チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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なんたって彼はチェンソーマンになる男
男性本能の代弁者ことデンジ君が狂った世界で大奔走!
あえて例えるならドタバタ・ラブコメ・アクション映画…?
カオスな視点が原作者と映画監督によって見事にストーリー化されています
ただ内容が濃すぎて100分じゃ理解しきれない
つまりマンガからのファンにとって実に満足のいく映画がここにある
原作未読者はハデだけどありふれたお話だとミスリードされてそう
ここからはいろいろとネタバレ
レゼは最初こそ演技だったんだろう
一方でマキマさんはずっと…
改めてマキマはおそろしい存在だと映画で思い知らされた
デンジのことをミカンやバナナの皮ぐらいにしか思ってないのでは?
そんな奴に駆け落ち相手を奪われるデンジ
また早川アキがいい男すぎる
デンジやパワーを受け入れた時点で困った誰かを放っておけない性格だとわかるが
寿命を削ってまで天使の悪魔を助けるんかい
アキは出会った当初こそ辛口にデンジへ話しかけたが優しいゆえの厳しさだった
簡単に死んでほしくないからこそ弱くて死ぬぐらいなら去ってほしかったのだろう
まあそんなアキもいずれ未来の悪魔が言うような『最悪な死に方』をするのだが
冷静に物語を追うと絶望にしか向かってない最悪な世界のお話
なのにデンジの視点だとどこか希望に向かってるように感じる…
絶望的な場所で希望を追いかけられるなんてデンジはマジで主人公なんだと思う
まあなんたって彼はチェンソーマンになる男
何で生まれたのか何で生きてるのかその命に興味を持たれなかった男が
誰かの絶望を打ち砕きそしてヒーローとなる存在
今回のデンジはまだ少しチェンソーマンに届かなかった
そうなるようマキマに邪魔された
だからレゼのヒーローになれなかった
でもこれはチェンソーマン
絶望を食い破る地獄のヒーローはいつか全ての敵を食い散らかす
その活躍を見届ける物語
いうなれば折り返し地点でしかない今回の内容でこの面白さ
総集篇そしてレゼ編と続き今後の展開が非常に楽しみです
改めて『劇場版チェンソーマン レゼ編』を作っていただきありがとうございました
最高すぎる
今回のレゼ編が映画化されるというのを知り、チェンソーマンを読み始めました。
まずは主題歌が神でした。やはり新曲でオープニングを出してくる映画は神作で間違いない
そして圧巻の戦闘シーン、リゼvsデンジの街を破壊しながらの戦闘は映画ならではの迫力で最高でした。
途中ボム姿のレゼのパンツが穿いてたり脱いでたりであれ?って感じはありました(おそらく意図的なものと思われる)
レゼとデンジ
とにかくもう狂っている出てくるキャラクター1人1人の癖が強く、私はアニメ版はすべて鑑賞済みなので色んなキャラが出てきて嬉しかったです笑
音楽、戦闘シーン、作画共に満点でした。
戦闘シーンは特に何やってるのかわからんってシーンもありましたが、そこ含めてチェンソーマンという芸術ですね笑
レゼのあざとさ。可愛さ。それとボムのギャップがとても目立つようにされており、かっこいい。あと3回は行きます
本当は普通の人生を生きたかったレゼと普通じゃない人生を当たり前に生きるデンジ
レゼが心の中で一番望んでいたのはデンジと二人で逃げる事だったのだろうが、結局それは叶わず会う事すらできなかった。多くの人を殺した悪魔としては当然の最期だが、普通の人生を生きたかったソ連のモルモットという視点から見るとすごく悲惨で、色んな意味で救えない。
戦闘シーンは特に作画が良くてスピード感があり、つい見入ってしまった。とはいえすごく倫理観や道徳のない作品なのでキャラに感情移入しながら楽しむ人には向かない。
レゼもデンジも周囲にいた大人達や悪魔に人生を狂わされている点は同じだと思うが、性格の違いで似た人生でも大分見える景色の違う人生になっているような気がして、面白かった。
面白かった!
Netflixにて、総集編を視聴してから臨みました。
漫画は読みましたが、アニメでは少し世界観に入り込めず、途中でリタイア。
総集編はとても面白かったのですごく楽しみにしていました。結果、とっても面白かった!
米津玄師が歌うオープニングでがっちりと心を掴んで離さず、総集編の時にも思いましたが、画面の使い方が上手い。
戦いのシーンも見やすく、全体的に感情移入もしやすい構成でした。
漫画を読んでいる時に感じた疾走感をそのままに、
映像として美しく昇華されていてとても良かったです。
レゼは道を歩くカットが多かったのだけれど、
それはソ連の軍に入っていたという伏線だったのかもしれない。
最終的にレゼがマキマさん達に殺されてしまう時、彼女も政府のモルモットの1人だった、と聞かされた時、
すぐにデンジを殺さなかったのは、普通の女の子として、
恋愛ごっこのような戯れに興じたり、素敵なカフェでアルバイトをしてみたり、お勉強をしてみたり。
殺人兵器として育てられ感じることができなかった楽しみを、楽しみたかったからじゃないのかなと思いました。
何度も何度もデンジに逃げようと言っていたのは本心で、
16歳の男の子がデビルハンターとして働かされているのを自分と重ねていたからなんだろうなとも。
総集編の時にも思いましたが、なんだか切ない気持ちになりました。
個人的には、声優の花江夏樹さんが
私の知っている花江さんのお声ではなかったので驚きつつも、コミカルで愛らしいキャラクターを引き出していたのはさすがだなと思いました。
見てすぐには映像のきらめきや衝撃で心の機微を追いきれない部分があるのですが、少しずつ少しずつレゼの気持ちや葛藤が感じられる作品でした。
特典が変わったらまた見に行こうかな笑
もう少し映画のこと、レゼのことだけ考えていたいから。
まぁまぁ 次編にも期待
チェンソーマンは原作が★5なので、まぁ楽しんで観れる
1期と同じで作画や美術は良く、演出や音響は微妙 そして相変わらずチェンソーマン独特の間の取り方や表現の落とし込みに苦戦しているのを感じた
特に戦闘シーン 鬼滅みたいに必殺技を叫んだりする訳じゃないから見所が難しい 作画でおおっ、とはなるが、基本何してるか分からないし長引くとダレる(東京グールとかと同じ感じ) デンジの魅力も半減してしまうのが残念なところ。
ここまで大きくなってくれただけでも
原作既読。アニメ鑑賞済み。なんなら舞台も観てる。
このレぜ篇は原作でも印象に残るいいところ。
うまく映画でまとめてくれたと思う。ちゃんと面白かった。
ただMAPPAの他の作品でも思うんだがすごくいい動きがある反面、時間なかったのか?と感じる瞬間もある。わざとかもしれないが台風の悪魔と戦うあたりがいまいちどう動いてるのか分かりづらい箇所があった。まあそういう演出だと思うことにする。
前半でレゼと出会い夜の学校に忍び込んで一緒にプールに入って祭りに行ってからの戦闘開始。この前半のドラマがあるからこそチェンソーマンなんだが、あのあたりがちょっと長いしダレると思う人もいそうだとは思った。
例えば序盤のアキが市街地で悪魔を倒すくだりで一アクション入れてもいいと思ったけどおそらくその余裕もないのだと思う。なんかMAPPAは心配になるんだよな。スケジュール大丈夫だったのか?とか。
個人的にはそうそうそんな感じの話だった!と思い出すあたり。
口から出した花に喜ぶ女はいねえだろ!といういねえだろ!感がいいんだろうな。
デンジが俺の心はマキマさんに〜でも体が勝手に〜!と心の声を出しまくるあたりは観客はもっと笑っていいと思うんだが日比谷の観客は冷静で無反応だった。日比谷はどの映画でもそうなんだよな。
プールのところは原作で印象に残っていて。裸になるあたりはどうするのかと思ったら乳首は描きませんというスタイルだった。原作もそうだった気はする。プールに入るところはすごいなんか美しい感じの曲が流れていたがあんなイメージなんだ。原作の印象はもうちょっとあっさりしていた気がする。
花火と同時に舌を噛み切ると同時に戦闘開始になる緩急のつけ方は良かった。
ただ「俺に近づいてくる女がみんな俺を殺そうとする!」的な台詞をチェンソーマンになったデンジが車の上で叫ぶ場面。あそこは結構大事な台詞のはずだが、よりにもよってホルモンの曲の歌詞と被っており聞き取りづらかった。あれはダメだな。せっかくホルモンが気合い入れて作ってくれた曲なんだからもっと台詞がない箇所で使うほうが良かったと思う。
それ以外は良かったと思う。アクションもよくあれだけ動かしてくれた。サメになったビームをチェンソーのチェーンで操り飛ぶ戦い方はああいう動きだったんだな。
ラストのレゼがカフェにたどり着けないくだり。あの路地の感じ。ここも特に印象に残っていて、ちゃんと映像化してくれたと思う。天使の悪魔の印象が薄くてそういえばここのとどめ係だったなと思い出すくらいの自分の記憶力のなさ。ただ、ネズミの話をしながらレぜを追い詰めて行くマキマは原作通りのイメージだった。
エンドロールの宇多田ヒカルと米津の曲も合っていた。
映画館は前2列以外はほぼ埋まっており結構男女半々で。この題材でこれだけ客が入りしかも女性客も多いのはすげえなと思った。タツキは『チェンソーマン』の前の『ファイアパンチ』から読んでいるが結構クセが強い作風だったので、ここまで大きくなったことに感動。
どうしても現在進行形で歴史を塗り替えている超ヒットの『鬼滅の刃』と比べられてしまう運命にあるが、俺は『チェンソーマン』の初日にこれだけ客が入った光景を観れただけでも満足だよ。興行成績は20~30億行けばそれでいい。それ以上にMAPPAがちゃんと無理なく仕事続けて完結までアニメ化できるかのほうが重要…。でもそうなるとやっぱ売れれば売れるほどいいんだよな。どうかそれなりに売れて少なくとも1部完結までは無事にアニメ化されますように。
思ってたより1.5倍良かった
前半1時間は青春ラブコメ。私は原作は読んでいないので、まさか最後までラブコメで行き切る異色の作品になるかと思ったが、後半は予定通りのアクションの連続。若い男の子がキュンとくる藤本タツキの独自の世界観がミックスしたとてもいい作品でした。サメのデビルハンターは、ルックバックの最後のシーンに出てくるシャークマンを思い出させて、エモかった。
エロとグロと青春ラブコメの入った、藤本タツキしか描けないような世界観の映画でした。
今年1番の映画!!
チェンソーの心臓を狙うレゼとの恋の話。
•まず、OPが最高。米津ファンだからというのもあるとは思うがこの時点で釘付けになった!
•カフェや夜の学校、祭りでのレゼもめっちゃ可愛い!マキマ推しだったけど、デンジと同じで2人とも好きになってしまう。
•アクションシーンもすごい派手で、デンジとビームの笑い声は鳥肌がたった!
•レゼの声も予告を見た時は違和感があったけど、元々好きな声優でもあったからドキドキしてしまった。
•最後の終わり方も原作読んで知ってはいたけど、切ない。レゼが駆け足になるところとかが特に、、
•デンジが経験することは辛いことが多いけど、欲望に忠実に生きているのはすごい羨ましい、、
2025.09.23 IMAXで2回目の視聴!
•あまり間隔を空けずに見たが全然飽きがこなかった!
•IMAXとチェンソーマンの相性は最高!戦闘シーンで心臓がドキドキするのが分かるほど興奮した!
•1回目はレゼがとても魅力的に見えて目が離せなかったが、今回はビームがとても可愛く見えてしまった笑
•デンジに振り回されながら戦い、馬の鳴き声や地面に落ちた時の効果音は笑った!
「切ない恋物語」として本当に素晴らしかった
とにかくアクションがすごい。見ていて気持ちいい。
でも個人的には、この作品の一番の良さは、
派手なアクションを背景にした「切ない恋」の描かれ方だと思う。
それほどレゼは魅力的だったし、二人の恋物語がよかった。
最後にレゼはデンジに会おうとして、身を亡ぼす。
このときのレゼの行動は、そこまでの態度と矛盾している。
このシーンの直前で、レゼはデンジの好意を拒絶している。
「もうすこし賢くなったようがいいよ」
そう捨て台詞を吐いてデンジの元を去っている。
「まだ好きだ」と言うデンジに好意を感じていただろうけど、
デンジのことを思ってその場を去っているのだ。
だからそのときの態度と「デンジに会おうとする行動」は矛盾している。
でも、見ている私たちは、レゼの気持ちが痛いほどわかる気がする。
レゼの心は揺れているのだ。
非人間的な武器として育てられた彼女は「心の揺れ」を喪失していた。
合理性だけで行動していた彼女はマシーンだった。
けどデンジに出会って人間に戻った。
でも何がレゼを人間に戻したのだろうか。
それはきっと、デンジの「泳ぎを教えてくれたのは嘘じゃない」という言葉だろう。
レゼはずっと「自分は空っぽだ」と思っていたはずだ。
でも自分がやったことは、デンジにとって空っぽじゃなかった。
学校に行ったことが無いデンジにとって、貴重な「教えてもらった経験」なのだ。
デンジの中にいる自分は空っぽじゃない。
それをレゼは心から信じられたのだ。
デンジがその言葉を言うタイミングも絶妙だった。
あれだけひどい目にあったのに、自分のことを「まだ好き」という
バカすぎる発言に、レゼはあっけにとられていたはずだ。
そのときレゼの心に隙ができていた。
そこにデンジのあの言葉が爆弾のように投げ込まれたのだ。
「お前は空っぽじゃねー!」
それがレゼの心のなかの鎖を破壊した。
そして人間に戻ったのだろう。
そんなことを悶々と考えてしまうくらい、とても素敵なお話だった。
面白かったけど
原作が大好きです。
レゼがとても可愛く描かれており、レゼのことをグッと好きになる映画でした。
多くの方が注目する戦闘シーンもボムの強さがえげつなく描かれており素晴らしい。
ボンで爆発してどうやって勝つのか…。
声優さん(上田麗奈さん)もとてもよかったです。
気になったのは2点
①キャラクターの過剰な演出での強調
大きな声で顔芸が強調されるのに違和感を感じました。
②前半及び後半の戦闘シーンでのテンポの悪さ
丁寧に描くことを意識したのか、日常シーンでの展開に時間を使います。
特に前半部分はお話自体も淡々としており、
未視聴の方向けかもしれませんが退屈に感じました。
後半になるとレゼの正体、そして戦闘と盛り上がるのですが
その戦闘も緩急がなく続くので最後は長いと感じてしまいました。
映画という制約はあると思いますが、全体の尺を短くしてくれると
作品のテンポがまとまってよかったんじゃないかなあと思いました。
バトルアクションに振り切った怒涛の展開が楽しめる
TVシリーズで、姫野先輩が死んでしまったのは、本当に残念だった。そのキャラクターの魅力だけでなく、こらから展開されるであろう、デンジ、マキマ、アキとの四角関係の行方が楽しみだったからである。
ただ、その一方で、これは、「ラブコメ要素を排除して、ハードなバトルアクションに徹する」という、作者の決意表明なのではないかとも考えた。
案の定、この「レゼ篇」では、序盤こそ、マキマとレゼという2人の恋愛対象の間で、悶々と悩み苦しむデンジの姿が描かれるものの、比較的早くにレゼの正体が明らかになってからは、怒涛のバトルアクションを存分に楽しめるようになっている。
特に、躍動感に溢れた作画によって作り出されたアクションシーンの迫力は素晴らしく、その目まぐるしさとも相まって、何度でも見返したくなるような魅力を放っている。
TVシリーズでは、あまりスポットが当たらなかった特異4課の人外たちの出番が多いのも嬉しいし、特に、何故かデンジに忠誠を尽くす「サメの魔人」のキャラクターや、その活躍ぶりも面白い。
あれだけの難敵だったレゼを、一瞬で葬り去ってしまうマキマや「天使の悪魔」の底知れない強さや、そこから感じられる不気味さも、うまく表現されていたと思う。
ストーリーの面でも、序盤に、「自分には心がないのではないか?」と悩んでいたデンジが、ラストで、レゼを逃がすことによって、自らその答えを出したのだとも感じられて、単なる色欲狂いだったデンジの成長物語として、心に響くものがあった。
ただし、せっかくの劇場版なのに、「銃の悪魔」を倒すというメインのストーリーに、ほとんど進展が見られなかったところには、少なからず不満が残った。これは、原作に忠実に作っているので、致し方ないことなのかもしれないが、それでも、これまでに提示されてきた悪魔側や公安側の「謎」の答を、もう少し解き明かしてくれても良かったのではないかと思えるのである。
深く刻み込んでくる100分
本編でもレゼ編が一番好きまである、アニメ化したときどうかここだけでも映画になんて思ってたらほんとに映画化…感謝したりない…
原作全体で考えると本作100分の中でほとんどの出番を占める事になるレゼ、描写を付け加えるにも限界がある中でとにかく彼女の魅力をこれでもかと詰めている…上田麗奈の声が宿り原作で既に魅了され焼かれたレゼに改めて魅了され焼かれた、やっぱり声優って素晴らしいですね…
この映画内ならレゼの魅力を引き出せていればほぼ外さないといった所なのに戦闘がまさにド級の見応え!!
ドラマでもなんでも劇場版になると爆発させがちなんてよくある話だけどこれは規模が違う、映画館内爆音鳴りっぱなしの揺れっぱなし…チェンソーマンならではの戦闘がバッチリと興奮させてくれる事間違いなし!
そしてもう一つ言いたい!エンディングがあまりにいい!
ワルツ調まじりなバラードに二人の心情をゆっくり歌うed…この作品の締め括りにあまりに適した曲でもう胸が苦しくなる…直前のラストシーンで刻まれた跡を一層深い物にしてきたなと、泣いちゃうよそりゃ…
あれやこれやと良い所が多すぎてまとまりがないけどこんなにハイレベルなものを作ってくれてアニメ制作会社、声優、米津玄師や宇多田ヒカル、携わった人に感謝しかないですわ…
タイトルなし(ネタバレ)
レゼ篇は、漫画チェンソーマンの中で、儚くも美しく好きなお話しです。放課後、プール、花火大会など、学生時代の思い出を想起させるような体験がありますが、実際は2人とも得られなかった幸せということなど、まるで一つの映画を観ているかのような完結した物語でした。はじめてお互いに出会った、二度と出会うことが無いであろう同じような境遇を持った者同士が引き裂かれてしまう。それは、チェンソーマンがクライマックスに向かっていくなかの、一つのくさびとして作品全体の中でも活きていく、これ以上は無いインタールードだと思う。それが今映画館のスクリーンで見られるとは。
恋と爆弾とシャークネード
私は原作が大好きです。
賛否あったアニメ版も大好きです。
原作の雰囲気がある総集編も大好きです。
藤本タツキ先生と同じく映画が大好きだからでしょうか?
チェンソーマンには文学的な美しさを常に感じていました。
その中でもレゼ編はその極致。
MAPPAの映像表現と相まって美しくも切ない作品となっていました。
とにかく印象に残り皆様にお伝えしたい部分を拙い文章ではありますがレビューしたいと思います。
【日常から始まる物語】
直近で総集編もありましたがTVアニメ版から久しぶりにデンジ達と再開出来て嬉しい。
米津玄師の主題歌をバックに自宅から出勤する日常シーンが尊い。
やはり第一部はこの三人があってこそ。
【パワーちゃん離脱】
このレゼ編、パワーちゃんがいたら崩壊するので出番は序盤とラストのみ。
短いながらも可愛い。
【マキマさんとの映画デート】
第一部ラストにも繫がる重要なシーン。
映画好きなら共感出来る二人の会話にニヤニヤ。
マキマさんとの完全なる決別となった「つまらない映画はいらない」発言。
デンジにとっては「つまらない映画」にも意味がある。
勿論、私達にとってもそうだ。
【レゼ】
超絶可愛い。そして妖しい。
上田麗奈さんの演技が凄まじくレゼの妖麗さが際立つ。
ジェーンは教会で眠ったは鳥肌が立ちました。
この作品はモルモットとして生きたレゼにとっても最初で最後の青春でもある。
【アキと天使の悪魔】
やっぱりこの二人のバディも好き。
寿命を削ってでも手を伸ばし、天使を救うシーンは熱い。
【ビーム】
今作のMVPと言ってもいいパワーちゃん不在の中で輝く癒しキャラ。
このアホっぽい言動が可愛い。
【コベニと暴力の悪魔】
数少ない真面な悪魔。
この後にあるコベニちゃんとの絡みを早く見たい。
コベニちゃんの迫真の「ごめんなさい!」が堪らん。
【圧巻の戦闘シーン】
やはり台風の悪魔と爆弾の悪魔はスクリーン映えする。
MAPPAによる荒々しくも独自の映像表現が遺憾なく発揮されている。
特に爆弾の悪魔の攻撃・移動演出は圧巻で空間を縦横無尽に利用した戦いは素晴らしい。
【台風の悪魔戦】
チェーンを使えの件は笑いました。
緊張感ある中でもやはりデンジとビームのやり取りが良い緩衝材となって楽しい。
スパイダーマン、シャークネードオマージュが笑える。
edge of Chainsawが流れた時は激アツ!
【爆弾の悪魔戦】
上でも書いたように爆発の演出が格好良い。
足をミサイルにして叩き込んだり、絨毯爆撃がいちいち格好良く観ていて飽きない。
最後の埠頭でのチェンソーマンの戦術が熱い!
【田舎の鼠と都会の鼠】
最後のマキマさんが言うように立ち位置が変われば、田舎の鼠だって安全ではない。
都会の鼠もそうだ。
電話ボックス近辺にいた猫もニャーコも鼠は襲わず、穏やかに生きている。
どんな環境でも隣に誰がいるかが重要なんだと思う。
【デンジとレゼ】
二人にとって短いながらも美しくも切ない青春。
夜の学校、夏祭りは泣きました。
当たり前の生活を送っていると最低限の教養が与えられる。
そして気が付けばデンジのような性への素朴な疑問を低俗に見下す大人になっている。
デンジの考えは教養が無いからではなく、人間として当たり前な本質を語っているだけ。
適切な言い方ではないけどその人間性は純粋。
レゼはその純粋を演じている。
だからこそ二人に似ていると思う。
ifが無いからこそレゼ編は最高のエピソードではあるが、デンジと一緒に幸せに生きるルートも観たい。
【総評】
最高の劇場版でした。
文句の点けようがありません。
アニメは文学的表現との親和性が良いと思っておりますが、私個人としてはチェンソーマンは正に文学だと思ってます。
その反面、悪魔とチェンソー要素は映画好きなら分かるホラーの象徴でもあり(良い意味で)お馬鹿な内面もあります。
あらゆる要素がごちゃ混ぜカオスな作品...それがチェンソーマンなのです。
このレゼ編を劇場版として制作してくれたMAPPAに感謝しかありません。
素晴らしい映画をありがとうございました。
最後に...
エンドロール後、分かってはいたけどパワーちゃんがやって来て観客をホッコリさせてくれてありがとう。
ここまで余韻の残る映画は久しぶりかも
原作完読済。
結末や展開こそわかっていたものの、鬼滅同様の神作画、神演出で最高以外の言葉が見つからなかった。
勿論戦闘シーンも厳つすぎて何十回見ても飽きないクオリティだったが、特に胸が高鳴ったのは音楽かな。
元々米津玄師さんの「IRIS OUT」は何回も聴いていてこれまた神曲だなーと思っていて、こんないい曲をOPで使っちゃうんだ!と思ってちょっと不安になった自分を殴りたい。
マキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」の2番が劇場で聴けると聞きワクワクしていたが、その期待を高く高く飛び越えてきた。
良過ぎる、、、、。
これは劇場で聴くべき神曲だ。。。
EDの米津玄師×宇多田ヒカルと、聞いただけで胸が踊る最強タッグの「JANE DOE」が、何より本当に本当に良かった、、、!
まるで初めてドラマ「アンナチュラル」を見てEDで「lemon」を聴いた時のような感動と物悲しさを感じた。
こんなにド派手でジェットコースタームービーなのに、終わった時悲しくて泣きそうになってしまった。
それは勿論レゼの事、そしてこの先の展開を知ってるからこその悲しさだったが、この「JANE DOE」による感動の増幅によるものでもあっただろうな、と。
早くもう一度聴きたくてしょうがない。
帰り道に聴きたかったのに、、、。
早期来場者特典が欲しかったから公開日に来たけど、帰りに「JANE DOE」が聴けないならサブスク解禁されてから見に来ればよかったかな、と思う程。
とにかく、アニメよりもっと原作に寄せた作画+MAPPAの底力を見せて貰えた気がして、これは米津さんもMVに起用したくなるのも無理はない。
次が早くみたい!と言いたいところだけど、正直見たくない。
レゼ編でもこんな悲しい気持ちになったのに、この先耐えられる気がしない。
勉強不足故に知らなかったレゼを演じていらっしゃった「上田麗奈」さんの演技を恐らく初めて見たが、凄いな。
NEXT花澤香菜なんじゃないかとさえ思える。
視聴者は全員レゼの魅力に取り憑かれることだろう。
原作でもあんなに魅力的だったのに、アニメになるとここまで魅力が最大化されるものか。。。
YouTubeかTikTokで語ろうかな、とも思っておりますのでその際は「桜楓」という名前でよかったら探してみてください。
無かったらまだ作れていないか、作らなかったと思ってください笑
チェンソーマン最高!!!!
ビッカビカの戦闘描写
原作最新話まで読んでみてる
OPのアイリスアウトからテン上げやったね
前半の恋愛パート絵が綺麗だなー
早く終われーって思ってからが本番
綺麗に作ったものを血と暴力で全部ぶっ壊してくれる爽快感がたまらん
ホルモンの70%解禁Mがカッコ良すぎる
レゼの戦闘が全部かっこいいんよな
爆発の光の演出は映画館で見た甲斐あったなー
途中のビームの跳ねる音がコミカルなのも息継ぎのタイミングになってありがたかった
で、ラストしんどいよねー
その後のEDが相も変わらず天才だった。
悲劇で終わるものと3拍子の親和性ってなんなんやろう。
体力つかったー!!!
85/400
タイトルなし(ネタバレ)
レゼがめっちゃ可愛かったです。あんな彼女とデートできるデンジは幸せですし、私もレゼと一緒にプールに入りたいなーなんてw
レゼはモルモットですが、デンジと出会ってこんな面白い男の子いるんだ!ってなったと思います。レゼは演技と言っていましたが、やっぱりデンジに惹かれてた部分はあると思います。裸でプールに入ったし殺し合いのバトルもしたんですから。絆は深まってると思います。
レゼの最期の言葉「私もね学校いったことないんだ」は心にきました。
後は天使の悪魔とアキが良かったですね。天使の悪魔の声が良いですし、命削られると分かっていながらアキが抱き締めてるのが良かったです。
個人的にはレゼの乳首をうっすらといいので描いてもよかったですね。デンジが乳首見えたーとか言ってるけど、私たちには見えていないので…書いてもギリPG12でいけるはずです。
ボムが爆発させる時のカチッみたいな音とポーズも良かったです。
エンディングで米津玄師は分かったけどもう一人の女の人は誰だろうと思っていました。近視なので映画のエンドロールがぼやけて分かりませんでした。後から確認したら宇多田ヒカルでびっくり( ゚Д゚)
パワーは戦闘には参加せず、コベニちゃんは命乞い土下座だけしか見せ場なかったですねw
そしてここからは不満なことを書きます。
まず私は人より体が弱いので、鬼滅の刃の時は大丈夫だったんですけど、台風とデンジが戦ってるシーンで神経が過敏になって気持ち悪くなってしまいました。なんとか絶えましたが。刺激が強めの映画なのかなーと思います。爆発が多いので。後単純に台風のキャラデザと声が好きじゃないです。
後はあんなに大怪獣バトルをしたのに、カフェの前の路地裏でデンジと天使の悪魔にあっけなく殺されたのは、マキマが強いという証明でしょうけど、えっそんな簡単に?と思ってしまいました。死なないでほしかった。でも死なないと死なないんだってなるんですよね。
映画を見てる時にこれは4DXで見るべき映画だと思いました。
私は映画館で映画を年1本見たら多い方なんですけど、鬼滅とチェンソーマンのお陰で今年は2本観れましたね。
見始め⭐︎3くらいからの急加速の⭐︎4.5
原作一部読破。
アニメ全話+総集編鑑賞済み。
鬼滅の刃もだけど日本アニメが
良作揃いなのは素直に嬉しい
全てのアニメのクリエイター陣に
感謝しかない。
感想なんて
チェンソーマンに必要か。
ていうくらいに血みどろと鮫と音に
頭を殴られ続け
良い意味で頭をからっぽにして
拝見できました。
監督が変わって、チェンソーマン
の原作の良さが戻ってきた!
最初のアニメシリーズでがっかりした
方々は見て損はないです。
鬼滅の刃の重厚感は大好きだけど、
チェンソーマンの、命の軽さととめどない
高速感も大好物で終始ニヤニヤしてしまう。
台風の悪魔が漫画で見た時より印象深くて
あのデザインと声優さんの
イメージがはまって『これぞチェンソーマン』と
感極まってました。
ただ、初見でレぜ編を見るより、
総集編だけでも目を通した方が面白い
のは間違いないので時間があれば
見ておく事をお勧めします。
鮫、血みどろがクローズアップされがちだが、
バトルの後の波際に3人がならんでいたのは
こう、心地よい空気感があって
緩急も素晴らしかった。
チェンソーマンの魅力は
ハチャメチャな血みどろバトルと
その後のなんとも言えない一時の
静けさにあると思っていて、
狂う時はガンガンせめて
その後の情緒ある日本映画ぽさは
なんともいえず惹かれる。
(最初のアニメシリーズは日本映画ぽさに
振り切れすぎて残念だったが)
今回は本当に素晴らしい映像化でした。
細かい批評は必要ないですね。
デンジと同じで魅力的だと丸裸になってしまう
ものです。
わっほー!たのしー!!
て気づいたら終盤で、物悲しさと
なんとも言えない恐怖を感じ終幕する。
パワーちゃんがop、edで
最高の味付けしてくれたなと思ってます。
スタッフロールの途中で帰ったら勿体無いですよ
全147件中、121~140件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。