「次回以降は永岡監督の起用希望」劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX いわしさんの映画レビュー(感想・評価)
次回以降は永岡監督の起用希望
ずっと楽しみにしており、公開日には有休をとって見に行きました。
まずいい点から列挙します。
① 歌
② CG
③ カルナイ
④ アンコMCのバリエーション
①どの曲も素晴らしく、特に「ゴッラブ」はお気に入りです。
カルナイ4人のハーモニーも最高で、何度でも聴きたくなります。
②CGは前作よりより滑らかに自然になったと感じました。服の質感等すごく素晴らしいです。
④アンコールMCのパターンが複数用意されていたのはリピートするモチベーションになります。
逆に悪い点も以下に挙げます。
① 衣装
② カメラワーク
③ファンサの少なさ
④演出
①衣装があまりにもダサいです。曲にもキャラクターにもマッチしておらず、カルナイの良さを潰しているように感じます。唯一まともなのは嶺二ソロ曲の衣装です。
②カメラワークにも良さを感じませんでした。部分をズームして写すので、全体像が分からず、今どこで何が起こっているか把握できません。
③スタツアと比較しても、今回はファンサが少なく、『自分も会場にいるんだ』という没入感が得られませんでした。
④OPであれだけ怪盗の紹介に尺を使っておきながら、本編ではすぐに退場してしまい、拍子抜けでした。むしろ全編怪盗モノにした方が良かったのでは…?
「いわくつきの宝石の過去」については説明不足のため意味不明です。
また、「カルナイエンパイア」も終始意味が掴めません。
演出全体が非常に派手で、視覚的に疲れてしまう場面も多かったです。
もう少し抑えた演出の方が、キャラクターの魅力や歌の良さが引き立つのではないかと思います。
そして、なにより全編に渡って『トンチキ』が過ぎます。
初回はトンチキすぎて話が頭に入ってこず、カルナイの良さより「???」という感情が勝ちました。それでも4回ほど観に行き、ようやくトンチキやダサい演出、衣装に慣れてきたところに、2週目で袖が落ちるシーンの追加映像があり唖然。
感動的なセリフの直後に唐突に挿入されたそのシーンにより、感動が冷め、むしろ怒りがこみ上げました。
「うたプリ=トンチキ」は理解していますが、過剰です。ファンを馬鹿にしているようにすら感じられ、とても不快でした。
アンコール以降はダサい衣装もなくなり、トンチキも減り、カルナイとしてライブをしてくれるので、安心してみていられます。
もし次回作があるのであれば、永岡監督をぜひ起用していただきたいです。
願わくば、永岡監督による「カルナイ単独映画」を一から観てみたいです。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。