劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価
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新しいライブ映画を模索した結果
・本作は「ライブ映画」という枠組みにありながら、これまでの『キングダム』や『スタツア』とは大きく異なるアプローチが取られています。
・ミュージカル調の演出や劇中劇的な要素が強く、観客に新しい形のライブ表現を提示しようとする意欲作でした。しかしその挑戦が、すべての観客にとって等しく楽しめるものだったかといえば、疑問が残る作品でもありました。
■ 構成・演出
・ミュージカルや群像劇に近い構成で、ライブ映画というより舞台劇を思わせる内容。
・宝石をめぐる物語を軸にキャラクターが目まぐるしく変化し、前提知識がないと物語の把握は困難。
・演出には現実のライブでは実現し得ないギミックが多く、好みが大きく分かれる要素。
■楽曲・パフォーマンス
・歌とダンスのクオリティは高く、楽曲も作品の軸を支える重要な柱。
・アンコール曲ではキャラクター同士の関係性が丁寧に描かれ、ファンにとってのご褒美的な場面となっている。
■没入感・理解度
・初見の観客や事前知識の少ない層には非常にハードルが高い構成。
・展開が早く、歌詞や台詞が聞き取りづらい場面も多いため、内容を完全に理解するには複数回の鑑賞が前提。
・世界観に入り込むための導線が少なく、映画に没入しにくい印象を受ける。
■視覚演出・技術面
・一部演出は過剰に感じられたり、画面が見づらくなることも。
・視覚的な“見せ方”を重視しすぎたあまり、物語としての説得力や一貫性が犠牲になっている部分もある。
【個人的な感想】
過去作で魅せてくれた「楽曲を中心にしたライブパフォーマンス」や「グループ内の関係性の丁寧な描写」を期待していた分、本作の方向性には大きな戸惑いを覚えました。もちろんミュージカル形式が悪いわけではありません。その構成に説得力や一貫性が乏しく、感情の流れを追いにくかったことが没入を妨げた要因です。
また、物語の理解を深めるには、カルナイや各メンバーの背景を相当程度知っておく必要があり、初見では内容を把握しきれない構造に難しさを感じました。コーレスや歓声を重視した演出も、楽しめる人には楽しめるのでしょうが、私には音楽そのものがかき消されるように感じてしまい、波に乗れなかった感覚が残りました。
最終的には「もっとカルナイを知っていれば楽しめたかもしれない」「複数回通えば解像度が上がる映画」と思う一方で、「ライブ映画を楽しみに行ったはずなのに、これは誰のための作品だったのか」と疑問も残りました。
【総評】
この作品は、“ライブ映画”の新しい可能性を模索した挑戦的な作品である一方で、その完成度や鑑賞ハードルの高さゆえに、観客を選ぶ内容となってしまった印象です。
推しが出る・歌が聴けるという最低限のライブ要素だけを楽しむならそれなりに満足できるものの、作品全体の構成や意図を理解し、心から楽しむためには事前知識や複数回の鑑賞が必要不可欠です。
よって、誰にでも勧められる作品とは言えず、カルナイに深い愛情を持ち、演出そのものを楽しめる方にこそ向けられた作品と言えるでしょう。
ファンって、、?
こんなところにまで愚痴を書き込むのがファンなの、、?
原作者に文句言ってる人も居てますけど、、
だったら上松ツイッターに浮上してるから直接言えばいいのでは?
色んなところで愚痴って
君ら自身がカルナイ(タブナイ)の評価下げしてるじゃないですか、、
「私の好きなカルナイはこんなはずじゃない」な感情を抱くのは自由ですけど
「作り直してほしい」とか烏滸がましい発言良くできるね、、
カルナイ4人含め制作に携わった人々は生半可な気持ちで作っていません。
「カルナイのファン」って言いながら評価下げてる人、もちろん雑誌もお買い上げですよね?
雑誌のインタビューにはカルナイ4人だけじゃなくキャストの4人も
また、制作関係の方のインタビューもあります。
作品通して彼らの意図や想いに気づけなかったのなら、雑誌もお読みください。
うたプリは昔から何するにも炎上してる印象です。
それは人気があるが故だと私は思います。
アンチコメントって数は少なくても目立つものです。
これからレビューを見て
作品を見ようとしてくれる方の足を止めさせるようなコメントはあまりしてほしくないな
と個人的に思います。
映画の感想
彼らのやりたかったこと、彼らが示したいことがとても伝わってくる作品です。
彼らはアイドルという「表現者」ですのでパフォーマンスで示したかったのです。
エンターテイナーである以上、在り来りなことでは満足せず新しい事への挑戦をし続ける姿勢は格好良く目が離せなくなります。
新しい事に挑戦する時必ず「否定的な意見」が生まれます。※特に日本人は「安定・調和・維持」といった志向を持った人が多いので「変化が(を)苦手(恐れる)」傾向にあるため。
ですが、彼らは否定的な意見が生まれることもわかった上で挑戦しています。
『現状維持は退化』
時間は有限だからこそ
今しかできない挑戦をどんどんしてまた違う顔をたくさん見せてほしい。
「こうあるべき」「こうでなくちゃいけない」っていう意見は特別悪いものではないですけど、
こういう思想の押し付けは反って『彼らの可能性』を潰すものです。
またこの先、この作品が続く先で『3組/18人』が集まったパフォーマンスをもう一度観たい!
その時、今挑んでることが糧となり成長した姿で彼らに会いたい!
私はこれからも
うたプリを応援し続けます。
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