劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXXのレビュー・感想・評価
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決して駄作ではない。
酷評もあるが、駄作ではないことは断言できる。むしろ良作。ただ、期待した方向性と異なると感じたファンが、自分の期待とのギャップで実質よりも低い評価をしているという印象。
本作は、劇場版うたプリ3作品目である。うたプリにはST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの3つのアイドルグループが存在するが、本作はQUARTET NIGHTのワンマンライブである。
ST☆RISHワンマンライブを描いた前作がかなり好評であったため、前作と同じような構成を本作に期待するファンが多かったものと思われるが、本作はかなり方向性が変わったライブ構成となっているため、拍子抜けしたファンも多かったようである。
前前作、前作は、アイドル個人のキャラクター性を全面に押し出し、MCでのアイドル同士の掛け合いも多く描かれていた。
しかし本作はストーリー仕立てになっており、MCも全く本人らの色がないわけではないが、基本的には役として話している。
イメージとしては、宝塚のショー(レビュー)である。ざっくりしたストーリー性の中で、煌びやかなステージで華やかな衣装を纏いながら、歌とダンスを披露するということだ。
2018年月組公演『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』が好きな人は、おそらく本作もツボにハマると思う(尤も、BADDYも宝塚のショー作品の中ではかなり特殊な毛色ではあるが)。
個人的には同期で仲睦まじいST☆RISHと、エンターテイナーとしてストイックにパフォーマンスをするQUARTET NIGHT、2つのグループの違いが現れていて、QUARTET NIGHTの独自性を発揮した唯一無二の構成と考えている。
しかし、前作のスターリッシュツアーズ をQUARTET NIGHTで焼き直した映画を期待していたファンにとっては、「自分が見たかったライブではない」と落胆してしまう内容だったのだろう。もっとアイドル本人としてのMCやパフォーマンスを見たかったということだろう。
個々のグループだけでなく、うたプリ全体としてより高みに行くために、焼き直しではなく新たな試みに挑んだことは、むしろ歓迎すべきことではないか。ただ、その試みに推しグループを使われたファンはたまったものではないという気持ちも、理解できなくはない。
ちなみに、CGのクオリティは前作から相当良くなっている。衣装の質感がとてもリアルになった。前作の時点で相当CGは綺麗だったが、たった3年未満でここまでクオリティが上がるのかと、CG技術の発展に目を見張った。
1つ本作に対して言を呈するとすると、カメラワークは前作の方が優れていたと思う。ステージのどこにアイドルがいるか分からない場面が多々ある。前前作、前作と異なり、ステージサイドのモニターを利用したカメラワークが多く、そのモニターに映っているアイドルは視認できるが、実際にステージのどこにいるかが分からない。まだ鑑賞回数が4回と少ないためでもあるが、前作よりはハッと印象に残るカットは少ないように思う。
また、前述の通り基本的に役として話すため、自己紹介らしい自己紹介がない。前作と比較して、初見の人は取っ付きづらいかもしれない。前作ほど新規ファンの流入は望めないと思う。
この2点はアイドルアニメとして致命的とも言えなくはないので、私の中の評価は前作のスターリッシュツアーズ の方が高い。しかし、それは決して本作が駄作ということを意味しない。50点未満は駄作、60点は凡作、80点は良作、90点以上は傑作とするなら、私の評価は前前作のキングダムが70点、前作のスターリッシュツアーズ が90点、本作は75〜80点といったところである。
コールがダサいという意見もあるが、前作の聖川真斗ソロ曲のコールも当初は賛否両論であったので、徐々に受け入れられていくのではないか。個人的には、間違いなくコールはダサいが、こういった狙っていないダサさもうたプリの味と考えている。
最後に、袖が千切れるのはマジでオモロい。
【追記】
公開2週目から内容が追加された。往年のファンにとっては感激に堪えないだろう。ネタバレしないために詳細は伏せるが、初版で記載した「苦言」も、内容の追加により一部解消されている。⭐︎4から4.5に変更した。
ただ、前作スターリッシュツアーズと比較して、新規ファンが取っ付きづらいのは変わらないと考える。何回も見ることで魅力が増す作品。ファンは何回も見に行くことが当たり前になっていて麻痺しているかもしれないが、普通は何度も同じ映画を劇場で見ないのである。前作ほど1回で心を掴むパワーがないように思えるのは、ややウィークポイントと思う。
全くの新規ファンを大量獲得するというよりは、かつてのファンが再びうたプリやQUARTET NIGHTに興味を持つ呼水になることを期待する。
製作陣の自己満
当映画を肯定的に受け止められた方はこのレビューは読まずに、ご自身が抱いた感想を大切になさってください。
マイナスな内容はあまり公にしない方が良いと思っておりますが、製作陣に「これでいい」と思われるのは癪なため、低評価のレビューを残させていただきます。
QUARTET NIGHTと「怪盗」というモチーフは個人的にイメージぴったりで、どんな構成や演出になるんだろうととてもワクワクしていたのに、実際に鑑賞してかなりガッカリしました。
キングダムとスターリッシュツアーズ は「ファンの『見たい』を叶えようと作られたライブ」だと感じましたが、タブナイは「製作陣の『見せたい』を考えて作られたライブ」だなと感じました。
低評価にされている方は皆さん仰っていますが、
・要素が多すぎてごちゃごちゃしている
・意味が分からない
・カルナイ本人によるパフォーマンスがない
・衣装がダサい
・コーレスがダサいし邪魔
と、ライブ鑑賞にあたってノイズが多すぎます。
カルナイは歌と実力で殴ってくるタイプだと思っていたのですが、悪い意味で気になったところが多すぎて歌の記憶がほぼありません。
ユニット曲2つはすごく良かったなと思うのですが、藍とカミュの可愛さ全開の曲を、あの物理的に攻撃力が高そうなトゲトゲ服で歌われるのは耐えられませんでした。
あのトゲは何のためにあるんですか?
「パンフを読んだら意味が分かる」
「複数回見たら良さが分かる」
といった意見を目にしましたが、それは逆に言えば
「パンフを読まないと意味が分からない」
「1回では良さが分からない」
ということですよね。
QUARTET NIGHTはそんな怠慢なライブをするグループではないと思っているので、ずっとモヤモヤしています。
また、ライブで劇中劇をする意味も分かりません。
(「本人達がファンに言えないことを、役を通して歌で伝える」という趣旨があるのは分かっていますが、それは原作にて恋人であるヒロインに対して話すことであって、ファンに伝える必要はなくないか?と思っています)
役として歌っているアイドルに対して本名をコーレスするのも「結局どっち??」となりますし、何がしたいのか本当にわかりません。
せっかく怪盗というモチーフを使うのであれば、MCなどで「君のハートを奪いにきたよん😉」に\キャ〜〜/と沸いたりするのを期待していたのですが、そういった黄色い声をあげるタイミングが皆無でした。
QUARTET NIGHTとして、キングダムやスタツアのような王道ライブをした後に、単独2回目でこのようなライブをするのなら分かるのですが、カルナイ初の単独なのに、いきなりこのような尖った内容なのは不親切すぎるなと思います。(スタッフは「うたプリ」として3作目、という位置付けでこのスタンスにしたそうですが、ファンの心情を微塵も理解していないなと思いました。)
もちろん今回のライブが刺さった方もいらっしゃるとは思うのですが、「キングダムやスタツアのような王道構成をカルナイの色で表現したライブ」の方が、万人に刺さり不満を覚える人は少なかったのではないかと思います。
シンプルに歌とダンスの実力で殴ってくる王者カルナイの単独ライブは存在しなくなってしまったんだなと思うと、寂しい気持ちになりました。
『うた☆プリ』らしいダイナミックな演出の中に込められたファンへの長大な愛の返歌
『TABOO NIGHT XXXX』はほぼ全編が劇中劇として進行する、アイドルのライブツアーとしては攻めた構成の作品である。ライブの醍醐味である双方向コミュニケーションにおいても、アイドルからファンへ語り掛けるのは曲中のコール&レスポンスが主で、MCパートらしいものどころか自己紹介パートすらない。「言葉はいらない 歌があればいい」(QUARTET NIGHT『エボリューション・イヴ』2015年6月リリースより歌詞を抜粋)と長年歌ってきた彼ららしい、いかにも挑戦的な構成だ。しかしこのライブには、長年連れ添ったファンへの惜しみない愛と信頼が隠されている。
劇中劇は、4つの宝石を巡る現在と過去を織り交ぜたストーリー。4つの宝石がひとつになって本来の力を取り戻すまでの軌跡を純粋に楽しむこともできるが、これらのストーリーはQUARTET NIGHTの4人が歩んだ歴史の疑似体験としても読み解くことができる二重構造である。その道でトップクラスの実力を誇るバラバラだった4人が、ファンとの愛と信頼を築き4人であること・4人でなければならないことの意味を再確認する。ソロ曲の役柄の裏側に隠された彼ら自身の過去、そしてそれらを乗り越えた先で示される未来への答え。しかし、作中ではそのような二重底のネタばらしは一切語られない。彼らはアニメの外の世界にいる長年のファンに向けて、言葉はなくとも歌で、パフォーマンスで、必ずこのメッセージが伝わると信じてこのライブを作り上げた。スクリーンの中の観客と、映画館の座席に座る我々と、それぞれ異なる次元にいるファンへ純粋なエンターテインメントショーと深い親愛のメッセージを同時に送る離れ業をやってのけたQUARTET NIGHT『TABOO NIGHT XXXX』、途轍もない作品である。
パフォーマンスは圧巻の一言。『うた☆プリ』らしいぶっ飛んだダイナミックな演出の数々に、ラップや洋楽、シネマティックなエッセンスを盛り込んだ新しく心地よいサウンド、個々の抜群の歌唱力にQUARTET NIGHTの誇る美しい4声ハーモニー。個人的なお気に入りシーンは怪盗4人衆のメドレー。役のコーティングが施されているものの、4人それぞれの個性が最大限に活かされたパフォーマンスはエキサイティングで(特にカミュの登場シーンは最高)、アメコミ調のホログラム挿入や殺陣の要素を取り入れたダンス、メイン歌唱以外のメンバーがコーラスを入れる贅沢なサウンドにも大満足。また3Dモデルの進化もすさまじく、メタリックパーツ、ビジューの輝き、パールやラメの質感の違い、更には布地の材質差まではっきりと感じ取れる。怪盗衣装へのプロジェクションマッピングを用いた動きのある意匠投影もお見事としか言いようがなく、ライブ構成のみならず技術的にも挑戦的な作品となっていたであろうことは想像に難くない。
これまでの、映画の観客をスクリーンの中のライブ会場に引きずり込むような『うた☆プリ』ライブ映画作品とは異なる造りである今作、公開当初賛否がくっきり分かれたのは事実である。が、しかし敢えてこの“映画の外側にいるファンへと語り掛ける禁忌”に挑戦した彼らに、またそういった複雑な造りにしてまで長年のファンへの愛の返歌としてこのライブを作り上げた彼らに、限りない賞賛を送りたい。
公開2週目以降は地域別のMCパートが追加されるとのことで、これらからも進化を続ける予測不能なQUARTET NIGHTのライブツアーからはますます目が離せない。『期間限定』グループであったQUARTET NIGHTのこれまでとこれからがすべて詰まったライブ、そして新たな始まりの旅を見届けたいと思う。
ライブというよりミュージカル的なストーリー
低評価のレビューを見かけて、不安になってしまったので、私はこれはこれでアリだと思うのでレビューあげます。
うたプリもカルナイも大好きで、ムビチケやグッズを買って期待していたので、初回みた時は曲や演出はカッコイイ、そう来たか!良い意味で裏切られた!という驚きと、設定やコールアンドレスポンスは何を言ってるんだ?という困惑でした。パンフレットに公式のコーレス、キャストや制作陣の思いを見るとこういう設定、イメージなんだと納得しました。理解度を深めて見たい方は鑑賞前に通常版のパンフレットを読むことをオススメします。スターリッシュツアーズのような自己紹介が音声ナレーションと途中のテロップでしかなく、知らない人がみたら名前と顔を覚えられなさそうに思います。終始4人は怪盗など登場人物を演じていたので初めて見る人はライブというより、映画やミュージカルを見ている感覚で観れば面白いと思います!通常上映とライブ上映とで2回見ましたが、複数回見ることで細かい演出や仕草に気づけて作品に味わいが出てきます。週ごとにダブルアンコールのMCが変わるなどの変化が出てくるので、一度見て、他の週にももう一度見てみて欲しいです。
今までと同じじゃつまらない人のための尖った作品
この作品「うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX」は「マジLOVEキングダム」「マジLOVEスターリッシュツアーズ」に続くうたプリ劇場版第三作。
今回はうたプリシリーズのメイングループであるST☆RISHではなく、その先輩QUARTET NIGHTの単独ライブであり、「マジLOVE」のタイトルを冠していないところからも本作は前二作とは一線を画す作品になっている。
QUARTET NIGHTはST☆RISHと同じシャイニング事務所に所属する先輩アイドルグループであるが、ST☆RISHと異なり4人中3人は元々アイドルを志していたわけではない。
歌えればどこでも良かった黒崎蘭丸。比喩ではなく歌うために生まれてきてアイドルの他に選択肢を与えられなかった美風藍。別の目的のために都合が良いという理由でアイドルになったカミュ。そして唯一アイドルを目指してシャイニング事務所に入ったものの、過去の不出来事からアイドルでいることに苦しみそれでもアイドルを辞めることができなかった寿嶺二。そんな四人が社長命令で集められ、「いつ辞めてもいい」と半ば投げやりな気持ちで始めた、それがQUARTET NIGHTというグループだ。
それでも声を重ねるうち、共に過ごすうちに、四人にとってQUARTET NIGHTは徐々に特別な、自分たちの居場所になっていく。劇中劇の形を取ることで彼らがQUARTET NIGHTになっていく過程をファンに追体験させる、今作はそんな作りになっている。この流れを理解した上で観ることで、ライブ終盤ようやく聴くことができる奇跡の四重奏に、理屈でなく魂を揺さぶられるはずだ。
テンポの良さとノリで突っ走る、誰にでもわかりやすく作られた優しい作品ではない。昨今は本物のライブに来たような、没入感を売りにした全編ライブ作品も増えてきたが、今作はうたプリが先行して作り出したそのムーブメントを自らぶち壊しに行くような挑戦的な作品である。
ST☆RISHがキラキラと輝く星なら、QUARTET NIGHTはバチバチと輝く稲妻だ。アイドルを夢見なかった彼らが作り出す最高のアイドルとしてのライブステージ、それがTABOO NIGHT XXXXである。
もし少しでもこの作品に惹かれるものを感じるならば、ここにしかない唯一無二の輝きを、刮目して味わっていただきたい。
映画は1回しか観ません
私は何回か観る予定ではありますが、基本映画は1回しか観ない人が多いと思います。(こういった作品の場合はリピーターが多いとは思いますが)
ですので、1回しか観ていない人の感想は当てにしなくていいだのスルメだの言ってる人は甘えてると思います。
曲もビジュもよかったからこそ、1回観ただけで満足させてくれる映画を期待していました。
パンフを読み込んだり背景を汲み取ってまで持ち上げる必要はあるでしょうか?
2週目からの追加も、最初からしていればいいのに。
声優ライブの重圧
正直期待外れでした。
しかし、個人的には曲はいい、衣装も巷で酷評されているほど悪くないと感じたのになんでだろう?と思った時にそれは「ライブとしての期待値が高まりすぎていた」せいではないかと思い当たりました。
前作にあたる「マジLOVE スターリッシュツアーズ」公開の時点で、ST☆RISHには声優ライブとしてのグループ単独ライブは存在せず(ファンミーティングとしてのグループ単独イベントはありました)ST☆RISHファンの中では「いつかST☆RISHの単独ライブを!」というのが悲願でした。
そこに満を持して公開された前作は「これが私たちが見たかったライブなのか!」と喜ぶ要素が満載だったように思います。
かたやQUARTET NIGHTは、劇場版の第1作である「マジLOVE キングダム」以前に声優ライブとしてのグループ単独ライブを既に2回開催しています。
そちらを体験しているファンは、当然ながらより以上の内容を求めてしまってもしょうがないのではないでしょうか?
今作には劇場版前作とともに、先行して開催された声優グループ単独ライブが重くのしかかっているような気がします…
マジLOVEスターリッシュツアーズ公開後に、念願のST☆RISH単独ライブは開催されました。
今作ものちに内容を踏まえた声優ライブが開催される可能性は高いと思います。
その時に「やっぱり声優ライブの方がよかった」ということにだけはならないで欲しいと切に願います。
先輩ユニットとしての姿を見たかった
QUARTET★NIGHTがゲームにてチーム結成をしてQUARTET NIGHTを歌唱するところから知っており、常に後輩に先輩ユニットとしての後ろ姿をST☆RISHに見せていた存在でもあると私は思っていました。ST☆RISHもその姿を見て負けないぐらいの歌や演出でお互いを高めあっていると私は思っていました。
そういう関係性なので今回の映画とても楽しみで、同じく結成の時から知っている友人3人と一緒に最初はしっかり目に焼き付けようと、通常上映を見に行きました。ですがみんな出てきた時には不完全燃焼と言った感じでした。その後の喫茶店では少し愚痴っぽくなってしまうからという理由で映画の話は一切出てこず、違う話をして盛り上がりました。
応援上映にも行ってみようと2回目は最近うたプリが好きになった子を誘っていきました。ペンライトを降ってコーレスをすると少し楽しいなと思えるようになりました。
ここから本作のネタバレになりますが
2回目を見て
怪盗➝宝石の過去➝国王➝アンコール
仕立てのミュージカル映画なんだなと分かりましたが、国王を演じている時、国王を演じてるのか、QUARTET★NIGHTとしてのLIVEをしているのかすごくあやふやになっているところがありそれが気になりました。国王設定なのであればそれを貫いて欲しかったし、QUARTET★NIGHTとしてLIVEをするのであれば最初からLIVEをちゃんとして欲しかったと思いました。
正直、スターリッシュツアーズとキングダムが私の望むうたプリとしてのLIVE映画だったので今回のミュージカル仕立てはあまりリピートはしないかな…と思っております。
ミュージカル仕立てにした事により、4人の絆をあまり感じられず、ファンに向けるファンサや自分の挨拶が無いのもモヤモヤしました…あと衣装が圧倒的にダサいのと国王の衣装のコンセプトが全く分からない、なぜ袖をとる演出があるのか、必要だったのか?と思いました。コーレスに自分たちの過去の曲の一部を入れる意味も全く分かりませんでした。
先輩だから期待値もすごく上がっていたのも良くないことは分かっているのですが、もう少しまとまりのあるものにして欲しかったです。特典は欲しいので、特典だけに通う予定にはしています。
声優さん、音楽、3Dの動きのクオリティーどれも素敵で最高なのに軸になるものがブレてると残念に思えてしまうのが本当に勿体ないです…
パンフレットを読み込んで、何度も見に行けば伝えたいことが分かってくる。という口コミを見ましたが、私は映画を見てからパンフレットを購入するので、映画を見て豪華版を買おうという気持ちにはなりませんでしたし、面白い作品には10回以上は通いますが、今回は2回見ただけで何回もみに行きたい!とは思えませんでした。
正直見て悲しい気持ちにもなりました。
まとまってない文章ではありますがこれが私の思ったことです。この映画が本当に好きな方には申し訳ありませんが、書かずにはいられませんでした…長年追ってきた身としては非常に残念ですし、胸の中には悲しさしか残りませんでした…
期待値粉砕
(1週目の感想)
前回の楽しむ映画のつもりで行くと期待値が粉砕されます。
特にライブ上映が苦手な層で通常でじっくり観たい派には苦行でした。
無理やり繋げたミュージカル仕立ての劇中劇に終始ポカーン。
舞台演出は非現実的なのに衣装チェンジは妙に現実的。
ファンサ的な演出は前回と違ってアンコール付近まであまり無いので没入感が薄いのに、劇中の録音されたファンの声や姿、コーレスが妙に五月蝿く耳につきひたすら置いてきぼりをくらいます。
(前回はメンバーがバックに映りこむ時にファンにお手振りとかしている細かい演出とか結構あったんですがね)
自分でペンラ振って声だしして参加してる感で楽しめる方や、隅々まで読み込む方にはスルメ映画になるらしいです。
カルナイ前知識無しの新規の友人はとても誘いずらいコアな方向けの作品に仕上がってます。
今後は特典商法が始まるのでしょうが正直前回ほど通わない気がします。
『追記』
2週目アンコール増えたとの事で鑑賞してきました。
一言で言えば何故2週目版を初日に公開しなかったのか? これにつきます。
今回の内容で公開していればここまで賛否両論にならなかったはず。
初回公開ぶった切り版でのファンに、察して、読み取って、パンフ読み込んでの手法はファンに甘えすぎです。
話題性を作りたかったのかもしれませんが、初回でマイナス感情を持たす様な演出は必要だったのか甚だ疑問です。
1回目で倦厭してしまった方が2回目に行くがどうかはファンかどうかだと思いますので、新規取り込み枠の機会を失ったのはマイナスではないでしょうか?
尚、2回観てもカメラワークはしっくり来ませんでした。
ステージを移動する引きの細かい映像があまりなく顔アップ多めなので、今どこのステージにいるの?どこからどう行ったの?瞬間移動した?
って混乱はずっと無くなりませんでした。
新たな挑戦
劇場版 マジLOVEキングダム スターリッシュツアーズ両方鑑賞した上での意見になります。
どの作品とも似つかない異色の作品であると感じました。
ただそれはQUARTET NIGHT彼らが作り出す物、だからだと思います。
どんなことにも最前線で様々なことに挑むのがQUARTET NIGHT、なのだと思わせてくれる作品でした。
確かに新規向けではないかもしれません。それでも彼らが届けたい音楽、はここにあると痛感します。
原作の乙女ゲームをプレイしていただければ中身やこめられた願いがわかるかと存じます。
ぜひプレイ後に劇場に足を運んでいただければ幸いです
期待とは違ったかな…
ライブというより、劇団•ミュージカル時立て、
前作のツアーズやライブぶっ続けじゃない。作り込まれた演出、配役で進行していく。
ただこの作り込まれた設定がややこしく詰め込まれ過ぎていた気がする。
既存のファンやカルナイ推しは肯定的な意見が多いと思うし、リピートされる方もいると思いますが、新規のファン層は見ても理解できず置いていかれる。
個人的な感想としてまとめ
◎良いところ
曲全て素晴らしい。表情やモーションのクオリティーが上がって生き生き動いている。コンサートとしての舞台装置が奥行きや高さが感じられる立体的な演出。
×良くなかったところ
衣装が本当にダサい。最初の怪盗衣装以外好きじゃない。色味の奇抜さや合わせ方が変に目立って気になる。最後の衣装など形が同じロングコートで色が変わるだけ衣装でキャラに合わせた個性がない。演出の為の語りや世界観の設定がメインになりすぎて、肝心の曲がフルじゃなくて短く感じる。
以下ガッツリネタバレストーリー
冒頭はカルナイ四人それぞれ自分の色の宝石を怪盗として予告状を出し、奪いにいく
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4人が集合しドローンで宝石回収して一つの黄金のクリスタルになる
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暗転後それぞれの宝石たちの過去生い立ちストーリーを演じるソロ曲
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カルテットナイト王国が出来て玉座に四人のそれぞれ領地の王が座る
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一つになった黄金の宝石の力を引き出すには愛の歌のパワーが必要。嶺二&蘭丸(盛り上がりカッコいい系)藍&カミュ(愛嬌、可愛い系)の2人1組のユニット曲を2曲やる
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4人で力を合わせTABOO NIGHT XXXXを歌う。クリスタルの力が解放されて小型のステッキになり、銀色の衣装の色がそれぞれのメンバーカラーになる
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更に限界のその先へJINN-Ω-RAY -を続けて歌う
当然衣装がノースリーブになり二の腕にタトゥーが刻まれる
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それぞれのコンサートやファンに対する思いを伝えて感謝の気持ちを込めてエンディング曲へ
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エンディング 舞台裏やスターリッシュ、ヘブンズ達も来た様子が流れる
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アンコール コンサートTを着てトロッコで会場を回りながら合唱
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ダブルアンコール 音声のみ、今回講演はどうだった?等のメンバー達との掛け合い。おそらくこの部分の内容は毎週変わると思われる。
最後に。
スタリ2作の差別化をしたかったのは分かる。劇団シャイニング的なガッツリとしたコンセプトコンサートより、MCは最初と最後くらいでノンストップでコンサートを見たかった。(ノンストップ歌の中で演出として怪盗とかなら分かるが。)
ヘブンズならまだそこまで印象の強さや世界観が定まり切ってないので、コンセプト系は行けたと思う。
本来であれば舞台裏の届けたい音楽を話し合ったり練習したりするメンバー様子や物語を得て、このコンサートをやったよって過程を飛ばして劇団四季のようなミュージカルだけ見せられた印象。せめて1時間スペシャルアニメで声優のインタビューなど含めて前日談としてあったら、まだより深く楽しめたと思う。
正直台詞単体で愛を囁くのみ、所々出る決めポーズ?が人によっては共感性羞恥を感じたり、クサいダサさがあり正直盲目ファン以外厳しい。既存のファンはクスッと笑える要素でツッこむか、呆れて引くかのどちらかかも。
先輩達が出てきた当初、人気がすごくてスタリを超えてしまう勢いで高貴で大人でセクシーな所が憧れでカッコよかった。今回の映画は自分にとっては期待外れでした。
ただ今回が売れないと今後のうたプリコンテンツに影響が出てしまうのが一番の懸念であるし、そろそろ時代の流れと共にうたプリらしさ以上に、ライバルの競合他社のアニメ3D映画に食われるので運営はただ時間をかけてやりたいことを詰め込むのではなく、ちゃんとファンの声や元のゲームや本来のライブパフォーマンスを取り戻して欲しい。
共感性羞恥
恥ずかしい
って何回も思ってしまった。
高熱の時に見た悪夢みたい。
ネガティブでフィーリング感想なので、いい映画だった!って思う方はは読まないほうがいいです。
♢
♢
私はもう10年以上、大人でかっこいいカルナイが好きで、今回の映画も楽しみにしていたし、きっとキングダムとスタツアを超えたすごいライブが見られるんだと思っていた。
映画が始まってすぐ、そんなふうに感じたくないのに、恥ずかしいって気持ちでいっぱいになった。
観てる間、かっこいいんだって何回も言い聞かせようとした。いいところを見つけようとして頑張った。私はカルナイが好きだから、うたプリが好きだから肯定できると思ったし、しなきゃいけないと思った。
アイドルの顔はいい。曲も多分いい。
でも他が全部私には無理だった。
謎の世界観設定とか、衣装とか、理解ができなかった。
なんだろうこの既視感…ってずっと考えてたけど、学生の時に演劇部がやってた中二病全開の劇でしたね。
最初から観る人に伝えようとしてにない、自分たちのやりたいことをやりたいようにしてる自己満足。
伝わる人にだけ伝わればいい、みたいな。
好みの問題だって書いてる人が結構いるし、私もそうだと思う。
きっと共感性羞恥が発動してしまうくらい、私の全然好みじゃなかったというだけ。
うたプリには変な設定とか、ダサい演出とか、元々あったと思う。今までのアニメシリーズにもキングダムにもスタツアにも『これはダサくてちょっと恥ずかしいな…』って思うシーンはあった。
でも今回はずっと恥ずかしかった。
前作みたいに、うたプリを全然知らない人にオススメはできないし、オススメしたいとも思えないし、正直『これが好きなんだ』って思われるのがしんどい。
肯定的な感想を書いてる方々のように、この良さがわかるファンでいたかった。
楽しみたかった。
きっと『分からないなら観なくていいよ』ってことなんだよね。
私がうたプリの対象ではなくなってしまっただけ。遂に置いて行かれてしまった。
そろそろ卒業なんだな、と思った。
♢
♢
2週目〜のWアンコールありver.を観て
絶対これ最初からあったほうがよかったと思う。
私はカルナイがカルナイとして、ライブしてるところが見たかったんだなってすごく思った。
そもそも最初から、怪盗とか道化とか宝石商とか統治者になりきってるカルナイじゃなくて、アイドルのカルナイを観に行ったんだよね。
アンコールの「こういう想いでライブ作ったよ」って話があってやっと「カルナイがアイドルとして作り上げたコンセプトライブを観たんだな」って納得できた。好みではないけど
全然好みじゃない。
なんなら新しい曲も要らないから、今までのカルナイの素晴らしい曲を普通にライブとして歌ってるのが観たかったなぁー
ずっと待っていた
一年以上心待ちにしていた映画で期待していた。公開当日初めて見た時は確かに目が追いつかないし内容についてもインパクトが強すぎて呆気にとられていた。
しかしシリーズ前作のスタツアが上映されている時は、ファンの皆さんが細部までよく観察して楽しんでいたのを覚えていたため再度鑑賞。
すると1度目より内容がするすると頭に入ってきて、画面端でのキャラクターの表情の変化や些細な行動が目に入るようになり楽しかった。
何度も見返す度に新しい発見がありそれをSNSで発言し合うことで、次はそこに注目しよう、と見返す際の楽しみを見出すことができてワクワクした。
この作品は最初に批判的な意見が多くSNSにあったため、暗い気持ちに引きずられて否定的な意見を出したくなるのはよく分かる。
しかし、今から興味を持って劇場へ足を運ぶ方はそのレビューを閉じ、まっさらな気持ちで一度鑑賞してほしいと思う。
映画館で体験できて良かった
見れば見るほど面白い!
ファンには最高、新規は困惑
カルナイファン映画としては新しい試みで色々考察が捗り楽しめるものだと思います。何回か見て違う角度から色々見れます。でもキングダムとスタツアしか知らないまたは今回初めてきたかたはわからないものだと思いました。大事なキャラクターの名前も性格もわからない。色々な情報が出過ぎでまとまらない。せっかくカルナイ単独だったので新しいお客さん取り込めたら嬉しかったです。
TABOOなんてない
残念ながら類似の他作品に埋もれている
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