チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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間違いなく今年一番になるであろう映画
原作は1部は読破済み、アニメも1期と総集編は全部見ました。
正直レゼ編が一番好きだったという感覚だけは覚えているのですが、
内容はそこまで覚えておらず、内容を確かめつつも映画を見ました。
映画のPVや予告などはほとんど見ず、「IRIS OUT」だけ聴いて映画館に足を運びました。
見終わった後、何も言葉が出てきませんでした。
終わった後に喋れなくなるという映画は初めてです。
まずオープニング。「IRIS OUT」が割と早めに流れたのに少し驚きましたが、
その曲と同時に映し出される映像は非常にセンスを感じるものでした。
いかにも藤本タツキっぽい表現が盛りだくさん。まず最初に心が躍ったのはここでした。
そのまま物語が進んでいき、レゼが登場するシーン。
声優が上田麗奈さんということで、「そういう感じの声なんだ~」と自分が予想してた感じとは違いましたが、喋れば喋るほど役と声がマッチしていき、終盤ではこの声以外レゼは考えられないと。この人でなければいけなかったんだと思うようになりました。
そしてなによりも前半のデンジとレゼの絡み!!!!!
レゼの可愛さが存分に発揮されて、見てるこっちも魅了されるほどの声と表情!!
前半がいらないや、何を見せられているんだなどという声がありますが、むしろここがなければ後半にはつながらない。デンジの気持ちに火がつかない。
人それぞれの感想なのはわかっていますが、どうしてもここだけは譲れないです。
絶対に必要なシーンだったと思います。
そこから花火大会からの例のキスシーン…!
ここからジェットコースターのように一気に盛り上がり、物語に火が付きます。
迫力のある映像とデンジの演技、なによりもCGが一切なく絵だけで表現されているため、戦闘シーンには思わず見惚れてしまいました。
個人的にはアキくんがカーステレオをぶん殴って曲がかかる「刃渡り2億センチ」が一番好きです。あそこはあまりにも熱すぎた。演出が天才すぎます。
鬼滅も2回見にいきましたが、正直それをあっという間に超えてしまうほど素晴らしい映画でした。良くも悪くも鬼滅は大衆向けだからという部分もあるとは思いますが、僕はチェンソーマンが間違いなく今年一番。
この作品が見れただけで今年は満足です。
一部では「なんであんな強いなら早くデンジを殺さなかったのか?」「なんでデンジは最後レゼを生かしたのか?」など書かれておりますが、その方たちはちゃんと物語を見ていないのでしょうか?
作中ではレゼが「なんでもっと早く殺さなかったんだろう」のような発言もしておりますし、あの映画を見たのならばその理由も分かるはず。単に任務のためにデンジを殺すことはもちろん簡単です。初めて会ったときからきっと出来たでしょう。でも…って感じです。
デンジがレゼを最後生かした理由は、一度好きになってしまった女だから、彼女と過ごした時間だけは嘘じゃない、だから情が湧いてしまったのでしょう。
それがデンジです。それでこそデンジなんです。
映画だけ見てよく分からないという人は総集編を見ましょう。
そのための総集編です。あくまで続き物なのですから。鬼滅の時もいましたが、続き物の映画に対してなぜ本編を見ていない方が文句を言えるのか?と疑問を感じてしまいました。
話が逸れましたが、とにかくよかったです。完璧でした。
必ず2回目いきます!!!!
原作かアニメは見ておいた方がいい
アクションシーンが素晴らしく特に後半は圧巻でした。(個人的には少し長く感じたけど、そこは好みの問題かと思います)
基本的には原作やアニメのファン向け作品で、これまでの粗筋や登場人物の紹介が一切ないので、予備知識は入れた方が何倍も楽しめると思いました。
特に藤本タツキ先生のキャラのセリフやリアクションは独特の間の取り方で初めて成立する部分もあり、映画の序盤のやり取りなんかはシュールで置いてきぼり食らう人もいそうな気がしました。個人的に原作マンガを少しでも読んでおいた方がいいと思いました。
あとプールでのシーンは最後まで見るとあそこの印象がガラリと変わって良かったけど、あの場面だけ観てる時はエモさよりエロさが強い気がして、欲を言えばもう少し雰囲気ある感じにして欲しかったかな。
アイトボーリョク
チェンソーマンは公安編と学園編で大きく分かれていて、爆弾の悪魔が出てくるのは公安編の結構始めの方だったかと思います。本筋の流れとは少し脇にそれた感じのエピソードだったので、最初から映画化を考えていたのかも知れませんね。
個人的に、どれだけグロ描写があってもやっぱりチェンソーマンはボーイミーツガール系の純愛物だっていう決めつけがあるのだけど、あながち的外れでもないんじゃないかと思いました。電話ボックスでの出会いから深夜の学校まで昔のヌーベルバーグ風の恋愛描写が素晴らしくて、恋愛に幻滅する前の年頃ならその魅力に抗えないかもしれませんね。このまま原作改変してアクションなしで進めたら、カンヌとかベネチアって感じになったかも知れない。まあファンが許さないと思うけど。
台風の悪魔との出会いから怒濤のボディーホラーに突入して、唯一無二の純愛ホラードラマが成立する。これはこれで傑作だと思う。できたら鬼滅みたいに世界でヒットして欲しいですね。外国人にはこっちの方がハードルが高いと思うので、これが理解されたら「アニメ」盤石ですね。
迫力のバトルシーンとレゼのエロさ
チェンソーマンは、アニメ、漫画ともある程度履修済み。内容はかなり満足できるものでした。もともと結構グロい作品なので地上波ではやれなそうな振りきり方を劇場版ではさらにつきつめている感じで良かったです。レゼが演技とはいえデンジに接近していく様はとても好き。作者の願望を垣間見た気がします。レゼの正体が判明してからの怒涛のバトルシーンは迫力満点。ピンチの乗り切り方もデンジっぽいはちゃめちゃなもので素晴らしかった。とりあえず漫画を読み返したくなりますね。個人的に米津さんの主題歌はおなかいっぱいで…まったく違う人にやってほしかった。アニメ版やっていたので当然の流れなんですが。
総集編観とけば良かった(笑)
TVは、ザックリ観てました。好きな部類ではあるのですが、ハマるほどではなく、「レゼ編」と言われてもTVの続きかなと。
違いますよね?まあ、でも何となく分かる感じで鑑賞。
パワーの出番が少ない!(笑)
少ないので、エンドロール後にサービスで出しました!っ感じ。(笑)
前半、後半で静と動のように分けるのは良いのですが、(コテコテの恋愛模様からの殺し合い)アクションが凄いんですけど、何やってるか分からん。タイフーンの悪魔が出てきてから、もうグチャグチャ(笑)
レゼの最後は、悲しいですが「まあ、そうなるよね」っ感じ。
そもそも何で、心臓狙われてるんですかね?(苦笑)総集編観なきゃ(笑)
そう言えばポチタも出てないよね(笑)確かポチタが凄い悪魔でそれが狙われてるとか何とか(笑)
鬼滅のランキング落とす程ヒットしているようですが、コレもTVシリーズありきの映画化で。しかし、鬼滅よりは、ちゃんと物語があるので(苦笑)、多少は、初見で観ても分かるかなと。
結局…
原作未読、アニメは鑑賞済みで行きました。
デンジくんとパワーちゃんのおバカな感じが好きなのですが、今回はなかなか刹那いお話し。
花江夏樹さんがCV担当のビームくんがまたいい感じなのですが、特異4課は既に魔人だらけでクセが強い🤣
結局はマキマさんが出てくるわけなのですが、最初からマキマさんが出てくれば即解決違うんですか?と毎回思うのですが、皆好きなので良しとします。
失ってなお、何して生きるのか
原作未読ながら、チェンソーマンのおおまかな世界観と設定は何となく知っている程度の人間です。なので、あくまでこの映画だけのことを書きます。そういう人間の文章でも良ければありがたいです。
当然、全体の中の一部を映画にしているので、物語はこれからも続いていくわけです。なので、物語が途中であることは当然であり、特に書くこともありません。同様に、マキマを中心とした、今後明かされていく「実は」の部分も特に言及しません。
まず映像について、後半のアクションシーンが放つ疾走感は1級品であり、それまでの日常場面との乖離が激しい分だけ溜め込んだエネルギーを解き放った気持ちよさがありましたし、カメラワークもちゃんと目に映る程度にグルグル動いて刺激的でした。日常場面も、鮮やかでしなやかで、瑞々しく、情緒に溢れた演出となっていたと思います。
また、音響も迫力があってオープニングや挿入歌なども含めて、ソリッドでドライで殺伐としていて、個人的にこの物語の世界観を表現していて好きでした。
ここからは、個人的に思ったことを書いていきます。
始めに、わたしは、この話が原作者の藤本先生の著作ある「ルックバック」と似ている印象を持ちました。ルックバックは、漫画という媒体をとおして出会った二人の少女が掛け替えのない時間を過ごし、その後、死別によって永遠の別れを迎えるというものだったと思うのですが、今回のレゼ編の流れも大きく見ると同じ導線を辿っていると思いました。レゼとの鮮烈な出会いからデンジの思春期じみた恋心をギャグタッチで描きつつ、青春の輝きを綺麗に描き、学校と祭りでそれらをすべて裏切ってからの大虐殺を一気に展開させ、最後はデンジの知らぬところでレゼは死んでいくというハードな流れとなっており、ルックバックと似た印象を受けました。
原作者の藤本先生の作品は、この二つしか認知していないので細かいことはあまり言えないのですが、何となく、「取り返しのつかない喪失を経て主人公が「ある印象的な行動」をすることで生きていくことを示す」という話(テレビシリーズ1期もデンジとポチタとの融合や、姫野先輩の死を受けてのアキなど)が多いように思いました。
例えばルックバックは、主人公が親友の死を受けて、静かに漫画を描き続けるという終わりを迎えている訳ですが、これはつまり、「生きる=漫画を描き続ける」という行動に出ているのだと思いました。今回のデンジでいうと、最後、喫茶店でレゼが来ないことを悟ったデンジは花を食べていました。食べるという行為は、他の命を奪うことで自分が生きるためのエネルギーを貰うという行為であるとともに、ある種、色々なものを「飲み込む」という意味も持っており、デンジが思春期の失恋を経て少しだけ大人になった印象を受けました。
少しだけ登場人物のことを書くと、デンジは酷い幼少期を過ごしてきたせいで一般的な社会性がなく、自分の感情にすら疎い人物なので、マキマへの気持ちも信仰と恋慕と性欲が混じったようなものになっています。なので、レゼとの出会いによって、デンジは16歳にして初恋を知ったのだと思いました。個人的に切ないのは、デンジがそういう自分の感情の流れすら自覚できていないまま、この初恋が終わっていったことでした。
加えて、実は、ソ連で学校にも行けずに訓練だけ受けていたレゼも、あまり自分の気持ちを育てていなかったことがうかがえます。だからこそ、死に際の台詞が「わたしも学校に行ったことなかったんだよ」という、遠回しな同情を示すような言葉だったんだろうな、と思いました。つまり、レゼもイマイチ自分の感情というものについて無頓着かつ無自覚に生きてきたと思えたということです。だからこそ、デンジを最初の時点で殺せなかったのだろうな、とも思いました。それだけ自分の気持ちに鈍感で、「国の使命を果たす」という理性の一方で、「同じ年ごろの男子との関わりが楽しい」という欲求が無意識的にせめぎ合っていたのかも知れません。デンジを騙しているだけのように見えて、実はレゼも学校に行ったり祭りを見ている時に意外と青春していたのかも知れないですね。
あと、話は逸れますが、個人的に何か似ているな、と思った映画として、北野武監督の「キッズリターン」が浮かびました。物語は、二人の不良がボクシングやヤクザ稼業の中で青春を費やし、最終的には社会のシステムやそれらを動かす大人たちの厳しさと恐ろしさに打ちのめされ、元いた学校の校庭に戻ることになり、もう自分たちは終わってしまうのだろうか、という不透明感を残して終わりを迎える話だったように思います。わたしは、マキマという登場人物は上記の大人や社会のメタファーだと思っており、マキマという冷徹で絶対に動かないシステムに敗北した結果、子供であったレゼは敗北した(死んだ)、という話のようにも思えました。それでもデンジは(レぜの死は知らないけれども)生きるために喪失の悲しみを乗り越えるために、二人の想いでの始まりともいえる花を食らうことで吸収し、飲み込んでいったのかも知れないと考えると、個人的に納得がいきました。
最後に、個人的に刺さらなかったところを書いてみます。
まず、①エンディングテーマがちょっと本編と合わない印象を持ちました。楽曲自体はとてもしっとりした大人のバラードという印象で素晴らしいのですが、個人的にレゼ編はしっとりとした大人の愛情の物語ではなく、子供同士の拙い初恋とその終わりの話のような印象だったので、ちょっとわたし的に食い合わせが良くありませんでした。実際、物語もたった数日間の話なので、この楽曲が成立するほどの月日をこの二人が過ごしていたら、もう少ししっくりきたのかも知れません。
また、②終わりへの余韻が少ないというのも、個人的には「もっと欲しい」と思ったところでした。最初に書いたとおり、原作はこのまま続いていくので仕方ないのですが、①にもあるとおり、今回のような、とてもしっとりとしたバラードをエンディングに持っていくのなら、もう少し情感を持った終わりをオリジナルでも描いてもらった方が感情移入できたな、と思った次第です。
他にも、序盤の映画鑑賞の場面なども思うことはあるのですが、雑多ものばかりなので、これで終わります。
切ない恋物語…十分に楽しめる。
私は原作もコミックも読んでいません。3年程前テレビアニメで見て面白く、アマプラでもう一度一気見して…続編のテレビアニメを期待していたら数年経ってしまい…そうしたら劇場版チェンソーマン・レゼ編公開と。1時間40分ですから映画好きにとってはアッという間です。レゼとデンジとの恋物語ですね〜。レゼが悪魔だとは分かっていましたが、戦闘シーンが台風の悪魔がうるさくてレゼとの戦いがゴチャゴチャになってしまって分かりにくいのが少し残念でした。
ラスト、気持ちが変わりレゼがデンジの待つカフェに向かいもうすぐカフェの入り口というとこで、マキマさんが現れる。そしてレゼは始末されてしまう。
あれは切ない。
レゼは銃の悪魔の手先で人間を何人も殺してるから?
デビルハンターとしてレゼは生かしておけないから始末した?
デンジの後ろ姿がカフェの中に見えるのに…あれはホロっときました。
デンジは花束持って待ってるのに…。
デンジは超単純人間だから3日あれば元に戻るだろうけどね。
レゼとの出会いから戦闘から永遠の別れと…。
十分に楽しめたエピソードでした。
お馬鹿さん!劇場版ってのはこう!
チェンソーの悪魔の心臓をもつ主人公デンジは、突然の雨に見舞われ公衆電話で雨宿りをしていた。そこへ1人の少女レゼが入ってきた。彼女は、デンジの顔を見て、飼っていた犬にそっくりであると突然笑い出す。喫茶店で働くレゼと公安で働くデンジは徐々に距離を縮めていくが…。
原作は読了し、最低でも10回は繰返し読んでいる。本作が映画化することを知ってまず思ったことは劇場版の尺があまってしまうのではないかということである。結果として、戦闘シーンを膨らませて描いたことにより尺はちょうど良くなっている。
観賞後の第一の感想としては、原作とは別物だなと感じた。チェンソーマンの原作の特徴として最も印象的なものは、しゃべらないコマの多さである。ある発言に対して、まず表情のみの描写が多い。それがシュールな笑いにつながる場合もあるし、不気味な雰囲気を醸し読者の恐怖心を煽る場合などもある。無言のコマを読者に考えさせて言わんとしていることを言葉よりも伝えてくるのである。
さて、それがアニメ化することによりどうなるのか。当然このような描写は存在しなくなる。原作ファンはなんだかふつうのアニメになったちゃったな感が強い。ただこればっかりは映像化なので仕方ないことである。
本作を見て最も嬉しかった点としては「この扉は絶対に開けてはダメだ」と言うシーンを最初に入れてくれたことである。レゼ編はあくまで、このあとに続く本当の敵マキマとの戦いの大きなフリのひとつの要素でしかない。このシーンがこのあとに続くストーリーにとって重要な意味を持つようになる。
原作の雰囲気が好きすぎることとストーリーをすべて知ってしまっていたため感動が少なくなってしまったのかもしれない。もし原作を観ずに本作を見て、序盤のマキマとのデートでマキマが映画を見た帰りにデンジへ言った言葉やラストシーンが気に入った人はぜひ原作を読んでほしい。お気に入りの漫画が1つ増える可能性が高い。
十分楽しめる今回のレゼ編がチェンソーマン一部の中では最も平凡なストーリーになっている。この後に続く怒涛の芸術性溢れる展開をアニメではどう見せてくれるのか。期待している。
戦闘シーン大満足です(ライトファン)
漫画はゴチャついていて途中で挫折、最近 Getした u-next の無料視聴でアニメ(TV版)で一気見して、あと最終的な結末をちょっとwikiでチラ見してw、なるほどこういう世界観とストーリーだったのか、人気なのも宜なるかなと思い、この度、映画館に足を運びました。なので、TVアニメより総集篇が良いだとか、そんなコアなファンではありません(なお、アニメ版も十分面白いと思いました)。レゼ篇も未読です。
これまでのTV版/総集篇を見て感じたのは、戦闘シーンがどれもイマイチという感じがありました。それは、今回のレゼ編も見て改めて思ったのですが、監督の腕とか、編集云々というより、元々のストーリーで、アニメ映えする素材が無かったのでは、と思います。
ただ、今回の爆弾の悪魔は、極めてアニメ映えするなあ、と思いました。爆弾の能力というと、JOJOの吉良吉影のキラークイーンのイメージがあったので、爆弾の能力ってこんなに攻撃方法が多彩で恐ろしいものか(吉良吉影のシアーハートアタックなんて鼻くそレベル)と、感心してしまいました。尺が長いという批判も見受けられ、それも理解できますが、有らゆる爆弾攻撃を描くに必要な長さだったと思います。台風はちょっと邪魔だった気が。
あまりに動きが多すぎて途中ついていけなかった所はあり、いったいどうやって倒したのか(又は負けなかったのか)、不思議なのですが、それは些細な話かと思いました。
前半のラブストーリー&日常編は、早く本篇に入れというセッカチな思いがあり、さらっと見ていましたが、そこも含め、全編目を離すような隙は無く、最初から最後までガン見しました。前半は、マキマさんの映画漬け辛口ばっさり論評と、映画も10個に1個は当たりがあって私はそれで救われた、みたいなクダリが、映画という文化のメタ批評的な感じで面白かったです(マキマさんは何の映画で救われたのでしょうか・・・嘘なのか・・・気になります)
マキマさんと早川パイセンが出番あるにはあれど、それでも活躍不足気味なのが残念、ポチ太も本編は冒頭の声のみ。また、個人的に好きなパワーちゃんも出番少ないですが、出だしのキックと最後の締めを飾ってくれたので、そこは満足です。あとレゼはもっと可愛く書けたような気がします。姫野先輩の方が遥かに可愛かったです。OP/EDと劇伴は、余り印象に残りませんでした。
元々独特の世界観のある作品であり、無残様みたいな分かりやすいラスボスが描かれている訳でもなく、新規のファンを取り込む要素は弱かったような気がします。アニメ総集篇の無料配信という大盤振る舞いとセットで、これが起爆剤になって、マキマ編まで映像化が続いて欲しいです。
やっぱ、パワーちゃんか
天然キャラがいてこそ!って感じだよなあ。現在の第二部もあれれ?なのはそのせいのような、、、
というかレゼ篇こんなもんだっけ?というのが率直な感想。原作読んだ時、もっと「すごかった感」あったような、、、というのは個人的な感触なんですかね?
この映画を挟んでテレビシリーズへと繋がるのだとしたら、いい感じなのかもね。そして、ラストはまた劇場版、、、なんですかね?
今作のマキマさんの存在感がやや中途半端な感じが、、、レゼの描き方も、もっとデンジのテンションを共有できるくらい観客がのめり込む描き方してほしかったんだよなあ。あ、これも俺だけの感想?なのかも、、、OP&ED曲も、悪くはないけど、大絶賛ではなかったかも。
2025年度劇場鑑賞42作品目(43回観賞)
レゼのさいごの台詞がきた(EDの入り方も最高)
絵が好きで原作は少し読んでたので、登場人物が何とかなくわかる程度で鑑賞しました。
通常版→4DX版みました!
予告編がスピード感あり、そのイメージで観に行ったので最初は雰囲気が違いビックリ。
日常?というかゆっくり丁寧に話が進む感じ。
勘違いだったら少し恥ずかしいですが、通常版の時にOPの米津玄師「IRIS OUT」が、あえてガチガチャ聞こえるように流してるように感じ、とてもチェーンマンっぽいなと思いました。
4DX版ではOPに動きがついてて、予告編の時のイメージに近く感じノリノリで楽しめました♪
レゼの最期の台詞も予想とは違ったけど、後からジワジワ心にくる感じでした。4DX版で気づいたけど、EDの入りがレゼの最期の台詞を引き立ててるように感じました。なんか凄かった。
予習してから観るともっと入り込めるのかも?
米津のMVが大〜正〜解〜
米津さんのIRIS OUTのMVが素晴らしすぎてハードルが上がってしまった。
あのテンポ感を期待して観たので、全体的に間延びした印象だった。
原作既読だとどうしても答え合わせ的な見方になってしまうから、原作未読で観ればよかったかなーとも思いつつ、そうするとアキくん周辺の事情が全く掴めない。
原作既読は前提として、MVは見ずに行くべきだったかもしれない。
あと演出もツッコミ所が多かった。(映画館と同じくらいカフェをはしごしまくるマキマさん、天使が遠くまで飛ばされ過ぎてゴムゴムの実を食べた可能性すらあるアキくん、リンゴ飴を一踏みで割る悪魔の脚力を持ったモブ等)
とはいえ、バトルシーンのボムのシアター映えで元は取れた気分。
細かい部分では、レゼを屋上に追い詰めるモブチンピラのリアリティあるキャラデザが素晴らしく、あの人だけ実写でした〜と言われても信じる。
そしてなにより、藤本先生の描く「女の子の悪魔」は強い!
期待してた以上
ビターエンドが好きなので、レゼ編は発表時から楽しみにしていました。
結論から言えば演出、描写、音響などいずれもハイクオリティだったと思います。声優さんの声のトーンもチェンソーマンらしい絶妙なバランスでした。レゼの声は日常パートでは可愛らしい女の子、バトルシーンではいい意味で力が抜けててピッタリだったと思います。
以下、印象に残ったシーンです。
・プールのシーンは普通の学生なら青春の一幕になるのに、敵対することを知っているから、美しさの中に切なさがあって涙腺にきました。音楽も良かったです。
・台風の悪魔が死んだ時の演出はエヴァのオマージュが入ってて、ニヤリとさせられました。
・バトルシーンは爆発の音響と演出の嵐ですので身構えておいたほうがよいです。例えるなら、呪術廻戦の宿儺VS摩虚羅を劇場版にした位にはMAPPAが全力投球してます。
・海に沈んでいくところもプールと同様、水の表現に力が入っていたと思います。
・ラストのレゼが喫茶店に向かうところから辿り着けなかったところまでも、セリフ含めて切なさが表現されていて良かったです。
・毎日通っているデンジの為に黒板のメニューもカレーとチャーハンに書き換えられていて、アニオリもいい味出していました。
・最後の最後にパワーの登場で沈んだ気持ちを上げてくれるのが、チェンソーマンらしい終わり方でした。
作中でマキマは「十本に一本くらいしか面白い映画には出会えない」と話していますが、私にとって今作はその一本と捉えて良いと思うくらいには楽しめました。
荒く、暴力的で、よく分からないがそれがいい。 見たかったチェンソーマンがここに。
原作、アニメともに完走してます。
この映画でヤバいのは音楽と演出です。
お祭りのシーン、デンジとレぜがキスする、花火が上がる、場面転換し子供がリンゴ飴を落とす、リンゴ飴のアップ、リンゴ飴が踏まれるぐしゃっという音、この間流れていたエレガントなBGMにノイズが走る、リンゴ飴の赤色が広がっていきデンジが舌を切られるシーンに戻る、レぜの変身、ここの流れやばすぎ
レぜの変身シーンも最高、原作では一瞬だったが導火線が伸びていき吹っ飛んだ腕を補い覆い、前掛けなどが紡がれていくのを見るのはすごい気持ちよかった。そしてやっぱりくそ強いレぜ。爆破でビュンビュン飛ぶシーンはマジでかっこいい。
カーチェイスの場面、レぜに追われながらアキがカーステレオをカチャカチャいじる、刃渡り二億センチメートルが流れる、デンジが復活し車の天井を切ってレぜと対峙する、ここはこの映画のベストシーンかもしれない。
台風の悪魔を倒すシーンは原作でもよくわからなかったが、映画でもいい意味でよくわからない、デンジとビームが台風の目に入っていき吹き上げられた電車などの様々な物体を足場に台風の悪魔を切っていく、時にデンジとビームが離れ離れになるが、再度またがった時には馬の鳴き声のヒヒーンというSEが鳴る、台風の悪魔にとどめを刺した時には吹き出す血が緑色で描かれた止絵が入る、マジで最高です。
バトル終盤、レぜの起こした色とりどりの爆風の中で戦うシーンはお祭りを思い起こし本当に悲しかった
ポップコーンは花火までに食え(4dx)
一回は普通に見て、二回目は4dxで見ました。
もうね、もんのすごかった。鬼滅の刃も凄いと思ったけどはるかに上回った。
ポップコーンや飲み物は、花火までに食べとかないと撒き散らしマシーンになるかも。
4dxの迫力がすごすぎてまじやばい。
最後の30分くらいずっと動きまくりでした
二回目見て気になったことはマキマは動物を通じて夢の中まで干渉する事ができるのかってことと、なぜデンジは大量の札を用意して、レゼと逃げようとしたのかって事がわからなかった。
もし予習せずに観に行っても面白いは面白いと思うけどなんでチェンソーマンになったのかとかわかった方がより楽しめると思う。
私は昨日総集編を前編後編観てから観ました。
レゼ編はあらすじとか読んでも 全然イメージがわかなかった。
前編後編観た後でチェンソーマンのアニメのやり方を学習した後もレぜが突然豹変したのでそれはびびった。
サメさえも騙されてたとか凄すぎる。
アニメで観たホテルに閉じ込められた話しとか私的には好きだった。
女の子が豹変するのはなんだかしんどい。
戦闘は何だか単調に感じた。
後最後デンジが花束持ってカフェ来てたのはよくわからんかった
最後レぜあんなので死んだの?
天使の悪魔の矢で寿命吸い取られた的な?
エンドロール最後まで見ると短いアニメが観られるので尿意我慢必須。
4dxバージョンを見たので最初の方に感想を書き足し星を3.5から5に変えました。
賛否、別れるところもありますが、私は
レゼさんに惚れました(笑)
こういう描写は好き嫌いが分かれる部分もあり、
観る方によっては、没入できないケースもあると思いますが、
私は、とても好きでした。
オープニングの頭わちゃわちゃの展開から、
エンディングの海中にいるような静かな雰囲気まで、構成もよかったです。
そして、毎回思うのは、米津玄師さんは天才だということ。
続編、是非作ってほしいです。コン。
バトルシーンは少し長いかなと感じました
初日の金曜日に鑑賞。平日にもかかわらず満員で、その週末の上映回(深夜以外)も既に座席少なく、人気の高さを感じました。女性の方もかなり多いようで意外でした。
リゼのバトルシーンに上映時間のうちのかなりの時間を使っていて、リゼがいかに強いかを表現するためとは理解できるものの、やや冗長かなと思いました。あれだけ強いのに、リゼの最後のシーンは何であんなにあっけなく終わってしまうのかということと、それまでのバトルシーンの長さとのバランスが取れていないと感じるためでしょうか。
原作コミック未読なので、原作にあたればわかることかもしれません。
とはいえ、見て良かった作品でした。
(2025年10月14日追記)
評価を★3.5から★4に変更します。
映画館で4回目を鑑賞したため。4回(以上)見に行こうと思わされる作品はあまりありませんので、敬意を表して変更します。入場者特典第2弾に釣られたというだけではなく、もう一度見てみようかと思ってしまう、何か中毒性を持つ作品であるように感じます。
それにしても、今回の鑑賞時(満席売り切れ)も、女性の観客の比率が多かったことには驚きです。購入した前方2列目の席から、上映直前暗くなる前に後ろを振り返って客席を見てみると、まだ席につけていない人がいるので正確とは言えないものの、明らかに半数超えているのがわかるくらいでした。
大変失礼ながら、主人公デンジくんの発言や行動的に、観客の男女比が8:2とか9:1くらいになるような、男子向け作品なのかと勝手に思っておりました。
期待値が高すぎた残念映画
IRIS OUTのPVみてあのテンポで見やすい演出の戦闘を見れると思って劇場に見に行ったら1000%後悔します。
スピード感や色遣いのセンスなどはかなりあってテンション上がる部分はあります。
特にビームの活躍を盛りに持ったことによるB級映画感を爆発させた点、爆弾の悪魔による爆発の色やエフェクト、台風の悪魔を倒した時の単行本の表紙の色遣いになる所は
まさにチェンソーマンに求めていた演出でした。ただし、そのプラスの点よりマイナスがデカすぎます。
大きなマイナス点として戦闘演出が雑過ぎて敵味方共に何やってるか分からない部分が多々あり、その状況を理解しようとしていたら展開がどんどん進むので緊迫感や緊張感が全然ありません。
しかもそのハイスピードの戦闘中に天使の悪魔とアキのやり取りとか入れてくるから戦闘の余韻やあれはどうだったのかを考える間をくれない為、余計に没入感の邪魔を加速させてきます。
また、戦闘中スローになる演出などを入れてくれるのはいいと思うのですが、結局全体として何やってるか分からないので、戦闘に没入できません。ここは致命的です。
やってることは手に汗握る攻防なんですが、なんか爆発しまくってチェンソーで台風の悪魔切りまくってビームが動き回ってるなぁ程度の感想しか持てない。
そして前半がとにかくつまらない。隣の人は寝てたし、トイレに行く人もいました。つまらないと感じたのは私だけではなかったです。
また、導入部分のアキの部屋で目覚めるデンジで物語が始まるんですが、線がガタガタで背景もぼやかしてるんですが、それを見て一気にテンションが下がりました。
劇場で見るクオリティの導入部分に達していません。
例えば現在上映中の鬼滅の刃は導入部分で実写か?と思わせる背景と綺麗な人物の線を見せてきて一気に物語に没入させてきますが、この作品は上記の理由から世界観に引き込まれません。
とにかくセンスあるPVとYouTubeでの評価が高すぎて期待値が高過ぎました。
あと個人的にセンスねぇなと思ったのは学校に来た暗殺者を処理する演出が大した抵抗もせず絞殺される事があっさりしすぎなこと、アキの異動前の先輩と副隊長が即落ち2コマレベルで瞬殺されたのはマジで意味不明でした。前半の眠気を誘う演出を減らしてでもここの部分をうまく調理すべきでしょ。
ビームの活躍を盛り盛りにしたんだから、このあたりの演出も盛ればいいのに。
そして言うまでもなく、OPとエンディングの曲はテンションぶちあがる神曲です。
それを映画館の音響で聞けただけで心の中のマキマさんがあれだけでチケット代の元取れたねとほほ笑んだのでお金の無駄とは思わなかったのが唯一の救いです。
後、パワーで始まりパワーで映画を閉める演出はとてもセンスがあり、パワーとデンジのコミカルなやり取りでラストを閉めるのはめちゃくちゃ良かった。
部分的に評価できる点は多い映画です。それだけに最も期待していた戦闘シーンの雑さと前半のテンポの悪さと間延び間のある演出が残念としか言えない映画です。
全232件中、121~140件目を表示
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