「マザコンヒーロー?」SALAAR サラール ぱおうさんの映画レビュー(感想・評価)
マザコンヒーロー?
バーフバリは絶賛しましたが、今回は現代の話ですので、主人公の人間離れした強さ以外にファンタジックな要素はなし。恋愛要素もない乾いた展開です。
重武装のチンピラ集団に徒手空拳の一匹狼が挑んで叩きのめすのはマッドマックス(というより北斗の拳)を想起しますし、主人公が母親には頭が上がらない風なのはデューンみたい。バーフバリでも母親は絶対的に描かれていましたが、あれはインド社会の風習なのでしょうか。
長尺の割に、最後まで観ても人間関係をはじめとする設定がすっきり理解出来なかったのは、日本人の私には登場人物の判別が難しいせいかとも思いましたが、泥臭い(?)バトルアクションの連続は、どこかレトロな雰囲気さえ漂って、3時間近くを楽しく過ごせました。
バーフバリと比べると、画面に華やかさがないのは物足りないですが、これはこれで楽しめました。
まだまだ先が長い話のようですが、続編が出たら、またダラダラ楽しませて貰おうと思います。
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