ホビッツベイ

劇場公開日:

解説

恐ろしい秘密が眠る廃墟に足を踏み入れた家族の運命を描いたホラー。

1978年、オレゴン州。ベンとジュールズの夫妻は、他界したばかりのベンの母から海岸沿いの廃墟を相続する。今までその家の存在すら知らなかった夫妻は、戸惑いながらも7歳の娘レイアと愛犬を連れて現地を訪れる。40年間放置されたままだったその家は、入り江をのぞむ美しい景観の中で不気味にそびえ立っていた。きれいな水を家に供給するため貯水タンクを修理しに向かったベンは、長い間閉ざされていた栓を開けたことで、そこに眠っていた“ある生き物”を解き放ってしまう。

ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2024」上映作品。

2023年製作/99分/ニュージーランド
原題または英題:The Tank
配給:「ホビッツベイ」上映委員会
劇場公開日:2024年2月23日

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映画レビュー

3.0ベタ中のベタ。やはり母は強し。

2024年4月24日
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家族三人の元に無き母が遺した土地の話が舞い込み、家計が苦しいものの何とか前向きに生きる彼らは現地へ飼い犬を連れて赴く事にする。そこの生活用水様に掘ったらしい大型のタンクの元栓を開けたところ、何やら不気味なバケモノが襲来し…というストーリー。
何度も飼い犬にピンチが訪れるのだが、しれっと生還する犬には脱帽である。99分の中で物語が動くのが開始一時間程度してからになるため、とにかくバケモノの襲撃シーンが見たい観客からするとやや退屈かもしれない。それでも子を持つ親としての責任や、過去うっすらと残る母の面影や思い出から膨れるストーリー展開など、意外としっかりと側を固めている様に思える。 だが何十年も放置された家に行くのは良いが、果たしてそこに宿泊するだろうか。家の傷み、汚れ、虫の増殖が予想される家で寝て食ってはなかなか理解に苦しむ。

何故、どこから、どの様に、という部分には触れず、一部の憶測から来る情報のみであり、ワンシチュエーションで得体の知れない不気味さが募るそれなりに見応えのある完成度だった。
グロさは控えめだが、家族三人+タフな飼い犬以外の登場人物がほとんどおらず、その時点で死亡フラグが立ってしまうというデメリットもあるが、不気味さや恐怖感はその辺のモンスター・ホラーよりは際立っているだろう。

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Mina

2.0恐竜は両生類じゃありません

2024年2月25日
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怖い

興奮

1978年、最近亡くなった夫の母親が所有していた32年間放置された家を訪れた家族に不穏な事態に陥る話。

オークランドで暮らす夫婦のもとに、母親の弁護士の知人がやって来て、オレゴン州の海辺ホビッツベイに母親が所有する土地と家があると告げて巻き起こっていくストーリー。

早速家族3人+犬でお出かけし、森を抜け蔦に覆われた家を見つけるけれど、人が住まずに32年じゃ朽ちまくりじゃないんですか?蔦以外普通なんですが…というか、普通にそこで過ごすつもりで来たんですか?しかもその水使う気ですか?そんなアホな。

その森には野生の動物はいないのか?襲われたって言っているのに保安官は油断し過ぎだし、そこから急に迫りまくりだし、娘だけ何故か無傷だし、確かに不穏なものに襲われる恐怖的なものはあったけれど、何だかしっくり来なかった。

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Bacchus

3.0そこは娘じゃなくて"車"なのね。

2024年2月24日
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怖い

他界した母が謎の土地を持っていたことを知り、家族で向かったベン。しかしそこには恐ろしい化け物が潜んでおり…といった物語。

ダークファンタジーでソフトホラー(⁉)な作品。

廃墟に謎の地下に…と、シチュエーション的にはワタクシの好み。ってか廃墟を1日でそれなりに住めるようにしちゃうこの夫婦凄ない?

そんなこんなで、終始不穏な空気からいよいよ事件が発生し…。

全体的に面白かったですが、事が動き出すまではイマイチテンポが良くないですね。

そして途中までは、実はお爺さんが未だに…的なサスペンス展開を予想してましたが、ちゃんとそれらしいのが出てきましたね(笑)某音出し禁止スリラーにも出演してました?

んで、終盤はもうアーチーが心配で心配でたまらなかった(笑)何回もフラグが立ったように思ったがw

全体を通し、色々としっかり説明してよ!と思ったけど、冒頭の話を思い出すと核反対どうのこうのだったから、ゴ〇〇的なものなのかな?

そして93年のくだりは何だったのか?何かのヒントとかになってたのかな?

シチュエーションは好みだし、特に退屈な場面もなかったけど、これといって印象に残ったシーンもなかったかな…。

中々面白かっただけに、少し惜しい感じかも。

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MAR