COUNT ME IN 魂のリズムのレビュー・感想・評価
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女がドラム? という言葉には演奏で黙らせた
ロック・ドラマーの系譜を辿るという視点が新鮮なドキュメンタリーです。要所要所でのニコ・マクブレイン(アイアンメイデン)の言葉が楽しく、「なるほどな」とも感じます。女性ドラマーも多く登場し、「女がドラム? という言葉には演奏で黙らせた」と語るサマンサ・マロニー(モトリー・クルー)の言葉が痛快です。また、彼女の立ち姿がカッコいいんだぁ。
更に、噂に聞いていましたが、キース・ムーン(The WHO)の狂いっぷりに唖然とすると共に、こりゃあ長生き出来ないよなと納得した次第。
ロック・ドラマーの源流にあるに違いないジャズ・ドラマーの系譜も作品化してほしいなぁ。
ドラマー必見!
ドラマーは見ましょう。いや、見ろ(命令形)ドキュメンタリーなんで説明は不要でしょう。ロジャーテイラーとスチュアートコープランドがイケジジ過ぎです。70年代のドラマーに多くを学んだ世代と今の若いドラマー、何か違うんだよな〜と感じてた理由をイアンペイスが教えてくれました。ちなみに私は父がスウィング好きだったので最初にその名を認知したドラマーはジンクルーパーでした。
【追記】
鑑賞後帰宅して、寝る前にYouTubeに上がってるCREAMのライブを何曲か見ました。ジンジャーベイカー、音は聴いてるしもちろん好きなドラマーの1人ですが、改めて映像を見たくなったんですよね。
大王降臨
ジェームズ・ブラウンの言葉。
全ての楽器はドラムだ。
ギター、トランペット、
キーボード、その他すべて。
何故なら、
観客のハートを打ち鳴らすのがドラムだ。
心臓の鼓動こそ音楽の始まり、
ビートの根源、
だから全員ドラムを叩いているように演奏しろ!
だそうだ。
本作に出てくる人たちは、
その逆だ。
ドラムでメロディも奏でる、
ソロもすごい、
シャウトもする、
静かに語ることもできる、
扇の要、
というか、
ロックの要だ。
キース・ムーン大王、
ジンジャー・ベイカー博士、
ボンゾ皇帝も、
降臨されてまするで奉り候・・・最大級に敬う言葉が見つからない、、。
男はもてたいからギターをするが
女はドラムが好きだから叩く
という言葉が印象に残りました。
スチュワート・コープランドやリンゴ・スター、ジョン・ボーナムなどのメジャー中のメジャーの方々はわかりましたが、8割方の方々は、知らない人でした。でも、みんなドラムが好きなのがわかって、ライブシーンも多く、楽しむことができました。
ジェス・ボーウェンさんは知り合いの人にそっくりでビックリしました。
英国制作なので英国寄り
楽器切りの音楽ドキュメンタリーってめずらしい。大御所、中堅、若手と次々にドラマーたちが登場してドラム愛を語る作品。
上映時間わずか85分を短いタームで章立てしいるので飽きないし、ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーの60年代英御三家から始まって、ハードロック、プログレ、パンク、メタル、グランジ、ミクスチャー等々…とゆるめの時系列でバンドやドラマーが紹介されるのでわかりやすい。キース・ムーンだけは多少、尺を取ってキャラを観せていて、ほかは表面を掬い取ってる感じだが(ヒューマン・リーグの電子ドラムの話は必要あんの?)、しっかり紹介し出したら何時間あっても足りないだろうし、自分の音楽嗜好のかなり真ん中に刺さってきてることもあり曲に合わせて手足を動かしたくなる衝動に駆られた(周りがいい迷惑)。
最後に何人かのドラマーたちが集まってのドラム・セッションがあるのだが、いまいち盛り上がらないこともあり、日本語サブタイの「魂のリズム」はやや大袈裟な気が…。「ドラムだいすき!」ってぐらいか。
飾りじゃないよのドラムは
ここに出てくるドラマーたちは色々な年代でバックボーンもそれぞれだが、リズムによるコミュニケーションの表現者としての喜びや憧れたドラマーをそれぞれ語ってくれる。
往年のロックドラマーや新しいパンクバンドやラップミュージックのドラマーたちがリスペクトする大物たちの名前を聞くと、へぇ~となる。
60年後半から70年代前半のロックの洗礼を受けた年代としては、いまや長老となったイアン・ペイスと32才であの世に行ったジョン・ボーナムは双璧だ。
ジョン・ボーナムのグルーブ感が出せるとめっちゃキモチいい。ボンゾといえば、LOUDNESSの樋口宗孝は50歳目前で他界。
確かにブルースロックをイギリスから逆輸入されたアメリカのミュージシャンからすると、クリームの変人ジンジャー・ベイカーはジャズドラムの要素が濃い教祖だけれども、彼のスタイルの完コピは難しくて、しかも、あまりノレないので結構辛い。クリーム解散後ジンジャー・ベイカーはアフリカン・ミュージックに向かって行く。
ザ·フーのキース·ムーンの歌うようなエモーショナルなパフォーマンスはややもすればバンドメンバーから敬遠されがちだが、それを受け入れるメンバーに恵まれた。私は昭和の歌謡曲の編曲にあるようなエモーショナルなドラムが結構好き。
バンドはライブ。
かっこいいフィルインやグルーブはロックには欠かせない。
ドラマーがしっかりしていないバンドは続かない。個性的なドラマーの存在はロックバンドにとって大きな推進力。ロックバンドの多くは様々ないざこざにより常に崩壊·解散の危険性を孕んでいる。ドラマーのキャラクターや懐の深さがバンドの命綱になるのは本当にその通り。その一方でエキセントリック過ぎる伝説のドラマーは早死傾向にある。そんなハチャメチャで豪快なドラマーたちの中で、私が選ぶ3巨塔はジョン・ボーナム、キースムーン、コージー·パウエル。27才でこの世を去ったロックスターはジミヘンを筆頭に有名どころが目白押しだが、ドラマーの早逝伝説は32歳。コージーパウエルは50歳だったが、一時期プロレーサーでもあった彼はアウトバーンで泥酔してスポーツカーを運転中、ガールフレンドと携帯電話していて中央分離帯に突っ込んで事故死。ダブルバスドラのスビードもすごかったが、速さの王様だった彼にはは本望だったに違いない。
ドラマーの厄年は32歳の次は50歳前後。男更年期を乗り切るのが難しいのかも。
イアン・ペイスはほんとに長生き。真面目なんだね。ちなみにイアン・ペイスに憧れて、PearlとZildjianのシンバルを揃えていました。車は中古だったから車の3倍以上ドラムに使った。
ドラム·ドクターのロス·ガーフィールドの広大な倉庫に行ってみたい。
現役女性ドラマーが4人出演するが、みんな本当にかっこいい。プレイではシンディ·ブラックマン·サンタナがダントツにクールだったが、サマンサ·マロニーがモトリー・クルーのツアーにランディ·カスティロのかわりに丸1年参加した話はとてもムネアツ。
どなたか破天荒ドラマー列伝の映画を作ってくれないかなぁ~ 人材の宝庫だもんね。
ドラム、ドラマー好き、集まれー!
打楽器は人類最古の楽器と言われてる
そうで・・・うん、納得。って気持ちに
なります。
打楽器って人間の本能や心と直結できる
楽器なんじゃないかなぁ?なんて思える
ほどに出演ミュージシャンたちが語る
ドラムへの想い、情熱がくっきりと見える
作品です。特に演奏しているシーンは
エモーショナルです。
あくまで個人の感想(偏見かな?w)ですが、
ボーカリスト、ギタリストって同業種と
張り合うイメージがあるんですが、
本作で見られる共演中のドラマーたちは
魂の理解者同志って感じで、いい雰囲気
なんですよね。一緒に叩きまくろうぜ!
はじけていこーぜー!ってな感じで。
バンドでもドラマーに脚光が集まることは
なかなかなく、地味な位置づけ(めちゃくちゃ
重要なパートなんですが、ベースと共に)が
ゆえに派手な印象はもてません。
ドラムソロってまぁ、地味ですもんねww
それと、これまた偏見ですが、ドラマーは
バンドマンの中でも落ち着いている常識人の
方々が多いような気がします。
エキセントリック系だと、屋台骨は支えられない?
だからでしょうか、突飛なエピソードは無し。
退屈を感じてしまうかもしれません。
(面白いですけどね!)
僕としてはドラマーの技術的な面
(ドラマーごとの演奏者としての個性)も
掘り下げてほしかったし、彼らのドラムに
対する想いがPLAYにどう反映されているのか?
バンドメンバーからどう思われているか?
なんてところにも踏み込んでほしかったですね。
いくつか驚きもあり、楽しく見れた。
まず、この人生きてたんだwっていう、有名バンドのドラマーが出てきたことに驚き、
マシンドラムが登場した時代のドラマー危機と(マシンすごい!)、けれども
やっぱり絶対人間じゃないと味気ない!っていうことも改めて気づき、
モトリークルーのコンサートに女性ドラマーが出てた?!ってことにもびっくりした。
会場オーディエンスの様子が想像できる・・・
今どきyoutubeでカリスマドラマーの演奏動画なども見れるが、
同じものをストーリーの流れの中で見て(キースの映像)、彼の特異さや存在感にも驚き、
それって、ドラマーたちにとってはもっと驚きだったのだろうなと思った。
ドラマー同士が、凄いドラマーに憧れて、そして自分もドラム叩くのが好きで好きでたまらなくて、叩き続けているっていうのがよく伝わってくる映画。
ドラムをたたく場面は少ないけれど、ビジュアル的にも十分、カッコいい!
色々作りが浅いドキュメンタリーだけれど、盛り過ぎても詳しすぎてもわけわかんなくなるだろうから、これくらいでちょうどいいのかも?(自分は詳しくないけれど、もうちょっと、内容深くてもいいかな、もうちょっと有名人のエピソード欲しかったなとも思ったが。)
なんか思ってたのとちがってたなあ
2024年劇場鑑賞74本目。
人生の映画ベスト10に入れようかどうか迷う一本に「セッション」があるくらいなので、さぞ超絶技巧のドラムが聴けるのかなと期待していたのですが、インタビュー多いな!途中途中おっ!と思うシーンもあったのですが基本退屈なのは自分がリンゴ・スター以外一人も知らなかったからでしょうね。しかしリンゴ・スターの評価こんなに高価かったんですね。
ドラムへの関心を高める - 映画「COUNT ME IN 魂のリズム」
# 映画館で観た感想
この映画を見ることでドラムのことが好きになれそうで良かった。
今後、音楽を聴くときにドラムへの関心が少し高まりそうな気がする。
# ドラムは原始の楽器
ドラムはとりあえず誰でもすぐにできる。ただ単に叩けば良い。そこが他の楽器とは違う。
自分のエネルギーや感情をぶつける先としてのドラム。
自分も一時期ゲームセンターの音ゲー「ドラムマニア」にハマってた時期があるので、その楽しさは少しだけ分かるような気がする。
# すごさの分かるドラマー、分からないドラマー
自分にドラマーの良さの違いが分かるかというと、この番組を見てもよく分からないものもある。もちろん皆プロフェッショナルで敏腕なのだが、
本当に自分の耳で聞き分けて「すごい」と思えるかというと自信がない。
ビートルズのリンゴスターは分かる気がする。
ローリングストーンズのチャーリーワッツも分かる気。自分はローリングストーンズのファンなので。
ザ・フーのキースムーンはこの番組で紹介されていて初めてはっきり意識したけど「ドラムで物語を表現できる」と言われると、確かにそうだと思った。今まではザ・フーの曲自体が物語的だと思っていたけど、ドラムを注目してる見てもそうなのだ。
レッドツェペリンのジョンボーナムのすごさは分からない。たしか歴代トップドラマーぐらいの位置付けだったと思うし、演奏を見れば何やらすごそうな迫力は分かるのだが、自分の感覚ですごさが分かっているかというと違う。
思うに少なくとも自分が聴き慣れている音楽でないとドラムのすごさも分からないのだと思う。
# ドラムソロ
本作では多くのドラムソロ映像が流れるが、正直自分の場合はドラムソロを面白いと思ったことはない。すぐ変拍子を入れ込むし。
ドラムはやはり他の楽器と組み合わせてこそ面白い楽器だと思う。
# 量産音楽ドキュメンタリー
何と呼ぶのかよく分からないが、フォーマットはよくあるタイプの海外音楽番組だ。
映画のビジュアルだけはいかにも高級映画なのだけど、中身は違う。
偉大なアーティストたちのインタビューの合間に音楽映像などが挟まれて、90分ほどで音楽の1ジャンルについて詳しくなれるのだ。
しかしこのフォーマットの番組は本当に量産されていて、さすがに驚きがない。
どこかで見たようなセット、どこかで見たようなインタビューの語り方、どこかで見たようなカット、どこかで見たようなコマ割り。
洗練されているというよりは量産されている。
アマプラとかでもよく配信されてる系の音楽番組なのだが、それでも映画館のスクリーンで観られるというのはプラスの価値がある。
はいドラマーです。
観に来る人のほとんどはドラマーだろうなぁと思うドキュメンタリーです。
しかしまあロックミージックの歴史と言っても過言ではないと思う。なぜならエポックなバンドには間違いなく独創的で優秀なドラマーがいたからね。
個人的にはビルブルッフォード(引退)とニールパート(故人)出たらかんぺきだったと思う。
まあ元気なテイラーホーキンス(故人)見れたからいいか。
劇中でもダムドかクラッシュのドラマーが言ってたが「いいドラマーが居ないバンドは消えちゃうんだよ」
まあ、ロックに関しては確かにそうだと思うし、それが全てかも知れない。昔、三宿の飲み屋で今は亡き村上ポンタさんに怒られた「いいかお前がカッコよくないと、おまえのバンドはカッコ良くならないんだ。頑張ってんじゃねぇ、カッコよい演奏しろ!」
映画観ててそれ思い出した。
ドラムに魅入られ成功した強者のドキュメンタリー
子供が狂気してテーブル、鍋、フライパンを叩くあの無垢な興奮のまま成人になり大人になりバンドのドラマーやオーケストラドラマーになりリズム指揮者へ成長して行く。
あんな寡黙で冷静に見える彼等が、
あの熱狂を、
影で微妙なタクトしてるのだ。
なかなか、わかりにくい世界観だ。
(^○^)
COUNT ME IN 魂のリズム
ロック界を代表するドラマーたちにスポットをあてたドキュメンタリー。
クライマックスへ向けた特別なセッションへの道のりを軸に、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、
クイーンのロジャー・テイラー、
アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン、
ポリスのスチュワート・コープランドといった大御所から、
ロイヤル・ブラッドのベン・サッチャー、
ザ・ダークネスのエミリー・ドーラン・デイビスといった若手まで、
そうそうたる顔ぶれのドラマーたちが、ドラムの歴史や自身のキャリア、音楽やドラムそのものについて語り尽くす。
さらに、伝説的なジャズドラマーたちが現代のドラマーと音楽に与えてきた影響を解説しながら、
それらのレガシーをロックに持ち込んだクリームのジンジャー・ベイカーの功績を紹介し、
クラッシュのニック・“トッパー”・ヒードンや
ダムドのラット・スキャビーズらパンクバンドのドラマーたちもフィーチャーするなど、
イギリス製作ならではの視点を交えて描き出す。
COUNT ME IN 魂のリズム
劇場公開日:2024年3月15日 85分
叩きたいから叩くのだ!!
「夕陽のガンマン」を観ようと思っていたが母親の介護施設で面会時間が伸びて間に合わず、新宿シネマカリテで「COUNT ME IN 魂のリズム」に切り替える。
レッチリのチャド・スミス、クィーンのロジャー・テイラー、アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン他、ロックからパンクまで名だたるバンドのドラマー達19人が自分が影響を受けたドラマーやドラムの奏法について語る。
彼らが憧れていたチャーリー・ワッツやキース・ムーンやリンゴ・スターの映像が流れるが、チャーリー・ワッツは確かに無表情で笑わないし、リンゴ・スターはこんなに激しく動いて演奏していたかと思った。
最後に男女ドラマー混合の特別なセッションが披露されるが、ここはしっかりプレイを見せて欲しかったな。
エレクトリック・ドラムにはない、スイングする、グルーヴする生ドラムの魅力を充分に感じる事が出来る、ドラムやバンドに対する知識がなくても(私はドラマー殆ど知らなかった)楽しめるドキュメンタリー映画だった。
家に帰って、映画にも出ていたジンジャー・ベイカーのドラムソロのYoutubeを見てしまった!
後半は見応えあったが…
私は洋楽が大好きだがバンドはやっていない。大好きなバンドでもヴォーカルやギターの人と比べると、ごめんなさいです。
前半はドラムとインタビューで交互に語られる。しかし、ドラム演奏は古い素材でしかもとても短い。インタビューは世界的に有名でも、自分がよく知らなければ今ひとつ話に入り込めないし、専門用語もあまり理解出来ない。前半は「魂のリズム」を感じる事は出来なかった。
後半”The Who”のパートからは良かったが、ドラムを破壊するパフォーマンスはドラマーの行為として正しいのか?ファンには神格化しているのかもしれないが。
ラスト30分の複数のドラマーによるジャムセッション風のシーンはとても見応えがあった。これぞ「魂のリズム‼️」しかしここでもインタビューが挟まれる。せっかく長尺なのに。せめてインタビューは音声をかぶせるだけにして、演奏者のみのシーンにして欲しかった。
バンドをやっている人が良ければいいが、私には中途半端な編集の映画だと思った。
…………
私が印象に残ったドラマーは、2019年のサラ・ブライトマンのバンドのドラマーのスティック回し。ライトなファンはこれぐらいでいいんです。
パンフ読みながら観たいので、配信早めにお願いいたします
2024.3.21 字幕 アップリンク京都
2021年のイギリスのドキュメンタリー映画(85分、G)
著名なドラマーたちのドラマーになったきっかけや哲学などを紐解いていくドキュメンタリー
監督はマーク・ロー
原題は『Count Me In』で、直訳すると「私の中のリズム」という意味
物語は、アメリカのロサンゼルスにあるウィルソン天文台に向かうドラマーたちが描かれ、また別のスタジオでセッションの用意をするドラマーたちが描かれていく
構成としては「全10章」のような感じに区切られていて、「I NEED PLAY(どうしても叩きたい)」「AMERICA LOVED IT(アメリカが愛したドラム)」「LOUDER(もっとデカい音で)」「YOU‘RE A F@%KING DRUMMER DODE(お前はドラマーだ)」「JAZ」「I‘M DOING IT(プロになれた)」「WE DIDN‘T REALLY HAVE A CHOICE(ほかに選択肢がなかった)」「WHO ARE YOU?(フー・アー・ユー?)」「RISE OF THE MACHINE(ドラムマシンの発明)」「THE DREAM(夢はかなう)」という流れになっている
登場するドラマーは総勢20名がインタビューに答え(一部アーカイブインタビュー)、ドラムドクターのロス・ガーフィールドも登場する
映画は非常にシンプルな作りになっていて、「ドラムを始めたきっかけ」「ドラムを通じて発見した自分」「ドラマー人生の振り返り」「ドラムマシンとの関わり方」「人生を通じて学んだこと」などが盛り込まれている
パンフレットには登場するドラマーの詳細な紹介と「関係性!」が図解されている内容で、どのようなドラマー系譜となっているのかがわかるように作られている
いわゆるドラムの歴史がうまくまとめられている内容になっていて、これを見ながら映画を観たいというのが本音だったりする
ロケはイギリスを中心に行われているので、アメリカとの関わりとか余波であるとか、ブラックミュージックとの出会い、ジャズとの融合などの歴史が語られていく
これらが非常にわかりやすく構成されているので、ドラムを扱う音楽教室の第一回目はこの映画を観ることでOKのように思える
使用に関する権利云々は置いておいて、教材として配ってもOK(パンフ付きで)ではないだろうか
いずれにせよ、洋楽が大好きな中年ホイホイの映画であるものの、現役の若手ドラマーも観ておいて損のない映画だと思う
自分自身のルーツや方向性を探るのにも役立つし、何よりも「もっとドラムが好きになる」のではないだろうか
個人的には手足を別々に動かせないので難易度が高すぎるのだが、あるドラマーのように「やってみてできたら」「お前はドラマーだ」という人もいるかもしれない
そう言った観点からも、ドラムの基礎的な話も出てくるので、そのレクチャーに沿って、適当な鍋を叩いてみることで適性がわかるのではないだろうか
完全ドラマー専用映画
趣味とはいえ大学から叩いてるし
今もバンドを組んでる私としては
楽しくって仕方ない
有名ドラマー達のドキュメンタリー。
やっぱ音楽(と映画)ないと生きて行けないし
ドラムが好きだなーってホッコリしました。
ドラマーにはたまらん
インタビュードキュメンタリー作品。
ここまではドラマーとしてレヴューしましたが
では、ドラマー以外お客さん
もしくは、
もっとドラムの素晴らしさを伝えたい!
という気持ちで映画を観た場合どうかというと
本当にほとんどインタビュー&ちょこっとLIVE映像なので
楽しさ伝わるかな???
とは思いました。
そして、1番、残念だったのが
ラストのセッション。
ドラムドクターからドラムを預かる流れを組んどいて
いよいよ!って時に
途中で声は乗せるわ
演奏よりインタビュー重視だわ
ラストの本来とんでもないレアな演奏だったはずにしては
地味に演出されてて、めっちゃもったいなかった。
ちゃんと観たかったなー。
ドラムが大好きだこらこそ。
ドラム奏者たちに焦点を当てた、記録映像。 ジャズのスウィングとか、...
ドラム奏者たちに焦点を当てた、記録映像。
ジャズのスウィングとか、ロックバンドとか、
ドラムが無いと楽曲が成り立たないのですね。
先駆者の努力、後世の著名バンド、
電子楽器の影響にも触れられて。
じかにライヴに行って、生音を浴びたい気分になりました。
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