「IRIS OUT神」チェンソーマン レゼ篇 ぽよのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
IRIS OUT神
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IRIS OUT 最高すぎた。
冒頭の歌とポチタのダンスだけで、もう「来たかいあった!」と心の底から思えた。1日中映画を観ずとも、これ一本で十分に名作に出会えたといえる。
バトルシーンの迫力も圧巻。レゼの爆弾の引き金を引く音、爆発のリズムとともに流れる映像のダイナミズム。
漫画では想像しづらかった動きが、スクリーンで息づいていた。
けれどやっぱり胸を締めつけるのは、レゼの運命。モルモットとして飼われ、こき使われ、戦いを終えて逃げると決めたが、それでも希望を見出してデンジに会いに行こうとする。なのにマキマにトドメをさされる。その瞬間の苦しさが忘れられない。
夜のプールで笑い合い、ぶつかり、戦い、最後は海に沈んでいく二人。レゼはきっとデンジに自分を重ねていたのだと思う。「16歳なのに学校行かないのおかしいよ!」と語る彼女の言葉には、“普通の人生を生きたかった”という祈りが込められていたのだろう。
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