「4DX、なおのこと楽しかった」チェンソーマン レゼ篇 井もさんの映画レビュー(感想・評価)
4DX、なおのこと楽しかった
4DXで鑑賞。平日に行ったのですが、劇場の人出が割とあって、10代が目立ちました。
皆のお気に入りオープニング、オシャレだしハマる音楽!このレベルの楽曲を毎月(毎週?)生み出す米津玄師どうかしてる。
雨の描写ではしっかりミスト演出が活きてました。台風の悪魔のシーンは涼しいを越して寒いくらい!座席もグワングワンしてやっぱりアトラクション!爆弾の悪魔との戦闘で「アハハハハ」となるシーンでは観客も笑いたくなるレベル。原作は流し見してしまった戦闘シーンが、映像化するとこうなるのかと驚きです。目まぐるし過ぎて目がチカチカしますが、4DXだとアミューズメントパークの乗り物感覚で最高です。
導火線や爆発を利用した空間移動、花火との連動という、兵器キャラクターの動きが凄くて、アニメーターの気合いを感じます。
レゼの脱衣とかデンジ視点の下着姿女性陣とか、アキの先輩が瞬殺される血みどろな作品ですが、年齢制限が甘めで心配。けれど気合い入った作画と演技とで面白い。「いた!悪魔いた!」がめちゃくちゃシュールなセリフなのですが、緊迫感がありました!
最早ストーリーよりも没入と体感の感想がメインになりましたが、二次元のコミックが、ここまで空間的になるんだと感動します。
パワーや天使の悪魔の見せ場がレゼ編ではイマイチ分からないのはもどかしいですね。銃の悪魔編とかも劇場版になると良いな。
アニメから一貫して、写実的(?)な作画が綺麗ですね。デンジの演技力が上がっていて良いです。
エンドロールでもフラッシュ(4DXの演出)が使われるのはなんか珍しいと感じました。
藤本タツキの描くヒロイン像は、なんかああいう感じなんだなあ笑
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