シークレット・キングダム　ピーターの奇妙な冒険

全体としては子供向けの冒険映画
謎解き要素は少ないが
ＣＧもそこそこ綺麗。

違和感があるのは、登場するキャラクター
アルマジロが地下の住人の主役って、どういう地下世界なのだろう。
しかも アルマジロ以外に出てくるキャラクターは 癖が強過ぎる。

しかし最大の違和感は、パンズ・ラビリンス を思わせるオチ。
この世界観は、ダークファンタジーそのもの
少なくとも小さい子供向けではなさそう。

子供たちが活躍する、ありがちな冒険アドベンチャーです。VFXの技術も洗練され、アルマジロのクリーチャーがよくできていて、大活躍します。グーニーズの如く、なぞなぞっぽい謎解きで冒険が進みます。なかなか楽しめるストーリーなのですが、エンディングで？あれっ、と意味不明な展開に笑笑。現実世界のストーリーをないがしろにし過ぎる感は否めません。

ピーターとベリティの幼い兄妹の家族が引っ越してきたのは田舎の古民家、ある夜、床が崩れ二人の乗ったベッドが地下に落下、タイトルどおり奇妙な冒険の旅が始まります・・。二人は地底人のセンザンコウや二首の亀の案内で従順なドラゴンに乗って古代王の木箱、ピースを集めて謎解き、どうやら冒険の完結は古い大時計の再稼働らしい・・。
奇妙な生き物と子供しか出てきませんから王道の子供向け冒険んファンタジー風、物語は何のことやら不可解ですが何が起きるか分からないので面白く鑑賞。ただ、ラストのシーンではピーターがベッドから起き上がり父に話をしていますが、どうも観た夢のようで、なんだこりゃー子供の観た夢の話だったのかい？と唖然・・。

アリスを彷彿させられた作品
謎解きというよりも言葉遊び
自分自身との戦いの物語
嫌いじゃない世界観とストーリーだったよ。

妹が神出鬼没だなと思ってたら
まぁ、そういうことだった。
そこは悲しかったけれど、最後は女王様になって
楽しそうに暮らしてた^^
ピーターは過去を乗り越えることが出来て
お父さんとお母さんに笑顔が戻って良かったなと思ったよ