「彼ららしい素晴らしいステージ」劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX ぱさんの映画レビュー(感想・評価)
彼ららしい素晴らしいステージ
ネタバレが多少含まれると思いますので、ご注意ください。
今回の作品は「新たなる到達点」というテーマが元となり、怪盗として名高いとされるQUARTET NIGHTのメンバーが、国の安寧の為宝石を取り戻すべく旅をしている設定です。
「マジLOVEキングダム」や「スタツア」とはまた違い、劇中劇などが繰り広げられストーリー性が感じられる内容となっています。
中には批判的なレビューも見かけますが、個人的には大満足でした。
STARISHのようなメンバー同士の絆が全面に出ている演出は少ないものの、結成してから仲の悪かった4人がようやっと掴んだ絆を見れる場面が垣間見えるところが素敵です。
演出の点で言えば、現実では出来ないような特殊な演出で見ていて思わず「おぉ」と声が出ます。
まさに新たなる到達点、アニメでも描写されている通り、先を行く彼ららしい素晴らしいステージでした。
アンコールのステージではメンバー同士がじゃれ合う姿や、寿がイヤモニを外しマイクに通さずメンバーだけに「この4人でよかった」と伝えるシーンは涙脆い方は泣いてしまう可能性がある為、ハンカチ必須です。
従来のうたプリ映画とはまた一風変わったスタイルのステージで、笑いあり涙ありで楽しめました。
1回の鑑賞でも十分に理解出来るステージだと思います。
うたプリを知ったばかりで事前情報が足りず楽しめない等あると思いますので、全力で楽しみたい方は事前履修をオススメします。
私はこの10年QUARTET NIGHTを追いかけてきて、彼らのライブに参戦することが出来たことがとても幸せでした。
都合上今回1度のみの参戦でしたが、時間があれば何度でも参戦したいと思えました。
最後に、何度も言うようですが事前履修をオススメします。
今回は新規をかき入れる為というよりはメンバーそれぞれの過去や苦難をわかりながらも長年応援してくれていたファンへのライブというのが目的だと感じるからです。
そして怪盗という設定でストーリー性がある為全てを理解しようと努めている方もいらっしゃいますが、理解は必要ありません。
現実のアイドルでもこのようなステージは多々存在しますが、コーレスは勿論メンバーの名前を叫んでいます。
ファンサに関しても端々で手を振ってくれたり、声を出すよう煽ってくれたり等ありますので少ないということはありません。
従来のアイドルらしさではなく、QUARTET NIGHTらしいライブを、皆さんも是非劇場でお楽しみください。
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