劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価
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見れば見るほど体に馴染む、不思議な映画
「うたプリ」シリーズ3作目であり、引き続き全編ライブ映画である本作。だが前作までとまったく同じだと思って見に行くと、戸惑いを覚えるだろう。
前作との違いは、ただのライブではなくストーリーがあるタイプの(例えるならミュージカルや舞台のような)ライブである、という点と、それゆえに詰め込まれた構成と演出。最低限のリアルさは残しつつも、全編に渡ってこれまでより派手な映像が繰り広げられる。その情報量の多さに、最初は「いったい何なんだこれは」と驚かされるだろう。とにかく突っ込みどころが多い。
しかしあとから冷静に振り返ってみると、曲の良さ、アイドルの演出(特効から繊細な体の動きまで)、グループとしてのコンセプトや一体感など、我々の見たかった要素自体はすべて揃ったライブであり、そこに加えられたこの「意外性」が次なる「挑戦」のために必要なピースであったことが腑に落ちる。これまでと同じでは意味がない、というカルテットナイトの意思や矜持のようなものを感じるライブだと言える。まさしく「新たなる到達点」なのである。
特筆するべき点は、前作も含めたこのシリーズは、それこそ何十回と繰り返し見るファンが多く、そのようなファンのための仕組みが多数組み込まれているということ。これが一見したときの演出の過剰さと、それによる困惑にも繋がっているのだが……。しかしライブの全体像を把握したうえでもう一度見てみると、その過剰さが次々と楽しさに変わる、不思議な体験が出来る。この体験は、特に2次元アイドルファンの方には映画を楽しむ上で是非とも味わって欲しい感覚である。
それからちょっとメタ的な話をすると、3Dモデルの表情の繊細さが今作はフィーチャーされているように感じる。特に中盤は切ない表情や、諦念じみた表情がよく見られるのだが、これが本当に見事。このちょっとした表情の機微を、ぜひとも感じ取ってみて欲しい。
衣装についても前作以上に複雑になっており、特に道化の衣装のフリルはこれまで3Dモデルで見たことが無いほど。ましてやそれで激しいダンスを繰り広げ、布と布が干渉して埋まるような所が一切見られないのだから驚かされる。
総じて前作より各要素も構成もパワーアップしており、それ故の困惑というのも確かにあるだろうとは思うものの、新規ファンの方には「なんだがわからないがすごい!」という驚きを、そして既存ファンの方には何度も繰り返し見ていただき、この挑戦の裏にある彼らの積み重ねてきた歴史と、それに基づく彼らの高い実力が魅せるエンターテイメントを楽しんで欲しい。
期待していた分、顧客のニーズとの乖離が残念
端的な感想としては、なにを伝えたいのか、なぜこのような構成になってしまったのか理解できない。
前々作「マジLOVEキングダム」から前作「マジLOVEスターリッシュツアーズ」にかけて構成、内容、映像の質、衣装、演出、全てにおいてブラッシュアップされていたので、3作目となる今回はどんなにクオリティが高く感動的なライブを見られるかと非常に期待していた。
しかし蓋を開けてみればミュージカルのように完全に演劇仕立てで、「素の彼ら」は本編にはほぼ出てこない。
ライブというものは演者が見せたいものをただ見せつけるというものではなく、観客と一体になって共に作り上げるものだ。しかし、本作はストーリーの脈絡のなさ、衣装や演出などの細かい部分がノイズとなって、完全に私たち観客を置いていっているように感じた。
結果として全くアイドルとの一体感を感じられず、何が起こっているのか消化しきれないまま終わってしまったという印象を抱いた。
もちろん良い部分もある。うたプリならではの楽曲の良さや歌唱力の高さは際立っていたし、3D技術も前作よりさらに進歩を感じた。
「QUARTET NIGHT」自身の人生や軌跡と、ストーリーに重なる部分が多くあることもファンであればよく理解できるだろう。
しかし大半のファンが求めていたものはおそらく「QUARTET NIGHT自身によるライブ、パフォーマンスによる表現」。その一方で、今作で見られるのは「演じられた役である何者かもわからないぽっと出の人物たち」である。
うたプリを愛していればいるほど求めていたもの・期待していたものとの乖離があり、逆にうたプリを知らない人にとっては理解が及ばない。正直新規の方に勧められる映画とは言い難いと感じた。
「スタツア」のように、QUARTET NIGHT自身の絆が詰まった感動的なライブを見られることを楽しみにしていたので、個人的には期待を裏切られたようで非常に残念に思った。
演出は豪勢で迫力があり見応えは十分である。しかし、何しろ伝わらない部分やトンチキに走ってしまっている部分が多く、初見で理解するのは難しいように思えた。
コールアンドレスポンスも楽曲の良さを邪魔する騒々しさである。
衣装ははっきり言ってダサい。曲ともキャラクターとも合っておらず、せっかくの良い楽曲を楽しむ上で非常にノイズになってしまっている。
そしてストーリーは冗長な上に分かりづらく、ファンが、少なくとも私が求めていたものとは全く異なっており残念だった。
繰り返すが、このストーリーにはアイドルの彼ら自身と重なる部分も多くあり、何度も見れば解釈が進んで理解できることも多くあるだろう。
しかし、何度も繰り返し見て理解してもらうことが前提になっているのは如何なものだろうか。
繰り返し見てもらいたいのであれば「非常に良かったから、何度でも見たい」と思わせるべきで、「何度も見ないと理解できない」というのは、本来のあるべき姿ではないと思う。
最後になるが、このような感想を抱いたのは彼ら「QUARTET NIGHT」が悪いわけではない。
監督、制作陣がファンのニーズを把握せず、独りよがりな姿勢で制作に臨んだことが全ての元凶なのだろう。
新たな試みとしてこのような形に挑戦したことは評価できるが、私たちファンが何を求めていたのか、それを今一度考え直して欲しい。
(2週目追記)期待と違ったが楽しめた。事前情報は必要
※注意 人によってはネタバレだと思う内容を含むレビューですが、初見でもこの情報は知っておいてほしいということを書いています!一切の情報を見ずに映画を見たい人は回避下さい※
「これ知っておけばもっと楽しめたのに」ということがあった(わかってからは普通に楽しい)ので、今後行く人はぜひインプット後に…という映画でした。
事前情報がないと、他の方が書いているように期待と違いすぎてガッカリしてしまうかもしれません。
ただ、ジャ◯オタの友人やほぼ作品知識がない(前作映画だけ見た)友人も連れていきましたが、事前情報アリだと普通に初回視聴で楽しめたようでした。
以下事前情報についてです。
✔映画本編は全部、アイドルが劇中劇を演じる形式で語られる
✔劇中劇のストーリーは、次から歌う曲のテーマを伝える程度のフレーバーなので真剣に理解しようとしなくていい。
※怪盗の二つ名みたいなものも連呼されるが本当に覚えなくていい。
これから初見の人、または初見の人をつれていく場合は絶対上記インプットした方が楽しく見られると思います。
これがわからない状態だと、劇の内容理解に追われてアイドルのパフォーマンスに集中できませんでした。
以下、よかった点と個人的に合わなかった点です。
【よかった点】
✔楽曲
✔CG表現
✔ダンス
✔声優さんの演技、感情の込め方
【合わなかった点】
✔ソロ曲のコール
✔カメラワーク(アイドルと目があった!というタイミングが少なく感じた)
▶まとめ
色々書きましたがこの映画以外では味わえない体験が必ずできるので、オススメしたい映画です!!!
今後、追加映像で劇中劇ではないパートもふえそうなので期待も込みで星4.5としています。
▼追記
5.16、2週目、ノースツアーVerをみました。
Wアンコールは楽しくライブとして視聴しました。その他の箇所について
「そこに1週目との変更差分を作るくらいならもっとやるべきことがたくさんあったのではないか…」という意見です。正直、制作者側が考えた企画と自分が見たかったものの差を改めて感じてしまいましたが、Wアンコールはよかったので星の数は変更なしとしました。
現時点での最終的な評価は
「これがテレビシリーズの中の1話や毎年やる展示会の内容なら手放しで嬉しかった。楽しい映画だが、どうしても思うところはあるのでもう一度単独映画を作ってもらえるように応援する」
です。
まだツアー演出変更1回目なので今後にも期待します…!
いやこれ最初にやらないと…
※2巡目 5/16 星2.5→4.0に修正します。
仙台まで連行されました。
やはりダブルアンコールが追加されてました。
正直な感想としては「これを初週でやらなかったのはマズい」ですね。追加要素の全部でなくとも、どうにかならなかったものか。
「初見が考察するにも限界があるだろ」と思った部分が、かなり補完されていました。むしろこの部分がないと、構成自体が意味不明なまま鑑賞終わる。
初週の事前期待を下げて、顧客満足度を上げる作戦だとしたら、まぁ…やりすぎでしょうね。
映画は、そもそも同作品を何度も見る顧客ばかりではありません。
「うちの客層はなんだかんだ絶対リピートしてくれるだろう」という算段なのかもしれませんが、動員できなければ追加要素入れた以降の上映回数が絞られ、リピート鑑賞自体が難しくなります。初週で付いていけなかった客をどうやって引き戻すかにかかっているかと。
ツアーで地方に来ているんだという要素は、新しい試みで僕は好きです。斬新なことに果敢にチャレンジしている姿勢が、この作品に惹かれた理由だと思ってます。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか、この先も見守りたいと思います。
※初回レビュー 5/9
過去作がかなりハマったので期待して初日に行きましたが、これは良くも悪くも冒険し過ぎですね。
おそらく今回のグループを追いかけてきたファンであれば、深堀して背景を読みといて楽しむことが出来るんだと思います。
ただ、これ映画ですから。「事前知識不足の一般客」は付いていけず、動員には取り込めない。それに尽きます。
曲はいいです。あっシカマルがいると思ってしまい、最初集中出来ませんでした。※アイというキャラ、僕スタッフロールまで声優が男性だと分かってませんでした。
歌の技術的に、申し訳ないが、彼は他メンバーより群を抜いている。が、綺麗に重なるもんですね。
CGは「こんなことも出来るんだぞ!すごいだろ!」というのは伝わります。伝わりますが、蜷川映画以上に目が痛い。
グループの背景とかを感じさせたいのは分かるが、それをこの短い尺で「背景を知っていること前提。深読みしないと解釈できない」ものにしか仕上げられなかった、監督や演出の技量不足じゃないですかね。勿体ない。
とはいえ、やっぱりライト振って観るのは楽しいですし、アンコールが追加されるかもしれないと聞いているのでそれも行こうと思います。
舞台挨拶も…すみませんパシフィコ横浜で観てきます!ただのファンになってないかな、浮いてたら本当にごめんなさい。
あと、コスチュームが全体的にセンスが無いのがとても良かったです。皮肉ではなく、アイドルって結構謎センスの衣装着てたりするものだと思ってるので。
複数回観ることを強要する映画
待ちに待ったカルナイのライブ映画。とても楽しみにしていました。
初回は理解が追いつかずとても混乱しました。
豪華版のパンフレットを買い、隅々まで読み、過去の原作〜アニメ、CDの歴史を振り返りながら公開から3日間で3回以上観覧し、制作側のやりたい事は理解しました。
高評価のファンも「3回、4回以上は見て欲しい!そうしたら理解できる!」とレビューしています。
複数回観れば衣装やコーレス、構成の違和感が消えるのは当たり前です。「慣れ」ます。
「楽しくてもっと観たいから観に行く」のと「違和感を納得させるため、理解できるまで観に行く」のとでは違います。
作中のファン目線で「これがカルテットナイトというグループ・メンバー個人個人がやりたいと思い作り上げたライブ」なのか、と考えるほどに自分の解釈とは合いませんでした。
彼らはスターリッシュとは違い「ついて来れるやつはついて来い」というスタンスですが、新規や必死に付いてきたファンを置いてけぼりにするような構成にするだろうか?
ファンをふるい落とすような事をするだろうか?
初期〜中期ならするかも知れない。ですがこれは「今」の彼らです。
カルテットナイトのツアーライブ、超満員のアリーナ、きっとファンはチケットを入手するのも大変だったでしょう。複数公演参加するのも困難かもしれません。
声優さんもトークショーで仰っていましたが、ライブは生ものです。「一度しかないライブで、一度参加しただけでは理解できないものを作り与えた」
これが今回大きく残っている違和感です。
楽曲、ダンスは素晴らしいです。
1番は不満だったのはフル曲が1曲もないことです。
アーティストは曲の雰囲気や歌詞の意味合いが変わるため曲をカットされる事を嫌いますから。
彼らがやりたい事のために(作中で)七海が必死に作った曲すら犠牲にしているのは悲しくあり怒りすら覚えます。
アンコールの数分のために1回約2000円を何回もは高いです。
まだまだ追加映像やギミックが用意されているようですが疲れました。
目撃したのはユートピアではなくナイトメア
キングダム、スタツアに続く劇場版うたの☆プリンスさまっ♪三作目となった今作。キングダムで「全編ライブ映画」という新境地を切り開き、スタツアはキングダムでの反省点・改善点を技術構成共にテコ入れして一級品のエンターテインメントへと昇華された。さてこの映画では一体どんな到達点を見せてくれるのかと期待に胸を膨らませていたが、失望した。
問題点は多々ある。何から書けばいいかわからなくなるほどに。我々は「ライブ」を観に劇場に足を運んだというのに下手な小芝居から始まり、素晴らしいパフォーマンスが始まっても挿入される語りが余韻と疾走感を阻害する。衣装に関しては、好みの問題になるかもしれないが、私は全く好きではない。あんなものを着せられているアイドルに同情する(けれど衣装デザイナーを責める気にはなれない、理由は後述する)。歌は聞き取れない上にコーレスはガヤの如くやかましく、振り付けやファンサも地味だ。カメラワークも「何故そこを、その角度から抜いた?」と疑問に思うばかりで、アイドルの表情も固い。そしてライブを彩る演出は総じてダサい。
一体、何故、どうしてと上映終了後も私の頭には疑問符ばかりが浮かぶ。前作、前々作を観終わった時は真っ先に「楽しかった!」「すごいものを観た!」と興奮に飛び跳ねていたのに、今作を観て心動かされるものは何もなかった。あるとすれば失望だけだ。
映画が始まる前から予兆はあった。劇中歌CDのジャケットは素人が描いたのかと絶句するほどにクオリティが低くく、スタツアにあった前日譚アニメ及びアニメにちなんだ大掛かりなコラボもない。けれどそういった不安を、映画で、圧倒的なパフォーマンスで吹き飛ばしてくれると信じていた。まさかこうも大胆に裏切ってくるとは想像だにしなかった。
上で「衣装デザイナーを責める気にはなれない」と書いたが、この方は前作スタツアにおいて最高の衣装を仕立てていた。CG担当の方々も前々作からうたプリに関わっており、仕事それ自体にケチは一切ない。出力された形が最悪であっただけで。であれば誰が悪かったのか? 制作の指揮をとり、作品の方向性を決めた監督だろう。
作品を預かっている身にも関わらず、肥大した自己顕示欲をちらつかせる低俗な輩とは前々から思っていたが、一体この作品のどこに、それほどまでの自信があったのか直接話を聞きたい気分だ。観客が観たいと望んでいた純粋なエンターテインメントも、「このアイドルならこうする」という深い考察もなく、スクリーンに映し出されるのは監督がやりたかったであろう混沌とした落書きばかり。この監督の自己満足に時間と金銭を奪われた怒りと、うたプリというコンテンツに彼女の名前が刻まれた絶望、そして今後発表があると予想される四作目にこれが関わるかもしれないという恐怖。本当にどうしてくれようかと。
今の私が望むことはただ一つ。このレビューを読んで、一人でも多くの人がこの映画を鑑賞する気力を失い、別の映画にお金を払う。「この映画は失敗作である」と世間にもファンにも製作陣にも証明される。それだけだ。
新しいライブ映画を模索した結果
・本作は「ライブ映画」という枠組みにありながら、これまでの『キングダム』や『スタツア』とは大きく異なるアプローチが取られています。
・ミュージカル調の演出や劇中劇的な要素が強く、観客に新しい形のライブ表現を提示しようとする意欲作でした。しかしその挑戦が、すべての観客にとって等しく楽しめるものだったかといえば、疑問が残る作品でもありました。
■ 構成・演出
・ミュージカルや群像劇に近い構成で、ライブ映画というより舞台劇を思わせる内容。
・宝石をめぐる物語を軸にキャラクターが目まぐるしく変化し、前提知識がないと物語の把握は困難。
・演出には現実のライブでは実現し得ないギミックが多く、好みが大きく分かれる要素。
■楽曲・パフォーマンス
・歌とダンスのクオリティは高く、楽曲も作品の軸を支える重要な柱。
・アンコール曲ではキャラクター同士の関係性が丁寧に描かれ、ファンにとってのご褒美的な場面となっている。
■没入感・理解度
・初見の観客や事前知識の少ない層には非常にハードルが高い構成。
・展開が早く、歌詞や台詞が聞き取りづらい場面も多いため、内容を完全に理解するには複数回の鑑賞が前提。
・世界観に入り込むための導線が少なく、映画に没入しにくい印象を受ける。
■視覚演出・技術面
・一部演出は過剰に感じられたり、画面が見づらくなることも。
・視覚的な“見せ方”を重視しすぎたあまり、物語としての説得力や一貫性が犠牲になっている部分もある。
【個人的な感想】
過去作で魅せてくれた「楽曲を中心にしたライブパフォーマンス」や「グループ内の関係性の丁寧な描写」を期待していた分、本作の方向性には大きな戸惑いを覚えました。もちろんミュージカル形式が悪いわけではありません。その構成に説得力や一貫性が乏しく、感情の流れを追いにくかったことが没入を妨げた要因です。
また、物語の理解を深めるには、カルナイや各メンバーの背景を相当程度知っておく必要があり、初見では内容を把握しきれない構造に難しさを感じました。コーレスや歓声を重視した演出も、楽しめる人には楽しめるのでしょうが、私には音楽そのものがかき消されるように感じてしまい、波に乗れなかった感覚が残りました。
最終的には「もっとカルナイを知っていれば楽しめたかもしれない」「複数回通えば解像度が上がる映画」と思う一方で、「ライブ映画を楽しみに行ったはずなのに、これは誰のための作品だったのか」と疑問も残りました。
【総評】
この作品は、“ライブ映画”の新しい可能性を模索した挑戦的な作品である一方で、その完成度や鑑賞ハードルの高さゆえに、観客を選ぶ内容となってしまった印象です。
推しが出る・歌が聴けるという最低限のライブ要素だけを楽しむならそれなりに満足できるものの、作品全体の構成や意図を理解し、心から楽しむためには事前知識や複数回の鑑賞が必要不可欠です。
よって、誰にでも勧められる作品とは言えず、カルナイに深い愛情を持ち、演出そのものを楽しめる方にこそ向けられた作品と言えるでしょう。
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