劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価

全154件中、41~60件目を表示

4.5決して駄作ではない。

2025年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ドキドキ

酷評もあるが、駄作ではないことは断言できる。むしろ良作。ただ、期待した方向性と異なると感じたファンが、自分の期待とのギャップで実質よりも低い評価をしているという印象。

本作は、劇場版うたプリ3作品目である。うたプリにはST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの3つのアイドルグループが存在するが、本作はQUARTET NIGHTのワンマンライブである。

ST☆RISHワンマンライブを描いた前作がかなり好評であったため、前作と同じような構成を本作に期待するファンが多かったものと思われるが、本作はかなり方向性が変わったライブ構成となっているため、拍子抜けしたファンも多かったようである。

前前作、前作は、アイドル個人のキャラクター性を全面に押し出し、MCでのアイドル同士の掛け合いも多く描かれていた。

しかし本作はストーリー仕立てになっており、MCも全く本人らの色がないわけではないが、基本的には役として話している。

イメージとしては、宝塚のショー(レビュー)である。ざっくりしたストーリー性の中で、煌びやかなステージで華やかな衣装を纏いながら、歌とダンスを披露するということだ。

2018年月組公演『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』が好きな人は、おそらく本作もツボにハマると思う(尤も、BADDYも宝塚のショー作品の中ではかなり特殊な毛色ではあるが)。

個人的には同期で仲睦まじいST☆RISHと、エンターテイナーとしてストイックにパフォーマンスをするQUARTET NIGHT、2つのグループの違いが現れていて、QUARTET NIGHTの独自性を発揮した唯一無二の構成と考えている。

しかし、前作のスターリッシュツアーズ をQUARTET NIGHTで焼き直した映画を期待していたファンにとっては、「自分が見たかったライブではない」と落胆してしまう内容だったのだろう。もっとアイドル本人としてのMCやパフォーマンスを見たかったということだろう。

個々のグループだけでなく、うたプリ全体としてより高みに行くために、焼き直しではなく新たな試みに挑んだことは、むしろ歓迎すべきことではないか。ただ、その試みに推しグループを使われたファンはたまったものではないという気持ちも、理解できなくはない。

ちなみに、CGのクオリティは前作から相当良くなっている。衣装の質感がとてもリアルになった。前作の時点で相当CGは綺麗だったが、たった3年未満でここまでクオリティが上がるのかと、CG技術の発展に目を見張った。

1つ本作に対して言を呈するとすると、カメラワークは前作の方が優れていたと思う。ステージのどこにアイドルがいるか分からない場面が多々ある。前前作、前作と異なり、ステージサイドのモニターを利用したカメラワークが多く、そのモニターに映っているアイドルは視認できるが、実際にステージのどこにいるかが分からない。まだ鑑賞回数が4回と少ないためでもあるが、前作よりはハッと印象に残るカットは少ないように思う。

また、前述の通り基本的に役として話すため、自己紹介らしい自己紹介がない。前作と比較して、初見の人は取っ付きづらいかもしれない。前作ほど新規ファンの流入は望めないと思う。

この2点はアイドルアニメとして致命的とも言えなくはないので、私の中の評価は前作のスターリッシュツアーズ の方が高い。しかし、それは決して本作が駄作ということを意味しない。50点未満は駄作、60点は凡作、80点は良作、90点以上は傑作とするなら、私の評価は前前作のキングダムが70点、前作のスターリッシュツアーズ が90点、本作は75〜80点といったところである。

コールがダサいという意見もあるが、前作の聖川真斗ソロ曲のコールも当初は賛否両論であったので、徐々に受け入れられていくのではないか。個人的には、間違いなくコールはダサいが、こういった狙っていないダサさもうたプリの味と考えている。

最後に、袖が千切れるのはマジでオモロい。

【追記】
公開2週目から内容が追加された。往年のファンにとっては感激に堪えないだろう。ネタバレしないために詳細は伏せるが、初版で記載した「苦言」も、内容の追加により一部解消されている。⭐︎4から4.5に変更した。

ただ、前作スターリッシュツアーズと比較して、新規ファンが取っ付きづらいのは変わらないと考える。何回も見ることで魅力が増す作品。ファンは何回も見に行くことが当たり前になっていて麻痺しているかもしれないが、普通は何度も同じ映画を劇場で見ないのである。前作ほど1回で心を掴むパワーがないように思えるのは、ややウィークポイントと思う。

全くの新規ファンを大量獲得するというよりは、かつてのファンが再びうたプリやQUARTET NIGHTに興味を持つ呼水になることを期待する。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
さぁは

0.5製作陣の自己満

2025年5月15日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
ちょむ

5.0『うた☆プリ』らしいダイナミックな演出の中に込められたファンへの長大な愛の返歌

2025年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
ゆういち

4.0ライブというよりミュージカル的なストーリー

2025年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

斬新

低評価のレビューを見かけて、不安になってしまったので、私はこれはこれでアリだと思うのでレビューあげます。
うたプリもカルナイも大好きで、ムビチケやグッズを買って期待していたので、初回みた時は曲や演出はカッコイイ、そう来たか!良い意味で裏切られた!という驚きと、設定やコールアンドレスポンスは何を言ってるんだ?という困惑でした。パンフレットに公式のコーレス、キャストや制作陣の思いを見るとこういう設定、イメージなんだと納得しました。理解度を深めて見たい方は鑑賞前に通常版のパンフレットを読むことをオススメします。スターリッシュツアーズのような自己紹介が音声ナレーションと途中のテロップでしかなく、知らない人がみたら名前と顔を覚えられなさそうに思います。終始4人は怪盗など登場人物を演じていたので初めて見る人はライブというより、映画やミュージカルを見ている感覚で観れば面白いと思います!通常上映とライブ上映とで2回見ましたが、複数回見ることで細かい演出や仕草に気づけて作品に味わいが出てきます。週ごとにダブルアンコールのMCが変わるなどの変化が出てくるので、一度見て、他の週にももう一度見てみて欲しいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ちょこみんと

5.0今までと同じじゃつまらない人のための尖った作品

2025年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ドキドキ

この作品「うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」は「マジLOVEキングダム」「マジLOVEスターリッシュツアーズ」に続くうたプリ劇場版第三作。
今回はうたプリシリーズのメイングループであるST☆RISHではなく、その先輩QUARTET NIGHTの単独ライブであり、「マジLOVE」のタイトルを冠していないところからも本作は前二作とは一線を画す作品になっている。

QUARTET NIGHTはST☆RISHと同じシャイニング事務所に所属する先輩アイドルグループであるが、ST☆RISHと異なり4人中3人は元々アイドルを志していたわけではない。
歌えればどこでも良かった黒崎蘭丸。比喩ではなく歌うために生まれてきてアイドルの他に選択肢を与えられなかった美風藍。別の目的のために都合が良いという理由でアイドルになったカミュ。そして唯一アイドルを目指してシャイニング事務所に入ったものの、過去の不出来事からアイドルでいることに苦しみそれでもアイドルを辞めることができなかった寿嶺二。そんな四人が社長命令で集められ、「いつ辞めてもいい」と半ば投げやりな気持ちで始めた、それがQUARTET NIGHTというグループだ。

それでも声を重ねるうち、共に過ごすうちに、四人にとってQUARTET NIGHTは徐々に特別な、自分たちの居場所になっていく。劇中劇の形を取ることで彼らがQUARTET NIGHTになっていく過程をファンに追体験させる、今作はそんな作りになっている。この流れを理解した上で観ることで、ライブ終盤ようやく聴くことができる奇跡の四重奏に、理屈でなく魂を揺さぶられるはずだ。

テンポの良さとノリで突っ走る、誰にでもわかりやすく作られた優しい作品ではない。昨今は本物のライブに来たような、没入感を売りにした全編ライブ作品も増えてきたが、今作はうたプリが先行して作り出したそのムーブメントを自らぶち壊しに行くような挑戦的な作品である。

ST☆RISHがキラキラと輝く星なら、QUARTET NIGHTはバチバチと輝く稲妻だ。アイドルを夢見なかった彼らが作り出す最高のアイドルとしてのライブステージ、それがTABOO NIGHT XXXXである。

もし少しでもこの作品に惹かれるものを感じるならば、ここにしかない唯一無二の輝きを、刮目して味わっていただきたい。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
塩

2.0映画は1回しか観ません

2025年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

驚く

ドキドキ

私は何回か観る予定ではありますが、基本映画は1回しか観ない人が多いと思います。(こういった作品の場合はリピーターが多いとは思いますが)

ですので、1回しか観ていない人の感想は当てにしなくていいだのスルメだの言ってる人は甘えてると思います。

曲もビジュもよかったからこそ、1回観ただけで満足させてくれる映画を期待していました。

パンフを読み込んだり背景を汲み取ってまで持ち上げる必要はあるでしょうか?

2週目からの追加も、最初からしていればいいのに。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
ペン

1.0声優ライブの重圧

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

正直期待外れでした。
しかし、個人的には曲はいい、衣装も巷で酷評されているほど悪くないと感じたのになんでだろう?と思った時にそれは「ライブとしての期待値が高まりすぎていた」せいではないかと思い当たりました。

前作にあたる「マジLOVE スターリッシュツアーズ」公開の時点で、ST☆RISHには声優ライブとしてのグループ単独ライブは存在せず(ファンミーティングとしてのグループ単独イベントはありました)ST☆RISHファンの中では「いつかST☆RISHの単独ライブを!」というのが悲願でした。
そこに満を持して公開された前作は「これが私たちが見たかったライブなのか!」と喜ぶ要素が満載だったように思います。

かたやQUARTET NIGHTは、劇場版の第1作である「マジLOVE キングダム」以前に声優ライブとしてのグループ単独ライブを既に2回開催しています。
そちらを体験しているファンは、当然ながらより以上の内容を求めてしまってもしょうがないのではないでしょうか?

今作には劇場版前作とともに、先行して開催された声優グループ単独ライブが重くのしかかっているような気がします…

マジLOVEスターリッシュツアーズ公開後に、念願のST☆RISH単独ライブは開催されました。
今作ものちに内容を踏まえた声優ライブが開催される可能性は高いと思います。
その時に「やっぱり声優ライブの方がよかった」ということにだけはならないで欲しいと切に願います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
つう

先輩ユニットとしての姿を見たかった

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
お酢

1.0期待値粉砕

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
朧気

5.0新たな挑戦

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

劇場版 マジLOVEキングダム スターリッシュツアーズ両方鑑賞した上での意見になります。
どの作品とも似つかない異色の作品であると感じました。
ただそれはQUARTET NIGHT彼らが作り出す物、だからだと思います。
どんなことにも最前線で様々なことに挑むのがQUARTET NIGHT、なのだと思わせてくれる作品でした。
確かに新規向けではないかもしれません。それでも彼らが届けたい音楽、はここにあると痛感します。
原作の乙女ゲームをプレイしていただければ中身やこめられた願いがわかるかと存じます。

ぜひプレイ後に劇場に足を運んでいただければ幸いです

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぬ

5.0「作中に声援が優しい」

2025年5月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

今年129本目。

応援上映で。
毎回見に行っていますが4人に絞ったのは初めてだと思います。そこがよかったと感じました。作中にお客さんの声援が入ってここ声出し盛り上がるのが優しい。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ヨッシー

期待とは違ったかな…

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
aya

共感性羞恥

Rさん
2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
R

5.0ずっと待っていた

2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ドキドキ

一年以上心待ちにしていた映画で期待していた。公開当日初めて見た時は確かに目が追いつかないし内容についてもインパクトが強すぎて呆気にとられていた。

しかしシリーズ前作のスタツアが上映されている時は、ファンの皆さんが細部までよく観察して楽しんでいたのを覚えていたため再度鑑賞。

すると1度目より内容がするすると頭に入ってきて、画面端でのキャラクターの表情の変化や些細な行動が目に入るようになり楽しかった。

何度も見返す度に新しい発見がありそれをSNSで発言し合うことで、次はそこに注目しよう、と見返す際の楽しみを見出すことができてワクワクした。

この作品は最初に批判的な意見が多くSNSにあったため、暗い気持ちに引きずられて否定的な意見を出したくなるのはよく分かる。
しかし、今から興味を持って劇場へ足を運ぶ方はそのレビューを閉じ、まっさらな気持ちで一度鑑賞してほしいと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あーるさん

5.0映画館で体験できて良かった

2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

面白そうなコンテンツだと認識しつつも、既に出来上がったファンダムの中に飛び込む覚悟が持てずにいた皆さんにこそ、ぜひ体験してほしい。

私自身、かなりの新参で、リアルタイムで追っていたわけでも完全に履修済みとも言えない。
それでも、こんなにも素晴らしいエンターテインメントを映画館で体験できたことを幸運に思う。

私にとっては紛れもなく星五つの体験であり、この作品を作り上げた皆さまに心から感謝している。
私はうたプリが好きで、うたプリのある時代に生きられて良かった。そう思わせてくれる素晴らしい作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
みるち

5.0見れば見るほど面白い!

2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

初見ではどういうこと?とはてながいっぱいでしたが、2回目3回目と回を重ねるごとになるほど、こういうことか!とどんどん理解が深まっていきます。10回以上見た今でも毎度新しい発見があり、見れば見るほど面白い作品になっています!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
さつき

4.0ファンには最高、新規は困惑

2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

驚く

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぽむ

5.0TABOOなんてない

2025年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

カワイイ

初めてうたのプリンスさまっに触れる人にも、長年応援してきた人にも響く内容に上手くまとまっています。
彼らの歩んできた過去を知る私にとっては、
こんな方法で彼らの内面や葛藤を表現することができることに驚きました。
更にライブ映画ならではの演出も近未来的で、
アイドルたちの言動がアドリブなのか予定通りの行動なのか
複数回観ながら考察するのも楽しそうです。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
OKR

5.0歌を楽しむ映画

2025年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

私も1回目の鑑賞で「なんかよくわかんない」そう思いました。
でもこれお芝居じゃなくてライブなんですよね。

これから鑑賞される方に伝えたい。

初回はそう表現したかったんだなくらいで受け止めて、まずは歌を楽しんじゃってください。
その方が絶対楽しめるので! 初回鑑賞の私にもそう伝えたい。
無駄なことは考えないで受け止めろと。

今後曲の追加?や週替わりの演出なんかも出てきそうなので、
まだまだ楽しみたいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
えびいち

0.5残念ながら類似の他作品に埋もれている

2025年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

驚く

2次元アイドルのライブをやりたいのか、劇中劇をやりたいのか、はたまたホビーアニメのように振り切った演出の映画にしたいのか。テーマがバラバラと散逸しており、作り手の意図が伝わってこない。
何度も観れば分かるというのがレビューに見受けられるが、この作品の熱烈なファンでもない限り回数を重ねようというモチベーションは湧いてこない。
他にもリアルライブを売りにしている作品がいくつもある中で、残念ながら埋もれてしまっている。このコンテンツ、このライブにしか無い売りが最後までわからなかった。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
シネ美
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。