「トニー・レオンとワン・イーボーを楽しむ作品」無名 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
トニー・レオンとワン・イーボーを楽しむ作品
とにかくトニー・レオンとワン・イーボーが
かっこいい。これは間違いありませんでした。
彼らのアクションが楽しみで鑑賞したのですが、
後半に至るまでは、あれれ?
アクションなんて全然ないじゃないか!?と
かなりの肩透かしをくらいました。
予告ではカンフーを取り入れた派手なアクションが
本作の見どころなのだろうと思いきや、
全然違うという…。
1940年代の中国と日本の関係性及び世界が
どんな状況なのかを知っておくと、
後半に至るまでの話の展開にはついていきやすいのだ
と思います。
しかしながら外国映画あるあるではあるものの、
日本ってこんな感じなんだとか、日本人って
こんな喋り方なんだっけ?とか、余計なことに気を取られ
集中できませんでした(笑)
また、時間軸の描き方がクリストファー・ノーランか!?
というくらいトリッキーで、その描き方を理解するまでは
話がよくわからないという状態で鑑賞していました。
ただ、後半に行くにつれ、またラストの描かれ方もそう
なのですが、謎というか伏線が回収されていく気持ちよさ
みたいな感じはありましたね。
なんといっても、
後半の主役二人のアクションがキレがあって
ハラハラしましたし、期待通りでした。
もっと観たかったというのが本音で、
全編を通しては、アクションが物足りなかったです。
ラストのオチも、中国映画であるという大前提から
読めてしまうものではありましたが、
それなりにカタルシスはありましたね。
上映時間がちょっと長いですね。
もうちょっとコンパクトにサクサク展開すると
もっと楽しめたと思います。
イイねありがとうございます😊時系列はクセありますね!意外に予想に反し イイか悪いかは別にして
日本の特務将校描写が 意外に骨太 でした。アクション良かったですね