劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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ペリースチームさんとはなんだったのか
ストーリー的には、①ジャンポケが最強を目指す(打倒タキオン)軸と、②フジキセキとタナベトレーナーの夢の続きを叶える軸が、混在しており、①の要素がだいぶ強めで②の感動が若干薄れてしまった。
当時の競馬を知っている人ならさらに楽しめるだろう。またアプリゲームを途中で止めた私でも知っているウマ娘がモブ的に出演しているので探す楽しみもありそうだ。
良かった点
・ジャンポケとフジキセキとタナベトレーナーの関係性がしっかり描かれている点
・世紀末覇王の有馬記念
・フジキセキの笑顔を守りたい
・マンハッタンカフェ可愛い
悪かった点
・分かっていたことだがクロフネが偽名だった点、3強の物語ならラジオたんぱ杯(作中ではホープフルS)が序盤の山場、なんだかんだあってダービー制覇、クライマックスはJCダート、JCで大団円という出来すぎなストーリーもあり得ただろう
・正直ダンツフレームが主役格4人の内の1人というのは違和感しかない、可愛かったけども。
・マンハッタンカフェの菊花賞の扱いが酷い、酷すぎる
・変態デジタルとオペラオーの天皇賞(秋)も観たかった
良くも悪くも「史実に沿う」事がストーリーに影響を。 ジャングルポケ...
レースはもちろんドラマとしても面白かった
これがウマ娘か!
違和感のある微妙なシナリオ(←単純に好みではなかった)
自分も競馬は疎いのですが、アニメシリーズでは個人的には1期・2期は高評価で、推しはスズカとマックイーンです。勿論他の娘たちも皆カワイイので、ヒトリダケナンテエラベナイヨー!状態なのは貴兄各位と同じだと思います。
で、満を持したアニメ前作3期は、ご存知サブちゃんの愛馬・キターン&ダイヤちゃんフィーチャー、コレが何だか妙に淡白なシナリオで、この後から僅かに微妙な空気となり‥‥
で、本作は初の劇場版と言う訳で、ワリと期待値高めだったせいか予想からハズレる内容。特にギャグ演出と作画が好みではなく、音響効果も微妙でゲートの音がチャチかったり娘脚の走音や観客の歓声の盛りが薄かったり。実況の暴走演出、ゴール目前の複雑なカット割りや変形アングル、俯瞰から寄りのCG違和感など。そしてやはりシナリオが‥‥
これまでのウマ娘の世界観こそ踏襲してますが、作風?質感?が微妙に映りました。
違和感といえば、マッドサイエンティスト・タキオンがイメージと結構違ってた(御堂筋クン風味)のと、橋の下のバラック小屋や河川敷のコース?は良く解りません。前者はゲームの公式設定から少しズレた印象を受け、後者は『穏やかな丹下段平(南部贋作)』+『チーム番外地』を想像してしまうのが微妙でした。てかゲームにそんな設定があるのでしょうか?(ゲームは未プレイ)
食い違いは過去アニメの本編でも散見されましたが、ストーリーに影響なかったので放置できるもの。ただ今回はサスガに気になってしまいました。でも上記はキービジュアルを注意深く見てたら気が付きそうなことでして‥‥
展開も中盤で(レースの)最大山頂があり、この直後の間延び感は映画館の椅子で腰が痛くなるレベル。構成が前半のポッケの七転八倒と、後半のタキオンを襲う苦悩かもですが、後者のソレが薄味でイメージとも違い、全体のバランスを欠いた感じです。
一方タナベトレーナーの中の人は大御所でウチの親と同い年w。まだ第一線で声が聞けるのは有り難い事ですが‥‥
良かった所は、レースシーンや娘たちが大画面で観られたことに尽きまして、今後もその他の人気娘がストーリー映像としてファンを沸かせてくれる期待感も高いことでしょうか。
と言う訳で、個人的にあまり好みのストーリーではなかったのが一番のマイナスと言った所です。よって個人の印象でしかないので、高評価に異を唱える気は毛頭ないので悪しからずという事で‥‥。そう言えば今頃気づきましたが、ポッケって手をグーにした状態で走ってますよね、アレあまり深い意味はないのかな?
単調
ケレン味の強い表現を多用しているが、キャラの内面的な描写ができておらず、必要性を感じることができなかった(唐突に感じたり、ただやりたかっただけの思いつき、あるいは制作者の自己満足だと感じた)。意味のない演出(切り取れば、かっこいいので表現サンプルとしては良いかも。ただ、それにしても手本となる既存作品が多くあるので、独自性は感じない)。
結果、単調な展開、作画や撮影コストは上がり一見派手で豪華だが、飽きてくる。このキャラはなぜそういった行動や発言をするのかと伝わってくる場面がないので、映画としての脚本、演出は満足できなかった。もっとこの映画におけるジャングルポケットというキャラのことを知りたかった。結果として同人的なファンサービスな内容になっており、もっと良いドラマが作れたのでは、、、?と思ってしまったので残念。勝ちたい理由(各キャラにおける勝ちたいという強い気持ちを抱き続ける背景)を丁寧に描いて欲しい(本能とかじゃなくて。。。、)
芝居がかるテイエムオペラオーが1番好き
前回の映画でテイエムオペラオーが1番好きな『ウマ娘』だと実感した。
しかし今回のジャングルポケットも凄く良かった。
レースが1回、またリベンジの2回しかないような話はよくあるが、ウマ娘は何回もレースがあって葛藤したり悩んだりするのに話がスムーズで尺稼ぎがないように感じる、むしろ時間が足りないのを上手く映画に収めていて1つ1つのレースを一緒になって応援していた!
ジャングルポケット!凄く良かった!
最高のレースだった!
1つ1つのレースが丁寧に作られていて、わかりやすくて感動しました!
【アグネスタキオン】
強さを魅せつけて事実上、引退した事でジャングルポケットに完全に敗北を認めさせてしまった事で、どんなウマ娘に勝っても2位というトラウマを植え付けてしまった。最強になりたいのに最強に絶対になれないのだから。
【フジキセキ】
後輩のジャングルポケットの為に走る姿に感動した。だってフジキセキの走りに魅せられたジャングルポケットが、もう1度!熱さを取り戻すシーンだから。
【最後に】
ワタクシごとだが、どうしても気になるので徹夜あけで見に行った。デッド後編とウマ娘、観て良かったと本当に思う。
ただ、やはり多少、頭が回らない感じがある。この後、仕事。もってくれよ俺のカラダ
アグネスタキオンの神々しい後ろ姿
知識ゼロでもスポ根好きならハマる
競馬を知らない人には厳しいかもしれない
ゲームから始まってとうとう映画化。
日本のみならず、海外でも上映されるとのこと。
凄いことになってるね。
私は競馬も好きでかなり詳しいが、ウマ娘はゲームもしてないし、アニメも見てない。
今回はあくまで映画好きとして劇場へ行ってみた。
わかってはいたが、レース中の演出はド派手。
人間の競技ならレース後にコーチなどが駆け寄って抱き合ったり、負けた選手が勝者を賛えたりするが、そうしたシーンがないのはリアルの競馬を意識してるんだろうな。
ストーリーとしては、圧倒的に強いライバルがいて、主人公がそのライバルを倒すために努力を重ね、いざ、決戦。ってところで相手がリタイアしてしまい主人公が勝利を手にする。
という、まぁ、言っちゃえば『ライバル(カ石)を強くしすぎちゃって、主人公(ジョー)がどう頑張っても勝てない』ってパターンでたまに使われる禁じ手。(ネタが古くてスマン)
普通なら『チープなご都合主義』と言われかねない展開だが、競馬界で実際に起こった事実が下地になってるからね。
競馬ファンなら誰でも知っているような『ドラマ的鉄板エピソード』を題材にすれば一般でも受けるのは当たり前。
ホントに上手く考えたよな。
もう少し、萌的な要素が強いんじゃないかと思っていたが、アツい(むしろ暑苦しい?)キャラばかりだった。
競馬やゲームをやったことがない人でも、単純にアニメ映画として楽しめるとは思うが、競馬を知っている人の方がより楽しめるだろうね。
競馬やゲームをやったことのない人が観に行くなら、馬の名前やレース名くらいは先に頭に入れておいた方が良いかもしれない。
後半部分とか競馬ファンとしては違和感を覚えたところもあったが、映画サイトなので敢えてそこはスルーしたいと思います。
期待を優に超える作品
スタン・リー(声:阿笠博士)
あ、え、なんで、え?
この前あってた総集編の面白さは何処へ?1週間前に見たあれは、手に汗握るほど興奮して、応援上映して欲しいほど盛り上がったのに、どうしてなの??
今んところ概ね評判良いから、自分がかなりズレているのかもしれない。ゲームやったこと無ければ、競馬も無知なので、感覚が全くもって違うのかもしれない。だけど、これだけは言える。総集編の方が何百倍も面白くて、楽しくて、完成度が高かった、、、。
これ見ると、総集編が出来すぎていたのかもしれない、とも思えてきた。確かに、アニメの良いとこ取りをしていると言える作品だから、ウマ娘の魅力がギュッと詰まっていたのだろう。映画という、時間の制約が厳しい中での制作はまた違った作り込みが必要になるのは重々承知。それでも、今回はストーリーが弱い。
あの作品が胸アツになったのは、レースシーンだけじゃない。頂点を目指す、ナリタトップロードのリアルな葛藤と苦しみをしっかりと描き、ウマ娘だけでなく、〈競馬〉そのものの面白さがひしひしと伝わってきたから。だけど、本作ではそんな深さが感じられなかった。作画は超パワーアップしているし、キャラも最高だった。上坂すみれが声を当てたアグネスタキオンには惚れ惚れ。だからこそ、非常に悔やまれる。もっと、違う視点からドラマを見せつけ、ウマ娘という作品が持つ力を発揮できなかったのかと。なんで、2キャラにしかスポットを当てることが出来なかったのかと。
RTTTを超え、2期に並ぶ名作
こんなスポ根が見たかった
まずレースシーンの作画や音響による迫力がとんでもない。ただ走ってるだけと侮れないほど演出が多彩でかっこよく見ていて全く飽きないです。ただ前作と比較すると戦術面とか技術面とかの描写が少ないかもとは感じました。全くないわけでもないし今作の作風や主役の性格に合わせて意図的にそうしているのかなとも考えられるし個人的にはアリだと思いますが賛否ありそう。
ネタバレしない範疇で内容を語るとジャングルポケットとフジキセキとアグネスタキオンの関係性がとにかく魅力的。単純な人間関係というだけではなく「ウマ娘」という種族ならではの在り方、価値観、本能が全面に出た特殊な関係性でもあります。だからといって理解できないかと言われればそんなことはないんですよね。むしろ彼女たちの感じているものに引き込まれるような不思議な感覚を味わえました。
あとはいろんなウマ娘がちょくちょく映り込むのでファンの方なら何度も見て自分の好きなキャラがいるか探してみるのも良さそうですね。また前作でかなり過酷な運命と戦っていたアドマイヤベガが今作でかなりはっちゃけてそれを軽く流すカレンチャンの関係には感慨深いものがありました。
そしてちょくちょく薄いとか言われてるダンツフレームの人物像。これ個人的には凄く良いと思ってます。ネタバレになりそうなんでぼかしますが「誰よりも純粋にウマ娘である」のがダンツ最大の魅力だと思います。
マンハッタンカフェ等の扱いがあまり良くなかったりすることや一部速足すぎる展開もあるなど不満もありますが、それを覆すほどに独特な世界観に引き込まれ視聴後には思わず走りたくなるほどの熱さがある作品です。
掴みが抜群
良かった点と良くなかった点
良かった点
・ウマ娘の劇場版は時間的に収めるのが絶対に無理だと思っていたが、やや足りないところもあったものの一応収めることが出来ていた点
良くなかった点
・良い点に書いた時間的縛りがあった為、主人公や各キャラクターの過去や背景があまり描けなくて感情移入出来ずそこが残念な点
・不要な抽象的な表現があった点
・3期で使われてたりRTTTで好評だったオーバーアクションに頼りがちになり迫力で押しすぎたのはドラマ性に欠け個人的にはあまり良いとは思わなかった点
既にウマ娘、競馬をある程度知っていることが前提なストーリー
東京2400に強いジャングルポケットの活躍を中心に描かれるストーリー。
自分が感じた良い点
・レースシーンの迫力
・実在の調教師の先生と馬主さんを意識したトレーナー
・エンディングのうまぴょい
自分が感じたイマイチな点
※特にこれからウマ娘や競馬に興味を持ってもらうという視点から
・クラシック3冠のそれぞれのコースや適正をほとんど説明しておらず(特にメインの皐月賞、ダービー、ジャパンカップ)、そのためダービーで勝つことの栄誉や難しさが伝わりにくいような印象。レース前に各レース場を上から映して「G1中山芝2000m皐月賞」みたいなテロップが出るだけ。このコースの勝負どころがどこか?いつ仕掛けるか?などのシーンはないのが残念。
・同じく各ウマ娘の脚質や戦法にほとんど言及しておらず、レースシーンの位置取りやペースの駆け引きはほぼなく、気合で勝つ!!みたいな雰囲気で勝つ。そのため“ジャングルポケットはいかにして自分の戦い方を見つけたか?”が根性や志半ばで引退したアグネスタキオンの幻影を追うという精神論のみに集約されてしまっている。裏を返すとアグネスタキオンの強さもぼんやりしており(それは永遠の謎かもしれないが)、もうちょっと深堀りしてほしかった。レースセンス、脚質、スピードの乗りなど。
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