「スポーツ実話より家族の交流ドラマ」アイアンクロー 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
スポーツ実話より家族の交流ドラマ
スポーツ物にハズレなし、実話にハズレなし、なのでスポーツ実話は絶対保証付きと思って出かけましたが、スポーツアクションは抑えめでスターレスラーだった父と男ばかり四人息子の交流を地道に描いた家族ドラマです。
ドラマチックではありますがケレンを排除して淡々と各人の人間描写を丁寧に描いた秀作です。
格別のプロレスファンではありませんが、フリッツ・ヴォン・エリックといえばファンク兄弟やスタン・ハンセン、ブッチャー、タイガー・ジェット・シンより少し前の、馬場と猪木がタッグだった頃、キラー・コワルスキー、フレッド・ブラッシー、ボボ・ブラジル、ヘイスタック・カルホーン、ブルーノ・サンマルチノ、ザ・デストロイヤー、ヴァン・ガーニアなどが活躍していた時代、即ちタイガーマスクが連載していた時代のスーパースターなので実に懐かしかった。
コメントする