「チェンソーマンらしさが遺憾無く発揮されていました」チェンソーマン レゼ篇 ジュンヤさんの映画レビュー(感想・評価)
チェンソーマンらしさが遺憾無く発揮されていました
原作はコミックで読んでいて、このレゼ編は作中で3本指に入るくらいの印象的な回でした。
レゼとの恋愛パートから、突然の戦闘パートに切り替わるあの間が完璧に再現されていて、
結果を知っていても鳥肌が立ちました。
戦闘の流れもテンポ良く、圧倒的な能力のレゼと、不格好だけどやたらしぶといチェンソーマンの個性が良く出ていた。ビームの声と雰囲気も良かったですね。
改めて映像でチェンソーマンを観ていると、この作品は基本的に強敵はいつもハニートラップを仕掛けているなと思う。
デンジの方も警戒はしているけど、結局は本能に負けてピンチに陥ってしまう。
その中で本音に気づいて、それを認めて、吹っ切れることで戦うパワーを得ている。
敵の方も悪魔だから結局は戦うわけで、その準備段階で仲良くする過程も演技なんだけど、全部が全部演技というわけじゃないよってのを、チラホラと匂わせてるのがイイ。
殺意と愛情がこんがらがったまま戦う場面がチェンソーマンの醍醐味だなと。
今作がヒットすれば、間違いなくマキマ編もやるだろうから、どんなすごい(恐ろしい)作品になるのか今からワクワクしながら待ってます。
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