無名のレビュー・感想・評価
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めちゃくちゃ良かった
細かいストーリーや複雑なスパイの攻防は、いまいち完全に理解は出来なかったし、暗いストーリーと画面が多いに関わらず、
主役二人の圧倒的な存在感に、終始圧倒されめちゃくちゃ良かった。
やはり映画は役者の存在感できまるなあ、と感じた。トニーレオンは、言わずもがな、貴公子のような美しい方、名前忘れました。まじ最高でした。
ラストがもったいない。いい作品なのに?
中身が濃いスパイノワールだった。
見応えもあったし、ハラハラ・ドキドキ感満載だった。
トニー・レオンら出演俳優の演技は見事だった。
アクションシーンは見応えがある。
ただ、プロットが複雑。
プロットさえ読み解けば、最後のラストシーンは納得できた。
ただ、プロットがもう少しわかりやすければいいが、初めて
観た方には面食らう。見応えあり。
1940年代のこの時代背景は理解しておいてから見たほうが良い
今年170本目(合計1,262本目/今月(2024年5月度)4本目)。
(前の作品 「ドクちゃん フジとサクラにつなぐ愛」→この作品「無名」→次の作品「」)
この映画、なぜか「フィクションです」ということはどこにもでない(ただし、後述)のですが、映画の主となる軸(日本の中国進出や、日本の敗戦ほか)に関しては正しい理解なので、ここは良かったところです。また、評価は割れましょうが、歴史認識としても極端に偏ったみかたではなく、「こういう描き方もありうる」程度になっていた(どちらかを極端に非難するような展開にならない)点は良かったところです。
ただ、多くの方が書かれている通り、実際に「暗い設定」で作られているシーンがかなり多いため、誰が誰かを見分けるのが難しいこと、また、日本語話者にもネイティブと中国の方とが混在しているところ、後者の部分では部分的に字幕がいるんじゃないかと思える部分がある(何を言いたいかよくわからない等)等、理解にはかなり苦労しそうです。
とはいえ、1940年代のこの時期について日本と中国の関わり合い、そして日本の真珠湾攻撃から敗戦まで、どちらの立場に極端に偏らず、淡々と述べていた点は良かったところです。
採点に関しては以下まで考慮したものです。
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(減点0.2/エンディングが極端に早い上に、エンディングロールの翻訳すらない)
ここで歌われている曲(エンディングロール)は歌詞だけ左側に漢字表記されますが日本語訳はなし。まぁ、日本では「ある程度」推測はつきましょうが…。
エンディングロールも極端に長く「Disclaimer 声明 ~~~」と流れる部分(ここでおそらく「この映画は一部史実を参考にしていますがフィクションです」とかとあるものと思います)も日本語がなく、かなりの方が理解に躓くのではと思えます。
※ なので、戦前から戦中までの日本が中国にとった施策ほかは理解していないとまず全体の理解が詰みますので要注意です。大阪市内では現在2映画館で放映されていて、連日満席やそれに近い予約状況ですが、一定量の知識が頭の中にないと理解で詰みます。
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