「新たな到達点を共に見て、その先へ」劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX えりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0新たな到達点を共に見て、その先へ

2025年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

QUARTET NIGHTの彼らが、私たちを信じてくれて、その先で魅せたかったものを、
私たち受け手がどのように感じ取れるかによって、感想が変わってくるように感じました。

キングダムや前作スタツアのような作品が観たかったという方がいるのも分かります。
セリフ感のない等身大の彼らのライブが見たかった、新規が参入しにくい等、辛口な意見もあることでしょう。
ですが、あえて筋書きのあるライブにしてこそ、彼らは自由に表現できたのだと思います。
自由に表現できるからこそ、TABOOを越え、本当の意味で私たちとひとつになれたのだと。
表面だけじゃない、彼らの内面のひとつを、アイドルとして演技としてではないと伝えられない一面を、表現の一つとして伝えてくれたことが、私は嬉しかったです。

批判も覚悟のもと、ナイトとして新しい道を切り開き、私たちを信じて魅せてくれたライブ。
私は到達点のその先を夢見て、涙が止まりませんでした。

顔は当然にかっこよく美しい、身体の厚みや表情の細かさも、次観るときにはまた違って見えたりもします。

原作をプレイしているかどうかによっても感じ方が違うでしょうし、むしろ全く知らない人の方が純粋にエンターテイメントとして楽しめると思います。
"ST☆RISHのような"ライブを期待すること自体が、QUARTET NIGHTに失礼なのだと思いましたし、彼らには彼らの進むべき道やアイドル像があるので、同じような作品が出来上がるはずがないんですよね。
私は大好きな作品です。これからも通い続けます。

※初週の感想なので、全国ツアーを通して内容が変わり、さらに進化した彼らを観たら、もっと高評価にしたくなると思います。現時点で最高評価ですが…(笑)

えり
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。