劇場公開日 2024年5月3日

無名のレビュー・感想・評価

全100件中、61~80件目を表示

3.5匠の技

2024年5月6日
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ストーリーは、小さなピースを行きつ戻りつ見せられてやがて最後に大きな絵が完成して、あー!あれはそういうことだだったのかー!と全体像が見えてきて驚く感じ。

トニーレオンの安定感、演技もアクションも匠の技でございます。
これでもかとタバコを吸うシーンが出てくるけれど、それも絵になる。

日本語と中国語で会話することにちょっと違和感を感じたものの、すぐに慣れました。

ワンイーボーは強くてかっこいい。
トニーレオンとのアクションはガラスや瓶がそれが飴細工だとわかっていても痛そう!とゾクゾク、それぞれの得意分野の本領発揮でした。

中国の側から観るとこういうことになるんだなあと、少し前に見たアメリカ側から観たらこういうことになるんだなあというオッペンハイマーと比べながら観てしまっていました。
日本人も沢山出てくるし、結末はどうであれ、軽く扱われていなかったことは評価できるかなあ。

名も無きスパイたちも女スパイもみな美しい。
もう一度ゆっくり家で観て見たい映画。

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momo

4.0「アクションいい」

2024年5月6日
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興奮

知的

今年73本目。

2か所アクションいい。
敵でないのが分かるのは君といる時に銃を撃たない者。ちょっと話しで田中角栄は現職の時身近な者だけでなく野党党員にもお金を配っていた。味方になるのを期待してない、いざと言う時に敵にならなければいい。敵は少ない程いいと思います。普通に生活していたら敵なんてありえないですけど。
日本兵が日本語の会話のシーン、中国の映画に日本語のシーンがあるのは見ていてリラックスできて好き。

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ヨッシー

3.5無名のスパイ蠢く暗闇の上海

2024年5月6日
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興奮

知的

難しい

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TS

3.5ストーリーがわかりづらかったけど、 全体通して雰囲気が良くて、かっ...

2024年5月5日
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ストーリーがわかりづらかったけど、

全体通して雰囲気が良くて、かっこいい感じの画だった

カメラアングルとか、そういうのも凝ってたり、

ストーリーについていかれないながらも、

楽しめた

なのでストーリー分からなかったけど、3.5でいいかな

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jung

3.5面白い

2024年5月5日
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泣ける

中川家の演技が素晴らしい。

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Psycho

4.0トニー・レオンが渋みを増した演技だけでなく、 きっちり過剰暴力的なアクションも見せてくれる一作

2024年5月5日
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トニー・レオンは香港ノワールの代名詞的な作品『インファナル・アフェア』(2002)にも出演しているので、もちろん本作のような役どころはしっかりはまってます。

一方で彼はホウ・シャオシェン監督『悲情城市』(1989)や『恋する惑星』(1994)をはじめとするウォン・カーウァイ監督作品といったアート性の強い作品にも多数出演しており、さすがに還暦も過ぎていることもあって、「今作ではアクションは若手のワン・イーポー(スパイのイエ役)に任せて、渋めの演技に徹するんだろうな…」と予想してたら、終盤に香港アクション特有の「やたら痛そうな」暴力アクションもこなしていて、驚き。

もちろんスタント俳優が担う場面もあるんだけど、「香港アクションの伝統は俺が守る!」という気迫が伝わってきて、痛さに目をそらしそうになりつつ感動していました!

むしろワン・イーポーの方は、表情を押し殺して淡々と任務を全うする役どころのため、抑え目の演技が続き、彼の身体能力を期待していたファンは後半までやきもきするかも。今回は基本的に、クールビューティーなお顔を愛でる回、ととらえた方が良いかも(終盤にすごい見せ場があるんだけど、別の意味で悲鳴が上がりそう)。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(2016)で監督、脚本、編集を手掛けたチェン・アルの描く戦時下の上海は重厚で、時にアート作品のような構図の場面にはっとさせられます。

物語の展開過程で謎めいた場面が挿入され、のちにその場面の意味を答え合わせするという、クリストファー・ノーラン監督ばりの時系列の組み換えを施しているため、順を追って観ていくしかない初回鑑賞ではなかなか場面の意味が理解できず、ちょっと戸惑うかも。

物語を追うのは二回目以降にして、初回はトニー・レオンとワン・イーポーら、俳優陣の演技、表情、そして美しいショットを堪能することに集中するのも良さそう。

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yui

4.0場数が違うぜ(トニー・レオン)

2024年5月5日
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重厚感ある映像と音楽、スパイの活動を描いて緊迫感もあり、アクションもすごくて面白かったです。
上映時間もちょうど良かった。

ところどころ同じ映像で過去に遡り、後から「ここに繋がるのか…」となるのですが、全体的に話が今どの時点かやや混乱。登場人物たちもお友達同士じゃないんで、関係はわかりにくくても、探りあってる様子などを楽しもうと割り切って見ました。(俳優たちの目がgood)
黄色いデカイ文字で今が何年かわかるのは良かった。
ラストでなるほどそういうこと?という感じでした。
もう一度見て人物含め確認したいです。
(ちゃんと識別できてますが、女性3人?メガネ2人?と混乱した瞬間あり)

トニー・レオンだから見に行ったのですが、変わらずかっこよかったです🤩
ワン・イーボーは初めて知りましたが、クールでした。が、なんとなくほっぺから口元がかわいい。(オバ目線)日本語上手でした。

エンディング曲の字幕(縦書き)は中国語?誰向けなのだろう。

少ーし声が聞き取りにくい箇所があり残念でした。

*****
入場者特典でトニー・レオンとワン・イーボーのポストカード配布。私がもらう時にはトニーのははけていて(やはり人気ね)、ワンさんのをいただきました。

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ふわり

3.0ハードル高め、でも悪くない

2024年5月5日
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中国に攻め込んでいた日本軍と当時の中国政府・国民党軍、そして革命を目指していた中国共産党。この関係性を理解していないと話を理解するのにかなりきつい映画。この基本構造をわかっていても、日本軍の確執とか、時間軸とか、各キャラの関係性とかを理解するのが難しかった。
雰囲気はいいんだよなー。出てくる人たちもカッコいいしキレイ。こういう時代のアナログなスパイ合戦ってなんかスタイリッシュ。でも、中盤まで話が入ってこなくて相当困った。
後半になってキッチリ理解できていたというわけでもなくて、急に激しくなったアクションに魅せられただけの話。そして、なるほどそう来るのかと少々意外な展開を楽しんだ。そりゃそうか、中国が作っているからメインは共産党だよな。
あんなに話がわかりづらくて、登場人物たちに感情移入できずに困惑していたのに、最終的にはそんなに悪くない感想になってしまった。やはり、好きなジャンルでそれなりのカッコよさがあれば楽しめてしまうんだな。不思議。

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kenshuchu

4.0ちょっと笑えたお客さん

2024年5月5日
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雨雲模様

4.0映画としては良いと思うがお国柄があるので最終的にはこうなってします...

2024年5月5日
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映画としては良いと思うがお国柄があるので最終的にはこうなってしますだろうな。。。。
というところが残念
その辺りを加味してみれば良いと思う
ちょっとタイムラインの巻き戻しが多いかな?

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ヤス

4.0かっこよかったですー。😎 むつしかったですー。😂

2024年5月5日
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興奮

知的

難しい

2024年劇場鑑賞4本目は、中国映画賞の最高峰「金鶏賞」で3冠に輝いたという「無名」〜HIDDEN BLADE〜。
中国2大スター競演の本格歴史サスペンス。暗躍する工作員の冷ややかで激しい攻防戦が繰り広げられます。🇨🇳

かっこよかった〜。😎
むつかしかった〜。😂

私の歴史認識が乏しいこともあって、中国共産党、国民党、日本軍の立場の違いや、時間軸が行ったり来たりするので、少し困惑しました。😵‍💫

でもこの作品、同じ場面を繰り返し映し出すことで、入り乱れる時間軸や頭の困惑を整理してくれる。
あれ、これ見た場面やけどねー。と思ってたら、あっそういう事か!って。私には新鮮な魅せ方だったので、そういう意味でもかっこよかったなぁ。👌

舞台は、第二次世界大戦下の上海。既に満州を統治下に治めた日本軍が次に狙う標的は! 中国共産党、国民党、日本軍の思惑が入り乱れ、繰り広げられる激しい攻防戦。アクションシーンは緊張感たっぷりの見応え。✨✨✨

この作品、中国本土で180億円を超える興行収入を叩き出した大ヒット作品なんですって。大人気なるやろなぁー。素直に思えたです。

まるで韓流アイドルのような「ワン・イーボー」さん、めちゃくちゃかっこいいです。「惚れてまうやろー!」ってみなさん突っ込みたくなりますよ。笑笑 🤭

※観客の9割は女性の方でした。大人気なんですね。😍

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Smile

4.5男たちはかっこよく、女はみな美しい。

2024年5月4日
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無名 タイトルの意味がわからなかった。

この作品の時代背景には詳しくはないが知らない訳じゃない。それでも、いつのどこでという字幕が入る割に、いったりきたりしてわかりにくかった。
先に出てきた場面が、実はこうでしたとまた出てくるのは、なるほど、とは思うが何度もやられると、もっとすんなりと描いてくれよと思ってしまう。

トニー・レオン、ワン・イーボーはじめ男たちはかっこいいし、女はみんな美しい。
音楽も重々しく、クライマックスのアクションは迫力がある。観終わった後の満足感は大きい。

エンドロールに流れる主題歌(ワン・イーボー?)に日本語の字幕をつけてほしかった。

トニー・レオン主演で同じ時代の上海が舞台の「ラスト、コーション」。もっとわかりやすく、傑作だった。
高揚感は半端なく、スリルと愛と後悔と絶望。音楽も映像も美しい。今より少し若いトニー・レオンと体当たりでラブシーンを演じたタン・ウェイ。
この映画の雰囲気が気にいった人にはおすすめします。

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大吉

4.0中国語圏で一番有名なスター、トニー・レオン‼️

2024年5月4日
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泣ける

悲しい

怖い

第二次大戦中の中国を舞台に、中国と日本によるスパイ戦を重厚なタッチで描いた力作だと思います‼️一つ一つのシーンがズシリと重みがあり、見応えあります‼️いつも思うんですが、こういう時代設定での日本軍の描写は同じ日本人として肩身が狭いですね‼️中国語と日本語で普通に会話してるのもチョット違和感があります‼️トニー・レオンとワン・イーボーによる肉弾戦は迫力十分‼️

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活動写真愛好家

3.0アイデンティティ

2024年5月4日
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第二次大戦下、上海で暗躍した汪兆銘政権の秘密工作部員たちの話。

共産党から寝返る男と面談する男から始まって、共産党や国民党、そして傀儡政権の工作員たちの表と裏と関東軍のドロドロをみせるストーリー。

当時の情勢に疎いと登場人物たちの立ち位置や思想が難しそうではあるけれど、決して嫌日とかでもなくてあくまでも様々な思想の中国人同士の因縁をみせる、かなり楽しめるスパイノワールですね。

ただ、そういう作品でもないのにアクションで引っ張っるし、妙にエピローグが長いし、ラストのタイトルの後はだとしたら納得行く部分もあるけれど、だとしたらそもそも何で?な感じで、ちょっと引っ掛かりつつも流れで流していた部分が蒸し返されてう〜ん…という感じだった。

日中の母国語同士の違う言語で会話させるのはちょっと残念だったけれど、日本人役は端役に至るまでよ〜く聞かないとわからない程ネイティブな日本語を話していたのは素晴らしかった。

ちなみに日本が大東亜戦争を開戦したのは、石油禁輸でそれしかなかったからで、勝てると思っていたかは…。

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Bacchus

5.0ドラマでは見られない王一博の魅力

2024年5月4日
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泣ける

悲しい

難しい

映画の内容は一言で言うと難しいのですが、映像の美しさと王一博の目と動きの演技がとても良かったです。またリピしたいと思います。
#映画無名

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ジョニー

2.0トニー・レオンとワン・イーボーを楽しむ作品

2024年5月4日
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とにかくトニー・レオンとワン・イーボーが
かっこいい。これは間違いありませんでした。

彼らのアクションが楽しみで鑑賞したのですが、
後半に至るまでは、あれれ?
アクションなんて全然ないじゃないか!?と
かなりの肩透かしをくらいました。
予告ではカンフーを取り入れた派手なアクションが
本作の見どころなのだろうと思いきや、
全然違うという…。

1940年代の中国と日本の関係性及び世界が
どんな状況なのかを知っておくと、
後半に至るまでの話の展開にはついていきやすいのだ
と思います。
しかしながら外国映画あるあるではあるものの、
日本ってこんな感じなんだとか、日本人って
こんな喋り方なんだっけ?とか、余計なことに気を取られ
集中できませんでした(笑)

また、時間軸の描き方がクリストファー・ノーランか!?
というくらいトリッキーで、その描き方を理解するまでは
話がよくわからないという状態で鑑賞していました。
ただ、後半に行くにつれ、またラストの描かれ方もそう
なのですが、謎というか伏線が回収されていく気持ちよさ
みたいな感じはありましたね。

なんといっても、
後半の主役二人のアクションがキレがあって
ハラハラしましたし、期待通りでした。
もっと観たかったというのが本音で、
全編を通しては、アクションが物足りなかったです。

ラストのオチも、中国映画であるという大前提から
読めてしまうものではありましたが、
それなりにカタルシスはありましたね。

上映時間がちょっと長いですね。
もうちょっとコンパクトにサクサク展開すると
もっと楽しめたと思います。

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ひでちゃぴん

2.0序盤からSleep。

2024年5月4日
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SAKURAI

4.0ヒリヒリする映画

2024年5月4日
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誰が敵か味方か、最初から最後まで腹の探り合い。
なので、ずっとヒリヒリしっぱなしの映画でした。

なのですが、腑に落ちないシーンもちらほら。

観客をミスリードしたかったのかもしれないけど、あまりにもやり過ぎなので後々辻褄が合わないだろうと思うよなシーンもあり、「あれは何だったの?」とモヤモヤ感も。

あと大切なシーンというか、肝になる日本語の台詞が訛っていて聴き取りにくかったのが残念。

あの台詞は訛ったらアカンやろ。

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ただの映画好き

3.0壮絶な戦い

2024年5月4日
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力と力の勝負

タイトルの意味がわかりません。

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完

5.0中国香港映画の美しさを引き継ぐノワール

2024年5月4日
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興奮

知的

難しい

チャン・イーモウやウォン・カーウァイのような中国香港映画の色彩や構図の美しさのDNAを引き継ぎながら『HERO』や『グランド・マスター』以上に肉弾戦を繰り広げるトニー・レオンとワン・イーボーの流血しながらのスタントなしの対決シーンは、匂い立つ色気すら感じられ必見です。ワン・イーボーは優れたダンサーでもあるそうで、アクションシーンの体の動きの美しさは納得です。
このシーンは是非劇場で味わっていただきたいものでした。

ストーリーは時系列がバラバラで判りにくいですが、どちらかと言うと最初に散りばめられた暗喩を提示される感じがしました。要はフラグが立つ感じ。最後まで見るとフラグが回収されスッキリしますが、物語の全体を理解できるわけではありません。

理解する為には2回以上は必見ですが、それがこの映画の良さでもあると思います。登場人物が相対する時には疑心暗鬼や腹の探り合いなど表情で語ります。スパイ映画なので。
初見は表情の意味は当然判らないのですが、2度目には理解をもって名優揃いの演技を堪能できます。名優揃いなので表情の訳を知った上で見るのもまた唸らされるところもあり面白く感じました。

ワン・イーボーはこの作品が映画デビュー作だそうですが、トニー・レオンと共に主役を張るに値する優れた演者と感じました。彼はトニー・レオンやレスリー・チャンのようなアジアを代表するスターになるポテンシャルがあると感じます。それもまた、この映画を劇場で見るべき理由の一つだと思います。

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みいみい