますが、中途半端に台詞があると、この子はこのあと絡んでくるのかな?とか考えてしまう。けれど殆どの場合その後は大したからみもないので、ストーリー全体を見ると必要性を感じない。
もちろん、ネットで私の推しが出てた!とか話題になるのを加味して出しているとは思うが、重要なシーンじゃないのにキャラの濃い子たちが出てくると、そっちに意識が持っていかれストーリーを無駄に散らしてしまい、うるさくなっただけの気がします。
【レース名の出し方】
エヴァとかシン・◯◯みたいな雰囲気。
みんな同じゴシック体で背景は上空からのレース場写真。
どれが皐月賞でダービーで菊花賞なんでしょうか?思い出せない。
RTTTのときはコースの図解も作中に出てきて、スタートやゴール位置、直線が長い云々まであってわかりやすかった。
思い切ってレース名はアプリのロゴ使うとか、スタイリッシュさよりも、わかりやすさがほしかったですね。
【映像について】
作画は良いです。むしろ良すぎるのかもしれません。
画角も普段のアニメで使われるような、口パクだけとかの単調なものではなく、煽りや俯瞰といった奇抜なアングルからの、キャラを舐めるように動くカメラ。
技術は素晴らしいと思いますが、見やすいか?分かりやすいか?と言われればまたそれは別の話になってしまうのではないか?
最近のアニメはデジタル&3D技術によってかなり書き込めるようになりました、そのためリアリティは増しているのですが、逆に映像の情報量が多く何を重点的にみればよいか、わかりにくくなっているのかもしれません。
ウマ娘特有の問題かもしれませんが、小ネタが仕込まれている場面があるので、それを必死に見ようとしているのも、本来見なければいけない映像を見落としてしまう要因かもしれません。
もう中年の私が理解できなかったのはコンテンツのスピードについていけていないのかもしれません。
最近のアニメは「よく動く」「細かく描かれる」ことが良いアニメみたいなイメージもあると思います。ただ、延々と動き続けて細緻な書き込みがずっと続いて良いことではあるのですが、すべてが全速力で駆け抜けていってしまい、印象に残ったシーンというのがあまり思い出せない。手抜きとか中だるみと言われるかもしれませんが、印象的なシーンではあえて無音にしたり、静止画を長く入れたりしてメリハリがあったら私は嬉しかった。
【レースシーン】
序盤のただ走るシーンはかなり短くなっていたと思います。
カメラアングルが目まぐるしく変わるため迫力はありますが、位置関係がわかりずらく、レース展開とか掴む前にスパートシーンに入っていってしまった印象。
スパートシーンはかかっこよく描かれているとは思いますが、感情移入しきれていないため、エフェクト的なものばかりが目立って画面がうるさすぎるように見受けられました。
プリティーを捨てていてかっこいい、という評価もよく聞きますが、今作は行き過ぎてしまったと思う。猛々しくし過ぎかなって。
本当に最後の最後だけ出てしまう抑えきれない荒御魂!って表現なら良かったけど、序盤からプリティーは捨ててきたって感じ。
普段は女子中高生のウマ娘ちゃんが必死に努力して勝利を掴む!が見たかったけど、真ゲッターロボ見すぎたバ美肉おっさんが必死に叫んでる!が画面の向こうに見えた。
今作ではたくさんのキャラが書き込まれ、臨場感あふれるアングルで、たくさんの演出効果が描かれ、壮絶なレース映像を浴びせられました。制作者の熱意や技術力は素晴らしいのですが、すごいレース映像をお見せします!というドヤ感が見え隠れした気がします。走ることしかできないレースの演出には限界があるとは思う、それ故シリーズを重ねるたびにドンドン効果が足されていく。しかし、視聴者はすごい技術を見たいのではなく、よい作品に適切な映像効果をつけてほしいのです。
【尺足らずのストーリー】
本当に見せたいモノは何だったのか?小ネタばかりブッコミすぎでは?
とにかく彼女たちが何故必死に走っているのか伝わりにくかった。
そりゃウマなんだから必死に走るよ。勝ちたいに決まってるじゃん。だけじゃない理由が明確にほしかった。
RTTTのトプロはトレーナーと応援してくれる人のために、アヤベは亡き妹のため、オペラオーは評価されていない自身の能力を認めさせるため。というような走る目的が明確にあり、それを私は素直に応援できた。だからこそレースシーンでトプロもアヤベもオペラオーも頑張れ!って応援できて楽しかった。
今作においてポッケはフジ先輩やトレーナーのためなんだろうけど、ポッケ自身の最強を目指す理由が見えなくて、フジ先輩の身代わりで走ってるように感じた。
カフェとダンツはなんで必死に走ってるんでしょうか?その描写明確にありました?
タキオンは研究のため走るってことだと思いますが、自分の足を壊してまで走らなきゃいけない、研究の理由と内容がわからないので釈然としなかった。
菊花賞で主人公が勝つのなら3レースで終わるのに。菊花賞でポッケが負けてしまうため、JCでオペラオーという上の世代のラスボスまで出演させる必要があった。つまり今回のボリュームをやろうとするのに対して尺が短すぎる。ポッケメインならダービーとっておめでとう!で終わりでいい。しかし三冠の同世代にこだわると、その脚本ではマズい。史実を再現している。というのと、ライブの歌とか声優といった要素もあるのかな?ウマ娘特有のストーリーの組み立ての難しさ、取捨選択は今後に期待。
【主人公が2人以上いてもいいのでは?】
アニメ3期のピークアウトも違和感がありましたけど、競馬を元にしているため物語の構成としては破綻してしまうケースも有ると思うんですよね。1人の主人公で無理やり90分とかもたせるよりも、競馬の素敵なエピソードをウマ娘をつかって素敵にアレンジして短編集みたいにまとめたのを3、4本立てで流すとかでよくない?って思った。
3期よりはマシ リピートしたくなる内容では無い
また同じパターンですか。
ウマ娘さんいつも同じですよね。主人公がウジウジ悩んで、吹っ切れて、最後は叫びながら(今回は何故か追加で光るんですが)走って勝ち。ずっとこれです。引き出しが無いんでしょうか?
しかも今回は悪名高いアニメ3期と同じ過ち犯してます。ダービー勝ったのに主人公がウジウジウジウジ悩むシーンが延々30分くらい続いて観ていてしんどいです。リピートする気も失せますよ。ヤンキーキャラなのになんであんな低テンションな画が続くんでしょう・・・
また悩む美少女の心理描写も陳腐なものです。キャラに感情移入出来ない作りなのに主人公はライバル抜けただけで急にヘラるし、そのライバルもウマ娘の性質がどうこう言っといて結局は走らずにはいられないとか言う今更すぎる結論しか出さないしでキャラに全く惹かれませんでした。
あと個人的にはキャラデザもイマイチでしたね。
アプリは大好きですけど、アプリの可愛いキャラと絵が好きなのであってこんな可愛くも無い尖ったキャラデザは中々受け入れ難いものでした。
変顔させる為にこういうキャラデザにしたのかは分かりませんが「女の子にシリアス顔させときゃウケるだろ」という安易な考えが透けて見えるようで好きではありませんね。
今作は一言で言えば、話を薄くして演出と作画で盛ったバトルシーン集めた映画って感じでした。主人公のウジウジシーンがとにかく長く感じるのでリピートするのは辛く、競馬やウマ娘の知識の無い一般層にも薦め難い映画だと思います。
ですが3期よりは幾分かマシです。破綻はしてないですし、いつも同じパターンとはいえバトルシーンは嫌いではありませんでしたから。
映画として楽しめるものではない
30代男性。大人向けの映画ではないかな、と感じた。軽い気持ちで楽しむウマ娘のファン向けのコンテンツとして捉えれば多少は評価できるが、基本的に観客が置いてけぼりになる作品と思う。
まず私が考えるこの映画の悪かった点は以下3点である。
1.心情描写の少なさ
2.声優の演技
3.音響効果
1について、各キャラの心情描写がほとんどなく言動の理由がわからないため全く感情移入できない。具体的には主人公のジャングルポケットはフジキセキの走りを見たことで自分もあのように走りたい!と感じて最強を目指すのだが、彼女は物語後半で追い抜くことに快感を感じているというような言動が見られる。これは人のレースを見て感じるものではないので言動との不一致がある。
フジのように走りたいのならばフジの走りのどんなところに惹かれたのかを描写してほしかった。
本能で最強を目指すというのであればそれで良いのだが、余計に半端な描写を付け加えたせいでボヤけてしまっている。
ダンツフレームも負けたくない・走りたいといった稚拙な感情を述べるだけであり、一般的なウマ娘の感想を垂れ流すだけになっている。彼女のバックボーンから生まれる彼女なりの心情や言動がなかったことが残念。
マンハッタンカフェについてはゲーム内のシナリオを踏襲しており、そちらを予習していないと理解が追いつかないような描写になっている。尺の問題もあるとは思うが、この作りでは観客に甘えて手を抜いたと言われても仕方がないかと。
タキオンに関しても自分が走らないと意味がないんだ、という至極当たり前の結論にかなり遠回りして行き着いており、安い心情描写と言わざるを得ない。それでも他の主要キャラに比べればまともに描かれてはいるが。
2に関して、とりたてて演技が下手くそというわけではないのだが映像と声のテンションにギャップを感じる場面が多い。
特にタキオンに対して怒りを表現するジャンポケのシーンは酷く感じた。
デフォルメされて怪物のような描写をされているジャンポケ(この映像自体が作品にそぐわない表現のように思うが)にトーンが低めの怒声を当てていてかなり違和感があった。
デフォルメされていることからシーンとしてはコミカルなものを狙っているにも関わらず、トーンを低くしてしまってはシリアスさが出てしまうのでアンマッチである。
3について全体的にメロディーラインが少ない、あるいはマイナーコードを使用した劇伴でありシリアスな雰囲気を醸し出している。
音楽がないシーンも多くあり、暗いイメージを抱かせるなぁと感じた。
ラストを除きずっとこの調子なので、楽しいシーンも楽しく感じれない表現だったと思う。
タキオンのいないダービーに勝っても気分が晴れないという部分を表現したかったのかもしれないが、合間のコミカルなシーンまでも暗い音楽を使わなくてもよかったのではないかと思う。
ストーリーや心情は細かいことを気にしない子供向けなものになっているのに対して、音響はオシャレに作ろうとしすぎてチグハグな雰囲気。
かなり悪い点を書き綴ったが、良いと感じた点もあげておく。
1.作画のきれいさ
2.実況再現
1に関しては明暗のコントラストやプリズムを使った彩豊かな表現が美しく、タキオンの光速を超えるようなイメージや美しい夢といったものを感じとれた。
2に関しては史実の実況を完全にコピーしたような出来で熱い気持ちになれる。
特にオペラオーの有馬を再現してもらえたのは個人的に嬉しい限り。
以上、なかなか感情移入の難しい作品で少し子供向けに作られているのかなと感じた。
深く考えずライトに楽しむのが良いのではないだろうか。
ウマ娘最高!
確かに書かれている低評価レビューの一部は一理あるなぁと思います。 一部キャラやストーリーの描写が不足していて、もう少しこうできたのではないかと感じる部分はあります。(尺などの都合もあるかもしれませんが) それが推しキャラだったりするとなお不満も溜まりそうですね。 私は特に思い入れのあるキャラもいないので、その点はフラットに見られましたが、タキオンの描き方が上手いなあと。 タキオンはアクが強いので、 正直どう扱うんだろう、ただの変人キャラで終わるんでは。とすら思っていましたが、感情の機微をしっかりと描けていたのは今までのウマ娘ではあまり無かったパターンだなと感じました。 ある意味半分ノンフィクションなので、ネタバレされた状態な上、結局はレースでうおおおおの展開に持っていかざるを得ず、作品作りが難しいと思います。 そんな中で新しい一面を見せてくれたこと、加えて描画や迫力のあるサウンドなども含めて映画的な仕上がりになっており、非常に満足でした!
ウマ娘ファン向けの優れたアニメ作品。シーンの取捨選択に疑問点あり。
☆結論から述べると、優れた映像作品であると同時にソシャゲ原作特有の脚本の”縛り”を感じました。
☆上映後にまず感心したのは、旧(ウマ娘)アニメと比べて一つひとつの演出へのこだわりです。
①レースシーンの最終盤でそれぞれのキャラクターが末脚を使う際、ギアをもう一段階上げるかのように力強く芝に踏みつける演出が印象的だった。
②主人公「ジャングルポケット」が鬱になるシーンでは、いつも快活な彼女が傷つく様子を最大限に表現するために上映3分後に出てきたキーアイテムである、ネックレスにも傷がつくのが印象的だった。
③本作のライバルポジションである「アグネスタキオン」はアニメの演出上、意図的にまばたきをさせていないとネット上のネタバレありの記事で知った。
何を考えているのか分からない不気味な相手という主人公のジャングルポケットのアンチテーゼ的な役割を見事に表現してると感心した。
①~③以外にももちろんあるが、上映後に自分が素直に感心したのはこんなところです。
さらに美麗なアニメイラストレーションと適切な音響が細部を彩っているためもう文句のつけようがありません。
☆ただ、それと同時に脚本に関して不満に思うことが何個も出てきました。
①過去作であったような「いつ末脚を使うか」といった真剣勝負の鍔迫り合いのような物がほとんど無かった。
②ポスターにもあるネックレスについての伏線が投げっぱなし。
③ぶっちゃけ正体不明の不気味なライバルっていうキャラクターが同期設定の「マンハッタンカフェ」と被ってませんか?
おそらくですが、それらすべてが尺の都合でカットされた&原作のソシャゲ準拠だからそうなってしまったのでしょう。
なんならマンハッタンカフェは物語に本質的には関わらないから、ストーリー上いてもいなくても対して変わらない。それなら、最終節のジャパンカップにもっと力を入れるべきだった。
※でもカットしたら原作のソシャゲのファンの方が怒るからできないですよね~。
もっというと、主人公ジャングルポケットの公式設定「フリースタイルレースで番長をやっていた」っというシーンを見せて欲しかった。主人公の「過去の自分は井の中の蛙」っという背景を追加できるし、個人的には必要なシーンだと思った。
※けど原作のゲームが「メイクデビューの挑戦」からがゲームスタートだし、学園外の設定を勝手に映画でやると、ゲーム部門と足並みが揃わないから無理だよねー。
②のネックレスの正体も「気になる方はゲームをやってね^^」臭をプンプン感じてしまいました。
なんか、肝心なところは美麗なアニメーションの演出で誤魔化し&ゴリ押しされてる感がして、気持ちよく満点評価をすることができません。
上記の総評で※印で、自分の中で「なぜそうならなかったのか」を予想しています。間違っていたらすみません。
おそらくそれら全てが原作のゲームを軸足にしてるのが原因でしょう。もしくは、尺が足らなかったのかなぁ......。
ここのアニメスタジオに「ソシャゲ縛り」が無かったら、より素晴らしい作品を作れるような気がしてならないです。
個人的には☆3.8 四捨五入して☆4評価とさせて頂きました!
ほぼ予想通り
ゲームは引退、競馬歴は25年なので史実をどうエンタメ化するのかに注目して視聴しました。
後のG1連対馬を3頭排出した伝説の新馬戦はほぼパス。
名門メジロの最後のG1馬になった、ブライトの弟ベイリーはウマ娘には出ないんだろうな。
まあ話が混み合うから仕方ない。予想通り。
ラジ短(G3)はホープフルステークス(G1)化。これもゲームの仕様上予想通り。
マンカフェが弥生賞で苦しそうだったのは-20キロの影響で、これも予想通り。
ウマレナガラノ?と言う名前を聞いて、あぁ元ネタは音速の末脚フサイチコンコルドの弟ボーンキングか、光速のアグネスタキオンとは同期だったなぁとか、やっぱりこの世代はボーンキングと同馬主のクロフネ(ペリースチーム)も主役の一頭だったよなぁとか思いを馳せ、菊花賞路線でジャンポケ、ダンツ、クロフネを下したエアエミネムが完全モブ。ここも事前情報から予想通り。
世代最強のタキオンの影を追う展開も予想通り。
最後がJCでオペラオーを下して大団円。これも予想通り。
劇中2レース走ってるステゴ(キンイロリョテイさん)が名前すら呼ばれなかったのだけが予想外。
むしろウマ娘実装の布石か?と前向きに考えてみた。ちなみに彼の大団円はこの次の50戦目のレース。
という訳で、予想通りのお話でした。
個人的にアニメのウマ娘は2期のツインターボの魅せ方が最上で、それを超える演出を求めてるのですが、なかなか難しいのでしょうね。
売上が良ければ次回もあるんでしょう。
最後に予想しますが、RTTTからの流れだと次回はシンボリクリスエスが主役でしょう。
ギムレット、タップ、ミラクル、トプロ、ジャンポケがライバルで。
対抗でギムレットを挟むかも?ノーリーズンがいるし。
その次はロブロイです。
無さそうですが、その次がキンカメ飛ばしてディープなんだよなぁ。
最高のスポ根映画
タイトルの通りです。 ウマ娘と聞いて萌え系を想像してしまうかもしれませんがガチガチのスポ根です。プリティ要素はダンツフレームくらいです。主人公のバックボーンがわからないとか走る理由が不明だとかゲームやってないとわからないだとか言ってる人がおられますがちゃんと映画見てれば彼女らがなんで走るのかがちゃんとわかるように説明されてますので安心して見ていただければと思います。というか主人公はまだゲームで実装されてないので評価下げたいだけのエアプ人間がレビューを書いてると思われます。 本当に知らない初見向けに丁寧に作られてると思いますので是非映画館で見てください。ハマりますよ!
観て正解。ウマ娘らしい映画
アニメの1,2期を視聴し、ゲームは2年くらい熱心にプレイしていたが ここのところおろそかになっていた。 因みに、競馬の知識はダビスタ程度。 そんな自分が(今週他に気になるものが無かったので)ウマ娘の映画を鑑賞。 はっきりいって、下手なファン映画になっていたら嫌だなと思っていた。 とりあえず全キャラ出演させようとして破綻するアニメ映画(特にJ系)はよくある。 しかし、本作についてはそのような懸念は無駄だった。 ジャングルポケットとアグネスタキオンを中心に、しっかりとドラマを掘り下げている。 これが、他のキャラまで掘り下げに回ると100分の薄い映画になってしまっただろう。 レースシーンの演出は、十分に大げさでキャラクターの熱気が スクリーンから眼球に打ち付けられるかのように感じる程。 正直、泣いた。 近年、涙腺が緩く無って来ていることは実感していたが 気持ち良く泣かせて貰った。 おそらく、前の席に兄ちゃんも泣いてた。(目のとこ拭ってるのが見えた) 見終わって退館するさいに、他の人が感想を述べ合ってる会話を盗み聞きしたが 「普通におもしろかった」 という、誰かの評価が1番しっくりくるかもしれない。 ウマ娘に求めるものがしっかり作り込まれていた。 よい休日になった。
個人的にはかなりひどい出来
この映画に対して率直に思ったことは、"尺が全然足りてないのに無駄な部分にこだわり過ぎ"でした。
自分はマンハッタンカフェ推しで、今回は彼女がかっこよく走るところを目的に見に行ったのですが、まさかの菊花賞ほぼ全カット。
余りにも適当に流され過ぎてカットされたことに気づいたのはジャパンカップの話が出たとき。
セントライト記念の映像だと思っていたものが実は菊花賞でした、そういえばあのシーン勝負服着てたなぁって感じです。
これを書いてる今でも、もしかしたらあの時だけ自分の記憶がキレイさっぱり消えていて、本当はちゃんとやっていたのではないかと疑うくらいです。もしそうなのであればコメントで教えてください、至急映画館へと向かいます。
また、彼女は弥生賞にも出走しているのですが、そこではとにかくヘロヘロになりながら走り、完走するのがやっとといった風に描写されており、活躍とはほど遠いです。
恐らく彼女が皐月賞と日本ダービーに出走できない理由を描く時間がないので弥生賞での走りを過度にグロッキーにして、視聴者が察するようにしたのだと思います。
面白いのが、そんな感じながら史実では4着という成績なこと、5着以下の子は一体なにをやっていたのか……。
彼女が出走したレースの内、劇中で描かれたのは以上の二つで、菊花賞の方では見事優勝しているにも関わらずその菊花賞がカットされているので、マンハッタンカフェの活躍は見ることができませんでした。
レース以外の部分でも事あるごとにお友達が~お友達が~と言っているだけで、そのお友達が彼女にとってどんな存在なのか伺い知れるシーンはないですし、お友達に追いつくことを目標としているのに追いつくことができたのかは明かされないので本当になにもないです。彼女、メインキャラの内の一人ですよね……?
彼女目当てでこの映画を見ることはおすすめしません、かっこよく走るシーンに至ってはPVにほぼ全部収まっちゃってます。
メインなのに大した描写をされなかった子はまだいます、映画で初登場するダンツフレームというキャラ。
彼女の場合日本ダービーにて主人公であるジャングルポケットと激しい競り合いの末惜しくも敗れてしまうところが描かれているのでカフェよりはマシですが、逆に言うとそこで突発的にスポットを当てられたかと思ったらそれ以降は特にこれといったシーンはないです。
ゲームにも登場していない本当に初登場のキャラなのでかなり深堀りをする必要があると思うのですが、ダンツフレームというウマ娘の性質を知ることができるシーンは非常に少ないです。
しかもそのシーンというのも「負けたとしても、走るのは楽しいから諦めないよ」みたいな発言をするぐらいなもの、多分それコンテンツに登場するウマ娘のほとんどが思ってることです。
こんな感じで彼女の根幹にある思想などは分からないので、思い入れも湧かず、なんかいたねぐらいの感想です。
あとメインビジュアルでラスボス感を出しているテイエムオペラオーも本当にラストにしか出ないボスだったのでもうちょっと何とかならなかったのかと思います。
そして、メインの内の一人と銘打ったキャラが活躍するレースを大幅カットしたり、映画で初登場するキャラの掘り下げをおざなりにしてまでやっていることが、物語に直接関与しないキャラを大量に出し、キャラによってはセリフまで用意するといったファンサービスに、そもそもウマ娘というコンテンツでやる必要があるのか疑問なウイニングライブ。
そういうのはやるべきことをちゃんとやった上でやるから面白いのであって、そうじゃないのであれば邪魔なだけです。
散々書きましたが、主人公のジャングルポケットとメインの内の一人のアグネスタキオンについては、ちょっと尺が足りてない感はありますがよく描けていたと思います。
ジャングルポケットはウマ娘の"本能"に従って最強を目指す、その名の通り野性味溢れるキャラクターとなっています。
一方のアグネスタキオンは理屈っぽく理論派といった感じですが、その実彼女の持つ思想はウマ娘の限界を知りたいという"本能"に突き動かされているもの。
一見対照的な二人でも根底にあるものは同じ、だからこそタキオンの圧倒的な走りを見せつけられたポケットは彼女の強さを"本能"で理解して思い悩んでしまう、そしてそれを克服したポケットがレースの世界から離れていたタキオンの"本能"に働きかけるような走りを見せつけ、再起を決意させる。
このように二人に着目すると、今作のテーマが"本能"であることを示すような構成になっていて、すごく良かったです。
それでも、ポケットが冒頭から大切にしていてメインビジュアルにも描かれている結晶は何を表しているのかとか、タキオンをレースの世界から追いやるほどのことが詳しく描写されていなかったりするので物足りないのですが……。
ただ、上記の問題点は宣伝の仕方が悪かったとも思います。事前情報ではまるでジャングルポケットを中心に同世代の四人の活躍を描くような紹介をしていたので、ここまでこの四人の間で扱いの差があるとは思いませんでした。
カフェとダンツに関してはサブキャラとして紹介されていたフジキセキの方が出番も活躍も多く感じました。
それらの点を踏まえると、宣伝でこの作品はあくまでジャングルポケットとアグネスタキオン(+フジキセキ)の物語であり、マンハッタンカフェとダンツフレームは同世代だからとりあえず出すよというように紹介してくれれば納得できたし、覚悟もできました。
それでもじゃあなんでわざわざ新キャラとしてダンツフレーム出すんだよとなりますが。
次に不満に思ったのがレースシーン。
競馬が元となっている作品なのでレースには特に力を入れるべきだと思うのですが、今回は演出をとにかく豪華にしてそれ以外を雑に済ませてもごまかせるようにしている印象でした。
強豪達をどのように下すかの作戦は一切なく、レースの序盤・中盤の駆け引きもほぼ無し、口を開けばあいつには抜群の末脚があるの一点張りと、レースの勝敗を分かつような要素の説明は皆無です。
劇中のレースはどれもスタートしてからあっという間に終盤に差し掛かり、ジャングルポケットかアグネスタキオンが地面を踏み込むカットが挟まり、その後は豪華な演出が続き勝利、という感じで進行します。
中には皐月賞でジャングルポケットが大きく出遅れるというアクシデントも描かれるのですが、それすらも実況の「あれほど出遅れたのによく頑張ってますね」とフジキセキもしくはトレーナーの「あいつの末脚ならなんとかなるかもしれない」の二言で終わりです。
史実で起きたことだからとりあえず入れておきましたってレベルです、はっきり言って浅すぎます。
史実を重んじるのであれば、当時のレース内容をしっかり解析し、どういう要因が重なってこのような展開になったのか、この馬はどのような特徴や長所を持っていて、それがどのように勝利に作用したのかをウマ娘なりの解釈に落とし込んで表現してほしいです。
例えばアグネスタキオンは弥生賞において手前を変えることなく勝利したという話を聞いたことがあります。(手前については説明すると長くなるので各々調べてもらえると幸いです)
余りにも恥知らずな態度であることを承知の上での意見なのですが、これを、ウマ娘は軸足を自在に切り替えてレース中の負担を左右の足に分散するのが普通というような設定を盛り込んだ上で、タキオンはそれをせずに走り、圧倒的な勝利を収めたという展開にして描写すればアグネスタキオンが常識外れに強いウマ娘であることが具体的に示せますし、ポケットがあそこまでタキオンにコンプレックスを抱いたことに対して多少なりとも補完になると思います。
さらに重箱の隅をつつくような意見で申し訳ないのですが、作画についても迫力を出すためなのか、走っているキャラクターの体を大きく振ったり、ズームアップバックを繰り返すような感じではなく、トップアスリートらしい美しい走りを見せてほしいなと個人的に思ったりします。
まとめると、"とにかく尺が足りてないし、削る部分を間違えている。不要と思われる部分をどうしても残したいのであれば、メインキャラをもっと絞って期待感を持たせないようにする。レースシーンは派手な演出でごまかすのではなく、緻密かつ戦略的な描写をしてほしい。" といったところです。
作画は綺麗だったりするので、何も考えずに可愛い子が喋って走って踊っているところを楽しむのであれば満足できる内容だとは思います。
こんなに長い文章であるのにも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。
期待は超えられず
2024年劇場鑑賞118本目。 競馬は全く知らず、ウマ娘のゲームもやっておらず、TVシリーズも1話も観てないですが予告の上坂すみれの「アグネスタキオンだ」のしゃべり方になんとも惹かれて鑑賞を決めてしまったのですが・・・。 女の子を走らせてそれに賭けるという世界線がちょっと気持ち悪いな、と思っていましたし、じゃウマ娘に恋した人間と子供作れるのかとか、元々の馬と性格の整合性は取れているのかとか、ウマ息子がいないのも変なのというところとか色々観る前から疑問はありました。そこに加えて結局「光ってうぉぉぉって言ったら勝ち」しか毎レースなくて最初にストーリー上の勝者ありきという感じで醒めてしまいました。
待ってた
2018年度アニメ一期から追ってるファンです。 とりあえず言えるのは本来可愛いはずのウマ娘達が今にも額から血を流してそうなぐらいの勢いでレースに向かっているということに涙を6回劇場で流しました。泣けます。後毎度のことですが推しが出るとしにます。推しが増えます。 間違いなくキャラが好きな方、推しを見つけたい方には向いています。オペとダンツありがとう
すごくすごいよかった!!
とは書いたものの初見で見るのと知っててみるのとでまた見方や感じ方は変わると思います
特に知っている人だとオペラオーやカフェの扱いに関しての文句が出たり、プリズム結局なんなの?とか説明不足…というより説明はしてるんですがそこに対して映像からしっかり読み取る力が必要だと思います(この辺りは後述の理由で複数回見るのがオススメです)
ただし結構ウマ娘初見の人でも評価は高いので良ければ一度見てみてほしいと思っています(美少女ものを見るつもりだと結構スポ根なので若干人を選ぶかもしれないです)
プリズムに関しては走るという想いのメタファーのようなものだと思われます
オペラオーやマンハッタンカフェは軸を考えるとどうしてもオミットせざるを得なかったと思われます
特に前者のオペラオーはあの間に負けてますがその上で最強なんです!ってやるのも時間がかかりますし、カフェに関してもジャングルポケット軸としては菊花賞がカット気味だったのもブレない為かとは思います(それはそれとしてどっちのレースもしっかり見たいのは事実です)
そういう点では特にオペラオー周りは初見への配慮のようなものもあると思っています
そして物語としてはダービーで終わりか!?と思わせるような構成をしつつ、実はそこすらも通過点で伏線でありそこから先に進むにつれて回収されていくという仕掛け、雄たけびも史実要素のミスリード、フジキセキやアグネスタキオンのウマ娘ならではのifの話、そしてレース作画やBGMと本当に加点方式だと150点の映画だと思います
また序盤にコミカルな作劇がありましたが、ポッケがうにょうにょする辺りは結構賛否両論ある演出のようで、個人的にはかなり面白かったのですが…
また音楽も非常に良いです!弥生賞のBGMのようにしっかりかかるのももちろんですが、ゲートが開く前後は静寂だったり、皐月賞の警告音のようなSEやBGMは聞きごたえがあります
BGM…というか背景の音楽にもしっかり気を使っているようにみえます
総評として泣けるというよりはスッキリする話だと思っています
また、映像から読み取らないといけない都合上、一回見るだけだと意図が分かりにくいところもあるのでいろんな人と語り合って「ここはこういう意図じゃないかああいう意図じゃないか」と語り合ってから2回目を見ると更に楽しめると思います。
ここがこういうつながりがあるんだ!こういう意味なんだ!と見れるので2回目3回目が更に面白い作品だと思います!なので1回だけだとその辺りが難しくて評価は落ちるのかなと思っています
今後4DXもやるとこのことなのでそちらもすごくすごい楽しみです!
レビューする気は無かったのですが
レビューする気は無かったのですが他のレビューを見ていてなんとなく。 このシリーズは実在の馬に思い入れがあると楽しめないのだなと思いました。実名を使用しているのでそれについての意見があるのは当然でそういった評価に不満はありません。マンハッタンカフェは確かに何だったん?と思いますし。あとはシリーズが続くと期待値が上がって大変だなと。 馬のことを知らずアプリもやらずに頭からっぽで見ている自分などは十分面白かったです。絵や演出がくどいとは思いますが。難しいこと背景などを考えずに抜いて抜かれてを楽しめば胸熱だと面白かった。サイバーフォーミュラのデッドヒートが熱かった自分にはとても燃えたのですがそれだけでは駄目なのでしょうね。お馬さん愛とはとても深いものと聞きますから。 私は十分おもしろかったです。
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