劇場公開日 2024年7月5日

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「そして続編へ」SALAAR サラール むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そして続編へ

2024年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

少年期の話からいきなり現在へとひとっ飛び。「何故そうなったか」が明かされないまま話が始まる。
なかなか話が読めない中、想像を膨らませ後の展開に期待すること約1時間。ここでいよいよ第一章の幕開け。長い序章だ。それでも飽きさせないのは、映像の力。プロモーションビデオを見ているようなカメラワークやスローモーション、光に音、主人公たちの魅力。
話は過去に遡り「何故そうなったか」が少しづつ解き明かされていく。ただ登場人物が多く顔や名前の整理が付きにくいため、ストーリーを追うには難易度が高い。多数のグループが群雄割拠よろしく入り乱れとスケールも大きい。
他のインド映画にありがちな歌や踊りがなく、単純明快な展開でもない。それでもあっという間の3時間。さあこれからと言う所で第二章の幕開け!と思いきや続きは次回作への持ち越しとなる。
いやいやまだあと3時間は見ていられますよ〜ここでストップなんて殺生な。願い虚しくエンドテロップ流れ行く。聞いてないって!
この映画下調べせずに飛びついたので後の祭り。続編はまだインドで公開されていない(2025年秋頃公開予定)ので結末を見るには当分先になる。その頃には内容すっかり忘れているだろうな。(涙)

むっしゅ