劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価
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うた☆プリにはなかった新たなLIVE構成!現代的LIVE!
初見では、正直理解に苦しみました。
でも、理解したいと思いたくさん見ました。
理解できたのは二回目で、今までうた☆プリにはなかったLIVE構成だから理解できなかった!
アニメを越えて現実に来たのか!
と考えにたどり着けました。
現実のLIVEは、韓国系になるのですがストーリー(映像?プロモーション?)で流れていくというのが多いです、ないのものもありますが、、
タブナイでは、恐らくですが!
冒頭(寿登場前)とソロ曲前、間、玉座に座って(デュエット曲前)、デュエット終了後マイク登場変身?シーン、最後の玉座に座るシーンと細かに映像が流れております。ここが理解できないと困惑する人も多いのかな?と感じました。
映像での表現になるので考え抜かれているのではないのかと思いますが、今回はライブビューイングと現地民、どちらからの目線といった形なので表現のしかたが難しいのかと感じる部分もあります。
初見では、理解できなくて何が起きているのか???でした。
今まで2回のLIVE映画ではなかった初の試みだと思います。
他に理解できたのは、冒頭シーンの予告状を投げてでてくるステージソロ曲やその先のものだと気づきました!
気づけたときは、はっ!としました。すご!
後!衣装です!ノースリーブ、クロヒョウ、ピエロ帽子、初見では思わず拒絶反応がでてしまいました。
でも、豪華版のパンフレットを拝見したときにこんなに似合っているのかとそこで受け入れることが出来るようになりました。しかも、ほんとよくみると似合いすぎてなれって怖いと思うのと衣装さんが天才だと考えてしまいます。ありがとうございます。
それと、コールですかね、、
今までないタイプのコールが来たのでおぉ!!となりました。でも、一緒になって言ってみると一人一人の個性この人だから成り立つコールなのだと感じれるようになりました!
注目ポイントは、たくさんありすぎるので実際に映画館に足を運んでみていただきたいですね!
この後の週変わりのものも楽しみにしています!
普通でも豪華版でもパンフレットを読むと制作者側の意図が見えると思います!!
批判のコメントに目を向けると王子系やLIVE構成のやり方をずっと見てきた方々の理解をもらえていないのではないのかと感じました。
新たな試みをすぐに飲み込むのもやはり時間がかかると考えます。
はい!三回目以降は、THE!LIVE!を楽しませていただけています!
正直いっぱい観たいけど、時間、金銭問題で数回だけの視聴になってしまうという方も多いと思います。
私も次回の給料に頼っているため、、
でも、お金を落とし込むのにふさわしい映画LIVEになっていると気づけたときには最高が待っていると思います!
こんなに最高なLIVEを毎週観れるなんて最高な時をありがとうございます。
そうです!うた☆プリならではの、演出!
これぞうた☆プリだ!
と思うところも多々感じながら!!
カルナイの成長を感じながら楽しみたいものですね!
後、アニメを見直してカルナイの一人一人の台詞がこのLIVEに現れている!
後輩を育てる先輩方の言葉一つ一つが繋がっているのだと理解もできるので気になる方はアニメをおすすめですね、、
カルナイのファンへの思いは、LIVEにすべて詰め込まれていると感じます!
今までをしってる方にはもちろんですが、、
しらない方にも楽しんでもらえるLIVE映画なのではないかとひしひしと感じております。
素晴らしい制作に感謝いたします!
言葉足らずですが今後も楽しみです!
ありがとうございます!!!!
初めてとそれ以降でものすごく印象が変わった
キングダム、スタツアを経ているので自分の頭の中に勝手に作ったイメージや固定概念の様なものがあったような気がします。
初回、意味が理解できなくて、混乱したというか断片的にものすごく好きなシーンが沢山あるのに、1つのセトリ、物語としてどういうことなのかが分からず、付いていけなくてにあっという間に終わりました。
うたプリは伏線がすごかったり、ストーリーが細かいので、私が分かってないだけなんだろうなと悔しかったです(笑)
公開初日仕事終わりで2回入るつもりでしたが、1回目の????の状態で2回目を見るのは勿体無いと思い、放心状態で帰宅しました。
ネットの力も借りながら、自分なりにこういう事かな。という荒削りなものを引っ提げ、翌日2回目に臨みました。
昨日はなんだったんだ。と思うくらいに点が線になったような感覚がありました。
映画を見ながら頭はフル回転し、昨日と違う見え方の連続の中で、ふとQUARTET NIGHTが見せたいもの。目指す姿勢とは…?と思いました。
そして、あの歌詞が蘇ってきました
Fly to the future でも今日を蹴って飛び立とう
Fly to the future 俺たちはそうあるべきだ
Fly to the future 新しいことに挑むんだ
Fly to the future 進む姿を見せたいんだ
Fly to the future ! Let's go ! 前だけに答えがある
道なき道でも 歩んだ跡にはきっと・・・きっと・・たとえ細くても 目指した証の 足跡が残り 風に耐えて 物語-ヒストリーに Fly to the future !
今まさにQUARTET NIGHTが前に進み、挑み、歴史が生まれる瞬間に私は立ち会い、同じ時を刻ませてもらってるんだと思うと、胸がいっぱいになり、同じライブでありながら見え方がかわりました。
回を重ねるごとに、ゲームのストーリーと歌詞や言動がリンクしている!?と気がついたり、素晴らしい考察をしている方の発信をみたりで、新たな視点がどんどん増え続けています。飽きるどころか渇望です。
語彙力乏しく、頭の中に浮かんでいる気持ちが正確に表せないのが悔しいですが、物語として本編が進み、表題曲タブキスに向かう前に『QUARTET NIGHTとし ここに宣言する!』の場面で、私は物語とこの瞬間のQUARTET NIGHTが融合したと解釈しました。
痺れて痺れて、多幸感と高揚感と無敵感でなみだも噴き出す始末…最高だ。
4人が揃う舞台挨拶でも、今の自分が感じた気持ちを大切にして欲しいという旨のお話がありました。
答えは一つではないのです。
上手くまとまりませんでしたが、私の感想は以上です。
衣装と展開がダサすぎる/監督がSNSやってて寒い
肯定的に観られてる方は見ないで下さい。
キングダムから6年待って楽しみにしていた、もう二度と実現するか分からないカルナイ単独劇場版がこの出来に本当にショックでがっかりしています。
うたプリで衣装に不満だったことってほとんどないので、楽曲は物凄く良いのに衣装で失敗できるんだって逆に驚いています。
後半のモチーフも近未来のイメージや武器や展開が小学生男児のセンスなものばかりで、大人とかノーブルとか品格がイメージなカルナイに合ってなさすぎて最悪。
キービジュ衣装とempire衣装が4人全く形が同じなのも怠慢です。リボンとか裾とかせめて個性に合わせてほしかった(いつもやってるじゃん)。
仲間じゃないのに全く同じ怪盗衣装なのも矛盾を感じる。
スタリより人数と楽曲が少ない分、ミュージカルや劇調になるのではというのは予想の範囲内で、むしろそれはすごくいいだろうと期待していましたが、まとめきれていないのと言葉での説明が多すぎてテンポ悪くダサくなっている、構成センスが無くて1回で消化できないです。
(1回目は衣装のダサさへのショックで全然理解できなかったけど。)
複数回見ないと全く意味が分からないはダメだと思う。なんでこっちが何回も見る前提で視聴者に甘えているんだよと思います。
同じテーマで今までの永岡監督に作り直してほしいです本当に。
デュエットパートは絶対各曲で衣装変えてほしかったし、スタリはほぼフルサイズだったのでがっかりしました。
RttR楽曲大好きなのに変な武器持ち出すものダサくて最悪と思いました(最初から旗を待つか、券でよかった)。薙刀みたいなの個人的には全然かっこよくないです衣装にも全然合ってないし。
GL警報もより曲と衣装が合っていないし、男児が好きそうな船みたいなものも「ああこれが出したかったんだな」って思うくらい主張が激しすぎて少し邪魔でした。2人が見たいのに。
曲調とのギャップを狙うのもありだけど、そもそも衣装がダメなので今回は成り立たず最悪でした。キャストライブに繋がるなら可愛い衣装でやってほしい。
問題のempire衣装は、今のところ10回見てトゲは無視できるようになりましたが袖なくなるのはずっとダサいと思ってます。アレの何が良いのか本当に分からない。
それならふつうに上着脱ぐ方が絶対良かった。
無くすならパッと次の画面で無くす方がマシ。「ボトッ」の1秒があのライブで1番ダサい。本当にやめてほしい。
刺青みたいに光るのも最悪。カルナイのイメージと解釈違いすぎます。
一週間はずっとイライラしながら観てましたが、諦めるしかないので(辛い)良い点を見ながら見ています。
4人と楽曲は大好きなので、カルナイになんて衣装をあてがってくれたんだと悲しい気持ちはあれど転けさせたくない気持ちもあるので、納得できない部分は続くと思いますがまた見たいと思っています。
スタツアの時みたいに純粋に楽しく通いたかった...。
カミュがずっと伯爵モードなのとか藍が汗かくのも解釈違い。
汗演出もふつうは良いものに見えるのにそんな衣装来てたらそら汗かくわって思う。
アンコール以降は最高です。
ソロパートは慣れれば大丈夫。カメラワークとか見せ方のセンスはスタツアに比べるとないです。スタツアは一人一人見ていて気持ち良いカットや演出が何度もあってライブサイズでも満足度が高かった。
カルナイが好き、ファンに届けたいというよりも制作側の自己満(実力が追いついてない)に私も感じています。
毎週展開工夫してくれるのは有り難いですが。
追加が袖ボトの間なのはよりダサくする演出になったので意味が分からない。センスが本当にダサい。
SNSで作りましたアピールしてるのも苦手です。(ファンが大人で我慢してリプとかしてないところは安心しました。)
辛すぎて一度アウトプットしたく酷評を書きましたが、ちゃんとファンなら感動できます。4人が素晴らしいので。
カルナイ見に行ったら別人だった
QUARTET_NIGHTはアンコールにしかいませんでした
レビュー時点で
1周目を数回、2週目を3回見ました
熱狂的でコアなファンでは無く、全般否定的なレビューになります
上映アナウンスから本編最後までカルナイなのか、演じているのか総じて中途半端でした
怪盗として話していると思えばカルナイとして話している…
宝石も所持した効果を語っている割には影響があるような描写がなく、この説明の時間を皆が「どうだった?」みたいなMCで欲しかったと思いました
カルテットエンパイアのパートも突然ムービーと演劇が始まったと思ったらステージ上でカルナイとして語り、ライブ中もカルナイとして曲中に台詞を発していて
このセリフは劇のセリフなのか、アイドルとしてなのかがすごく曖昧でした
後、ピエロや宝石商を演じているのに演者の名前をコールするのはどうかとモヤモヤしています
2週目からのアンコールの追加MCに本編の欲しかったものがあり、パンフに設定があるらしいのですが(エンパイアの王子設定は知りませんでした)どうしてこれを本編に入れられなかったのか…と思いました。
顔と声が最強、曲は最高、コールがノイズ、衣装は微妙、脚本全体が微妙で☆3にします
2週目の追加曲も最高でした。ありがとうございます
コールがとにかく不快
前作、前々作とは違いMCなどは全編芝居で合間に楽曲という演出のライブ映画でした。
ライブ上映で見ましたが、初見では芝居中どこで名前など呼んだらいいか分からず少し残念ではありましたが、全編芝居仕立てという演出自体は新鮮で悪くはないと思いました。
ただ、良くないと感じたのはその芝居演出のテンポの悪さと役柄の切り替わりの唐突感です。テンポが悪すぎて途切れ途切れになり、都度冷めてしまいます。
また、何よりも不快なのが作中の観客のコールです。映画を見ている客側はテンポの悪さにより声援を上げるタイミングが掴めない、声を出す程に盛り上がれていない状態で、ソロ曲では作中の観客が今までのうたプリでは聞いたことのないようなコールをします。
(今までのうたプリとは、映画、アニメシリーズ、原作ゲームやアプリゲームでの作中ボイスやテキスト、そしてライブ上映、CGライブ、リアルライブに来ていた現実のファンを見た限りです。)
名前を呼んだり、キャー、かっこいい、好き等の声援は今までもたくさんありましたが、地下アイドルや別の応援上映アニメコンテンツ文化を参考にされたのか、現実のうたプリファンの大多数がやってこなかった(そしておそらく好まれない)質が違うコールが作中で行われています。
テンポの悪さにより盛り上がりきれていない自分達と、今までの現場では見たこともないタイプのコールをして大盛り上がりしている作中の観客達の対比で、更に気持ちが盛り下がってしまいました。
前作や前々作では、声援の質も盛り上がるタイミングも作中の観客と私達映画を見ているファンがリンクしている感覚があってとても良かったのですが、今回は完全に逆効果になっています。
作中にファンも描くのであれば、前作のライブ上映やCGライブのリサーチをして欲しかった。
うたプリではなく、実際の応援上映でこういうコールを好む層の人たちが多かった作品の続編でやれば良かったのに、と思います。
絵と曲とCGなどは良いので、別の監督で同じテーマ同じ流れのものを撮り直せば、ここまで賛否両論ではなくなる気がします。
製作陣の自己満
当映画を肯定的に受け止められた方はこのレビューは読まずに、ご自身が抱いた感想を大切になさってください。
マイナスな内容はあまり公にしない方が良いと思っておりますが、製作陣に「これでいい」と思われるのは癪なため、低評価のレビューを残させていただきます。
QUARTET NIGHTと「怪盗」というモチーフは個人的にイメージぴったりで、どんな構成や演出になるんだろうととてもワクワクしていたのに、実際に鑑賞してかなりガッカリしました。
キングダムとスターリッシュツアーズ は「ファンの『見たい』を叶えようと作られたライブ」だと感じましたが、タブナイは「製作陣の『見せたい』を考えて作られたライブ」だなと感じました。
低評価にされている方は皆さん仰っていますが、
・要素が多すぎてごちゃごちゃしている
・意味が分からない
・カルナイ本人によるパフォーマンスがない
・衣装がダサい
・コーレスがダサいし邪魔
と、ライブ鑑賞にあたってノイズが多すぎます。
カルナイは歌と実力で殴ってくるタイプだと思っていたのですが、悪い意味で気になったところが多すぎて歌の記憶がほぼありません。
ユニット曲2つはすごく良かったなと思うのですが、藍とカミュの可愛さ全開の曲を、あの物理的に攻撃力が高そうなトゲトゲ服で歌われるのは耐えられませんでした。
あのトゲは何のためにあるんですか?
「パンフを読んだら意味が分かる」
「複数回見たら良さが分かる」
といった意見を目にしましたが、それは逆に言えば
「パンフを読まないと意味が分からない」
「1回では良さが分からない」
ということですよね。
QUARTET NIGHTはそんな怠慢なライブをするグループではないと思っているので、ずっとモヤモヤしています。
また、ライブで劇中劇をする意味も分かりません。
(「本人達がファンに言えないことを、役を通して歌で伝える」という趣旨があるのは分かっていますが、それは原作にて恋人であるヒロインに対して話すことであって、ファンに伝える必要はなくないか?と思っています)
役として歌っているアイドルに対して本名をコーレスするのも「結局どっち??」となりますし、何がしたいのか本当にわかりません。
せっかく怪盗というモチーフを使うのであれば、MCなどで「君のハートを奪いにきたよん😉」に\キャ〜〜/と沸いたりするのを期待していたのですが、そういった黄色い声をあげるタイミングが皆無でした。
QUARTET NIGHTとして、キングダムやスタツアのような王道ライブをした後に、単独2回目でこのようなライブをするのなら分かるのですが、カルナイ初の単独なのに、いきなりこのような尖った内容なのは不親切すぎるなと思います。(スタッフは「うたプリ」として3作目、という位置付けでこのスタンスにしたそうですが、ファンの心情を微塵も理解していないなと思いました。)
もちろん今回のライブが刺さった方もいらっしゃるとは思うのですが、「キングダムやスタツアのような王道構成をカルナイの色で表現したライブ」の方が、万人に刺さり不満を覚える人は少なかったのではないかと思います。
シンプルに歌とダンスの実力で殴ってくる王者カルナイの単独ライブは存在しなくなってしまったんだなと思うと、寂しい気持ちになりました。
『うた☆プリ』らしいダイナミックな演出の中に込められたファンへの長大な愛の返歌
『TABOO NIGHT XXXX』はほぼ全編が劇中劇として進行する、アイドルのライブツアーとしては攻めた構成の作品である。ライブの醍醐味である双方向コミュニケーションにおいても、アイドルからファンへ語り掛けるのは曲中のコール&レスポンスが主で、MCパートらしいものどころか自己紹介パートすらない。「言葉はいらない 歌があればいい」(QUARTET NIGHT『エボリューション・イヴ』2015年6月リリースより歌詞を抜粋)と長年歌ってきた彼ららしい、いかにも挑戦的な構成だ。しかしこのライブには、長年連れ添ったファンへの惜しみない愛と信頼が隠されている。
劇中劇は、4つの宝石を巡る現在と過去を織り交ぜたストーリー。4つの宝石がひとつになって本来の力を取り戻すまでの軌跡を純粋に楽しむこともできるが、これらのストーリーはQUARTET NIGHTの4人が歩んだ歴史の疑似体験としても読み解くことができる二重構造である。その道でトップクラスの実力を誇るバラバラだった4人が、ファンとの愛と信頼を築き4人であること・4人でなければならないことの意味を再確認する。ソロ曲の役柄の裏側に隠された彼ら自身の過去、そしてそれらを乗り越えた先で示される未来への答え。しかし、作中ではそのような二重底のネタばらしは一切語られない。彼らはアニメの外の世界にいる長年のファンに向けて、言葉はなくとも歌で、パフォーマンスで、必ずこのメッセージが伝わると信じてこのライブを作り上げた。スクリーンの中の観客と、映画館の座席に座る我々と、それぞれ異なる次元にいるファンへ純粋なエンターテインメントショーと深い親愛のメッセージを同時に送る離れ業をやってのけたQUARTET NIGHT『TABOO NIGHT XXXX』、途轍もない作品である。
パフォーマンスは圧巻の一言。『うた☆プリ』らしいぶっ飛んだダイナミックな演出の数々に、ラップや洋楽、シネマティックなエッセンスを盛り込んだ新しく心地よいサウンド、個々の抜群の歌唱力にQUARTET NIGHTの誇る美しい4声ハーモニー。個人的なお気に入りシーンは怪盗4人衆のメドレー。役のコーティングが施されているものの、4人それぞれの個性が最大限に活かされたパフォーマンスはエキサイティングで(特にカミュの登場シーンは最高)、アメコミ調のホログラム挿入や殺陣の要素を取り入れたダンス、メイン歌唱以外のメンバーがコーラスを入れる贅沢なサウンドにも大満足。また3Dモデルの進化もすさまじく、メタリックパーツ、ビジューの輝き、パールやラメの質感の違い、更には布地の材質差まではっきりと感じ取れる。怪盗衣装へのプロジェクションマッピングを用いた動きのある意匠投影もお見事としか言いようがなく、ライブ構成のみならず技術的にも挑戦的な作品となっていたであろうことは想像に難くない。
これまでの、映画の観客をスクリーンの中のライブ会場に引きずり込むような『うた☆プリ』ライブ映画作品とは異なる造りである今作、公開当初賛否がくっきり分かれたのは事実である。が、しかし敢えてこの“映画の外側にいるファンへと語り掛ける禁忌”に挑戦した彼らに、またそういった複雑な造りにしてまで長年のファンへの愛の返歌としてこのライブを作り上げた彼らに、限りない賞賛を送りたい。
公開2週目以降は地域別のMCパートが追加されるとのことで、これらからも進化を続ける予測不能なQUARTET NIGHTのライブツアーからはますます目が離せない。『期間限定』グループであったQUARTET NIGHTのこれまでとこれからがすべて詰まったライブ、そして新たな始まりの旅を見届けたいと思う。
先輩ユニットとしての姿を見たかった
QUARTET★NIGHTがゲームにてチーム結成をしてQUARTET NIGHTを歌唱するところから知っており、常に後輩に先輩ユニットとしての後ろ姿をST☆RISHに見せていた存在でもあると私は思っていました。ST☆RISHもその姿を見て負けないぐらいの歌や演出でお互いを高めあっていると私は思っていました。
そういう関係性なので今回の映画とても楽しみで、同じく結成の時から知っている友人3人と一緒に最初はしっかり目に焼き付けようと、通常上映を見に行きました。ですがみんな出てきた時には不完全燃焼と言った感じでした。その後の喫茶店では少し愚痴っぽくなってしまうからという理由で映画の話は一切出てこず、違う話をして盛り上がりました。
応援上映にも行ってみようと2回目は最近うたプリが好きになった子を誘っていきました。ペンライトを降ってコーレスをすると少し楽しいなと思えるようになりました。
ここから本作のネタバレになりますが
2回目を見て
怪盗➝宝石の過去➝国王➝アンコール
仕立てのミュージカル映画なんだなと分かりましたが、国王を演じている時、国王を演じてるのか、QUARTET★NIGHTとしてのLIVEをしているのかすごくあやふやになっているところがありそれが気になりました。国王設定なのであればそれを貫いて欲しかったし、QUARTET★NIGHTとしてLIVEをするのであれば最初からLIVEをちゃんとして欲しかったと思いました。
正直、スターリッシュツアーズとキングダムが私の望むうたプリとしてのLIVE映画だったので今回のミュージカル仕立てはあまりリピートはしないかな…と思っております。
ミュージカル仕立てにした事により、4人の絆をあまり感じられず、ファンに向けるファンサや自分の挨拶が無いのもモヤモヤしました…あと衣装が圧倒的にダサいのと国王の衣装のコンセプトが全く分からない、なぜ袖をとる演出があるのか、必要だったのか?と思いました。コーレスに自分たちの過去の曲の一部を入れる意味も全く分かりませんでした。
先輩だから期待値もすごく上がっていたのも良くないことは分かっているのですが、もう少しまとまりのあるものにして欲しかったです。特典は欲しいので、特典だけに通う予定にはしています。
声優さん、音楽、3Dの動きのクオリティーどれも素敵で最高なのに軸になるものがブレてると残念に思えてしまうのが本当に勿体ないです…
パンフレットを読み込んで、何度も見に行けば伝えたいことが分かってくる。という口コミを見ましたが、私は映画を見てからパンフレットを購入するので、映画を見て豪華版を買おうという気持ちにはなりませんでしたし、面白い作品には10回以上は通いますが、今回は2回見ただけで何回もみに行きたい!とは思えませんでした。
正直見て悲しい気持ちにもなりました。
まとまってない文章ではありますがこれが私の思ったことです。この映画が本当に好きな方には申し訳ありませんが、書かずにはいられませんでした…長年追ってきた身としては非常に残念ですし、胸の中には悲しさしか残りませんでした…
期待値粉砕
(1週目の感想)
前回の楽しむ映画のつもりで行くと期待値が粉砕されます。
特にライブ上映が苦手な層で通常でじっくり観たい派には苦行でした。
無理やり繋げたミュージカル仕立ての劇中劇に終始ポカーン。
舞台演出は非現実的なのに衣装チェンジは妙に現実的。
ファンサ的な演出は前回と違ってアンコール付近まであまり無いので没入感が薄いのに、劇中の録音されたファンの声や姿、コーレスが妙に五月蝿く耳につきひたすら置いてきぼりをくらいます。
(前回はメンバーがバックに映りこむ時にファンにお手振りとかしている細かい演出とか結構あったんですがね)
自分でペンラ振って声だしして参加してる感で楽しめる方や、隅々まで読み込む方にはスルメ映画になるらしいです。
カルナイ前知識無しの新規の友人はとても誘いずらいコアな方向けの作品に仕上がってます。
今後は特典商法が始まるのでしょうが正直前回ほど通わない気がします。
『追記』
2週目アンコール増えたとの事で鑑賞してきました。
一言で言えば何故2週目版を初日に公開しなかったのか? これにつきます。
今回の内容で公開していればここまで賛否両論にならなかったはず。
初回公開ぶった切り版でのファンに、察して、読み取って、パンフ読み込んでの手法はファンに甘えすぎです。
話題性を作りたかったのかもしれませんが、初回でマイナス感情を持たす様な演出は必要だったのか甚だ疑問です。
1回目で倦厭してしまった方が2回目に行くがどうかはファンかどうかだと思いますので、新規取り込み枠の機会を失ったのはマイナスではないでしょうか?
尚、2回観てもカメラワークはしっくり来ませんでした。
ステージを移動する引きの細かい映像があまりなく顔アップ多めなので、今どこのステージにいるの?どこからどう行ったの?瞬間移動した?
って混乱はずっと無くなりませんでした。
期待とは違ったかな…
ライブというより、劇団•ミュージカル時立て、
前作のツアーズやライブぶっ続けじゃない。作り込まれた演出、配役で進行していく。
ただこの作り込まれた設定がややこしく詰め込まれ過ぎていた気がする。
既存のファンやカルナイ推しは肯定的な意見が多いと思うし、リピートされる方もいると思いますが、新規のファン層は見ても理解できず置いていかれる。
個人的な感想としてまとめ
◎良いところ
曲全て素晴らしい。表情やモーションのクオリティーが上がって生き生き動いている。コンサートとしての舞台装置が奥行きや高さが感じられる立体的な演出。
×良くなかったところ
衣装が本当にダサい。最初の怪盗衣装以外好きじゃない。色味の奇抜さや合わせ方が変に目立って気になる。最後の衣装など形が同じロングコートで色が変わるだけ衣装でキャラに合わせた個性がない。演出の為の語りや世界観の設定がメインになりすぎて、肝心の曲がフルじゃなくて短く感じる。
以下ガッツリネタバレストーリー
冒頭はカルナイ四人それぞれ自分の色の宝石を怪盗として予告状を出し、奪いにいく
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4人が集合しドローンで宝石回収して一つの黄金のクリスタルになる
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暗転後それぞれの宝石たちの過去生い立ちストーリーを演じるソロ曲
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カルテットナイト王国が出来て玉座に四人のそれぞれ領地の王が座る
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一つになった黄金の宝石の力を引き出すには愛の歌のパワーが必要。嶺二&蘭丸(盛り上がりカッコいい系)藍&カミュ(愛嬌、可愛い系)の2人1組のユニット曲を2曲やる
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4人で力を合わせTABOO NIGHT XXXXを歌う。クリスタルの力が解放されて小型のステッキになり、銀色の衣装の色がそれぞれのメンバーカラーになる
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更に限界のその先へJINN-Ω-RAY -を続けて歌う
当然衣装がノースリーブになり二の腕にタトゥーが刻まれる
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それぞれのコンサートやファンに対する思いを伝えて感謝の気持ちを込めてエンディング曲へ
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エンディング 舞台裏やスターリッシュ、ヘブンズ達も来た様子が流れる
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アンコール コンサートTを着てトロッコで会場を回りながら合唱
↓
ダブルアンコール 音声のみ、今回講演はどうだった?等のメンバー達との掛け合い。おそらくこの部分の内容は毎週変わると思われる。
最後に。
スタリ2作の差別化をしたかったのは分かる。劇団シャイニング的なガッツリとしたコンセプトコンサートより、MCは最初と最後くらいでノンストップでコンサートを見たかった。(ノンストップ歌の中で演出として怪盗とかなら分かるが。)
ヘブンズならまだそこまで印象の強さや世界観が定まり切ってないので、コンセプト系は行けたと思う。
本来であれば舞台裏の届けたい音楽を話し合ったり練習したりするメンバー様子や物語を得て、このコンサートをやったよって過程を飛ばして劇団四季のようなミュージカルだけ見せられた印象。せめて1時間スペシャルアニメで声優のインタビューなど含めて前日談としてあったら、まだより深く楽しめたと思う。
正直台詞単体で愛を囁くのみ、所々出る決めポーズ?が人によっては共感性羞恥を感じたり、クサいダサさがあり正直盲目ファン以外厳しい。既存のファンはクスッと笑える要素でツッこむか、呆れて引くかのどちらかかも。
先輩達が出てきた当初、人気がすごくてスタリを超えてしまう勢いで高貴で大人でセクシーな所が憧れでカッコよかった。今回の映画は自分にとっては期待外れでした。
ただ今回が売れないと今後のうたプリコンテンツに影響が出てしまうのが一番の懸念であるし、そろそろ時代の流れと共にうたプリらしさ以上に、ライバルの競合他社のアニメ3D映画に食われるので運営はただ時間をかけてやりたいことを詰め込むのではなく、ちゃんとファンの声や元のゲームや本来のライブパフォーマンスを取り戻して欲しい。
共感性羞恥
恥ずかしい
って何回も思ってしまった。
高熱の時に見た悪夢みたい。
ネガティブでフィーリング感想なので、いい映画だった!って思う方はは読まないほうがいいです。
私はもう10年以上、大人でかっこいいカルナイが好きだった。
今回の映画も楽しみにしていたし、きっとキングダムとスタツアを超えたすごいライブが見られるんだと思っていた。
映画が始まってすぐ、そんなふうに感じたくないのに、恥ずかしいって気持ちでいっぱいになった。
観てる間、かっこいいんだって何回も言い聞かせようとした。いいところを見つけようとして頑張った。私はカルナイが好きだから、うたプリが好きだから肯定できると思ったし、しなきゃいけないと思った。
アイドルの顔はいい。曲も多分いい。
でも他が全部私には無理だった。
謎の世界観設定とか、衣装とか、理解ができなかった。
なんだろうこの既視感…ってずっと考えてたけど、学生の時に演劇部がやってた中二病全開の劇だった。
最初から観る人に伝えようとしてにない、自分たちのやりたいことをやりたいようにしてる自己満足。
伝わる人にだけ伝わればいい、みたいな。
好みの問題だって書いてる人が結構いるし、私もそうだと思う。
きっと私の全然好みじゃなかったというだけ。
共感性羞恥が発動してしまう程に。
うたプリには変な設定とか、ダサい演出とか、元々あったと思う。今までのアニメシリーズにもキングダムにもスタツアにも『これはダサくてちょっと恥ずかしいな…』って思うシーンはあった。
でも今回はずっと恥ずかしかった。
前作みたいに、うたプリを全然知らない人にオススメはできないし、オススメしたいとも思えないし、正直『これが好きなんだ』って思われるのがしんどい。
肯定的な感想を書いてる方々のように、この良さがわかるファンでいたかった。
楽しみたかった。
きっと『分からないなら観なければいいよ』ってことなんだよね。
私がうたプリの対象ではなくなってしまっただけ。
そろそろ卒業なんだな、と思った。
セトリを埋めるための物語なき歌
カルライ1stは現地チケットが激戦すぎて取れず、映画館のライブビューイング参加。カルライ2ndは1日目、2日目ともに念願の現地参加。それ以降、カルナイの単独ライブをずっと心待ちにしていたファンです。
恐らくカルライ3rd への橋渡しの役割も果たしているだろう本作品ですが、本当に残念でした。残念という言葉しかありません。短いのであっという間に終わるかと思いきや、つまらなさすぎて体感時間は『ロード・オブ・ザ・リング』並み。あまりの苦行に最後まで耐えきれず、エンドロールに入った瞬間に席を立ってしまいました。おまけ映像があったとしても、冷めきった心には何も響かなかっただろうと思います。
私は春ちゃんとみんなが、一緒につくりあげた曲と歌詞が好きだった。その背景には彼らの人生があり、乗り越えてきた困難、育んできた愛情、仲間への感謝など、さまざまな思いやメッセージが込められてきた。私が好きな歴代の曲たちには、それぞれの物語があった。物語があるからこそ一曲一曲がダイヤモンドのように特別な輝きを宿し、何年経っても色褪せず私たちを魅了するのだと思う。(それを思い出補正というのかもしれないけれど)
この映画には、物語というものがない。取って付けた怪盗設定などは物語と呼ばない。映画という体裁をしているだけで、ライブなのだからそれは仕方がないのかもしれない。けれど、ライブ映像にしては非現実的かつファンタジーすぎるし、なにより画面に写るすべてのものが壊滅的にダサい。演出もダサい、衣装もダサい、フォントもダサい、曲もダサい、台詞もダサい。なにもいいところがない。歌われる曲のコンセプトは正直意味不明で、惹かれる部分はまったくない。セットリストをただ埋めるためにつくられたような、物語のない曲ばかり…。
私は昔からうたプリにはちょっとダサいところがあると思っている。でも、それは好感の持てるダサさだった。作画とか衣装とか技術的な面というよりも、馬鹿正直に全力でぶつかってくる元気がよくて泥くさい感じのパッションが好きだったのだと思う。声優さんたちは変わらず愛情を持ってキャラクターを演じていらっしゃるのだと思うけれど、製作サイドからはもうそういった情熱が感じられません。あくまで義務的に、うたプリという作品全体を繋いでいくためにつくられた映画のように感じました。1本の映画、映像作品としての魅力は皆無です。
見終わったときまったく楽しめなかった自分に気がついて「うたプリから卒業するときがきたのかな」と思いました。これはまだちょっと心の整理ができないまま書いているので、しばらくしたらこの複雑な感情も落ち着くのかもしれない。今夜は過去のカルライ映像を見てから寝ることにします。
【追記】
モデリングに関しても過去のPV『雪月花』『Shining☆Romance』『FORCE LIVE』のほうが断然クオリティ高い!いわずもがな演出面も!A1もっと頑張ってくれ~!!
ファンには最高、新規は困惑
カルナイファン映画としては新しい試みで色々考察が捗り楽しめるものだと思います。何回か見て違う角度から色々見れます。でもキングダムとスタツアしか知らないまたは今回初めてきたかたはわからないものだと思いました。大事なキャラクターの名前も性格もわからない。色々な情報が出過ぎでまとまらない。せっかくカルナイ単独だったので新しいお客さん取り込めたら嬉しかったです。
愛•生き様•歌•夢 tabooとは
うたプリとしての1作目•2作目映画と同じように、わかりやすいアイドルLIVEをカルナイバージョンで作ることも出来たはず。それならば圧倒的に好感度を得られ、今までと同じような感想が得られたはず。でもそれをしなかったことに、今回意味があるのだそうで。キャストの方々も度々仰っているように、うたプリは入り口が広くて、曲•アニメ•イベント•声優…好きになるきっかけは人それぞれだと思うし、どこをどう切り取って楽しむのも人それぞれ。全部を理解する必要はないし、受け取る人達がそれぞれの見方で楽しめば良い。賛否両論出てる今回の理由は、前回までの映画を経験した人達が、今回も同じようなアイドルLIVEの形だろうと思って、その期待を裏切られた事に発端があるのかなと思う(カメラワークや衣装など、細かい理由はもっとあると思うけど)。
今回の映画を観て、これまでの楽曲やゲームを細かく振り返ってみると、歌詞やキャラの歴史•発言の要素がこれでもかと映画に詰め込まれているのがわかる。今作タイトルに「マジLOVE〜」と入ってないことから、アニメではなく、原作(ゲーム特にDebut、AS、ASAS)に沿っていることも窺えるし、エンドロールの七海も、スタツアとは異なるのもそこを示唆しているのかな。
今までのうたプリを知らない方でも勿論楽しめると思うけど、原作を知っている方が解像度は上がる。そして、カルナイをより深く知れるのかなとは思うので、映画を観て「?」と思った方は、深掘りしてみるのも良いかも。
宝石の意味するものって何なんだろうな。映画の中では、追い求めるものであり、ぶん投げるものであり、手放すものであり…手にしたものを狂わすということから、理想(アイドル像?)そのものなのかな?心揺さぶられ、良くも悪くもタブナイの事を考えた方は、予告通り宝石を奪われたのでは。理想って、幻影に近いですよね。理想を手に入れたとしても、必ずしも幸せになれるとは限らないし、欲望も尽きないし。宝石の事を踏まえて、各々の人生を自分の力で歩もうとするのがカルナイらしいなと思った。
私の愛したQUARTET NIGHTは流れ星だった。
かっこいいライブを期待して鑑賞に行きました。違いました。
鑑賞後、「私の愛したQUARTET NIGHTはもういない。」と悟りに似た絶望でいっぱいでした。
ファンの好みによって評価が天地ほど分かれる映画だと思います。
そんな私が書くレビューですので、嫌な予感がする方は読まないでいただきたいです。
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結論から言うと「うたプリならもっとできたはずなのに、なぜ」という感想です。
好みの問題と言われていますが、なんでもそうでしょう。 私の好みではありませんでした。
この映画シリーズはあと2つあって、ファンが見たかったものを最高の技術でみせてくれました。
今回もそういうライブが見れると期待するのは自然なことだったと思います。
宣伝の段階で、「今までとは異なる」みたいな一言があれば、こんなに落ち込まずに済んだんじゃないかと思わずにいられません。
映画館という閉鎖された逃げ場のない空間で、好みじゃないものが大半の映画の良いところだけを見続けることは私には難しいし、するめほどの咀嚼が必要な映画ってなんでしょう。
新しいことをやって、前作との明確な違いを出したいのだろうとは思います。
そこに重きを置きすぎて、「QUARTET NIGHT」の良さを出すことの優先順位が低すぎたのではないか?と思わずにはいられません。
きっとまたとないであろうこの貴重な機会をこのような形にしたのはなぜなのか。
HE★VENSの映画が控えていて、資金が必要、高評価が必要ならなぜ人を選ぶ内容で勝負したのか。
ファンのお財布や善意に寄りかかるというか、それありきなのであれば、「不景気の日本で必死に稼いで1回2000円を払っている」ことは忘れないで欲しい。
下に各評価をまとめたので、それを軸に話していきます。
①映画という「娯楽」としての評価
グラフィックが前作よりパワーアップしていると感じました。
音楽もノリが良いものが多く、楽しかったです。
②ライブとしての評価
期待を裏切られました。
先述した通り、私はカルナイのかっこいいライブが見れると期待していました。
が、実際は「ツッコミどころ満載の笑えるライブ」で、私の好みではありませんでした。
歌唱力、顔の良さは申し分なく、最高でした。
しかし、他が「良さ」の脚を引っ張るもののオンパレードでした。
セトリはメドレー→ソロ→デュエット→グループ曲の流れで、ライブ構成も悪く、コンセプトもブレブレで、テンポの悪さが終始漂っていました。
衣装やコーレスの面白さが足を引っ張り、曲にも集中できず、メンバーの会話も薄味で、テンポも悪く、気持ちが高まりませんでした。感動もできませんでした。
③うたプリというアニメ作品としての評価
元々うたプリのアニメはツッコミどころ満載の「そういう」作品ですが、音楽は真剣に描き、アイドルとしてかっこいい姿に恋をさせてくれるのがうたプリの魅力だと思っていました。
今回、音楽というかライブパフォーマンスまで面白くされていたことに大きな不満を感じています。
キャラの言動に違和感を覚える箇所がいくつもあり、「コンテンツに詳しい人がうたプリ公式側に残っていないのではないか」と感じました。
ただ、うたプリはアイドルが成長する作品なので、「時が経てば人は変わる」と言われれば、私の完全敗北です。
うたプリは長いコンテンツです。
私は、言動が設定や過去に基づいていない箇所がいくつかあって悲しんでいるわけですが、この映画のような姿こそが本来で、「私の愛したQUARTET NIGHT」の輝きは、その長い歴史の中で変化の狭間にあった、たった一瞬に過ぎなかった可能性に気づきました。
公式が打ち出す「今」にときめなくなってしまった私は、流れ星がいい夢を見せてくれていたんだなと、感謝しながらお別れしないといけないのかも知れません。
流れ星が行き着いた先は私のユートピアではなかった。
私がつけた星0.5も、あまりの儚さに流れ星に見えなくもないなと苦笑がこみ上げます。
私は、自分の心に嘘をつけなかったし、何より自分の思いを誰かに読んでほしかった。
「カルライ3を実現させるためにも口コミを」というXのポスト見ました。
皆さんのそのまっすぐな愛し方を心から尊敬しています。皮肉ではなく、本当に。
こんなことを書いておきながら言うのはおかしいですが、カルライや、次のHE★VENSのためにも、心から「タブナイ楽しかった」「いい映画だった」と思えた健全なファンの方々に、たくさん肯定的な口コミを投稿していただいて、私の口コミを誰にも見えないところにまで埋もれさせて欲しいと願ってしまいます。
①映画という「娯楽」としての評価
グラフィック★5
音楽★5
②ライブとしての評価
曲★5
歌唱力★5
顔の良さ★5
セトリ・構成・演出★2
コンセプト★2
衣装★0
寸劇★0
③うたプリというアニメ作品としての評価
ギャグ要素★5
キャラの言動★2
感動★0
正直微妙
キングダム、スタツアと楽しすぎて地元上映期間最後まで通っていました
今回もそうなると思ってたんですが、正直微妙すぎて…週一で良いな…となりました
自己紹介もMCも無いので、前の二作品のように作品を知らない子を軽率に誘うのは無理そう
ミュージカルみたいというレビューも見ましたが、ミュージカルというには言葉が足りなすぎます
あと、演出が凄すぎて(当たり前だけど)二次元だなあと思ってしまいました
キングダムの時はお城がそのままだったり、スタツアの時はソロ曲でセットがせりあがってきたりだったので、ライブ感というか現実味(?)があったので自分が現地にいるかのようでしたが、今回それが全く無かったです
見れば見るほど良いから何度も見て!って言われても、正直時間は有限なので、一回目で「これは…!」ってならない限り、また見に行こう!!となるのはどの映画でも難しいです
らしさを追求するより、ストーリーのあるミュージカル調→MC→通常ライブとか、もう少し初見にも優しいセトリだと良いなあと思いました
二週目追加映像(どうせあるんでしょう?)で評価が変わる事を期待したいです
中毒性があって何度も楽しみたくなるものだと思います
うたプリはかなり前から追っているコンテンツで、この映画も個人的にはカルナイらしさを見せてくれていると感じ、とても好きです。
また今回の映画は古参ほど楽しめる出来になっているのではないかと思っています。随所に考察できるポイントがあり、見る度に新しい発見があります!
これからどんどん進化していく…といった話も聞いたのでこれからもどんどん通おうと思っています!
ありがとうカルナイ!ありがとううたプリ!
これはこれで良い。が賛否両論もわかる
前作前々作と見ているが、うたプリ自体は過去にゲームをちゃんとやったりしつつももうそんなに熱心には追ってないオタクの感想です。
個人的には全然面白かった。劇中劇と派手な歌&パフォーマンス&演出の構成で、いわゆる普通のライブMCみたいなものは無い。(名前を呼んだり、来てくれてありがとー!みたいな。むしろアンコールがそれか?)
怪盗&建国?的な話を小芝居しながら進めるが、一応カルナイ4人のキャラ性なんかは小芝居の中にはある感じ。カルナイならそういうライブもやりそうだなあという感じなので、良かったと思う。ただあくまでファン向けすぎるというのも分かるかなと思った。
【良かった点】
・衣装の生地の質感がわかる。作り込まれたモデリングだと思った
・曲がうたプリ!!!カルナイ!!!という感じで上がる
・演出が派手なのでエンターテインメント性は高い
・お金がかかっていて手を抜いていない映像美だった。カメラワークも多彩で飽きない
・キャラクターの関係性がわかるちょっとしたやり取りもあったりするので、ファンには嬉しい
【良くなかった点】
・ソロ衣装のダサさが突き抜けている。特にカミュ。様々な作品の中でもここ数年でナンバーワンのダサさ。ほかの3人もうーん?という感じ
・その後の揃いの衣装もなぜこの…ダブついた袖、取れる袖…笑わせに来ているとしか思えなかったので、普通に劇場で笑った
・コーレスが1部邪魔である。ソロがみんなうーん?というコーレスだが、特に蘭丸ソロのコーレスが…要らなすぎる
・一見さんお断り感はある。前作前々作がわかりやすいお祭りライブだよ!感がある中、今回はカルナイやうたプリを分からない人にはなにこれ?怪盗とは??となってしまうかもしれない。自分ももし新規に勧めるならスタツアを薦める
・曲は増やせなかったのか。もちろん前作に比べてソロ曲は長めにやってくれているように感じる?が、どうしても曲数が少ない。短めでいいからもう少し曲数は欲しい
色々書いたが、個人的には何度かみたいと思えるくらいエンタメに特化していて、とても楽しかった。
初めて見る人は、劇中劇で進行する、と分かっていた方がいいかもしれない。ただ劇中劇を考察したりストーリー性をわざわざ考えようとしなくても、こういう作り込み系ライブなんだなーと単純に受け入れられれば、内容を理解しなくても特に問題なく楽しいと感じられると思う。
古参のファンです(少々辛口)
これまでのうたプリシリーズが大好きなので、今回の映画もずっと前から楽しみにしておりましたが、あまりワクワクせず正直拍子抜け。
QUARTET NIGHTの単独ライブ、そしてタイトルにもあるタブーがキーワードになっているので、これまでとは異なる魅せ方だったり挑戦だというのは理解できるのですが、
正直1時間未満しかない上映時間で、それでも当然正規の金額設定にも関わらず、映画(ライブ)前後に画面いっぱいのロゴマークをバックにメンバーが淡々と話す時間がこれまでのシリーズより長く感じたし、ファンに何度も何度も見にきていただくことを前提とした作品ということにモヤっとします。
天下のうたプリ、カルナイなんだがら、初見で大満足させてほしかったですね。そしたらこれまでのシリーズのように、何度も見に行きたくなったのに…。
QUARTET NIGHTはST☆RISHよりメンバーが少ないので、上映時間がその分短くなるのは仕方ないのかもしれませんが、あの4人はもっとやれるだろう…曲少な…過去曲もやってくれてもよかったのに(今後追加するのでしょうがそれもどうなの。最初から見せてよ)ととにかくモヤモヤしました。
もっとかっこいい姿がたくさん見たかったです(期待しすぎただろうか…)
ファンのためのステージ
良くも悪くもこの一言に尽きると思います。
「キングダム」「スタツア」に続く「うたプリ」シリーズ3作目の今作。
過去2作品は本人達が出演するアイドルステージだったのに対し、今作は本編が2つのテーマを主軸としたミュージカルの様な構成のステージとなっています。(アンコールまで本人としてではなく、役としてステージに立っています)
ステージの構成は、彼らのこれまでの価値観や葛藤をなぞり『今』として生きる4人の成長ストーリーのようなもの。
長年推してきたファンにとっては、曲の歌詞や構成によって推しが役を通じて全て曝け出してくれること(くれようとしてくれること)、グループ内の関係性の変化が見れるところ、また、最後にアンコールで素の彼らからの曲とセリフに、本当に感動させられます。
ですが、↑をお伝えできたのは、私がうたプリのゲームを履修しているものであり、パンフレットを読んだり、他のファンの方の考察を拝見したり、舞台挨拶で声優さんのお言葉を聞くことができたからです。
そんな私も初見では何がなんだか分からないまま、60分が終わってしまいました。
うたプリのファンは過去2作品の経験から、当然のように作品を複数回見る方が多いです(2桁3桁見る方もとても多いジャンルだと思います)。
そんな私たちだからこそ、複数回見る内に「あそこはそういう意図だったのか」「この構成にはそういう意味があるのか」「彼らが伝えたいことはこういうことなのか」と落とし込めます。
ですが、もしコレが他ジャンルの友人に連れられて見に行ったと考えた場合(ライブ映画の経験がある上で知識ゼロで行った場合)「テンポが悪い」「あの人達は二つ名があるの?」「アニメの世界のライブって凄いね(現実感がない)」「色々と賑やかな画面で疲れちゃった」という感想で終わってしまうなと思いました。
あんなに素晴らしい曲で、歌声で、映像で、キャラクター達なのに、情報量が多すぎて大事なところが初見で伝わらなかったのは、履修前提になっているのは、複数回見るのが前提になりすぎてるのは、一般ユーザーも気軽に見られることが利点である映画としてはちょっと違うのかなと。
オタクのための映像ならばOVAで十分。それを映画でやるのならば、初見で完結した上で「また見たい!」を作る演出や構成にする必要があるのでは?
個人的に作品としては★4.0、映画としては★0.5という評価で総評として★2.0とさせていただきます。
過去2作品の経験上、恐らく2週目以降は、ダブルアンコールというものがあり、彼らのMCと曲が追加になるため、とても楽しみにしています。
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