劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価
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カルナイを応援してきたファンに向けた映画
うたプリ歴12年程のカルナイオタクです。
ファンとしても演出や衣装、コール&レスポンスなど初見で気になってしまう点はいくつかあり、また、劇中劇仕立てになっている所も前作までのようなライブ感を期待していた人にとっては期待に沿わない作品だったかもしれません。
ただ、CGのクオリティやカメラワークなどはかなり質が上がっており、また勿論のこと曲は全て良いものに仕上がっています。曲が良いのは自信を持ってお勧めできる点です。
ソロ曲が本人たちのバックボーンを暗喩するような内容になっていたり、アイドル本人としては言えない自分たちのこれまでの歴史を劇中劇という形に落とし込んでいたりして、ファンに見せてくれているという気付きを得ました。
またアンコールではこれまでカルテットナイトを応援していて良かったと心から思い、普段作品で泣いたりしない自分が劇場が明るくなるまでボロボロ泣いてしまいました。
総じて一般ウケする内容ではなく、また好みの別れる作品でもあります。心から楽しめた人も全く刺さらなかった人も、好きとモヤモヤで葛藤している人もいることでしょう。
それでも、劇場で彼らのライブを見られて、そしてずっと応援してきて良かったと私は心から思いました。
テーマパークのような面白さ
テーマパークのように楽しませてくれる劇中劇のあるライブ、面白かったです!
原作ゲームのトンチキさが好きな人には刺さるかと。
まだ曲も聴き込めてないしパンフも読んでいませんが、何度観ても展開や曲、演出が目新しさや3Dの見映えの良さで飽きることなく楽しめます。
役を演じている間の普段見せない表情と、QUARTET NIGHTとしての感情豊かな表情の違いにもグッときます。演劇仕立てにより4人の様々な表現が見られて素晴らしい演出だと感じました。
今回は初の劇場版全国ツアーということで、今後の展開が何も分からずとても楽しみです。
長らくうたプリを追っていますが、まだまだ新しい試みをしてくれることが嬉しいですね。
彼ららしい素晴らしいステージ
ネタバレが多少含まれると思いますので、ご注意ください。
今回の作品は「新たなる到達点」というテーマが元となり、怪盗として名高いとされるQUARTET NIGHTのメンバーが、国の安寧の為宝石を取り戻すべく旅をしている設定です。
「マジLOVEキングダム」や「スタツア」とはまた違い、劇中劇などが繰り広げられストーリー性が感じられる内容となっています。
中には批判的なレビューも見かけますが、個人的には大満足でした。
STARISHのようなメンバー同士の絆が全面に出ている演出は少ないものの、結成してから仲の悪かった4人がようやっと掴んだ絆を見れる場面が垣間見えるところが素敵です。
演出の点で言えば、現実では出来ないような特殊な演出で見ていて思わず「おぉ」と声が出ます。
まさに新たなる到達点、アニメでも描写されている通り、先を行く彼ららしい素晴らしいステージでした。
アンコールのステージではメンバー同士がじゃれ合う姿や、寿がイヤモニを外しマイクに通さずメンバーだけに「この4人でよかった」と伝えるシーンは涙脆い方は泣いてしまう可能性がある為、ハンカチ必須です。
従来のうたプリ映画とはまた一風変わったスタイルのステージで、笑いあり涙ありで楽しめました。
1回の鑑賞でも十分に理解出来るステージだと思います。
うたプリを知ったばかりで事前情報が足りず楽しめない等あると思いますので、全力で楽しみたい方は事前履修をオススメします。
私はこの10年QUARTET NIGHTを追いかけてきて、彼らのライブに参戦することが出来たことがとても幸せでした。
都合上今回1度のみの参戦でしたが、時間があれば何度でも参戦したいと思えました。
最後に、何度も言うようですが事前履修をオススメします。
今回は新規をかき入れる為というよりはメンバーそれぞれの過去や苦難をわかりながらも長年応援してくれていたファンへのライブというのが目的だと感じるからです。
そして怪盗という設定でストーリー性がある為全てを理解しようと努めている方もいらっしゃいますが、理解は必要ありません。
現実のアイドルでもこのようなステージは多々存在しますが、コーレスは勿論メンバーの名前を叫んでいます。
ファンサに関しても端々で手を振ってくれたり、声を出すよう煽ってくれたり等ありますので少ないということはありません。
従来のアイドルらしさではなく、QUARTET NIGHTらしいライブを、皆さんも是非劇場でお楽しみください。
理解できない点はあるがそれに囚われすぎたら勿体無い
作中の内容に触れており、ほぼネタバレに近いと思われるためご注意いただきたい。
間に挟まるQUARTET NIGHTが演じる怪盗や統治者(?)としてのやりとりは視聴者を置き去り感が強く、先の劇場版であるマジLOVEキングダム、マジLOVEスターリッシュツアーズといった2作品と比べてもライブを楽しむのに興を削ぐかもしれないが、ライブパートのみを抜粋すれば悪くない。(と思い込まないと何回も通うことはできない)
自分が見る限り作品自体がテーマのようにしていた禁則事項(タブー)とはなんなのか、到達点(ユートピア)とはなんだったのか本編では理解しえなかった。
通常パンフの各解説、豪華パンフのスタッフインタビューを読めばそれとなく意図を組むことはできるし、やりたいことはなんとなくわかるものの、それらはうまく表現できていないと感じた。
QUARTET NIGHTを知っていれば、彼らの背景をよく知っていれば楽しめるといったような単純な構造にもなっていないと思う。
今回の作中における中途半端な表現は、うたプリが2.5次元の舞台化をするのに二代目に演じてもらいますと理屈をこねくり回した時のような状況にも似ている。
今まで彼らの過去がアニメでは明確に取り上げられていなかったことが関係して、QUARTET NIGHTそれぞれのメンバーが抱え込んでいるものをどう表現するかをこねくりまわした結果の劇中劇なのだろうか?
もしくは劇中劇をするのであればこうした作りにしたいという因果の主従関係がどちらにあるかはわからないが。
劇中劇を受け付けない人もいるだろうし、
劇中劇を受け入れるにしても、何をしたかったのか、何を伝えたかったのか明確にわかるものではない作りのせいで、
ただライブをしてくれるだけで十分だったといわれるのはそういったところからだろう。
そこは大変残念だし勿体無いがそこまで深く考えてみることをやめた。
私情で申し訳ないが近年病気を繰り返し、年々趣味活動に使える体力も衰えてきてしまった。
スタツアでキャスト陣7人が揃って作品が完成することが当たり前ではないといった話題を見るたびに年々実感している。
自分が観たい、ファンが観たいと思う作品とは違う方向性のものが作られないように、あえて見に行かない、これを肯定しては今後も違うものが生まれてしまうからファンとしてあえて観に行かないという理由もわかる。
けれど自分のように、おそらく後先がもう短い、あと何回こうした作品を観ることができるだろうか? という人間からすると、納得できない点は多々あったとしても、
もしかしたらQUARTET NIGHTだけの劇場版シリーズはこれから先、中々観れないかもしれない、またやるとしても自分が観に行けるかわからないといったことを加味していくと、
この作品の疑問点ばかりに囚われるよりも、自分がなぜうたプリを、ST☆RISHを、QUARTET NIGHTを好きになったか?の気持ちを振り返りながら、劇場版として観れるこの期間を大切に通おうと思った。
冒頭通り、ライブパートは悪くないと思っているが気になる点は多い。
ミュージカル的な表現に好みは別れるかもしれないが、映像としてのクオリティは高いと思うし、カメラワークについても細かく指摘すればなぜそのアングルでそのカットで抜いたのかとなるところもあるが、ステージの見せ方はやはり上手い。
それぞれのダンスにも各人個性があるし、表情の繊細な変化もあるので一瞬でも目を離してしまうと見逃してしまうことがある。
うたの⭐︎プリンスさまっ♪というだけあって曲ひとつひとつの引き込まれるようなメロディ、アニソンという枠だけには止まらない音楽性にはやはり自然と耳が惹かれてしまう。
一方でコーレスは曲と合っていないと思う。
劇中劇という性質なのかライブをしているのではなく彼らが演じている何かを見せられている中で、彼らの名前を呼ぶというチグハグさが強い。彼らは演じてるんですよね?
カミュであればなぜカミュと名前を呼ぶのか?
観客が気づかせる意味は?
私たちは何を見て誰を応援している?
彼らが演じている者の中に本人性を見出すべきなのか?
名前を呼ぶコールをするのであれば、もっと彼らのライブにしてくれたらよかった。
最後のアンコールでようやくファンへの声かけがあったかくらいにしか思い出せないのだがファンサと呼べるようなアイドル側からの掛け声もほぼない。
※ユニットソングのとこや嶺二のソロで声かけがあったのでほぼないと書いたのは誤りでした。訂正します。
衣装については以前からうたプリのアイドルが着ている衣装が合ってると思うことが少ないので、自分が好みに合う衣装だったらよかった程度ではあるが、今回は好みに合わなかった。
しかしこんなふうにノイズが挟まることで、さらに細やかな部分も目について、あそこが好きではない、こうしてほしくなかったという感情のみに支配されて見てしまうのは勿体無い。
うたプリに限らず他CGライブ作品を見ているが、知見や知識がないまま観た作品のストーリーの意味不明さは大体こんなものだった気がした。
それが自分が知っている作品で「わからない……」となっているショックは確かに大きいが、そればかりに囚われてしまうのがやはり勿体無い。
今まで15年近くうたプリシリーズを追いかけてきて、劇場版は当たり前にあった展開ではなく、巨大なスクリーンと音響でプリンスたちが観れるというのは本当に夢のような世界だ。
応援していたアイドルたちが歌って踊る、そういうのが観てみたいなとゲームをプレイした時も彼らはどんなライブをするのだろうと想像してワクワクした。
こうした活躍を観れるようにしてくれたのは、長年応援し続けているファンの皆さんと、一体どんな作品なのだろうと一見でも通り過ぎてしまうとしても貴重な時間を使って映画館にまで足を運んだり、一瞬でも作品に触れてくれる皆さん、コンテンツを作り続けて関わってくれている大勢の製作陣の皆さんがいてくれたおかげだと思う。
映画館に連れてきてくれて本当にありがとう。
楽しい15年でした。
あとはDolce Vitaがでてくれたらいいが、間に合うか。
皆さんもどうか後悔がないよう作品と向き合えますように。
見れば見るほど体に馴染む、不思議な映画
「うたプリ」シリーズ3作目であり、引き続き全編ライブ映画である本作。だが前作までとまったく同じだと思って見に行くと、戸惑いを覚えるだろう。
前作との違いは、ただのライブではなくストーリーがあるタイプの(例えるならミュージカルや舞台のような)ライブである、という点と、それゆえに詰め込まれた構成と演出。最低限のリアルさは残しつつも、全編に渡ってこれまでより派手な映像が繰り広げられる。その情報量の多さに、最初は「いったい何なんだこれは」と驚かされるだろう。とにかく突っ込みどころが多い。
しかしあとから冷静に振り返ってみると、曲の良さ、アイドルの演出(特効から繊細な体の動きまで)、グループとしてのコンセプトや一体感など、我々の見たかった要素自体はすべて揃ったライブであり、そこに加えられたこの「意外性」が次なる「挑戦」のために必要なピースであったことが腑に落ちる。これまでと同じでは意味がない、というカルテットナイトの意思や矜持のようなものを感じるライブだと言える。まさしく「新たなる到達点」なのである。
特筆するべき点は、前作も含めたこのシリーズは、それこそ何十回と繰り返し見るファンが多く、そのようなファンのための仕組みが多数組み込まれているということ。これが一見したときの演出の過剰さと、それによる困惑にも繋がっているのだが……。しかしライブの全体像を把握したうえでもう一度見てみると、その過剰さが次々と楽しさに変わる、不思議な体験が出来る。この体験は、特に2次元アイドルファンの方には映画を楽しむ上で是非とも味わって欲しい感覚である。
それからちょっとメタ的な話をすると、3Dモデルの表情の繊細さが今作はフィーチャーされているように感じる。特に中盤は切ない表情や、諦念じみた表情がよく見られるのだが、これが本当に見事。このちょっとした表情の機微を、ぜひとも感じ取ってみて欲しい。
衣装についても前作以上に複雑になっており、特に道化の衣装のフリルはこれまで3Dモデルで見たことが無いほど。ましてやそれで激しいダンスを繰り広げ、布と布が干渉して埋まるような所が一切見られないのだから驚かされる。
総じて前作より各要素も構成もパワーアップしており、それ故の困惑というのも確かにあるだろうとは思うものの、新規ファンの方には「なんだがわからないがすごい!」という驚きを、そして既存ファンの方には何度も繰り返し見ていただき、この挑戦の裏にある彼らの積み重ねてきた歴史と、それに基づく彼らの高い実力が魅せるエンターテイメントを楽しんで欲しい。
期待していた分、顧客のニーズとの乖離が残念
端的な感想としては、なにを伝えたいのか、なぜこのような構成になってしまったのか理解できない。
前々作「マジLOVEキングダム」から前作「マジLOVEスターリッシュツアーズ」にかけて構成、内容、映像の質、衣装、演出、全てにおいてブラッシュアップされていたので、3作目となる今回はどんなにクオリティが高く感動的なライブを見られるかと非常に期待していた。
しかし蓋を開けてみればミュージカルのように完全に演劇仕立てで、「素の彼ら」は本編にはほぼ出てこない。
ライブというものは演者が見せたいものをただ見せつけるというものではなく、観客と一体になって共に作り上げるものだ。しかし、本作はストーリーの脈絡のなさ、衣装や演出などの細かい部分がノイズとなって、完全に私たち観客を置いていっているように感じた。
結果として全くアイドルとの一体感を感じられず、何が起こっているのか消化しきれないまま終わってしまったという印象を抱いた。
もちろん良い部分もある。うたプリならではの楽曲の良さや歌唱力の高さは際立っていたし、3D技術も前作よりさらに進歩を感じた。
「QUARTET NIGHT」自身の人生や軌跡と、ストーリーに重なる部分が多くあることもファンであればよく理解できるだろう。
しかし大半のファンが求めていたものはおそらく「QUARTET NIGHT自身によるライブ、パフォーマンスによる表現」。その一方で、今作で見られるのは「演じられた役である何者かもわからないぽっと出の人物たち」である。
うたプリを愛していればいるほど求めていたもの・期待していたものとの乖離があり、逆にうたプリを知らない人にとっては理解が及ばない。正直新規の方に勧められる映画とは言い難いと感じた。
「スタツア」のように、QUARTET NIGHT自身の絆が詰まった感動的なライブを見られることを楽しみにしていたので、個人的には期待を裏切られたようで非常に残念に思った。
演出は豪勢で迫力があり見応えは十分である。しかし、何しろ伝わらない部分やトンチキに走ってしまっている部分が多く、初見で理解するのは難しいように思えた。
コールアンドレスポンスも楽曲の良さを邪魔する騒々しさである。
衣装ははっきり言ってダサい。曲ともキャラクターとも合っておらず、せっかくの良い楽曲を楽しむ上で非常にノイズになってしまっている。
そしてストーリーは冗長な上に分かりづらく、ファンが、少なくとも私が求めていたものとは全く異なっており残念だった。
繰り返すが、このストーリーにはアイドルの彼ら自身と重なる部分も多くあり、何度も見れば解釈が進んで理解できることも多くあるだろう。
しかし、何度も繰り返し見て理解してもらうことが前提になっているのは如何なものだろうか。
繰り返し見てもらいたいのであれば「非常に良かったから、何度でも見たい」と思わせるべきで、「何度も見ないと理解できない」というのは、本来のあるべき姿ではないと思う。
最後になるが、このような感想を抱いたのは彼ら「QUARTET NIGHT」が悪いわけではない。
監督、制作陣がファンのニーズを把握せず、独りよがりな姿勢で制作に臨んだことが全ての元凶なのだろう。
新たな試みとしてこのような形に挑戦したことは評価できるが、私たちファンが何を求めていたのか、それを今一度考え直して欲しい。
(4週目追記)期待と違ったが楽しめた。事前情報は必要
「これ知っておけばもっと楽しめたのに」ということがあった(わかってからは普通に楽しい)ので、今後行く人はぜひインプット後に…という映画でした。
事前情報がないと、他の方が書いているように期待と違いすぎてガッカリしてしまうかもしれません。
ただ、ジャ◯オタの友人やほぼ作品知識がない(前作映画だけ見た)友人も連れていきましたが、事前情報アリだと普通に初回視聴で楽しめたようでした。
以下事前情報についてです。
✔映画本編は全部、アイドルが劇中劇を演じる形式で語られる
✔劇中劇のストーリーは、次から歌う曲のテーマを伝える程度のフレーバーなので真剣に理解しようとしなくていい。
※怪盗の二つ名みたいなものも連呼されるが本当に覚えなくていい。
これから初見の人、または初見の人をつれていく場合は絶対上記インプットした方が楽しく見られると思います。
そうでないと劇の内容理解に追われてアイドルのパフォーマンスに集中できませんでした。
以下、よかった点と個人的に合わなかった点です。
【よかった点】
✔楽曲
✔CG表現
✔ダンス
✔声優さんの演技、感情の込め方
【合わなかった点】
✔ソロ曲のコール
✔カメラワーク
※ライブ観客目線のカメラやアイドルと目があった!というタイミングが少なく感じた。アイドルが観客煽りをしているときに顔が映らない&アイドル達が画面内現地の観客しか見ない時が多い、そもそも劇中モニタ越しに目線を合わせてくる…など、没入感はない。映像を見てる感じ。
▶まとめ
色々書きましたがこの映画以外では味わえない体験が必ずできるので、オススメしたい映画です!!!
今後、追加映像で劇中劇ではないパートもふえそうなので期待も込みで星4.5としています。
▼追記
5.16、2週目、ノースツアーVerをみました。
Wアンコールは楽しくライブとして視聴しました。その他の箇所について
「そこに1週目との変更差分を作るくらいならもっとやるべきことがたくさんあったのではないか…」という意見です。正直、制作者側が考えた企画と自分が見たかったものの差を改めて感じてしまいましたが、Wアンコールはよかったので星の数変更なしです!
▼追記2
5.23、3週目、イーストVer を見ました。
アイドルのMCと影ナレは素晴らしかった。
ただアンコールのトロッコにおける「そのときだけのアドリブ/アクシデント」のはずの部分に変更がなかったため、劇中設定が理解できずにいます。ツアー場所は変わっているのに何故おなじアドリブに同じ驚き方を…?劇内の時間軸はどうなってるんでしょうか。
※アドリブ自体がヤラセかもと思ったのですが、影ナレの内容的に違うようでした
映画作品としても、置きにいかず挑戦をする…というメッセージングだったのでツアーエリアに合わせて演出が変わる挑戦をするのかと期待してしまっており、かなりがっかりしました。
本当にMCの変更内容はよかったのですが上記理由で星の数下げております。
▼追記3
5.30、4週目、ウエストVer を見ました。
変化があった箇所は想定どおりだったのですが、見慣れたためこれまで気になっていたコールやカメラワークに合わせて気持ちを作り、楽しめるようになった気がします。
現時点での最終的な評価は
「これがテレビシリーズの中の1話や毎年やる展示会の内容なら手放しで嬉しかった。楽しい映画だが、どうしても思うところはあるのでもう一度単独映画を作ってもらえるように応援する」
です。
まだツアー演出が変わると思うので今後にも期待します…!
いやこれ最初にやらないと…
※2巡目 5/16 星2.5→4.0に修正します。
仙台まで連行されました。
やはりダブルアンコールが追加されてました。
正直な感想としては「これを初週でやらなかったのはマズい」ですね。追加要素の全部でなくとも、どうにかならなかったものか。
「初見が考察するにも限界があるだろ」と思った部分が、かなり補完されていました。むしろこの部分がないと、構成自体が意味不明なまま鑑賞終わる。
初週の事前期待を下げて、顧客満足度を上げる作戦だとしたら、まぁ…やりすぎでしょうね。
映画は、そもそも同作品を何度も見る顧客ばかりではありません。
「うちの客層はなんだかんだ絶対リピートしてくれるだろう」という算段なのかもしれませんが、動員できなければ追加要素入れた以降の上映回数が絞られ、リピート鑑賞自体が難しくなります。初週で付いていけなかった客をどうやって引き戻すかにかかっているかと。
ツアーで地方に来ているんだという要素は、新しい試みで僕は好きです。斬新なことに果敢にチャレンジしている姿勢が、この作品に惹かれた理由だと思ってます。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか、この先も見守りたいと思います。
※初回レビュー 5/9
過去作がかなりハマったので期待して初日に行きましたが、これは良くも悪くも冒険し過ぎですね。
おそらく今回のグループを追いかけてきたファンであれば、深堀して背景を読みといて楽しむことが出来るんだと思います。
ただ、これ映画ですから。「事前知識不足の一般客」は付いていけず、動員には取り込めない。それに尽きます。
曲はいいです。あっシカマルがいると思ってしまい、最初集中出来ませんでした。※アイというキャラ、僕スタッフロールまで声優が男性だと分かってませんでした。
歌の技術的に、申し訳ないが、彼は他メンバーより群を抜いている。が、綺麗に重なるもんですね。
CGは「こんなことも出来るんだぞ!すごいだろ!」というのは伝わります。伝わりますが、蜷川映画以上に目が痛い。
グループの背景とかを感じさせたいのは分かるが、それをこの短い尺で「背景を知っていること前提。深読みしないと解釈できない」ものにしか仕上げられなかった、監督や演出の技量不足じゃないですかね。勿体ない。
とはいえ、やっぱりライト振って観るのは楽しいですし、アンコールが追加されるかもしれないと聞いているのでそれも行こうと思います。
舞台挨拶も…すみませんパシフィコ横浜で観てきます!ただのファンになってないかな、浮いてたら本当にごめんなさい。
あと、コスチュームが全体的にセンスが無いのがとても良かったです。皮肉ではなく、アイドルって結構謎センスの衣装着てたりするものだと思ってるので。
複数回観ることを強要する映画
待ちに待ったカルナイのライブ映画。とても楽しみにしていました。
初回は理解が追いつかずとても混乱しました。
豪華版のパンフレットを買い、隅々まで読み、過去の原作〜アニメ、CDの歴史を振り返りながら公開から3日間で3回以上観覧し、制作側のやりたい事は理解しました。
高評価のファンも「3回、4回以上は見て欲しい!そうしたら理解できる!」とレビューしています。
複数回観れば衣装やコーレス、構成の違和感が消えるのは当たり前です。「慣れ」ます。
「楽しくてもっと観たいから観に行く」のと「違和感を納得させるため、理解できるまで観に行く」のとでは違います。
作中のファン目線で「これがカルテットナイトというグループ・メンバー個人個人がやりたいと思い作り上げたライブ」なのか、と考えるほどに自分の解釈とは合いませんでした。
彼らはスターリッシュとは違い「ついて来れるやつはついて来い」というスタンスですが、新規や必死に付いてきたファンを置いてけぼりにするような構成にするだろうか?
ファンをふるい落とすような事をするだろうか?
初期〜中期ならするかも知れない。ですがこれは「今」の彼らです。
カルテットナイトのツアーライブ、超満員のアリーナ、きっとファンはチケットを入手するのも大変だったでしょう。複数公演参加するのも困難かもしれません。
声優さんもトークショーで仰っていましたが、ライブは生ものです。「一度しかないライブで、一度参加しただけでは理解できないものを作り与えた」
これが今回大きく残っている違和感です。
楽曲、ダンスは素晴らしいです。
1番は不満だったのはフル曲が1曲もないことです。
アーティストは曲の雰囲気や歌詞の意味合いが変わるため曲をカットされる事を嫌いますから。
彼らがやりたい事のために(作中で)七海が必死に作った曲すら犠牲にしているのは悲しくあり怒りすら覚えます。
アンコールの数分のために1回約2000円を何回もは高いです。
まだまだ追加映像やギミックが用意されているようですが疲れました。
目撃したのはユートピアではなくナイトメア
キングダム、スタツアに続く劇場版うたの☆プリンスさまっ♪三作目となった今作。キングダムで「全編ライブ映画」という新境地を切り開き、スタツアはキングダムでの反省点・改善点を技術構成共にテコ入れして一級品のエンターテインメントへと昇華された。さてこの映画では一体どんな到達点を見せてくれるのかと期待に胸を膨らませていたが、失望した。
問題点は多々ある。何から書けばいいかわからなくなるほどに。我々は「ライブ」を観に劇場に足を運んだというのに下手な小芝居から始まり、素晴らしいパフォーマンスが始まっても挿入される語りが余韻と疾走感を阻害する。衣装に関しては、好みの問題になるかもしれないが、私は全く好きではない。あんなものを着せられているアイドルに同情する(けれど衣装デザイナーを責める気にはなれない、理由は後述する)。歌は聞き取れない上にコーレスはガヤの如くやかましく、振り付けやファンサも地味だ。カメラワークも「何故そこを、その角度から抜いた?」と疑問に思うばかりで、アイドルの表情も固い。そしてライブを彩る演出は総じてダサい。
一体、何故、どうしてと上映終了後も私の頭には疑問符ばかりが浮かぶ。前作、前々作を観終わった時は真っ先に「楽しかった!」「すごいものを観た!」と興奮に飛び跳ねていたのに、今作を観て心動かされるものは何もなかった。あるとすれば失望だけだ。
映画が始まる前から予兆はあった。劇中歌CDのジャケットは素人が描いたのかと絶句するほどにクオリティが低くく、スタツアにあった前日譚アニメ及びアニメにちなんだ大掛かりなコラボもない。けれどそういった不安を、映画で、圧倒的なパフォーマンスで吹き飛ばしてくれると信じていた。まさかこうも大胆に裏切ってくるとは想像だにしなかった。
上で「衣装デザイナーを責める気にはなれない」と書いたが、この方は前作スタツアにおいて最高の衣装を仕立てていた。CG担当の方々も前々作からうたプリに関わっており、仕事それ自体にケチは一切ない。出力された形が最悪であっただけで。であれば誰が悪かったのか? 制作の指揮をとり、作品の方向性を決めた監督だろう。
作品を預かっている身にも関わらず、肥大した自己顕示欲をちらつかせる低俗な輩とは前々から思っていたが、一体この作品のどこに、それほどまでの自信があったのか直接話を聞きたい気分だ。観客が観たいと望んでいた純粋なエンターテインメントも、「このアイドルならこうする」という深い考察もなく、スクリーンに映し出されるのは監督がやりたかったであろう混沌とした落書きばかり。この監督の自己満足に時間と金銭を奪われた怒りと、うたプリというコンテンツに彼女の名前が刻まれた絶望、そして今後発表があると予想される四作目にこれが関わるかもしれないという恐怖。本当にどうしてくれようかと。
今の私が望むことはただ一つ。このレビューを読んで、一人でも多くの人がこの映画を鑑賞する気力を失い、別の映画にお金を払う。「この映画は失敗作である」と世間にもファンにも製作陣にも証明される。それだけだ。
新しいライブ映画を模索した結果
・本作は「ライブ映画」という枠組みにありながら、これまでの『キングダム』や『スタツア』とは大きく異なるアプローチが取られています。
・ミュージカル調の演出や劇中劇的な要素が強く、観客に新しい形のライブ表現を提示しようとする意欲作でした。しかしその挑戦が、すべての観客にとって等しく楽しめるものだったかといえば、疑問が残る作品でもありました。
■ 構成・演出
・ミュージカルや群像劇に近い構成で、ライブ映画というより舞台劇を思わせる内容。
・宝石をめぐる物語を軸にキャラクターが目まぐるしく変化し、前提知識がないと物語の把握は困難。
・演出には現実のライブでは実現し得ないギミックが多く、好みが大きく分かれる要素。
■楽曲・パフォーマンス
・歌とダンスのクオリティは高く、楽曲も作品の軸を支える重要な柱。
・アンコール曲ではキャラクター同士の関係性が丁寧に描かれ、ファンにとってのご褒美的な場面となっている。
■没入感・理解度
・初見の観客や事前知識の少ない層には非常にハードルが高い構成。
・展開が早く、歌詞や台詞が聞き取りづらい場面も多いため、内容を完全に理解するには複数回の鑑賞が前提。
・世界観に入り込むための導線が少なく、映画に没入しにくい印象を受ける。
■視覚演出・技術面
・一部演出は過剰に感じられたり、画面が見づらくなることも。
・視覚的な“見せ方”を重視しすぎたあまり、物語としての説得力や一貫性が犠牲になっている部分もある。
【個人的な感想】
過去作で魅せてくれた「楽曲を中心にしたライブパフォーマンス」や「グループ内の関係性の丁寧な描写」を期待していた分、本作の方向性には大きな戸惑いを覚えました。もちろんミュージカル形式が悪いわけではありません。その構成に説得力や一貫性が乏しく、感情の流れを追いにくかったことが没入を妨げた要因です。
また、物語の理解を深めるには、カルナイや各メンバーの背景を相当程度知っておく必要があり、初見では内容を把握しきれない構造に難しさを感じました。コーレスや歓声を重視した演出も、楽しめる人には楽しめるのでしょうが、私には音楽そのものがかき消されるように感じてしまい、波に乗れなかった感覚が残りました。
最終的には「もっとカルナイを知っていれば楽しめたかもしれない」「複数回通えば解像度が上がる映画」と思う一方で、「ライブ映画を楽しみに行ったはずなのに、これは誰のための作品だったのか」と疑問も残りました。
【総評】
この作品は、“ライブ映画”の新しい可能性を模索した挑戦的な作品である一方で、その完成度や鑑賞ハードルの高さゆえに、観客を選ぶ内容となってしまった印象です。
推しが出る・歌が聴けるという最低限のライブ要素だけを楽しむならそれなりに満足できるものの、作品全体の構成や意図を理解し、心から楽しむためには事前知識や複数回の鑑賞が必要不可欠です。
よって、誰にでも勧められる作品とは言えず、カルナイに深い愛情を持ち、演出そのものを楽しめる方にこそ向けられた作品と言えるでしょう。
ファンって、、?
こんなところにまで愚痴を書き込むのがファンなの、、?
原作者に文句言ってる人も居てますけど、、
だったら上松ツイッターに浮上してるから直接言えばいいのでは?
色んなところで愚痴って
君ら自身がカルナイ(タブナイ)の評価下げしてるじゃないですか、、
「私の好きなカルナイはこんなはずじゃない」な感情を抱くのは自由ですけど
「作り直してほしい」とか烏滸がましい発言良くできるね、、
カルナイ4人含め制作に携わった人々は生半可な気持ちで作っていません。
「カルナイのファン」って言いながら評価下げてる人、もちろん雑誌もお買い上げですよね?
雑誌のインタビューにはカルナイ4人だけじゃなくキャストの4人も
また、制作関係の方のインタビューもあります。
作品通して彼らの意図や想いに気づけなかったのなら、雑誌もお読みください。
うたプリは昔から何するにも炎上してる印象です。
それは人気があるが故だと私は思います。
アンチコメントって数は少なくても目立つものです。
これからレビューを見て
作品を見ようとしてくれる方の足を止めさせるようなコメントはあまりしてほしくないな
と個人的に思います。
映画の感想
彼らのやりたかったこと、彼らが示したいことがとても伝わってくる作品です。
彼らはアイドルという「表現者」ですのでパフォーマンスで示したかったのです。
エンターテイナーである以上、在り来りなことでは満足せず新しい事への挑戦をし続ける姿勢は格好良く目が離せなくなります。
新しい事に挑戦する時必ず「否定的な意見」が生まれます。※特に日本人は「安定・調和・維持」といった志向を持った人が多いので「変化が(を)苦手(恐れる)」傾向にあるため。
ですが、彼らは否定的な意見が生まれることもわかった上で挑戦しています。
『現状維持は退化』
時間は有限だからこそ
今しかできない挑戦をどんどんしてまた違う顔をたくさん見せてほしい。
「こうあるべき」「こうでなくちゃいけない」っていう意見は特別悪いものではないですけど、
こういう思想の押し付けは反って『彼らの可能性』を潰すものです。
またこの先、この作品が続く先で『3組/18人』が集まったパフォーマンスをもう一度観たい!
その時、今挑んでることが糧となり成長した姿で彼らに会いたい!
私はこれからも
うたプリを応援し続けます。
全154件中、141~154件目を表示
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